2023年11月05日

FC岐阜観戦記2023 第15節 柏木陽介の柏木陽介による柏木陽介のための試合

FC岐阜、昨日はヴァンラーレ八戸と戦いました。


SOG03_111201今回は、何をおいても最初は、この話をしないといけないですね・・・。
先日、柏木陽介選手が現役引退を発表しました。岐阜に来て3年。彼の成し遂げたかったことは、終ぞ叶わないまま迎えそうです。色々と思うところもあったでしょう。それでも岐阜に来てくれて、岐阜のために尽くしてくれたことに感謝しかありません
・・・もっといろいろと言いたいことがあるんですけど、今はその時じゃないな(苦笑)。全ての試合が終わってから、その思いを書くことになると思います。



SOG03_112124しかし、(全てではないでしょうけど)コアサポの面々は違っていたようです。
「引退反対!!まだまだ見たいぞ陽介」と彼自身に引退撤回を求めているようだったのです。
彼らの思いもわからなくはないので、邪険にはできない。ただ、プレスリリースを見た限りでは、確かにまだやれるんじゃないのとは思っていたものの、彼自身が決めたことですし、色々と思う中で決断したわけですから、残念ですけど快く送り出してあげたいと思いました。そう、この時までは・・・。



SOG03_112535この日は、わくわく受注会という今シーズン在籍した全選手・マスコット・GGG(トリプルジー)の記念グッズの販売会が行われていました。
今回受注会で展開された商品は、アクリルスタンド・ペナント・メタルグラフィの3種類。中でもメタルグラフィに関しては、限定ユニフォームを着用した選手が対象とのことなので、16人だけとのこと。見た時は、茂木秀選手がカッコいいなぁと思ったんですけど、やはり柏木選手になっちゃうんだよなぁ・・・。もう引退記念グッズ化しているわい(苦笑)。<そう言ってると、引退記念グッズを出すぞ、あのクラブのことだから(ニヤニヤ)。

なお、こちらはアクリルスタンド。



SOG03_112540そして、こちらはペナント。
メタルグラフィは購入することになったので、後日(12月下旬頃発送らしい)紹介予定。

なお、わくわく受注会は次節のカマタマーレ讃岐戦でも行われますので、迷った方は、是非11/12にお越し下さい!



SOG03_130723この日のかさなるステージ、久しぶりに登壇した難波宏明アンバサダーの「今日の見どころ」をやっておりました
ナンチャンが監督として率いている岐阜聖徳学園大学は、大学リーグの昇格を僅差で逃したとのことなので、少し悔しさをにじませながら話をしておりました。
なお、ホワイトボードに書かれた「型」ですが、今一度原点を見つめ直したらどうかという話の中で出てきたもの。確かに縦に破るサッカーができていないですからねぇ・・・。



SOG03_134836そして、選手トークショーには、茂木秀選手(中央)と松本歩夢選手(左)という贅沢な組み合わせになりました。松本歩夢選手はわかりませんけど、茂木選手は奈良クラブ戦でケガして、今シーズン終了のかなぁ・・・。
・・・あまりにイケメンでカッコよ過ぎたのが悔しいのか、最後っ屁のような発言をして、会場を沸かせていましたけど、そんなことを言ってはアカン(笑)。



SOG03_131903この日は、3連休の中日。
森本工房で「森のハムセット」と「プレミアムモルツ」(ビール)を買って、試合に備えておりました。こんな時じゃないと飲めんわい(ニヤニヤ)。






SOG03_165454試合は、例によってなのか、岐阜の足取りは重かったように思えました。ただ、今までと違ったのは、全員が何とかしようとしていた点と柏木選手が一人気を吐いているところでしょうか。引退会見で身がすっきりしたのか、往年の動きとも思えるような動きを見せていたのです。
それでも、八戸のペースに押し切られ、前半30分に見事なシュートで先制されることなってしまい、このまま意気消沈して試合が終わるのかと思いました。


恐らく、このまま終わっていいのかと上野優作監督か柏木選手に檄を飛ばされたのかもしれません後半になってから、かなり動きがよくなったように思えました。これなら今シーズン初の逆転勝利も叶うかも・・・と思ったら、早速その鏑矢を放ったのです。

後半3(48)分、柏木選手がキープしていた球を左サイドにいた村田透馬選手に回す。しかし八戸の守備陣を破るのは難しいと判断した村田選手は、再び柏木選手に預けます。ならば、と柏木選手が中央にクロスを上げると、ダイビングヘッドで飛び込んできたのが、ルーキーの萩野滉大選手!引退するベテランの思いが、若手を奮起させ、彼のクロスをモノにしようと必死さを見せたのではないのでしょうか。今までならあまり見られなかった動きでもありました。ルーキーの決死の思いのこもったゴールは、自身プロ初のゴールになり、恐らく一生残るものになるでしょう。

同点に戻した岐阜の攻撃は止まらない。後半25(60)分には、村田→山内寛史→村田→生地充慶と中央で回し続けて前に押し進め、最後に生地選手は右にいた柏木選手に展開。そこから再び生地選手に戻し、中央やや右にいた村田選手に再度回す。すると山内寛史選手に回ったパスは即座に前方に飛び出していた生地選手に展開スライディングしたかのような崩れた体制の中から放ったパスを高校で待機していた山内寛史選手は見逃さなかった。まるで生地選手がキーパーを誘ったのを確認したかのように振り抜いたシュートは無人のゴールに転がり込みました。これで逆転!11月になって初めての逆転劇になったのです。
さらに畳み掛ける岐阜。後半30(65)分には左サイドにいた柏木選手がスペースにいた村田選手に流し込む。トラップして受け取った村田選手は、硬い八戸の守備陣の隙を探すため、左から中央に走る。恐らく前方中央にいた田中順也選手に回そうと思ったクロスがシュートになったのか、隙を見付けてシュートを放ったのか、事の仔細はわからないものの、とにかく入ってくれと願って振ったと思う右足は、相手ディフェンダーの足に当たったようにも見えるけれども、村田選手のゴールとして認められ、これがダメ押しになりました。

その後も八戸の猛攻があったものの、冷静に対処し、3-1の逆転勝ちで逃げ切りました。



SOG03_170344こちらはJ初ゴールになった萩野選手。MOM級の活躍だったと思いますし、慣れない守備の中で点を叩き込んだことが、今後大きな糧になってくれれば幸いです。羽田一平・和田侑樹両選手とのルーキー争いの中で一歩でも二歩でもリードできる活躍を願っています。



SOG03_170513そして試合のMOMとしてやって来た柏木選手と本当なら逆転勝ちを演出したMOMのはずの山内寛史選手(苦笑)。
引退撤回を求めるサポーターの声に対し、苦笑いしながらも、もう決めた・引退撤回ほどカッコ悪いものはないなどと述べておりました。
当初は仕方ないかなと思っていた引退の件ですが、今日の試合を見て考えを改めないといかんとさえ思ったよ(笑)。是非とも引退撤回して続けて下さい(ギャハ)!
でもね、このように引退を惜しまれる声を掛けてくれるというのは、選手冥利に尽きる部分もあるんじゃないのでしょうか。それだけ偉大な選手に成長していたということなんですよ。そのことを柏木選手は噛みしめて、残りの試合を全力でぶつかってほしいです。まだまだやれるぞと思わせる動きを見せている限り、大丈夫。全ての試合に勝てるかもしれない。



この試合に勝ったことで、岐阜は昇格戦線に首の皮一枚の状況のまま生き残っています。試合前には今シーズンは終戦と言う雰囲気が漂っていたものの、柏木選手一人の力で、まだやれると思わせるのですから、まさに彼は岐阜の太陽だったと改めて感じさせました。絶望的な可能性なのは変わらないけど、最後まで抗っていきましょう!


次回も、わくわく受注会で書きましたが、ホームで讃岐戦になります。この試合はダブルの掛かった試合。今回のような逆転劇が仕掛けられれば、例え先制されても勝てるはずです。蹂躙することが一番ですが、今回のように追い込まれてからでも策無しなんてことは無いんだということを皆に示して下さい。やれるはずですし、やればできるじゃねぇか!と言われるように(ニヤニヤ)。


SOG03_113929おまけ その1
エコステーションにあった囚われのヴァン太。ヴァン太は、八戸のマスコットです。
わざわざ網で捕まえるあたり、スルメイカをモチーフにしただけある(ニヤニヤ)。しかし、これは、この日の試合を暗示していた(苦笑)?



SOG03_125357おまけ その2
ミナモダンスに興じるギッフィー。
写真を撮ったタイミングを見て、阿波踊りみたいだと言うなかれ(笑)。






残り試合4。J2昇格への勝ち点差は10。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)

2023年10月30日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その17 きのどくな富山

FC岐阜、昨日は富山県富山市にある富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山と戦いました。
富山は、2位との勝ち点差が2、一方で岐阜は同じく10に位置付けています。富山は、この試合を勝てば、2位に付けている鹿児島ユナイテッドFCの状況次第では2位に躍り出ることができます。それゆえに、何としても勝たなければいけない試合でもあるのです。


SOG03_101414ところが、そんな富山は前回のホームであるアスルクラロ沼津で逆転負けを喫し、今シーズンのダブルを取られてしまっています前節のガイナーレ鳥取戦で逆転勝ちをして3位に踏ん張っているというのが現状です。この状況も、富山が何としても勝たないといけない理由でもあるのです。
そこで前回の対戦を見てみると、岐阜は富山にウノゼロで勝っているんですね。ウチにとっても、富山に勝って昇格戦線に食らいつくという意味だけでなく、富山からシーズンダブルを奪取して精神的ダメージを与えるという意味合いもあったのです。

そこで出てきたこのポスター。富山駅にあったものですけど、「借りは年内に返す!!」とあります。
しかし、先述の通り、沼津には逆転負けしていますこれは壮大なフラグに違いないとほくそ笑みながら、会場に向かうのでした。



SOG03_120607富山のサポーターも、昇格の文字を掲げ、全力で応援・・・と思ったら、その横には、2026年以降に行われる秋春制への明確な反対を掲げていました。クラブ側はどうなのかわからないのですけど、北陸もそれなりに雪深くなるので、やりにくいのは間違いないんだよなぁ・・・。



SOG03_120457今回は射水市のコラボデーとなっているのっで、ミスいみずの他にマスコットのムズムズくんがやって来ました






SOG03_155711試合は、昇格に向けて邁進する富山のペースで終始進んでいました。その気迫に押されていたのか、岐阜は全くもって気迫を感じられない覇気がないのです。富山の堅い守りに攻めあぐねて、あっちにボールを振ったかと思ったら、また元のところに戻って・・・を繰り返す。スピーディーな動きは特に前半鳴りを潜め、いいところがまるでない。だからこそ、前半に起こった失点劇は、富山の華麗なテクニックに翻弄され、縦の素早い動きについていけないという最悪の展開を見せてしまったのです。これは、生地慶充選手が前節でレッドカードをもらい出場停止になってしまったことや宇賀神友弥選手がメンバー外になってしまったなど5人が入れ替わったことも大きく影響しているのでしょうけど、そんな事態になっても勝ち抜けるようにするのが、今年の岐阜の目標じゃなかったのか。天皇杯で清水エスパルスを破ったのは、運がよかっただけじゃないですよね?

そんな重苦しい空気がのしかかる中、後半を境に徐々に自分達のペースを掴み直そうとしている岐阜ではあったものの、相変わらず富山の硬い守備と気迫に飲まれてしまっていた状況でした。
このまま終わるのか・・・と思っていたアディショナルタイム突入直後、丁度後半が終わる頃から、岐阜の同点劇が幕を開けたのです。
藤谷匠選手が持っていた球を庄司悦大選手に預け、庄司選手はロングボールで前線に運びます。左サイドの隅に飛ばしたボールは、この日途中交代で入った和田侑樹選手に。和田選手は再びボールを下げながらも、ほぼ中央にいた田中順也選手に(この時、経路上にいた北龍磨選手は飛んできたボールをスルーしている)。田中選手は狙いすましたように左足を振り抜いたものの、富山のディフェンダーが堅い守りを見せ、跳ね返しました。しかし、そのこぼれ球を待っていた選手がいました。後方に下がっていた村田透馬選手です。冷静に受け取り、田中選手に負けないくらいに右足で大きく振り抜いたシュートは、まるで弾丸のような一閃となり、相手ディフェンス陣をすり抜けて、ゴールマウス右上に突き刺さったのです。富山のサポーターは、「行くな!行くな!入るな!」と思っていたことでしょう。それを揺るがしたシュートが決まった瞬間、先述の一言がなし崩された現実が、大きな悲鳴となって漏れたように感じました。逆に追い付いた岐阜サイドは、狂喜とも取れる歓喜の渦を起こし、残り4分での逆転劇を願ってもいました
ただ、そうは問屋が卸さない。再びねじを締め直した富山が守り抜き、1-1の引き分けで終わりました。それでも、富山にとっては手痛い引き分けになりました。勝てた試合が直前に持って行かれたのですから・・・。ウチが嫌ってほど経験している展開なんですけどね(ニヤニヤ)。



どちらのチームも勝たなければいけない状況下で、痛み分けになる引き分け。
富山から見ると、2位の鹿児島が勝ったので、勝ち点差が4に広がってしまい、次の試合で追い付くのは不可能になりました。
岐阜に関しては、さらに大きく差が開いてしまい、残り5試合での逆転劇は、かなり難しいものとなりました。勝ち点を最大で15を積み上げられるものの、上位陣が勝つことを考えると、残り試合の半分(この場合7ないしは8)が昇格を狙える勝ち点とにらんでいるので、ほぼ絶望的になったと言えるわけです。
しかも、この試合で村田選手が相手選手との接触で脳震盪を疑われ、交代しています。もうこの時期になると、ケガ無く1年を終わってほしいとさえ思ってしまうんですね。もちろん、余計なカードをもらうような浅はかなプレーも不必要。最後までベストメンバーで挑めるように、奇跡とも言える逆転昇格の可能性を残すためにも、これ以上ケガ人やコンディション不良でベストを出せない状況は勘弁願いたい


そして、ここで表題の「きのどくな富山」になるわけですけど、共通語で見れば、『気の毒な富山』という文字通りの意味になり、富山を憐れむ見方になるのです。しかし富山弁で見れば、『ありがとう富山』となり、岐阜としても厳しい引き分けではあったものの、勝ち点を得て帰れるため、まだ昇格の望みを繋げてくれた富山に感謝するという嫌味な意味合いにもなるのです(ニヤニヤ)。こんなダブルミーニングなタイトルが付けられるとは思ってなかった(笑)。


次の試合は、ホームでヴァンラーレ八戸戦になります。
3連休の中日、日中での開催になるので、大勢の観客が来場されるのではないかと思われます。恥ずかしいプレーだけはしないように、情けないプレーだけは晒さないように、今回のような最後まであきらめないプレーを長良川でも見せてほしいものです。

なお、スタメシの話は次回に回します。あまりに試合が劇的だったんでね(ニヤニヤ)。


残り試合5。J2昇格への勝ち点差は12。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)

2023年10月09日

FC岐阜観戦記2023 第13節 笛が鳴ったら2分で勝利(を確信)

と、思ってたんだけど、徐々に追い詰められていく姿を見て、ホントに確信をもって勝利だと言っていいのかしらと悩んだのは、内緒だ(爆)。


ということで、FC岐阜、昨日はアスルクラロ沼津と戦いました。8/26のガイナーレ鳥取戦以降、勝利から遠ざかっている岐阜。先週は勝たなければいけない福島ユナイテッドFCとの試合を落とし、終戦の雰囲気が漂い始めてきています。しかし、例年福島をホームに迎える時は勝てないと考えれば、少しだけ気が楽になります。そうです、今回の沼津は例年ホームに迎える時は勝っているのですから・・・。
そう思って気持ちを震わせていますけど、相手の方が上位に就け、相手の方が昇格争いに望みを残しています沼津はJ2ライセンスは申請していないので、今年の昇格の可能性は無いとはいえ、昇格の望みを持たせることができれば、来年以降ライセンス取得のために動いてくる可能性は十分あります。だからこそ、この試合に勝って望みを繋がないといけないのです。終戦の雰囲気が確信に変わらないように。

・・・え、タイトルで勝ったのがわかったって?君のような勘のいいガキは嫌いだよ!<オマエが悪い。


SOG03_102027今回もJR岐阜駅から。3連休の中日ということもあってか、酒を試飲・販売する催しも行われていたようです。それを横目にバス停に向かうと、岐阜のラッピングバスがやって来ました。



SOG03_102053運転席側も乗車側も同じ作りになってたんですけど、それが逆にシンプルでよかったです。



SOG03_170339先週撮った「みんなのFC岐阜」の垂れ幕の裏には、終盤戦の試合日程が描かれていたんですね。もう一方のは、同じ作りだったので、一つしかないのはちょっと残念。



SOG03_125251ところ変わって、こちらはアウェイ側の応援席を捉えたもの。
向こうも必死です。お気持ち弾幕を用意して、決意を固めています。声も滅茶苦茶出ていましたね。恐らく沼津にとっては、Y.S.C.C.横浜・SC相模原に次いで近いアウェイになりますからね。



SOG03_131732そして、大旗の一つが、「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラ(だと思う(苦笑))。






SOG03_155643試合は、キックオフ直前から雨が降り、それが徐々に強まる中で行われました岐阜に関しては、先週とメンツとポジションが変わっていましたね。試合前コメントでコンディションはバッチリと自信たっぷりに言っていた窪田稜選手がスタメンから外されてベンチ入りだったのに対し、先週はベンチに入っていた山内寛史選手と浮田健誠選手がスタメンに名を連ねていました。同時に、これまでトップ下に位置していた藤岡浩介選手が昨年までいたトップポジションに据えられていましたあれだけ自信たっぷりの窪田選手を外してまで山内寛史選手を使うのは、上野優作監督のヤキが回ったんじゃないかとか心配になりましたけど、キックオフから2分で、そんなことを思った私はジャンピング土下座しないといけないほどですわ(ニヤニヤ)。

藤谷匠選手が回収した球を生地慶充選手に回し、その球を浮田選手が受け取り、一気に右サイドを駆け抜ける。そして、敵のスペースを突いて、中央にいた山内寛史選手→藤岡選手に回し、一旦庄司悦大選手に下げても、すぐに前方に位置付けていた山内寛史選手に再び回します。これが敵の隙間を上手く抜けたいいパスで、山内寛史選手選手は流し込むだけでいいという省エネかつ速攻の利いた先制パンチになりました。沼津の守備陣は思い切り引っ掻き回されただけになっただけでなく、早いパス回しとスピードあふれるプレイで沼津を翻弄させたことも大きかったこのプレイを見て、勝ったなと思ったのは、時期尚早だったかもしれないけど、結果的に勝ったからいいのだ(ギャハ)!
その急襲が効果てきめんで、岐阜は久しぶりにペースを掴みます積極的なプレーが目立ち、点が入らなかったものの、確実に沼津のゴールを脅かし、守備陣を打ち破っていました。
そして、前半24分。沼津のパスミスを村田透馬選手が見逃しませんでした。一気に中央突破で相手のペナルティエリアまで進み、相手を翻弄するかのようなステップを踏んでチャンスを待ち、出来たと思ったら思いっ切り振り抜いて、ゴールマウス左隅に叩き込みました4バックの守備の中、冷静にチャンスを待ち、冷静に振り抜けたことは、特別指定選手としてデビューしてから6年、大きく成長した証のような得点シーンになったことでしょう。仲間も最後まで村田選手を信じて任せられるほどに。


前半は、いろんな意味で完璧な流れで、勝ったことを確信できたのですけど、後半になって沼津は大物を流し込んできます元日本代表で数々のチームで活躍した川又堅碁選手です。彼が入ってから、沼津の流れが一気によくなり、攻撃に鋭さも増して、メリハリも付いて来ました。その川又選手に後半20分に決められ、沼津の勢いが増してきて、岐阜は窮地に陥ります。しかしながら、全員で守り抜き、2-1で逃げ切り。実に1ヶ月以上掛かって勝利を掴んだのです。



SOG03_160334MOMは華麗なプレーで2点目を決めた村田選手(左から2番目)のようですけど、個人的には同じくらい華麗な先制点を挙げた山内寛史選手だと思うんだけどねぇ・・・。あの裏抜けからのシュートは、なかなかできない。他の選手達との連携を見ても、先日行われた杭州アジア大会の日本×香港戦の得点シーンを見ているかのようでしたよ。



この結果、岐阜は8位にまで順位を回復し、先日引き分けた松本山雅FCが、いわてグルージャ盛岡に大敗したこともあって、同じ勝ち点ながらも上に就くことができました。しかし、2位との勝ち点差は未だ8のまま正直なところ、残り全ての試合を勝つ意気込みで挑まないといけないのは変わりません。残りの相手も手ごわいところばかりです。それでもなお勝ちにこだわってプレーしていけば、J2昇格に近付けるのではないかと思っております。


次の相手は、FC大阪になります。未だ勝てない関西圏でのアウェイマッチになります。ここを乗り越えられるか否かで、岐阜の昇格が決まると思います。そして、この試合に勝てば、一気に5位まで上がれるチャンスでもあります。少なくともFC大阪の勝ち点を上回ることはでき、昇格のチャンスは維持できると思います。まずは、関西圏で勝てないジンクスを断ち切ること。これができれば、岐阜は大きく前進できる。必ずや必ずや・・・。

次のホームは、10/22の奈良クラブとの対戦になります。陸上の大会の関係で、10月のやや肌寒い中でのナイトマッチになりそうです。そして、これが最後のナイトマッチ9月にロートフィールドならで味わった辛酸を彼らにぶつけてやりましょうぞ!


残り試合8。J2昇格への勝ち点差は8。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 21:22Comments(0)

2023年08月20日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その12 残虐ショーは遅れて始まる

FC岐阜、昨日は長野県長野市にある長野UスタジアムでAC長野パルセイロと戦いました。
先週のFC今治戦では、最終盤に1失点を招いたものの、前半に取った2点が利いて逃げ切った岐阜この勝利で6戦勝ち無しが止まり、世間が盆休みなのに夏休みが明けたのかなと思って見ておりました。その時にも述べましたけど、この長野戦を勝たないと、本当に夏休みが明けたのかを図れないので、どのような形でもいいので、連勝になってほしいと思ったのでした。


そんな長野市内は、かなり暑かった山間部でこの暑さなら、平野部の名古屋や岐阜とかはもっと暑く感じるだろうな・・・とキックオフ後のコンディションを心配するほどでしたが、その後思いもよらぬ事態になったのです。


SOG03_161406さて、マスコットのライオーがスタジアムを巡回しておりました。パトロールご苦労様です(ニヤニヤ)。



SOG03_165104来場時は、うだるような暑さだったのが、入場開始時になると一転、南東の山の方で稲光を見せており、雨柱もあったほどあの方向は、中信の上田や千曲の方だなぁ・・・と思って眺めていたら、スタジアム周辺も曇り出し、スタジアムに入って1時間後ほどで、この有様



SOG03_165139まるで滝のような雨。雷も鳴り出したので、キックオフの時間が午後6時から午後7時に変更となりました。皆えーとは言っていたものの、仕方ないわなぁ・・・。



SOG03_174034そんな中、柏木陽介選手がスタジアムに出てきた。よく見ると裸足じゃないか。芝生の感触を確かめるように出てきたのかしら。
いや、これはキックオフが近い証拠だ。午後7時から始まるのよね・・・。



SOG03_183508どっこい、またキックオフ延期のお知らせが下されるのであった(泣)。
もう晴れてるじゃん!晴れてるじゃん!<ウソ付け、まだ雨は酷かったぞ。雷は鳴ってなかったけどな。






SOG03_212743ということで、90分遅れの午後7時半からキックオフになったこの試合、かなり待たされて始まったこともあり、双方足取りが重く、動きも鈍かったように感じました。ウォームアップはちゃんとやっているんだけど、そう思えるのよね。しかし、この日の試合は、岐阜の選手達が次第に本来の動き、いや本来の動き以上のものを見せていたように思えました。湿気はあるものの暑さが薄まり、風が吹けば涼しささえ感じられるコンディションが、そうさせたのでしょうか。


それを印象付けたのが、先制点を挙げた前半25分。飲水タイム明けの茂木秀選手からのキックオフでした。大きく蹴られたボールは、相手陣地奥にいたンドカ・チャールス選手に飛び、ヘディングで繋ぐ。それを藤岡浩介選手が合わせた!落ちる前に右足ハイキックで蹴り込んだ球は、弧を描くように跳び、相手キーパーも反応に遅れるほど。これぞフォワードと言わしめる点は、何と4/1のFC琉球戦以来のものに。これまでいいシュートを放っても、相手に防がれてたり、ふかしたりして枠外に飛ばしたりというふうだったのが、この時は見事なものになっていました。これは昨年見せたチーム得点王の藤岡だ!

しかし喜びもつかの間、長野の三田尚希選手にまたしても得点を奪われ、同点に追い付かれます先月のホームの時もヤツが決めて、膠着状態に陥って引き分けに持ち込まれたんだっけ・・・。ウチも守っていたんだけど、遠藤元一選手の股を抜くシュートは、さすがにウチらにおみそれしましたと言わせたかったんだろうなぁ。ちょっと浮足立ってたウチのイレブンは反省すべきだなぁ。

ただ、この日は本当に違った。取られてもそのまま浮足立たず、冷静に処理した。上手く気持ちを切り替えられたんだろうな。
失点直後の前半32分、生地充慶選手からのセットプレーでした。チャールス・藤岡両選手で仕留められない中で、思わぬ伏兵が逆転弾を放ったのです。それが、先程の失点劇に絡んでいた遠藤選手汚名返上とも言える逆転弾が、今シーズン初ゴール、そしてデビューから4年間いた古巣への恩返し弾になりました。


後半になっても、岐阜の勢いが止まりません。

後半22(67)分には、チャールス選手が受け取った球を藤岡選手が繋いで運びながら、縦抜きで前方にいた村田透馬選手へパス村田選手は相手キーパーとのデュエルを落ち着いて処理し、浮かせたシュートでゴールマウス真っ正面に打ち込みました。アイツ、これだけお膳立てしてくれたのに、ふかさないだろうなぁとか一抹の心配を抱いていた私がバカでした(ニヤニヤ)。6/24の福島ユナイテッドFC戦以来の得点になりました。

後半33(78)分には、途中出場の柏木選手が放ったコーナーキックから生まれました。一度は相手選手に跳ね返されたものの、フォローに入った宇賀神友弥選手が鋭いシュートで応戦。再び相手キーパーに阻まれますが、運よく近くに転がってきた球を藤岡選手が見逃さず、ガラ空きのゴールマウス右隅に叩き込む!これは昨年(以下略)。なかなか出なかった次の得点が、何と90分の試合内に出るというふうになってくれました。眠れる獅子がやっと覚醒してくれました。長野の横断幕に、「獅子よ、千尋の谷を駆け上がれ」とありますが、「獅子よ、千尋の谷に叩き落せ」となりましたな。

そして最後は、藤岡選手から交代した山内寛史選手が見せてくれました。後半38(83)分、これまた途中交代の三國ステヴィアエブス選手がクリアした球を同じく田口裕也選手が受け止め流し、村田選手が一気にペナルティエリア前まで持ち込みます。すると村田選手は、敵がいなかった右隅にパスを回し、そこにいた山内寛史選手がもらったすぐに一閃!相手キーパーも反応するのに精一杯なように見えた弾丸のような一閃は、見事にゴールマウス左隅に突き刺さってくれました。昨年は21試合出場しながらも今年はくすぶっていた山内寛史選手の今年のリーグ初得点となりました。天皇杯で活躍していただけに、この1点がスタメンやサブで生き残れるものになったことは間違いないでしょう。


そして、このままタイムアップ。久しぶりに♪アイーダの流れる中で、1-5の完勝となりました。
まぁ、長野は3点目を取られたあたりから、かなり戦意が喪失していたようにも思い、見るに堪えない状況だったものなぁ・・・。シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督も結構堪えたのではないのでしょうか。ホントに長野は信州ダービーで松本山雅FCを下して首位に立ったのがピークになってしまったのね(汗)。



SOG03_213146MOMは逆転弾の遠藤選手なんでしょうけど、個人的には眠れる獅子が目覚めてほしいと思って、今日2得点の藤岡選手にMOMをば。



そして今日行われたFC大阪×奈良クラブの試合で奈良が勝ったことにより、岐阜は4位を確定させました。さらに昨日行われた福島×カターレ富山の試合で富山が負けたことにより、2位との差を6に縮めました


次の試合はホームでガイナーレ鳥取になります。やっと夏休みが終わったと確信できるどころか、出来過ぎじゃないのかと思える試合になり、反動も心配ですけど、天皇杯予選以来の残虐ショーが見られただけでもよしとしましょうここで勝っても差を詰めることができるだけで、上位に上がれるわけではないですけど、詰めておくことも大事です。そうすることでさらに上に上がれるのですから、この先も一戦一戦を大事にして、確実に1勝をもぎ取れるように挑んで下さい夏前に2ヶ月負け無しの実績があるんです。やれないことはない。


あ、たくさん得点シーンが見られてお腹いっぱいなので、スタメシの話は次回に回します(ギャハ)。


残り試合15。J2昇格への勝ち点差は6。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 21:13Comments(0)

2023年06月25日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その8 負け無しで突き進む

FC岐阜、昨日は福島県福島市にあるとうほう・みんなのスタジアムで福島ユナイテッドFCと戦いました。
岐阜は、ノリノリの中での福島遠征。5/7の天皇杯岐阜県予選決勝以来、負け無しで来ており、リーグ戦では5試合負け無しになっています。攻守がガッチリ噛み合っているのと意識が高いのが最大の理由なんでしょうけど、この時期は富に調子がいいというのもあるんですよね。去年も監督交代してからしばらく負け無しだった時期がありましたし。
対して福島は、前節のヴァンラーレ八戸戦で完勝しているものの、それ以前は2連敗(天皇杯2回戦を含めると3連敗)とのこと。八戸戦が復調の兆しになっているのかが気掛かりですね。順位は下の方に位置付いているものの、守備が硬いチームなので、簡単に破れない・・・というのが目下の見立てです。


SOG03_153427今回で3回目のとうほう・みんなのスタジアムへの遠征。
いいですか、皆さん。公式のアナウンスですと、福島駅東口からバスであづま総合体育館で下車となっていますけど、アウェイゲートどころかホームゲートでもその次にあるあづま陸上競技場で下車するのが近いですよ。バス運賃が前者は640円、後者は660円ですけど、20円で最寄りに降りられるのなら、そっちの方がいいって(苦笑)。
なお、とうほう・みんなのスタジアムの正式名称は、あづま陸上競技場。しかし、会津若松市にある陸上競技場があいづ陸上競技場というので、かなりややこしい。現状岐阜戦で会津若松市での開催は無いものの、もし会津若松市に行く時は、気を付けましょうね。



SOG03_173537こちらは福島(ホーム)側の入口にある弾幕。
この弾幕にあるように、集客に苦戦しているようで、この日の試合も1085人とかなり少ない。メイン席(約5000人収容)だけしか開けていない理由が何となくわかる。サイドが開放されたのは、昨年のいわきFC戦だけ・・・と思ってたら、後半戦にはチラホラいたけど、何でおんねん、開放していないのに。



SOG03_155724ということで、スタメシ。年々充実しているように感じるのは、運営が小慣れてきたのか、運営が力を入れ始めたのか、真相は不明。
ということで、最初は、肉の上杉の「米沢牛串」。米沢牛を使っていますが、見て下さい、この適度のサシの入ったいい肉ではありませんか。



SOG03_155833その上からラードを塗って、照かりを出すんですかね。



SOG03_160122この後、もう少し焼くんですけど、このくらいでもいいのよ(ニヤニヤ)。



もう文句なしの美味さ。肉汁があふれんばかりに出てくるだけじゃなく、ミディアムレアに焼かれているのか、非常に柔らかなものに。塩コショウも振ってますけど、肉の旨味と甘さがじんわり出てきて、1000円でも安いくらいですよ。


SOG03_160618お次は、福島りょうぜん漬本舗より「つけものピザ」今回は高菜でした。高菜フリークなワイが見逃すはずが無い(爆)!



合うことは合うんだな。でも、肝心の高菜が水洗いされているのか、元々なのか、塩気が薄く感じましたね。これは塩気あってもいいぞ。ちょっと濃い塩気とチーズの旨味がマリアージュされれば、結構いいお味になるのではないかと思われ。今度市販のピザで試してみよう(ニヤニヤ)。


SOG03_161224最後は、スポーツバーファントムの「ウインナー盛り」。ウインナー盛りフリークな(以下略)。



もっと盛ってもいいのよ(ニヤニヤ)。味は、ごく普通だったので、可も無く不可も無し。ゆえに、もっと盛っていいと思った。





SOG03_205705福島にとって、今シーズン初のナイトマッチになった試合。去年完成した照明が本格活用されたのを初めて見ました。カクテル光線がまぶしい。
・・・でもな、ウチらはもう2回ナイトマッチを経験しているんだな。ありがとう、陸上の記録会!<と、皮肉交じりに言っております(ニヤニヤ)。


さて、試合は岐阜ペースだったかなと。福島も攻めているんですけど、岐阜はボールを早い段階で取り返せていたかなと思います。それでも福島の硬い守備がなかなか破れず、もどかしい時間を過ごしていました要所でいいシュートは出ていたからなおさら。

しかし、突破は突如やって来た。
前半36分、恐らく宇賀神友弥選手の代わりで出場した松本歩夢選手が柏木陽介選手へ下げながらのパス柏木選手もさらに下げながら左にいた生地慶充選手に回し、左ウィングにいた村田透馬選手に回して突破を図ります。そして村田選手がゴールライン手前で上げたクロスは、相手の守備で何とか防いだかと思ったら、軌道を変えて飛んでいき、右ペナルティエリアそばにいた窪田稜選手の左足にダイレクトイン!そのまま飛んで行った球は、手前で出ていたキーパーが慌てて右サイドに駆け寄るものの、間に合わず、見事ゴールマウスに入ったのです。キーパーはゴール正面での勝負だろうとタカをくくっていたのが仇になったのかな。
見ている側は、オフサイドじゃないよな、大丈夫だよなとやきもきしながらでしたけど、ゴールインが認められて、大いに沸きました

そしてアディショナルタイムに入る前の前半45分には、柏木選手が蹴ったロングボールをンドカ・チャールス選手が受け止めるものの、近くにいた相手選手にクリアされてしまいます。しかし、距離が短かったため、窪田選手が回収し、松本歩夢選手に託します十分に溜めて放たれたクロスは、敵のそばだったものの、村田選手の前に落ち、冷静に右隅に流し込む!相手の守備陣とキーパーを乗り越えたボールは、見事に右隅に刺さりました。今シーズンの初ゴールは、誰が見てもゴラッソだと思える見事なゴールでした。練習の時よりも上手いんじゃないの(爆)?


勢いの付いた岐阜は、後半も勇猛果敢に前に攻めていたものの、相手キーパーのファインセーブも含め、福島の守備陣が奮起して、チャンスが来てもゴールを割らせてくれません。一方で福島の攻撃陣も徐々に洗練され、岐阜の守備陣をかいくぐるものの、閉める時はきっちり閉めることができる現状の岐阜のメンバーなら、崩れることはなかったですね(もちろん危ないシーンは散見されたが)
結果は0-2のクリーンシート。先述の通り、危なっかしいシーンはあったものの、積極的に攻める時と守る時の切り替えが上手くいったのとクリーンシートなので、よしとしたいところです。



SOG03_210204ヒーローは遅れてやって来る・・・というもので、村田選手が、この試合のMOMだったようです。今季初は大きいのね(ニヤニヤ)。



SOG03_213420試合後、「いもくり佐太郎」でお馴染みのダイオーが、ご厚意でマイクロバス(2便)を出してくれました。しかも21:10出発だったのを5分遅らせてくれるという神対応向こう側が試合が遅くなっているのを把握していたからね。しかも、このバスは社長さんが運転していたらしい。ありがとうございました。途中で自分のお店の場所(自社運営のレストランと工場)の宣伝までするお茶目さも発揮しましたけど、それもまたよし。福島駅から西に2.4kmと遠いものの、行ってみたくなるじゃないのよ。



SOG03_210843なお、好ポジションは福島のマスコット福嶋火之介が居座っていた模様(ニヤニヤ)。<その後、社長さんによって強制移動された模様(ギャハ)。



これで岐阜は6月無敗(Jリーグ公式戦3勝1分、天皇杯1勝)なだけでなく、5/14のカマタマーレ讃岐戦以来9試合負け無し(Jリーグ公式戦5勝1分、天皇杯3勝(岐阜県予選決勝含む))と突っ走っています。ここまで調子のいい時期を迎えるのは、過去に例があまり無いです。確かに調子のいい時はありましたし、先述の通り、この時期は調子がいいんです。だからこそ、7月の初戦になるホームのいわてグルージャ盛岡戦は負けられない戦いになります。
この先本格的な暑さを伴う夏に突入します。岐阜県の夏は酷暑とも言われるほど。ここで選手の調子を崩すようなことで負けるのだけは避けたい。現行の練習方法も含め、体調管理をしっかりと行って、好調を維持してほしいものです。
そして、今回スタメンから外れた宇賀神選手が、これまで全試合出ているのでお休みというふうであってほしいのと、そろそろカードの累積数が気になりますこの累積数も調子のいいチームに暗い影を下ろしかねないので、怠慢なプレーだけでなく、もったいない事象でカードをもらわないようにしてほしいです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)

2021年05月17日

FC岐阜観戦記2021 アウェイ編 その3 ヘディングの鬼と呼ばれている(かもしれない)我がチーム

FC岐阜、昨日はいわてグルージャ盛岡との一戦を迎えました。
この日の試合までで全体の約1/4(6~7試合。アスルクラロ沼津のみ5試合)を終えたことになります。ここまでの順位(上位陣)を見ていきましょう(左からチーム名・勝ち点・得失点差)。


1位 盛 岡(14) +6
2位 富 山(14) +3
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 宮 崎(13) +2
4位 熊 本(12) +2
5位 岐 阜(10) +5


開幕から盛岡が快進撃を見せ、ここまで6試合無敗(4勝2分)で乗り切っています。春の珍事か・・・とか言いたくなりますけど、秋田豊監督の手堅いサッカーが実を結んだ結果なんでしょう。
一方で岐阜は、2敗が響いて5位に甘んじている状況。ロアッソ熊本戦に負けたからなのか、上に立たれている有様。それでも、先日の沼津戦に勝利したことから、少し上向きになってきているかなと思っています。
しかし、テゲバジャーロ宮崎が大健闘昨年のFC今治と同じく、初物のチームは強いのもあるのかもしれないけど、データが揃ってないので対策が練り辛いというのもあるのかいねぇ・・・。

ちなみに、岐阜の今季特点数11点のうち、実に半分近い5点がヘディングでの得点。これは秋田監督の別名「ヘディングの鬼」もビックリなヘディングシュートが見たいですなぁ(ニヤニヤ)。


SHV47_1216今日の試合は、岩手県盛岡市にあるいわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)JRとIGRいわて銀河鉄道の盛岡駅から2駅南にあるJR東北本線の岩手飯岡駅が最寄り駅になります。ここから歩いて15分ほどと少々遠目ではあるのですが、ほぼ一本道なので、わかりやすいアクセスではあるかなと思います。去年、北上市にある北上総合運動公園北上陸上競技場はシャトルバスでいかないと行けなかったからなぁ・・・。



SHV47_1218こちらが、いわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)。パッと見は、かなり独特な作りをしているんだなと思われることでしょう。



SHV47_1228こちらがピッチ。
このスタジアムは、いわゆる専スタと言われる球技専門スタジアムなのですが、東西(A・Bと呼ばれている)に2つ、同じ規模(まるで双子のような)のスタジアムになっているんですね。このうち、盛岡が使っているのは東側のAグランドになります。
Bグランドとの違いは、スコアボードに広告が付いている点と照明塔が立っている点。これまで、いわぎんスタジアムは照明が無いことがネックになっていましたけど、次の試合からナイトマッチが行えるようになるとのこと。岩手県とはいえ、そろそろ暑くなる時期に差し掛かりますからねぇ・・・。



SHV47_1230試合はというと、早々に岐阜が動かしました
前半2分、吉濱遼平選手がキッカーのコーナーキックが、甲斐健太郎選手→三ツ田啓希選手の背中にあたる格好で、川西翔太選手の背に当たった後、身体を一回転して蹴り込んだ球がゴールマウスに吸い込まれました。ゴールキーパーの先にいて守備陣の奮闘を振り切った先制点になりましたね。
先制すれば強い岐阜、今季負け無しの勢いそのままに攻め立てます。すると前半23分にビッグチャンスが訪れます。
同じく吉濱選手がインターセプトして蹴ったプレーが起点になり、それを村田透馬選手が受け取って裏を抜けようと奮闘2バウンドほどした球を思いっきり振り抜いたら、ゴールマウス右側に突き刺さりました。動きながらのシュートなので、上手く決まりにくいのですけど、ドンピシャで決めてくれました。
しかし、この頃から主審のミスジャッジや盛岡のラフっぽいプレーが目立つようになり、それを取ってくれない岐阜イレブンにいら立ちが募り始めます前半終了間際には、盛岡のモレラト選手と甲斐選手の小競り合いもあり、一触即発の事態を抱えながら前半を終えます前半終了間際のプレーには、秋田監督も執拗に抗議したのですが、安間貴義監督はエキサイトしていたと思われる吉濱選手に対し「(秋田監督は)うるさいから構わなくていい」と言ってたのにワロタ&拍手喝采(爆)。
しかしながら、このフラストレーションがかなり来ていたんでしょうね、盛岡の積極的なプレーも重なって、岐阜のプレーが単調&雑になっていました。ただ、今までの岐阜なら追い付かれるないしは逆転でやられるというふうだったんだろうけど、失点にも至らしめず、クリーンシートで収めたのですから、これは勝ち点3以上の価値があると評価しています。よく我慢してプレーしてくれてますわ。もちろん、後半の試合展開は反省点ですけどね。



SHV47_1231試合後、皆で万歳四唱。
今年は岐阜のゴールキーパー陣が、いいムードメーカーになっておりますわ。



SHV47_1233そして、ヒーローインタビューを受けてからやって来た川西選手(右)。
・・・万歳小さい、やり直し(ギャハ)!



この試合に勝ったことで、一旦は首位に立ったものの、カターレ富山が勝ったため、勝ち点1の差で2位になっています。富山も今年は強いなぁ・・・。
ここで再び波に乗れれば・・・と思ったら、来週の試合は天皇杯1回戦によりお休み。正確にはリーグ戦はお休みで、岐阜はHonda FCとの対戦が控えています
下手したらJ2クラスの戦力と言われているHonda FCにどう挑むのか。メインを休ませるのか戦わせるのか、古巣との対決になる安間監督の腕の見せどころではあります。なお、無観客試合が確定になりましたので、ハイライトをNHKでやってくれると思いますから、それで確認しましょう(泣)。
というわけで、次の試合は5/30のY.S.C.C.横浜戦になります。実は、開幕以来1勝もしていないという、ある意味カマタマーレ讃岐よりも深刻な事態になっていることに、誰も気付いていないのではないか(汗)。でも、こんな状態のチームほど、怖いものはないんだよね。気を抜かずに全力でぶつかって、勝ち点を積み重ねましょう。


次回はスタメシの紹介です。色々あって目移りしたわい(笑)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:15Comments(0)

2021年03月28日

FC岐阜観戦記2021 第2節 見どころいっぱい、夢いっぱい

FC岐阜、今日はカマタマーレ讃岐との一戦になりました。
先週行われた藤枝MYFCとの一戦は、1-3で逃げ切り勝ち。前半に畳み掛けるように点を重ねる攻撃的なサッカーで今シーズン初勝利を掴みました。開幕戦のアレは何だったのか(苦笑)。
そして今回は讃岐戦。昨年はアウェイでは勝ったけど、ホームでは何とか引き分けた相手。粘られると手ごわい相手で、特に近年は攻撃に力を入れているように感じております。特に若手の栗田マークアジェイ選手は怖いね・・・。


SHV47_1005さて、先日の藤枝戦で中島賢星選手がケガのため試合途中で交代となりました。選手層の厚いと言われる岐阜ですが、何気にピンチです。何せ得点源ですもの・・・。
そこで、柏木陽介選手の出番ではないかと思われたのですが、この試合でもスタメンはおろかベンチ外でした。それでも、のぼりはできたのね。早い当番を願う人もいるので、練習の中でコンディションをベストに整えてほしいものです。



SHV47_1006今日は、日本一ソフトウェアのサンクスマッチでした。これ以外にも、池田町のホームタウンデーでもあり、岐が被ってるぞ!ダービー、漢祭りと色々被っておりました(笑)。漢祭りとかは、あの漢の時でもよかったんじゃないのかなぁ(ニヤニヤ)。

で、その日本一ソフトウェア、2年ぶりにスポンサードしてくれました(ただしVTuberである蹴球夢ちゃんのユニフォームスポンサーとして)去年は「魔界戦記ディスガイア」のオンラインゲームでやらかしたのが原因か、スポンサーから外れてしまっていたのよね・・・(泣)。できれば、身近にプリニーも見たかったけど、このご時世だから難しかったのかもしれない(来場はしていたけどね)。
その代わりと言っては何ですけれども、ユニフォーム姿のプリニーのボードが置かれていました。傍らにはグッズ販売も行われておりました。



SHV47_1015ホントはデカいプリニー人形が欲しかったけど、値段面と雨ということもあったので、今回は「プリニーコースター青セット」を購入ミニステッカーは来店時に配っておりました。せっかくスポンサーに戻って来てくれたので、少しでも支えられれば・・・。
・・・え、これだけのためにゲーム系のカテゴリーに放り込んだんじゃないのかって?こまけぇこたぁいいんだよ(AA略(爆))!!



SHV47_1007ここからは漢祭りのスタメシ紹介。

最初は、ひだコロッケ本舗の「コロッケバーガー」。以前にも紹介しているんですけど、今回は中の野菜が違うので、敢えて紹介(爆)。<これを何て言うか知ってますか?癒着って言うんですよ!癒着!
えー、中に入っている野菜は、パプリカとミニトマトバンズは竹炭の入った、お馴染みのものです。パプリカ・・・うっ、頭が(笑)。



いつもの辛いコロッケが、今日は普段以上に辛く感じた(爆)。でも、中の野菜が中和してくれるほど、甘さ抜群でした。この野菜も飛騨の地元で採れたものだそうです。


SHV47_1008もう一つは、キリンタスの「レッドチキン」
唐揚げに赤いソースが掛かっておりますけれども、これは・・・。



おお、この甘辛い味わい、チリソースだな!唐揚げのジューシーさに合っておりましたねぇ。この味付けは悪くないから、定番化してほしいなぁ。


SHV47_1011この日の試合も見どころいっぱい。


前半11分に吉濱遼平選手のフリーキックを三ツ田啓希選手が頭で合わせて先制点をもぎ取ると、前半25分には川西翔太選手が相手キーパーのキックミスを見逃さなかった!緩いキックを全速力で奪って一気に相手のゴールマウスに襲来!緩いループシュートながらも、相手が飛び出していたせいで、転々とゆっくりながらも確実にゴールマウスに入って2点目になりました。

後半に入り、後半12(57)分には舩津哲也選手の大きなクロスを川西選手が頭で合わせて3点目。相手キーパーも何とか弾こうとしたんだけど、上のバーに当たって跳ね返った先がゴール内だったという不運も手伝ってますねぇ・・・。
そして後半19(64)分、今日のクライマックスがやって来ます
センターラインを越えたボール、大西遼太郎選手と川西選手を経て、舩津選手のいる右サイドに。今度は弾丸のようなクロスでしたが、それを受け止めたのは、特別指定選手を含めて4年目でチーム最年少の村田透馬選手これまで計18試合(J2で10試合、J3で8試合)出場していましたが、まだ得点を挙げていませんでした。その彼にチャンスが巡ってきたのです。
舩津選手の球をダイレクトで合わせるように放ったボレーシュートは、鋭いキレあるものとなって相手キーパーに襲い掛かり、そのままゴールマウスに突き刺さりました!村田選手のプロ初得点、安間貴義監督のスタメン起用にやっと応えた得点が、この試合のダメ押し点となりました。岐阜の中心選手としての夢が膨らむこの1点。決まってよかったと心から思いましたよ。

なお、守備陣も危ないところはあったものの、最後まで集中を切らさず献身的にプレーしていました。

結果として、4-0のクリーンシートで大勝利。3試合目にしてもう100点満点の試合が見られるとは。ますます開幕の(以下略)。



この節で、首位に立っていたカターレ富山がテゲバジャーロ宮崎の初勝利を貢献する形になったため、岐阜が暫定ながらも首位に立ったのですよ!まぁ、今シーズンは1試合少ない事態が続くので、最終節終了まで暫定なんだよね(ニヤニヤ)。
この暫定1位をキープするためにも、昨年最後の昇格争いで苦しめられたガイナーレ鳥取に勝たないといけません。今シーズンもアウェイからのスタートになったわけですが、アウェイでの勝率のいいことを上手く利用して勝ち進もうではありませんか。なお、また週末天気が悪いとの予報が出ております(泣)。まーた今年も悪天候に苦しめられる・・・いいや、雨になれば勝てる伝説を作るしかないな(ニヤニヤ)。<それって、晴れてると勝てないフラグが立ってしまうやんけ(ギャハ)。


SHV47_1009おまけ。
キックインセレモニーやハーフタイムキャラバンで大活躍だったプリニー。とりあえずキックの練習はしておけ(笑)。
しかし、台車芸はニータン(大分トリニータ)やグランパスくん(名古屋グランパス)のお家芸じゃなかったのか。そしてオマエも出荷されてしまうのか・・・(泣)。



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2019年12月07日

2019FC岐阜クリスマスフェスタ in アクティブGに行ってきた

今日、「2019FC岐阜クリスマスフェスタ in アクティブG」に行って来ました。朝が早かったので、少し眠かった(爆)。おまけに寒かったんだよね。今日の名古屋と岐阜は予想最高気温が10゚C以下だったんだよね・・・。朝も5゚Cくらいだったし。

今回のイベントは、新ユニフォームのお披露目とグッズが当たるビンゴ大会とかがありまして。特に新ユニフォームとシーズンチケット更新は、悩んだ末やっておこうと思ったんですわ。手数料が掛かるけど、忘れてたーとなるのも嫌だからね(ニヤニヤ)。


SHV39_5969そんなイベントの最初は、GGG(トリプルジー)のダンス。今年で最後の子はご苦労様でした。来年も頑張る子は、またよろしく。
そして、写真にあるように、ミナモの契約更改も行われました。
順調に進むかと思いきや、ミナモが文句を言ってきた。どうやら何か出来高払いを欲している模様。
おい、来年J3<無償貸与のマスコットキャラなんだから、出してやれ。
・・・そう宮田博之社長が思ってくれたのかどうかわかりませんが、水(ミネラルウォーター)飲み放題をゲットしました。



SHV39_5972無事契約成立。しかし、契約書の敷物が落ちる(苦笑)、不吉な。



SHV39_5973最後は社長と固い握手。
来年もよろしく。ギッフィーと一緒に盛り上げておくれ。



SHV39_5977ミナモの契約更改の後は、来年の新ユニフォーム発表。ここでは、村田透馬選手(左)と柳澤亘選手(右)が登壇これで、この2人は更新だな。<もうそんな目でしか見られなくなったら末期症状だな。



SHV39_5985えー、正直明るい緑の方がかなりエッジの利いた緑だったので、ダサいかなと思ってたんですけど、この色なら悪くないですね。
ストライプは、いい成績を残せる(とは言っても、下から数えた方が早いチームにいい悪いも無いがな(爆))そうなので、それを信じておきましょう。



SHV39_5986お昼を挟んでの後半戦は、ビンゴ大会から。
ここからは、以下の選手達が登場。
左から竹田忠嗣選手、長倉颯選手、前田遼一選手、原田祐輔選手、ガチャピン(ギャハ)。<会津雄生選手!
よし、残ってくれ(以下略)
なお、会津選手は一番若手だったからか、パシリ扱いになっておりました(ニヤニヤ)。

あ、このビンゴ大会のいの一番でビンゴしたのは、ギッフィーだった(苦笑)。空気読め、ギッフィー(ニヤニヤ)!
しかし、マックチキンナゲットで懐柔されるギッフィーは、いい子なのか安いのか・・・(汗)。



SHV39_5987その会津選手がケーキカットを行ってました敷島珈琲店という喫茶店のケーキです。今回はサッカーフィールドをモチーフにしたものに。美味しかったですよ。



皆口々に言っていたのは、何とかしたいという主旨のコメント。J2に戻ることを全力で行っていきたいという決意のある選手は、来年きっと活躍してくれるでしょう。若手もベテランも一丸となって、頑張ってほしいものです。
・・・ただ、皆優勝で復帰とか言ってると、壮大なフラグになって<ぷす。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)