2017年03月26日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その2 1点が遠い、1勝が遠い

FC岐阜、昨日(3/25)は東京ヴェルディとのアウェイ戦でした。
こちらも新監督同士の戦いでしたが、かたや開幕戦は破れたものの、その後3連勝で勢いに乗っている状態。かたや開幕と2戦目は引き分けたものの、その後2連敗。少しらしくない部分も垣間見え始め、この戦いで立て直したいところです。


対戦相手の東京Vは、大分トリニータに1-0、レノファ山口に0-2、水戸ホーリーホックに4-0といずれも勝っています。水戸の4点が際立っていますけど、いずれも無失点での勝利点を取られたのが開幕戦だった徳島ヴォルティスでの負け試合、それも1-0という試合だけ。堅守という言い方も陳腐なくらいガチガチな守備で相手をのしているんですよね。まぁ、ヴェルディは数年ごとに確変するチームだから(爆)。


SHV32_0560今回は味スタこと味の素スタジアム(東京スタジアム)で行われるということで、最寄り駅の京王本線の飛田給駅から去年は味の素フィールド西が丘 (国立西が丘サッカー場)だったので、2年ぶりですか。
・・・味スタの悲劇ね(泣)。2年前の忘れ物を取り返さねば。

なお、相変わらずFC東京の添え物扱い(汗)。



SHV32_0561駅前でさえも、FC東京推し。味スタのある調布市自体がFC東京を推しているふう。周りの建物にも「味スタを満員に!」と書いてあっても、赤青の縦じま柄だもんなぁ。東京V関連は、数件の建物にポスターが貼ってあっただけ。FC東京はコンビニにクラブ旗も掲げてくれているというのに、東京Vときたら・・・。
え、調布はホームタウンじゃない?ウソつけ!お前んとこのホームタウンは東京都の扱いじゃないか!



SHV32_0566この日は、スタジアムにヴェルディ君が来ておりました
・・・もう後光が差して神々しい。おお、あなたが勝利の神か?<違います。
・・・そういえば、ヴェルディ君がメタボコンドルじゃない!コイツ偽物だ(ギャハ)!



SHV32_0563えー、スタ飯事情が芳しくない(とはいえ、この日は特別出店はあったけど)東京V戦の味スタ。それでも美味そうな飯はいくつかあったけどね。

最初は、「野菜入りあったかビスクスープ」。ええ、ビスクというスープですね。ちなみに、50食限定だったけど、完売したのかは知らん(苦笑)。



クリームスープという分類なので、牛乳か生クリームかがたっぷり入っていて、クリーミーでした。中は豆類が多かった印象。でも、甲殻類から出しただしが入っていたのかというと、どうかなぁ・・・。まぁ、美味いからよしということで(汗)。


SHV32_0565もう一つは、「かき揚げそば」
極めてオーソドックスでした。



美味そうな匂いはしていたものの、味は普通。身体を温めるにはいいアイテムだったけど。
・・・今度は、「ホルモン入り焼きうどん」か「牛肉入り焼きそば」とかにしよう(爆)。行けたらの話だけど(ギャハ)。


SHV32_0567試合はというと、ガチガチ。
前半は岐阜のいいペースで進んでいたものの、前半の終盤から怪しい展開になってはいました東京Vがペースを掴み始めていたんですね。これは嫌な予感。
そして、後半はその悪い予感が的中。丁度岐阜の選手が疲れ始めた頃合いもあって、東京Vが少し押せ押せになってきました
そして、後半23(68)分、わずかな隙間のパスを通した東京V、最後はアラン ピニェイロ選手のゴールで取った1点が決め手になってしまいました
このゴールはキツいわ。本当に隙間から抜いた感じで、東京Vのプレーがすごかったとしか言いようがない。パスミスという指摘もあるものの、見た感じではそうは思えなかったような・・・。ただ、パスミスが目立ったのは事実後半の疲労もあり、早くも飛ばし過ぎの息切れ克服(ペース配分しっかり考えろ)が課題になりそうです。夏場どうなるんだ?

ちなみに、私、試合終盤のチャントで泣きそうになりましたホントに勝てないんじゃないかという思いと、このまま勝てない試合が続くんじゃないという思いが交錯して。



この試合の敗戦により、2月の開幕戦と3月の4試合、計5試合無勝利(2分3敗)に終わりました。
今まで勝てない試合はあったものの、ここまで勝てないのは中々なかった。正直大丈夫かなと思っているけれども、今年のJ2が結構大変な状況を考えると、降格枠に落ちなければいいかなというふうでまだ楽観視しています。でも、早いこと勝利へのスイッチを入れないと、今後大変なことになると思われるのは事実。何とかしないといかんわね。

決定力の無さが大きな課題なんでしょうけど、そのために大型フォワードとして加入したクリスチャン選手を投入したいとなれば、外国人枠の問題でビクトル・シシーニョ・ヘニキの3選手のうち誰かを入れ替えないといけないわけで。調子のいいビクトル選手は外せないし、守備の要になっているヘニキ選手も替えがいないし、攻守の軸になっているシシーニョ選手も替えられないんだよねぇ・・・。しかも、これで替えたところで負けとなれば、さらに問題。どうすりゃいいんだ。
となると、若手の瀧谷亮選手の成長・・・と思ったけど、難波宏明選手の交代で出て早々に、カードもらってるもんな(汗)。自分の役割をわかってほしいねぇ。持ってるポテンシャルは高いことは過去証明しているわけですし。


次回の町田ゼルビア戦までに、課題克服をお願い致します。次もアウェイなので、また東京に行くのは大変ですけど、皆信じて来ております。まだ大木イズムが間違っているとは思いませんし、芽が出にくいのも上手く行かないのもよーくわかります。ラモス体制の酷さ(特に最終年)を見ているだけに、まだ大崩れしなければOKだと。
ただ、このまま勝てない状況が続くと、頭によぎるのは2003年のサガン鳥栖の3勝、2010年のギラヴァンツ北九州の1勝。前者はその後J1昇格を果たし、後者は昨年J3に落ちました。今は降格制度があるため、状況によっては落ちるので、鳥栖や北九州の記録が今出てしまうと確実に落ちるでしょう


とにかく、今はどう考えても仕方ない。今は選手だけでなく、フロントも私達応援する人達も監督を信じてやるしかないです。念ずれば開くと言うではありませんか。今は勝利を信じて念じましょう(こう書くと宗教臭くなるけど(汗))。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2015年04月12日

FC岐阜観戦記2015 アウェイ編 その1 Yahoo!ニュースに載ったよ(大泣)!

昨日、FC岐阜は東京ヴェルディ1969(以下東京V)と東京都調布市にある味の素スタジアム(東京スタジアム)で対戦しました。


・・・えーと、どこから話したらいいんでしょうかね(泣)?そう言いたくなるくらい、あの日の試合は燦々たるものでした。逆に東京Vサポーターにとってはすごい試合を制したことになります。今年の2球団を語る上で象徴的な試合になるものと言っても過言ではないでしょう。
なお、前節東京Vはコンサドーレ札幌と対戦しており、その試合はドロー(1-1)に終わっております。しかし、ツエーゲン金沢に負けた以外は2勝3分けという成績。特にタレント集団のセレッソ大阪に引き分けているというのが大きいですね。昨年がJ3降格直前だったことを考えれば、大躍進しております。
ただ、昨年の岐阜との対戦成績は2敗と相性は悪く、特に岐阜がアウェイとなり、国立競技場の事実上のラストゲームとなった一戦に敗戦しているのが印象的ですね。そのため、岐阜にとっては『お客さん』。気を抜かなければいけると思っておりました。


SHL23_1315さて、今回訪れた味の素スタジアムの最寄り駅である京王電鉄京王線の飛田給駅
写真を見て頂くとわかりますが、味の素スタジアムはJ1にあるFC東京との共同本拠地になっています。とはいっても、東京Vはもう一つの味の素スタジアム(味の素フィールド西が丘(国立西が丘サッカー場)。東京都北区にある)でもホームゲームを開いているふうです。そのためなのか、駅前はFC東京の方がメインに押し出されているふうで、東京Vはどちらかというと『お客さん』の雰囲気が出ております。



SHL23_1317それを表すかのように、味の素スタジアム入口の店の看板もFC東京の選手が全面的に押し出されております



SHL23_13171昨日の試合は、テレビアニメ「甘城ブリリアントパーク」のコラボ試合(アニ×サカ)ということもあり、いつもは『稲城市』となっている部分が『甘城市』となっていました



SHL23_1318こちら、そのコラボ専用チケット。
このチケットは、MB自由席に対応しており、ホーム席に近いところも座れるばかりか、アウェイ席そばにも座れるという優れモノ(笑)。



SHL23_1320元々は陸上競技場だったこともあって、サッカーグラウンドはフィールドの内側という設置になっているものの、ピッチはきれいですね。ただ個人的感想として、サッカーグラウンドが長良川よりも小さい気がするのですが、気のせいでしょうかねぇ



SHL23_1321スタジアムに現れた東京Vのマスコットヴェルディくん(左)と「甘城ブリリアントパーク」のモッフル卿(右)。真ん中にいるのは、同作品の千斗いすずのコスプレをしているあんぽむさん



SHL23_1322こちら、アウェイサイドの岐阜のサポーターの面々
岐阜は前節でセレッソ大阪に負けているだけに、ここで取り返したいところ。そのため、開始当初から少ないながらも初めからヒートアップしておりました。



SHL23_1323当日は少々肌寒い中だったので、近くの売店で販売していた2015年新メニューと称していた「もつ煮込み」をセレクト。しかも数量限定だってよ。



味は甘めの味噌がメインになっており、関東圏の商品ながらも薄味しょうがを利かせているわけでもなく、味噌本来の味で勝負というところでしょうか。それでも臭みはないので、美味しく頂けました。


SHL23_1326では、大荒れになった試合の模様を話していきましょう。
この試合は試合の展開ごとに「甘城ブリリアントパーク」のキャラが出演しておりました。キックオフ時はモッフル卿、オフサイドとフリーキックの時は可児江西也、コーナーキックの際は千斗いすず、ゴール時はチケットのイラストなど。

前半に関して言えば、東京Vがペースを掴みかかったところに、ゴール前のファウルで得た直接フリーキックを難波選手が決めてからは、もう岐阜の押せ押せムード難波選手はこの試合でハットトリックを決め、このままいけば、岐阜が今までの敗戦のうっ憤を晴らす快勝・・・といくところでした。ええ、こ こ ま で は 。



SHL23_1328全てが変わったのは、後半18(63)分以降でしょう。


チーム内の司令塔でもある高地選手を休ませるために若手の水野選手に入れ替えた。まぁこれはわからんでもない。同じ理由で後半21(66)分に難波選手を遠藤選手に切り替えたのもわからんでもない。この時までは若手育成と経験を積ませるためなんだよなと楽観視しておりました。
しかし、後半30(75)分に東京Vのブルーノ・コウチーニョ選手のファウルでロドリゴ選手の退場(後半32(77)分に苅部選手と交代)で、守備陣が浮足立ちだし、後半開始以降次第に東京Vにペースを握られかけていたおかしな流れが決定的になったとも言えるでしょう。

そして後半39(81)分にあの怒涛のゴールラッシュの先駆けが起こったのでした。以降、43(88)・48(90+3)・51(90+6。ちなみにアディショナルタイムは5分)と立て続けに決められました。
まるで、「甘城ブリリアントパーク」の第12話の展開をそのまま見せられたような感ですわ。わからない方に説明すると、可児江のツメの甘さで5万のサッカー動員を招いたのにもかかわらず50万の目標に足らず、何とかキャストの努力でかき集めたものの、残り1分となったところで3人足りない。その時、千斗にまとわりついていた幼稚園児3人が『女の匂い』を嗅ぎつけて襲来見事その3人で目標達成・・・という流れ。その流れをサッカーでやってのけたのですから、恐ろしい。



SHL23_1329勝利の歓喜に沸く東京Vサポーター。でも、この日の試合の観客動員数は3178人(汗)。こんな数なら、ホントに味の素フィールド西が丘を本拠地にした方がいいんじゃないかと。J1の観客動員基準に足らんけど、このままここ使ってたら大赤字だぞ・・・。

まぁ、わかっていると思いますが、逆に岐阜サポーターは怒号を選手に浴びせておりましたとさ。まぁ、さすがに私も怒ったわ。これは酷いと。



正直に何も言うことはありません。これで負けたらどうしろと。試合後のラモス監督の発言にも、何かしらの意味があるのかもしれないとはいえ、試合放棄とも取れるようなふうにも見えて、怒りを通り越して呆れてものが言えない。これは今後の観客動員にも大きく響くものと推測しています。


次の栃木SC戦はかなり厳しい試合になると思います。この試合で負ければ6連敗のチームタイ記録になりかねないです。もうそろそろ進退問題を議論してもいい頃。カネづるが無くなると言うなら、岐阜はそれまでのチームだったと思ってあきらめるべきです。下手に岐阜県民は支援しない方がいい。ダメなら突き放すくらいの勇気が無いとこのチームはよくならない、そんなところまで来ています。


FC岐阜の明日はどっちだ!次戦でそれを示せ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(2)TrackBack(0)