先日行われたガイナーレ鳥取戦で惨敗し、3連敗で最下位に転落。イマイチ噛み合っていない中で迎えた松本山雅戦は、何としても勝たなければいけない相手でもありました。
というのも、松本山雅自体も調子が上向かないまま来ており、前節行われたSC相模原戦で、ようやく初勝利を挙げました。それだけでなく、開幕戦だった第1節の試合は、4/27に順延されただけでなく、先日行われる予定だったAC長野パルセイロとの信州ダービー(第5節)も大雪のため中止になり、5/14に開催されることになったことから、2試合少ない中で迎えることとなりました。とはいえ、3/26に行われたルヴァンカップの1回戦、J2に所属する北海道コンサドーレ札幌を破るジャイアントキリング・・・と言いたいけど、過去に同カテで何回も対戦しているから、素直にジャイアントキリングって言えるのかなと思うし、言いたくもないんだよなぁ(爆)。

なお、写真を撮ったところは、岐阜県内ではなく、愛知県内になります。あしからず。

・・・といっても、過去と比べると目減りしているんじゃないかなと思える動員っぷりだと思っていましたよ。
・・・いいや違った、写真の右隅に写るメイン席に大勢サポーターが陣取っていた。あの人達がアウェイ席にいたら、かなりのぎゅう詰めになっていたんだろうなぁ・・・。そうならなかったのは、雨対策?それともアウェイ席に行きたくない(苦笑)?



ドゥドゥ選手がいたのにもかかわらず、通訳一切無し(汗)。翻訳検索でポルトガル語に変換していた市橋大輔さん、ホントにお疲れ様でした。

川崎重工業のヘリコプターから試合球が落下するとのこと。ほぼ毎年恒例の行事とはいえ、ここまでしっかり写真を撮ったことはなかった(爆)。しかも、運よく落とす瞬間の写真が撮れたので、載せておきます。


やはりルヴァンカップで勝ったことが功を奏しているのか、松本山雅優勢の中で迎えた後半8(53)分、松本山雅の野々村鷹人選手にレッドカードが出されました。これは結構なスライディング。出されてもおかしくないなぁとは思っていましたけど、まさかレッドになるとは思ってなかったですね。悪質だと判断されたのでしょうけど、主審の判定基準が何とも言えないので、心中お察ししますとも。
じゃあこれでウチが有利になったのかというと、さにあらず(泣)。松本山雅が11人の時もそうでしたけど、シュート打てども枠内に入らず・・・でして、バーに嫌われたり、相手キーパーのファインセーブで阻まれたりと散々な有様でした。勝てないチームの典型的パターンとも言えますが(大泣)。
それでも、少しずつ相手にプレッシャーを掛けたことが、最終盤に実を結びます。
試合終了間際、途中出場で昨年は松本山雅に在籍していた中村仁郎選手がドリブルで相手を2人かわしたところで、フリーになっていた北龍磨選手に回すと、すかさず北選手はシュートを選択。松本山雅の守備が棒立ちになっていたのを確認したかのように放たれたシュートは、何もできずにゴールマウスの中に飛び込んでいきました。松本山雅の守備陣が唖然としたゴラッソ!以前のフリーキックからのゴラッソもすごかったけど、今回は動いているボールをダイレクトに打ってのゴラッソなので、難易度は高かったはず。よく決めたと言っていいでしょう。
この結果、1-1の引き分けで試合終了となりました。松本山雅は、あと一歩のところで逃げ切れず。岐阜は、何とか勝ち点1をもぎ取った格好となりました。

松本山雅の現状だったら、勝てる、いや勝たないといけない試合だったと思います。だのに、序盤でプレーを壊してしまい、ホントに最後ヤバいところで北選手が救ってくれたというふうになっていましたね。正直あのPKで勝負ありと思っていましたもの。
あとは、やはり松本山雅のサポーターの声量は段違い。人が多いだけではなく、個々の声量のクオリティが高いんだろうね。そういった点では、チームに対しての想いや後押しという意味での一体感は、格段に上でした。
翻ってウチはどうだったか。ファン・サポーターが一体となっていたのかと。ウチのコルリが応援に対して不満を漏らしていたのを聞いて、一体感を感じられなかったんだなと思いましたね。どこかで一体感を阻害している何かがあったんだろうと思います。かくいう私も先述の言葉のようなことを思ってしまっただけに、反省しないといけないですわ・・・。
その後の結果、ギリギリのところで最下位を脱出したものの、まだ19位。JFL行きになる可能性は、まだまだ高い。それでも積み上げた勝ち点を生かすためにも、次のアウェイである奈良クラブ戦も落とせない戦いになった。今度こそ勝つために一体感を持って挑まないといけない反面、煮え切らないチームの状況を見たら、次が未だ勝っていない関西圏での試合ゆえに大丈夫なのかというネガティブな要素が頭をもたげる。そんなアンビバレント(二律背反)な想いを抱いてしまう自分自身が何ともはや・・・。そこがアカンし、相手に付け込まれるのは十二分にわかっていても、です。人間の心というものは、かくももろいのです。これを読んでいる他のファン・サポーターの皆様、どうかお許し下さい。
次回は、本来なら勝てる試合に導いてくれるはずだったカレー祭りの話など。

