そんなコミケにある人が参加することになって話題になりました。演歌歌手の小林幸子さんです。
小林幸子さんと言えば、かつては紅白のド派手な衣装で話題になった人でもあり、そのド派手な衣装で美川憲一さんと争ったのは有名な話です。
ただ、自身をプロデュースするための事務所の社長を解雇してから徐々に潮目が変わってきているのではないかなとも思えてなりません。この頃から紅白の出演も無くなり、自社レーベルで手掛けるインディーズっぽい活動が目立つようにもなってきました。演歌が売れないという背景もあるのでしょうけど、自身が新曲にこだわっている(普通、演歌歌手は過去のヒット曲を頼るないしは他の人の曲を歌いこなす傾向が、特にベテランになると多くなる)点も見逃せないでしょう。
しかし、意外なほどに柔軟なのも見逃せず、かつては「ドリフ大爆笑」のようなコメディ番組で脇役をこなしたり、ポケモンやクレヨンしんちゃんの主題歌を歌ったり、最近ではニコニコ動画に投稿するといったエンタメ性あふれる人でもあります。特にニコニコ動画に出演以降、『ラスボス幸子』と称して若年層にも有名になり、自身もノリノリなほど。悪く言えば売れるために無理している・・・とも取られかねないですが、過去に売れない時代を味わっているため、今の状況はもしかしたら楽しんでやってるんじゃないかとさえ思えるほどです。
さて、今年の夏コミに参加することになった小林幸子さん。参加スペースは「5884(コバヤシ)組」だそうです。説明にあたるスペースには『小林幸子』という自筆文が書かれているのみで、一体何をするのかがわからない状況。まぁ、十中八九新曲(インディーズ作品)の発売になるんじゃないかとは思いますが、ドサ回りの演歌歌手もビックリな大物演歌歌手の手売りということになれば、前代未聞ではあります(ちなみに、喜多村英梨さんや喜屋武ちあきさんが同人誌を手売りしていたことはある)。
ただ、酷暑とも言えるビックサイトで売り子ができるのかとか大物だから当選できたのではないかとかなどの批判があるのも事実。
正直大物が当選するのも良し悪しなんですよね。ただ、そのために有能な新人やきちんと書類を書いた人が落ちるなんてことはないようにしてもらいたいですね。
で、私自身はどうなのかというと、久しぶりに当選しました。
参加する日は、奇しくも小林幸子さんと同じ3日目、東2ホールS-51aとなっております。本当に久しぶりにお茶の新作を出すこととなります。ネタは十二分に、腐るほどに(苦笑)たまっておりますので、組み立てられないなんてことはないと思います(汗)。だけど、早く仕上げよう。何だかんだ言って最後夏休みの宿題のように終われながら仕上げてますからね(泣)。今正直仕事も忙しいし。
ゆえに、頑張って仕上げますので、小林さんのついででいいので(爆)、「サークルあかまどうし」をよろしくお願い致します。
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