2024年10月18日

秋の新アニメ2024 その16 来世は他人がいい

秋の新アニメ2024、16回目は講談社から刊行されている月刊マンガ雑誌である月刊アフタヌーンで連載中の「来世は他人がいい」です。
連載中と書いていますけど、現在休載中らしい。体調不良ではないと本人は述べているので、ホントの諸事情なんでしょうね。扱っているネタの関係なのか、はたまた別の問題なのか、憶測で語ってはいけないですけど、早いこと連載を再開してほしいとファンは願うばかりでしょうな。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、大阪に住んでいる極道の家に生まれた女子。彼女は、祖父から自分の知り合いの孫を婚約者に据えると勝手に言い出されてしまう

婚約者の住む東京で高校生活を送ることになったものの、すぐに婚約者には飽きられ、ゲスイ本性を曝け出されたばかりでなく、クラスから浮いた存在にもなっていたのでいじめに遭い、彼女の心はボロボロになってしまった。
大阪に帰りたいと祖父に愚痴った彼女に祖父は意外な言葉を掛けたのだった。



というふう。


初回は、主人公である極道の娘と婚約者である婚約者の男がメインなんですけど、まぁ婚約者の男がゲスい人間として常軌を逸している部分があって、自分の存在を脅かす奴や気に入らない奴には本当に容赦ないんですね。血が噴き出していようが意識を失っていようが、容赦なく殴って殴って殴り倒してしまうほどで、あまりに酷いと主人公が止めに入るレベルなのよね。主人公も極道の絡みなので、ある意味すごみはあるんですけど、やはり女の子なんだなという精神的な弱さ・脆さも出ていて、普通の子っぽい面も見られました
ただ、ヤクザの常識を知らないとわかりにくいないしは共感できない部分が多過ぎる祖父から「1年かけて惚れさせるだけ惚れさせて、容赦なく捨てて帰ってくればいい」という言葉を聞いてやったのが、臓器売買(でカネを作る)ってクラスメイトにタンカ切るって、それは覚悟なのか・・・(汗)。まぁ、ヤクザの世界は、落とし前で指を落とすとか独特なものがあるので、一般人の常識は通じんのですな・・・。


ということで、かなり人を選ぶ作品に仕上がっているので、極道に詳しい人なら面白いのかもしれないですけど、そうじゃない人には学園(高校)生活で繰り広げられる非常識なやり取りのオンパレードとなっているので、面白いとは思えない(汗)。この手の作品は、苦手な部類なので、見るんじゃなかったと後悔しております。
あと個人的に苦手なのが作画で、あのタッチも苦手です。ヘタウマという言い方になるのかもしれませんけど、やっぱり合わないなぁ・・・。


・・・うん、この作品のタイトル通りの評価にしておこうというのが結論です(ギャハ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む

Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)

2023年04月02日

春の新アニメ2023 その1 天国大魔境

4月の頭から、春の新アニメがスタートしました。いきなりな感があって、結構早いなという印象なんですけど、こんな時期もあったよなとも思いながら、見ております。ちなみに、4/1は土曜日だったので、見る本数が多いから早いなという印象なんでしょうけど、まだ冬アニメも終わってないのよね(苦笑)。
そんな中で始まった春の新アニメ2023、最初の作品は講談社から刊行されている月刊マンガ雑誌である月刊アフタヌーンで連載している「天国大魔境」です。
急に決まった・・・というわけではないのですが、見るのは急に決めたので、事前情報は全く無いです。文明崩壊後の世界ということですが・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


未曾有の大災害により文明が崩壊して15年、日本には人食いと称する異形の化け物が襲来し、彼らに怯えながら、生きている設備を駆使して細々と暮らしていた

そんな中、謎の施設では、そこで暮らす女子に「外の外に暮らしたいか」という謎の文をタブレットから流し動揺を誘い、一方では、東京からやって来た便利屋と『天国』に連れて行き、その子と似た子に会わせてほしいという依頼で護衛されている少年とが、『天国』を探す旅に出ていた



というふう。


初回から、この作品は謎の施設と『天国』を探す1組との二元構成で話が進められており、少々わかりにくくなってしまっていたのが難点だったかなと。ただ、あくまでメインは後者の方なので、2人のことはよくわかりましたね。便利屋と共に文明崩壊後でありながらも、それなりの教養を持っていたこと・少年の出自はわかっていないこと・かなり先進的な銃を便利屋は持っていること(ただし使い勝手は悪い)など。一方で少しずつですけど、施設の内容もわかり、何人か同じ境遇の人達が集まっている・何かしらの特殊能力を持っている(らしい)・外の世界は地獄などがわかってきましたね。

ただ、まだまだ情報不足。特に最後に出てきた人食いの情報は全くと言っていいほど出てこないので、施設の面も含め、今後の状況次第で面白くも小難しい作品になるとも言えますね。現状は、期待の持てそうな展開になっております。ただし、作品冒頭でもテロップで出ますが、グロ注意(第1話は大したことは無かったけど(苦笑))


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2020年04月09日

春の新アニメ2020 その4 波よ聞いてくれ

春の新アニメ2020、4回目は講談社の月刊マンガ雑誌である月刊アフタヌーンで連載しているマンガが原作の「波よ聞いてくれ」です。
基本的に事前情報をあまり入れないようにしていることが多いのですけど、つい最近Yahoo!で1巻全部を無料で読めるということで、ついつい読んでしまったのですわ。そうしたら一気読みしてしまいましたよ(汗)。それだけ面白い作品だと思いましたよ。そう思う部分は、この後紹介(爆)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は札幌のスープカレー屋で給仕をしている女性。ある時、泥酔している状態で偶然出会った放送局の男性に自分の失恋話を愚痴っていた

ところが数日後、自分の愚痴がラジオから流れてきた。隠し録りをされていたのだ。
とんだ醜態を晒してしまった彼女は、それを止めるために彼のいるラジオ局に乗り込んでいく。しかし、彼の口車に乗せられて、彼女はスタジオでアドリブトークを振られることになるのだった。そして、それがきっかけで冠番組まで持つことになるのだった・・・。



というふう。


まぁ、この作品はラジオ局でしゃべる女性の話・・・というふうよりも、彼女の恋愛模様を描いた作品なんだろうと思います。ラジオ云々はエッセンスなんですよ。でも、そこにもちゃんとゴールがあるんだろうと思いますけどね。
とにかく言えるのは、彼女のロック・・・いや下手をしたらヘビーメタルな性格(笑)が遺憾なく発揮されているんです。先述のラジオ局に乗り込むのも、速攻で行ってましたからね。かなりのドリフト利かせて(ニヤニヤ)。そして口から先に生まれてきたような、立て板に水なしゃべりもまたクール。とにかく主人公がカッコいい。惚れるわ(ニヤニヤ)。
あと、冒頭(爆)。マンガではBパートあたりで始まる彼女の愚痴からスタートするんですが、アニメでは自分の冠番組を持ったところからのスタート(マンガでの冒頭は回想録っぽくなっている)になっていますね。こうすることで、彼女の性格がさらに際立っていいと思います。っていうか、何でクマと戦ってんねん(ギャハ)!ということで、始まって数分も経たずにタイトル回収(爆)。彼女の冠番組の名前だったんですね・・・。


正直なところ、斜陽に拍車の掛かったラジオ業界に入った彼女が、北海道で人気のディスクジョッキー(パーソナリティーでも可)にどういうアプローチでなっていくのか楽しみでもあるし、いい男見付けて幸せになってほしいよね。まぁ、二兎追う者は一兎も得ずにならないか心配でもあるけど、強引に二兎得てしまいそうだなぁ(ゲラゲラゲラ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)

2013年07月09日

夏の新アニメ2013 その5 げんしけん 二代目

夏の新アニメ、4回目は講談社の月刊アフタヌーンで連載中の作品が原作の「げんしけん 二代目」です。


「げんしけん(現視研)」とは、「現代視覚文化研究会」の略で、作者が所属していたサークルの名前が由来とされています。作品の影響もあったのか、元々この名称が広まっていたのか、現在でも複数の学校で、サブカルチャー関連のサークルとして、この名称が使われています
この作品は2004年に第1期(2006年にこの1期がベースのOVAが発売)、2007年に第2期にあたる「げんしけん2」が放送されています。そのため、この作品が第3期(OVAも含めれば第4期)になります。このことを第1話の次回予告で逆手に取ってくるとは(苦笑)。確かに2期モノ多いね(ニヤニヤ)。
ゆえに、あらすじは割愛(爆)。第1期・第2期の主人公である笹原完二らが卒業し、後輩にあたる大野加奈子が4代目会長に就任。新たなる「げんしけん」がスタートを切ることになったところから始まります。


この作品、元々アクの強いキャラが多いんですけど、今回もアク強いな(ニヤニヤ)。しかも今回の新キャラが全て女子(と言いたいところだが、1人は男の娘)でしかも腐属性(汗)。まぁ、唯一(とも言っていい)朽木学が浮いちまってるわ、スーことスザンナ・ポプキンスが別の意味で際立つわ、個性が個性でぶつかり合って、それがコメディとして面白くなって昇華されているんですね。一応この二代目から見ている人達への救済措置として、OB・OG達が登場しているので、全く見ていない人達でもそれなりにわかるように配慮されているのも好感触
ただ惜しむらくは、仕方ない要素もあるとはいえ、既に出ているキャストの総取り替えが行われてしまっていること。面白い作品なんだけど、一部キャラで違和感を感じてしまったんですね(特にOB・OGのメンツとスー)。このキャラが昔のキャラそのままだったら・・・と思うとそこだけが残念かなと。

ちなみにこの作品、制作会社がコロコロ変わっており、今期はProduction I.G(第1期はパルムスタジオ(現パルム)、OVAは亜細亜堂、第2期はアームス)が担当しているんですね。それゆえか、ちょっとベタ塗りっぽい感じの絵柄になっています。このあたりは好みの問題なので、いかんとも言い難いですけど、キングレコード(スターチャイルド)の作品なのに、他社(シャフト)制作の「化物語」(発売元はアニプレックス)なんか出して大丈夫なのか(ギャハ)?


放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


げんしけん コンプリート Blu-ray BOXげんしけん コンプリート Blu-ray BOX
DVD-BOX(2008年発売)もアリ。



げんしけん OVA COLLECTION [DVD]げんしけん OVA COLLECTION



げんしけん2 DVD-BOXげんしけん2 DVD-BOX



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)TrackBack(0)