2014年09月25日

名駅沈没

ただし東山線のみ。いや、東山線だけで済んでよかったと言うべきか。


今日未明の大雨(3時間の間に約68mm降っている)で、地下鉄名古屋駅に水が流れ込み、東山線のホームが水浸しに。一時はホームとその階上が水に浸かって、最高ひざ下くらいにまでになったそうな。また構造上の理由で、地下鉄東山線の岩塚~池下で不通となり、始発から運休午後2時45分にやっと運転を再開しました。このことで、朝のラッシュで名駅は大混乱池下駅では、7・800mほど離れた桜通線の乗り換えができる今池駅に向かうために長蛇の列ができたそうです。もちろん、桜通線も大混雑先述の今池駅も含め、乗り換え駅ではエスカレーターが止まってしまったほどです。


どうしてこうなったのかというと、名駅そばで建てている超高層ビルが原因。丁度名古屋中央郵便局跡に建設中のJPタワー名古屋の地下に流れている下水道管と何らかの理由で繋いでいた仮説の下水道管が外れてしまい、漏れた水が排気管の隙間から伝って漏れてしまって、それが駅長室近くにあった機械室から一気に駅中に流れ出てしまったのだそうです。
施工を請け負っていた竹中工務店は夕方に行われた記者会見で平謝り。河村たかし市長も現場視察の際に「もう二度と起こらんようにせないかん」と少々おかんむりのようでした。


雑な工事がこの事態を招いたのだとすれば、しっかりやってくれと言いたいですね。納期優先なのは十分にわかります。でも、建物は長い間使っていかなければならないのです。雑に作ったことで、何事か起こってしまうようならば、時間が掛かっても丁寧に行ってほしいものです。特に今回のビルは超高層ビルになるのですからなおさらです。


この事件は、超高層ビルの建築ラッシュが招いた、早く完工しようとする業者の焦りと怠慢が生み出した人災なのです。早朝の時間帯だったので、幸い死人やけが人が出なかったことが救いでしょう。ラッシュ中に起こったら・・・と思うと、ぞっとしますよ。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:00Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月29日

終電延長?

最近何かと終電延長しようという事態が増えています。
例えば、東京の東京メトロ・都営地下鉄に関しては終電という概念をなくして終夜運転(24時間営業)をしようとしているし、大阪の市営地下鉄は既に終電延長を行っています(最大30分)

夜が早いと言われている名古屋でも、地下鉄の終電を30分だけでも延長しようと画策しているようで、12/20・12/27に試験施行される運びとなっています。こうなった背景は、夜が早いと言われている名古屋でも夜遅くまで都心部に過ごす人が多くなり、乗車率も忘年会時期に差し掛かる12月の場合、154%になるとのこと(平日は80~90%ほど)。そのために週末だけでも・・・というふうになったわけです。


今回施行されるのは、東山線という名古屋の都心の一つ栄を中心に東西に伸びる路線で、中継地点にもう一つの都心である名駅があり、両起終点は住宅街にあるため、名古屋の地下鉄では最も人の乗る路線でもあります。この東山線の終電、現在は東の終点藤が丘駅を23:51発、西の終点高畑駅を23:55発になっています。ただし、これらは完走するわけではなく、少し前にある駅(藤が丘発は岩塚、高畑発は星ヶ丘まで)で終着になります。これを完走させる形にし、時間も藤が丘駅を24:15、高畑駅を24:20に発車させるというふうにするわけです。


現状は週末だけで行うとのことですが、好評なら本格的な延長も考慮されることになるでしょう人件費の問題や深夜バスの兼ね合いもあるので、実現までのハードルは高いと思いますが、夜の早い名古屋に一石を投じられるきっかけになれば、名古屋の活性化にも繋がるだけに、何とか上手くいってほしいし、20時以降の増発のきっかけになればと思います。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)