2014年03月25日

radiko、エリアフリーへ

インターネットを介してラジオを聞ける機能radiko(ラジコ)。現在68局が参加しています。
ただ、現状のradikoはエリア制限が加えられており、東京のある南関東圏の場合は、在京6局(TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送・TOKYO FM・J-WAVE・InterFM)と東京周辺にある4局(bayfm・NACK5・RFラジオ日本・FMヨコハマ)に加え全国で聞けるラジオNIKKEIと放送大学だけが聴取可能になっています。
しかしながら、radikoが何度か実施しているアンケートの中では、エリアを越えた聴取をしたいという結果が出ており、実際にRazikoのようなエリアフリーで聞けるアプリやLISMO WAVE・ドコデモFMなどのようにFMだけながらも全国(ないしはJFN38局+1局)の放送局が聞けるアプリもあり、それが盛況とも聞きます。


そこで、radikoでは4月からエリアフリー化を実施することを公表しました。対象は前述のradiko加盟の民放68局のうち60局となっております。ただし、システムやサーバーの初期費用と運営費をカバーするため有料制になっており、その額は350円/月(税別。初月のみ無料)加入手続きはradiko公式サイトから可能とのことだそうです。
支払いに関しては、クレジットカードでの支払いを軸に、キャリア決済(ドコモ・au)やフレッツまとめて決済(NTT東日本・西日本)でも可能とのこと。
なお、これまで同様、緊急時には無料でエリアフリーになるとのことです。


一部ユーザーには念願のエリアフリー化ということで、有料ながらも全国60局で聞けるようになりました。一部聴取不可な番組はあるものの、ひいきにしているチームの番組やタレントの番組も聞けるようになるのはうれしいですね。
ただ、この構想に参加しない放送局が8局あるのは残念ではあります。中にはMBSラジオ(毎日放送)のような基幹局が不参加というふうになっており、そこで聞きたい番組がある、そこでしか聞けない番組があるのに・・・という人には、これまで通りRazikoでの聴取になりそうです。
あとは、プレミアム化でサーバーが安定するのかどうかですね。一部人気番組(不安定化した例としては「伊集院光 深夜の馬鹿力」放送開始前ないしは放送中)にアクセスが集中して、せっかくお金を払っても聞けなかったないしは聞き辛かった・・・なんてことがないようにしてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:37Comments(0)TrackBack(0)