日本は2004年のアテネパラリンピックに次ぐ2番目のメダル獲得数だったそうです。オリンピックと同様で、メダルの数が大事ではなく、競技で自分に納得できるものができたかだと思います。それゆえに、クラス分けの件である選手が走ることないまま終わってしまったのは、残念無念でなりません。この件は、IPC(国際パラリンピック委員会)は改善策を設けて頂きたいです。
さて閉会式は、障害者の無限の可能性を存分に引き出した、そして障害者に対する社会的メッセージの極めて強いものになったかなと思います。ともすれば政治的なメッセージにまで踏み込んだ部分があるんじゃないかとも思えたのですが、そこまで踏み込まないと、日本のような国は特にそうですけど、変わっていかないと感じているからでしょうね。あと日テレ、やるならこれだぞ(ニヤニヤ)。
個人的には、NHKで中継していた時に司会の一人で出ていた嵐の櫻井翔さんが、かなりアツくなって見ていた、様々な人達の踊るブレイクダンスのシーンとやっとのことで出てきたソメイティとミライトワが印象的かなと(苦笑)。ソメイティとミライトワの件は、本当によかったと思う。最後まで出られなかったらホントに寂しいものになっただろうからね。なお、男子バスケットボール決勝戦をミライトワは『観戦』しておりました。あの配慮も粋だよね。
これで日本の障害者スポーツならびに障害者に対してどのような変化が見られるのでしょうか。少なくとも、3年後のパリパラリンピックまでその熱が冷めていないことを願うばかりです。これはメディアの責任でもあるのよ。そして日本のパラリンピック委員会や障害者スポーツの団体が、積極的に試合の告知とかを行えば、変わってくることだからね・・・。

