2024年06月25日

【アトレチコ鈴鹿】想定の範囲内【期限付き移籍!】

もうここしかなかったんかねぇ・・・。


昨年夏からポルトガルサッカー2部(リーガ・ポルトガル2)のUDオリヴェイレンセに期限付き移籍していた三浦知良選手が、今度はアトレチコ鈴鹿に期限付き移籍することになりました。2022年に鈴鹿ポイントゲッターズ時代に期限付き移籍で在籍していたので、1年半ぶりの復帰(国内復帰も同じく)になります。


実は、鈴鹿は1月と4月にオファーを出していたことが彼の口から明らかになりました。ということは、1月に関しては、三浦泰年さんが監督を務めていた頃から復帰を打診していたことになるんですね。4月に関しては、三浦さんが辞めているので、オーナー側も本気だったというふうにも捉えれますね。ただ、この頃はポルトガルリーグのシーズン中なので、期限付き移籍を切って移籍させるのは、お金の問題があるので難しかったとも取れるのかなと。あるいは、シーズン終了のタイミングでいいから来てねという打診の意味でのオファーだったのでしょうか。

本人自身も、「決断は簡単ではなかった」と述べており、特に身体の衰えを気に掛けているようにも思えました。ただ、それよりもピッチに立つという情熱の方が勝っているようで、それだけが彼を現役でいさせるモチベーションのようにも感じます。逆に言えば、それが無くなれば、オファーがあっても、現役を退くとも取れますね。ゆえに、「この状況で辞める選択はない」とも述べているのでしょう。
正直、周囲からも「本当に真剣にもう辞めろって。危険だと。負荷が高いスポーツだから」とも言われているそうなので、ホントケガだけは避けてほしいですし、自分自身に納得のいくプレーができないのなら、潔く引くという選択肢も悪くないとも感じています。それだけの歳になったんですから・・・。
ちなみに、家族には伝えていないそうで(汗)。暗黙の了解でOKサインが出ているようです。逆に何も言えないんじゃないかとさえ思った(苦笑)。

三浦選手は7/2からチームに合流するとのことで、早ければ第15節のHonda FC戦から出場することになるかもしれません。そして、このタイミングで監督交代もあるようで、元韓国代表のミッドフィルダーだった朴康造(パク・カンジョ)さんが就任するとのこと(ただし、公式サイトは未発表)。どうやら、三浦選手にとっては、ヴィッセル神戸時代(2003年~2005年)に一緒に戦った仲間が監督に据えられるというふうですね。


来年がプロ40年目とのことなので、そこまでやれるかどうかは、鈴鹿でのプレーに掛かっているとも言えるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2023年09月09日

早えぇなぁ、おい

サッカーには、期限付き移籍ないしは育成型期限付き移籍というシステムがあります。選手にとっては出場機会を増やしながらも、相手チームには期限付きにすることで、懐を傷めないようにしているのです。その代わり、期限が来たら返却するのが原則となっております。ただし、双方(提供元のチームと相手チーム)が同意した場合は、翌年も期限付きというふうになったり、完全移籍という形で仲間入りすることもできるのです。

そんな期限付き移籍を果たした選手が、急遽提供元のチームに戻ることがありました数ヶ月とかは、ままあるパターンですけど、15日は今まで聞いたことが無かった。しかも1試合その間に出てるんだよね・・・。移籍を受け入れたチームにはたまったもんじゃないのですけど、これをできるのは、ちゃんとした理由があるんです。


J3に所属する福島ユナイテッドFCからアマチュア(同じアマチュアリーグのJFLの更に下にある地域リーグ)の関東リーグ1部の東京ユナイテッドFCに育成型期限付き移籍した上川琢選手。彼は、ゴールキーパーとして入団したのですが、福島では1試合も出場できないまま、自身の成長のために期限付き移籍を決めたようです。
東京ユナイテッドFCに入団後、早速キーパーとして出場を果たした上川選手。このまま、リーグの残り試合をスタメンで出場し、経験を積むのとチームのJFL昇格に挑むのかな・・・と思っていた矢先、突如福島から呼び戻しを食らったのです。本人も「突然のことで、動揺している」とコメントしているので、寝耳に水だったようです。

何でこの事態になったのかというと、福島側でゴールキーパーが相次いで負傷し、リザーブメンバーが足りなくなったから。最終手段としてゴールキーパーコーチやゴールキーパーの経験のあるスタッフが急遽選手登録して挑むということもできたのでしょうけど、上川選手が出場した試合を見た福島の関係者がスーパーセーブを連発する彼を見て使えると判断したのでしょう。急遽呼び戻すことにしたようです。


実は、期限付き移籍・育成型期限付き移籍には、もう一つ条件があって、今回のように提供元の球団が戻ってほしいと言えば、相手チームは有無を言わずに返却しないといけないのです。それがシーズン終了時とか半年くらいとかは、たまにあります数ヶ月・1ヶ月というのもままあります。しかし、今回のように2週間ちょっとで帰って来いという事態は、聞いたことがありませんゴールキーパーという特殊なポジションというのもあるのでしょうけど、全ての人が困るわなぁ・・・。
もっとも、他のゴールキーパーがケガから復帰したら、上川選手はどうするんだろうね。先述のコーチやスタッフが選手登録だった場合は、抹消して終わりですけど、選手を呼び戻した場合は、また期限付き移籍させるのでしょうかねぇ・・・。同じクラブに戻ったとしたら、どのツラ下げて・・・とかならないかのぉ。ましてや同じリーグのライバルチームだった時には目も当てられない(苦笑)。
・・・それだったら、仮パク(期限付き移籍の選手が完全移籍すること)の方が、精神的ダメージは少ない(と思う(ニヤニヤ))


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Posted by alexey_calvanov at 12:44Comments(0)

2019年07月25日

ばばっ!?バボっ!?

最下位に沈んでいるFC岐阜に超強力なフォワードが期限付き移籍でやって来た。


一人目は、馬場賢治選手J1にいる大分トリニータからやって来た選手です。ミッドフィルダー登録にもなっていますが、岐阜ではフォワード扱いになるようです。

馬場選手は2008年にヴィッセル神戸に入団し、2010年に湘南ベルマーレに期限付き移籍します。翌年再び神戸に戻ったものの、2012年に再び湘南へ。その年に9得点と活躍し、湘南のJ1復帰を後押ししました
2014年には水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。ここでの活躍が認められ、翌年には完全移籍を果たします。
2016年にはカマタマーレ讃岐に完全移籍。高校時代の先輩が讃岐にいるということでやって来て、実際活躍したのですが、設備面で乏しかった讃岐に不満を持っていた馬場選手は北野誠監督を通じて設備面での改善を要求していたそうです。監督も腐心したものの物別れに終わり、2018年に大分トリニータに移籍する結果となりました。その年讃岐がJ3に落ち、大分はJ1に復帰したのは言わずもがな。馬場選手はその年12得点を挙げて大活躍したのです。
今年は副キャプテンを務めていたそうですが、レノファ山口FCから移籍したオナイウ阿道選手など若手の活躍により出場機会に恵まれなかったそうです。チーム得点王だったのにねぇ。

誰よりJ2を知り、かつ数多くの得点を挙げている選手。フォワードだけでなくミッドフィルダーもこなせる選手なので、川西翔太選手や山岸祐也選手を休ませたい時にも活躍が見込めます


二人目は、ジュニオール・バホス選手J2のヴァンフォーレ甲府からやってきた選手です。こちらは、バリバリのフォワードで、速攻が特徴とのこと。

ブラジルのクラブを渡り歩いた後、2017年6月に甲府の練習生としてやって来たわけです。入団は決まったものの、翌月に負傷して長期離脱になってしまったことから、2017年8月~2018年1月まで外国人枠の関係で契約解除となった苦い経歴を持っています
2018年には復帰したものの、けがに悩まされるシーズンになっていました。それでも19試合11得点フル出場したらとても怖いだろうと思わせる成績です。
今年は外国人枠の心配は無かったものの、ピーター・ウタカ選手、ドゥドゥ選手、エデル・リマ選手との競争の中で出場機会に恵まれていませんでした。4月の時にはいたよなぁ・・・。

甲府では出場機会に恵まれなかったとのことですけど、岐阜なら最大昨年と同じ19試合に出られる可能性があります。コンビネーションの問題など課題は様々ですが、持ち前の速攻を上手く使えば、ワンチャンありますよ。


とにかく今は得点を取る選手はありがたい。もちろん既存の選手ももっと頑張ってほしい。この機に切磋琢磨して岐阜を降格圏から脱するように願うばかりです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)