そんな中で中日が獲得に乗り出し、テスト入団を経て正式に契約となり、期待と不安の入り交じるシーズンを迎えます。
結果的には、11試合を投げて6勝(4敗)とローテーションの谷間を埋める選手として活躍。イニング数は基本的に5回ないしは6回だったものの、下位に沈んだ中日の勝ちに貢献したとも言えます。
今年の活躍を受けて、日本野球機構は松坂選手にカムバック賞を贈呈することになりました。さらに、中日も更なる活躍を期待して、松坂選手が付けていたエースナンバーである18を来年から与えることも決まっています。まだ契約更改は始まっていませんが、恐らく現在の年俸から大幅にアップすることは間違いないでしょう。
松坂選手も、今年曲がりなりにも活躍できてほっとしているのではないかと思います。松坂世代という自分の名前の付いた言葉もあり、自らがリードする立ち位置の人間が、同じ松坂世代の人間より先に辞めてしまうのは、プライドが許さないでしょう。もう少なくなっている松坂世代のリーダーとして、来年以降も活躍してほしいですね。
・・・でも、中日のエースナンバーって20じゃなかったっけ(ニヤニヤ)?中日のレジェンドの一人である杉下茂さんや権藤博さんをはじめ、今年亡くなった星野仙一さんや小松辰雄さん、抑えでも宣銅烈さんが付けている番号じゃない。ということは、20番が取れるように頑張れというシグナルじゃないのかと穿ってみる(ニヤニヤ)。

