その中で、先日とある駅のホームで待っていたら、JR東日本を走っていた205系という電車の電光行き先案内板に『ジャカルタ』と書かれて驚愕したという話をツイッター上に掲載して話題になりました。このように近年ではインドネシアをはじめ東南アジアに譲渡されるケースが多くなりました。一昔前のブルートレインがタイやミャンマーの長距離鉄道として再稼働している話もよく聞きます。名古屋の地下鉄で走っていた100系や1000系がアルゼンチンのブエノスアイレスの地下鉄で走っていたなんて話は、名古屋に住む人達なら新聞で知ったという人もいるのかなと。
話をJR東日本の話に戻します。
今回話題になった205系は、インドネシアに輸送する途中だったとのことで、去年から随時運行終了になった電車を輸出しているようです。過去にも103系や203系がインドネシアに譲渡されておりますが、無償譲渡だったとのこと。廃車にするのもお金が掛かるので、無償でも引き取ってくれるのなら・・・というふうなのでしょう。
インドネシアには、JR東日本以外でも、関東圏では東京メトロの電車(6000系)も譲渡されているそうです。
ちなみに、譲渡先のインドネシア通勤鉄道会社では、車両紹介をツイッター上で行っているそうです。お色直しされたかつての日本の電車がインドネシアの通勤の足になっていると思うと、少しうれしいですよね。

