2024年12月03日

順当と厳しい結果が交錯した中のプレーオフ・入れ替え戦

12/1にJ1昇格プレーオフとJ2昇格プレーオフの昇格プレーオフ、J3・JFL入れ替え戦とJFL・地域リーグ入れ替え戦の入れ替え戦が行われました。
まずはJ1昇格プレーオフ。J2で3位のV・ファーレン長崎が同じく6位のベガルタ仙台と、同じく4位のモンテディオ山形が同じく5位のファジアーノ岡山とそれぞれ上位クラブのスタジアムで開催されました。
その結果、下位のチームである仙台と岡山が勝つという下克上が発生しました。


仙台は、長崎に対して有利に進め、前半に先制。その後後半になっても仙台が押せ押せムードで進め、追加点を着実に奪います終盤に長崎が1点を入れるものの、時既に遅しアディショナルタイムにダメ押し点を仙台に入れられ、万事休すとなりました。

岡山は、山形に仕掛けたプレスが功を奏し、先制点を奪うと、その3分後にはコーナーキックから追加点を奪います山形はツキに恵まれず、相次ぐ選手の負傷と後半に起こった一発退場で徐々に精彩を欠き、最終盤にダメ押し点を岡山に叩き込まれ、山形は無得点で試合終了。この結果、岡山が初の決勝進出となりました。

決勝戦は、岡山のシティライトスタジアムで開催となりました。岡山ではNHK岡山放送局が、優勝した際は特番を組むということで、鼻息が荒いようです(試合は、テレビせとうちで放送)


続いては、J2昇格プレーオフ。J3で3位のカターレ富山が同じく6位のFC大阪と、同じく4位の松本山雅FCが同じく5位の福島ユナイテッドFCとそれぞれ上位クラブのスタジアムで開催されました。
その結果、双方とも引き分けに終わったものの、レギュレーションに伴い、上位に着けていた富山と松本山雅が決勝に進みました


富山もFC大阪もがっぷり四つで進んだ試合は、前半に双方点が入ったものの、それ以降は膠着状態に。下位に着けているFC大阪がゴールを攻めるも、富山の守備を割ることができずに試合終了となりました。

松本山雅と福島の試合は、序盤に福島が先制を挙げるものの、その後点が奪えずに前半が終わります後半に入ると松本山雅のペースになり、後半半ばに同点弾を叩き込みます福島は初のJ2昇格に向けて猛攻を仕掛けるものの、松本山雅のホームでできることとサポーターの多さという地の利が生きたのか、松本山雅の守備陣を打ち破ることは再び叶わず、引き分けに持ち込まれてしまいました


決勝戦は、富山の富山県総合運動公園陸上競技場で開催となります。富山は10年ぶり、松本山雅は3年ぶりのJ2復帰の掛かった大事な試合になります。この時期の北陸地方は雨がち(時に雪)な天気になるようで、かなり寒いことが予想されます。そんなコンディションの中で十二分なポテンシャルを出せるのは、どちらなのでしょうか。そして、松本山雅のサポーターによるホームジャックが行われるのかも注目です。


そして、J3・JFL入れ替え戦。ホーム&アウェイ方式で行われる入れ替え戦の1試合目は、JFLで2位だった高知ユナイテッドSCのホームで行われることになっていたのですが、春野総合運動公園陸上競技場がイベントで使えなかっただけでなく、照明でもJリーグ基準を満たせなかったため、香川県丸亀市のPikaraスタジアムで開催されることになりました。相手はJ3で19位だったY.S.C.C.横浜です。
堅守速攻の高知と攻撃的なY.S.C.C.という構図だったはずが、試合開始から全く逆の特徴が出る展開になりました。前半早々にY.S.C.C.が先制したものの、前半半ばにY.S.C.C.のわずかなスキを突いた高知が同点に追い付きます。しかし、双方追加点が遠く、1-1でのドローとなりました。
これに伴い、双方が勝たないといけない状況に陥ったものの、高知の方が若干不利になったように感じます。総得点数がJFLの中でも低かったこととシュート数がY.S.C.C.の倍打ったにもかかわらず1得点で終わったことがその理由です。

史上初のJ3・JFL入れ替え戦の第2戦は、12/7にY.S.C.C.のホームであるニッパツ三ツ沢球技場で開催されます。高知が不利と言ったのは、Y.S.C.C.のホームであるという点ですね。仮に延長→PKになっても、ホームの地の利を生かせるのは、やはり大きなアドバンテージになりますよ・・・。


最後に、JFL・地域リーグ入れ替え戦。一発勝負で行われるこの試合は、JFLで16位に終わったミネベアミツミFCが、自身のホームで、全国地域サッカーチャンピオンズリーグで2位に躍り出たVONDS市原FCを迎え撃つ格好となりました。
試合そのものは、がっぷり四つを組みながらも双方チャンスを潰し合い、膠着状態に陥っていました。このまま延長戦になるのかなと思われた最終盤にコーナーキックからのセットプレーで、クロスの上げ損ないになったボールが市原のゴールマウスに吸い込まれる意表を突く展開に。まさにミネベアが棚ぼたの勝利でJFL残留を勝ち取りました。一方で市原は関東1部に残留となり、熾烈なリーグ戦を戦い抜くこととなりました。


三者三様というのか、各リーグの特徴が如実に出ていた試合になったのかなと。特に最後のJFL・地域リーグ入れ替え戦は、一発勝負から来る残酷さと意外性が詰まったものになっていましたね。過去私は、FC刈谷×クリアソン新宿の入れ替え戦を見に行きましたけど、その時は同じ残酷さでも下克上の勢いみたいなものが見られたように思いました。JFLの公式で見た今回の試合とは全く違う異質なものでした。Jリーグでもなかなか見ないヒリヒリしたものでしたよ・・・。


12/7には、昇格プレーオフとJ3・JFL入れ替え戦が行われます。どんな戦いを見せるのか楽しみですし、どこが昇格・参入してくるのか楽しみでもあります。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2024年11月22日

【2024】どうなるJ2昇格プレーオフ【順位決め】

J3の残る試合は1つのみ。既に大宮アルディージャとFC今治がJ2昇格を決め、カターレ富山が3位を決めているため、富山に関しては、J3昇格プレーオフは1回戦・2回戦共にホームで挑め、引き分けでもOKになる権利を得たので、1回戦さえクリアできればJ2昇格を大きく手繰り寄せられるでしょう。その他、松本山雅FC・FC大阪・福島ユナイテッドFCの3チームが、J3昇格プレーオフに進むことは決まりました
一方で残留争いも決まり、いわてグルージャ盛岡は最下位でJFL行きとなり、Y.S.C.C.横浜は19位でJFL2位になった高知ユナイテッドSCとの入れ替え戦に挑みます。


そうなると、進むことは決まった松本山雅・FC大阪・福島の最終順位がどうなるかになるでしょう。現状を見てみましょうか(左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。


4位 松 本(57)+15
5位 大 阪(57)+12
6位 福 島(56)+12


・・・いやぁ、煮詰まり具合が半端ない(ギャハ)。カオスという表現がぴったりな3チームの現状なんですけど、まずは対戦相手を見てみましょうか。


沼 津 × 松 本(A)
八 戸 × 大 阪(A)
盛 岡 × 福 島(A)


何といずれもアウェイ(爆)。対戦相手は残留や入れ替えは決まってしまっていますけど、来季に向けて勝ちを得たいところでしょう。特に沼津・八戸は一ケタ順位にいるので、この順位を維持したいと必死になるでしょうね。また福島は盛岡とは最後になる東北ダービー。しばらく会えなくなる可能性もあるのと盛岡にとっては最後のJリーグの試合なので、勝ちたいでしょうね・・・。


その結果、どうなるのか。こちらをご覧下さい(左から勝ち・引き分け・負けの順)。


松 本 60 58 57
大 阪 60 58 57
福 島 59 57 56


一番怖い状況なのは、松本山雅とFC大阪が負け、福島が引き分けた場合で、勝ち点が57で並ぶからです。そうなると得失点差が問題となってきますけど、福島が得失点差で現状ついている3点取っておくと、FC大阪をかわすことができ、松本山雅の得失点差を上回れます(負けることで得失点差を少なくとも1減らすことになるので。もちろん状況次第では2点でも1点でもOK)。この時、得失点差が同数になった場合、今度は福島と松本山雅の総得点数で見る形になります。この総得点数は、試合前の状況で見ると、実は同じ(60得点)。こればっかりはどうなるかわからないのですが、仮に総得点数も同じだった場合、福島と松本山雅のホーム&アウェイの成績で決まります第4節と第23節で戦っていますけど、第4節では1-0で福島の勝ち、第23節では1-1で引き分けとなっているので、福島が上位に立つこととなります。
ちなみにFC大阪と得失点差で同数になった場合、総得点数で福島が優勢(FC大阪が42、福島が60)なので、こちらも福島優勢ですね。


順位表で見れば、松本山雅が有利なんですけど、勝ち進み方次第では福島が有利になるかもしれないというふうなのは意外でした。ウチに開幕戦ボロ負けだったのに(ニヤニヤ)。


ということで、松本山雅は勝つか引き分けで4位キープ
FC大阪は松本山雅が引き分けた場合、勝てば4位になり、松本山雅が負けた場合は引き分けでも4位になります。
福島は、松本山雅とFC大阪が引き分けないし負けになれば一気に4位にジャンプアップ。ただ、引き分けた場合は、FC大阪はかわせるものの、松本山雅とは得失点差→総得点数→ホーム&アウェイの成績にもつれる可能性があり、そこで勝れば4位になれるというふうです。


・・・こんなにややこしくもつれるとは、改めて書きますが、意外です。そしてJ3のカオスさを象徴しているなぁと。もうJ3も魔境レベルだよ・・・。


そんなJ3最終節は、全試合11/24の14時キックオフDAZNなら同時視聴もできるようになっているとのことだそうなので、気になる方は是非とも。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2024年09月01日

FC岐阜観戦記2024 第13節 ヤルキマンマン

試合の話をする前に、台風10号で被害の出た岐阜県大垣市を中心とした西濃地域の皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧・復興を望んでおります。


FC岐阜、昨日は松本山雅FCと戦いました。
先述の通り、台風10号襲来の中、隣県の愛知県豊田市の豊田スタジアムで行われる予定だった名古屋グランパス×アルビレックス新潟の試合は中止になったのに、なぜここだけは開催されたのか。疑問に思われた方々も多かったことでしょう。結果的には天候が回復に向かってよかったものの、状況によっては、大きく非難されてもおかしくなかったわけです。

とりあえず、なぜ岐阜×松本の試合を行うことになったのかを、私なりに考えてみました。以下の通りになります。


①近場の開催だったから
恐らくこれが一番の理由でしょう。
近場とはいえ、200km以上離れてるやないかい・・・とツッコまれそうですが、選手バスで来れる地域なら、近場なんだよ(ギャハ)!<その理論は、Y.S.C.C.横浜やガイナーレ鳥取のようなチームにあてはめてはいけない(汗)!
・・・はい、そうですね(汗)。

②他のJ3の試合はやっていたから
これは結果論ですけどね・・・。
台風10号のルート上でヤバかったのは、FC大阪×ツエーゲン金沢(たけびしスタジアム京都)、カターレ富山×アスルクラロ沼津(富山県総合運動公園陸上競技場)とここだったんですけど、遅れたのは富山×沼津の試合だけで、他は無事に開催となったわけです。恐らく最後まで台風のコースとにらめっこしたウチの運営とマッチコミッショナーとの検討の結果、開催となったんでしょうね。Jリーグ運営がやれといった可能性も微レ存ですけど(ニヤニヤ)。

③松本山雅の試合を平日開催にしたくないから
④少しでも日銭を稼ぎたいから

この2つも有力な理由じゃないかなと。結果的には4000人弱しか来ていないので、大規模動員が叶う松本山雅との試合で、これでは・・・とも思いましたけど、天候には勝てんか。
田口裕也選手を完全移籍で出したということは、結構財政的に厳しいんじゃないのかと個人的には見ています。観客動員数も伸び悩んでいるので、せっかく大量動員の見込める松本山雅戦を平日開催にしてしまったら、動員数は大きく減るだろうと思って、開催を強行したという見方もできます。それが裏目になってしまったようにも見えなくはない。


KYG03_20240831_112357560そんな、開催するのかわからない中で、岐阜にやって来ました。
JRの岐阜駅にあるペストリアンデッキ、一部に雨除けの屋根があるんですけど、それが全く機能していない逆方向に降り込んでいるからだ、と言ってしまったらそれまでですが(苦笑)。



KYG03_20240831_112618540このように、雨どいも無いのに、ゴゴゴと滝のように流れるところもあり、尋常じゃない降り方をしていたんだということがわかります。



KYG03_20240831_121013673今回、試合が始まるのは夜からなんですけど、列車がいつ止まるかわからない状況だったので、早めに来た結果、お昼時になっていました。
そのため、柳ヶ瀬に寄ったのですけど、ひっそりとあったのが、FC岐阜神社。あるという話は聞いていたけど、こんなところにあったのか・・・。



KYG03_20240831_152035364イベント関係が台風の影響によって壊滅的になっていた中で、スタグル関係はそれなりに機能していたのが救い松本山雅の関係者が来れなかったのは残念ですけど、今回のもう一つの目玉だったコメダ珈琲店は来ていた
コメダといったらモーニング。今回はそれを夜に味わおうということで、ナイトモーニングを50食限定で行っておりました。ドリンクを買った人に小倉トーストが付いてくるというふうでした。さすがに卵は無理だったか(苦笑)。<そう思いながらも、卵の苦手な(あまり好きではない)うp主、安堵してたのは内緒(ギャハ)。



KYG03_20240831_154607506今回はSKE48の限定ユニフォームもお披露目となっておりました。
本来なら、かさなるステージのイベントでお披露目だったんだろうけど、それも叶わぬ事態となったわけです。



KYG03_20240831_174921126イベントブースもほとんど出ていなかった中、飛騨市は展開していたようで、中部山岳国立公園90周年をPRしていました。その流れで、奥飛騨温泉郷特別観光大使として「温泉むすめ」の平湯みつば(左)・奥飛騨五十鈴(右)も来場していました。






KYG03_20240831_205653095まず、松本山雅のメンツの中にアウェイでやらかした山口一真選手がいないことに、ゴール裏がエキサイト(笑)。謎の指笛合戦(何の会話だったのかは一切不明(ギャハ))が展開されるなど、いつもでは見られないカオスさが漂っていましたこれもTOP OF 北アルプスというダービーマッチだからなのかなぁ(汗)。
そしてウチの運営はやる気満々だったことが天候に伝わったのか、すっかりよくなってきて、西日も差すような晴れ間も見られた中でのキックオフになりました。そうなると、徐々に蒸し暑くなってきまして、選手達のコンディション調整も大変だろうなと思いながら、買ってきた水をガブ飲みしていました(苦笑)。


そんなことは露知らず、双方の選手達が試合開始早々からガチンコのアツい展開を見せており、双方やる気満々(いや、殺る気満々だったか(苦笑))となっておりました。一進一退の攻防を見せてはいたのですけど、松本山雅が徐々にペースを握り始め、前半26分にロングスローからの展開を見事に決められ、失点してしまいました。紙一重の場所だっただけに、防ぎきれなかったのが痛かった・・・。
結果的には、この失点が重くのしかかり、後半早々から岐阜のスタミナ切れが露呈して一気に松本山雅に押される事態にはなったものの、よかった点は一つだけあった。あれだけの猛攻を食らいながらも何とか抑え切った点でしょう。だからこそ、あの失点がもったいなかった。あれだけ守備を固めていたのに失点をするというふうなのだから、ホントにサッカーというスポーツはわからない。
その後、中軸と前衛をフレッシュにして、攻撃の転換を図ったものの、それでも松本山雅の守備は硬かった。キーパーも冴えていた。大内一生選手はアウェイの時には控えにいた人。その理由がよくわかった気がする・・・。
結果、最後までウノゼロ展開を破ることができず、惜敗となりました。ただ、松本山雅の選手達の姑息さが垣間見えたのが残念足つり過ぎ・倒れ過ぎ・シミュレーションやらかし過ぎだろう・・・。担架の引き揚げも近いライン上から引き揚げさせろよ、主審の岡宏道さんよぉ・・・。コイツが絡む試合はロクなことが無い。



個人的には、この試合に勝たないと、本当に強さを取り戻したというふうに言えないと思っただけに、非常に残念なものとなりました。本物の強さではないというのが事実ではありますが、少しずつではあるものの、いい部分も出てきています一時の最悪の状態からは脱しつつあると思います。ひとえに、松本山雅の猛攻をほぼ遮ったことに現れていると思いたいです。だからこそ、この先堅守速攻ができるようになってくれば、ウチにも少し光明が差すのではないかと。


そのきっかけになるかという次の試合は、アウェイでカマタマーレ讃岐との対戦になります。残念ながら、久しぶりの日曜夜の開催なので、見られないんですね(泣)。丸亀市から出ている定期船で、塩飽諸島に行きたかった・・・。
なお、岐阜シティ・タワー43で行われる讃岐戦のパブリックビューイングに行って来ようと思います。この手のイベントに行くのも久しぶりだな・・・。


残り試合は12。プレーオフ進出までの勝ち点差は7、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は11。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 20:58Comments(0)

2024年04月22日

遂に出揃った2024年のJ3

先週末、延期になっていた試合(第3節の3試合と第9節の1試合)が行われたことで、2024年のJ3は全て10試合消化したことになります。
これまでは、暫定で順位が決まっていただけに、今回遂に勢いのあるチーム・ヤバいチームが白日の下にさらされるわけです。丁度4/27・4/28から試合が再開されるので、振り返る意味でも順位を見ていきましょう。
以下、左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。なお、ここでの大阪はFC大阪、同じく横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 大 宮(24)+11
02位 沼 津(20)+10
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 今 治(20) +5
04位 大 阪(19) +9
05位 岐 阜(18) +7
06位 琉 球(16) +2
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 相模原(16) +2
08位 金 沢(14) +0
09位 富 山(14) +0
10位 鳥 取(13) -2
11位 松 本(13) -4
12位 北九州(11) +0
13位 長 野(11) -1
14位 横 浜(09) -5
15位 盛 岡(09) -7
16位 奈 良(08) -4
17位 宮 崎(08) -6
18位 福 島(08) -6
=== J 3 ・ J F L 入 れ 替 え 戦 ラ イ ン ===
19位 八 戸(07) -6
=== J F L 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 讃 岐(06) -5


上位に関しては、やはり大宮アルディージャが頭一つ抜けた格好になったなぁ・・・。暫定の時でも負け無しだったんですけど、今回改めて負け無しで首位に立ったわけですから。
大宮をマラソンランナーに例えれば、東アフリカ(エチオピア・ケニア・タンザニア)あたりでトレーニングを積んでいる同地出身の選手のよう。前半からハイペースで進みながらも後半も落ちてこないし、並の相手なら歯が立たず、何とか互角に持ち込めるかどうかという格好になるというふうか。
この手の選手の弱点というと、暑さに弱いというところなんでしょうけど、これから暑くなる時期に負けが込んで来ればチャンスあり・・・となるのかも。ただ、それも望み薄で、大宮は選手層が今までと比べ物にならないくらい厚い替えの利く選手は十分いるようなので、稼働力の落ちる夏場に落ちないまま進んでいく可能性は十分高い
このまま進むようであれば、大分トリニータ以来の1年での復帰を果たすだけでなく、ブラウブリッツ秋田・いわきFCのような無双での優勝も掴む可能性があり、史上最強のJ3チームになる可能性も・・・。

そこに追いすがったのが、アスルクラロ沼津中山雅史監督の采配が冴えているといえるのでしょうね。
個人的にはドン引きサッカーの印象が強いのですけど、中山監督の元フォワードという特色を生かした攻撃的なサッカーで上位に上がっているようにも。

というか、今年の上位陣は攻撃力の高いチームが多いのよ・・・。
その攻撃的なサッカーを展開しているFC今治・FC大阪・FC岐阜は、ただ攻撃的ではなく、堅守も光るチームになっているんですね。特にFC大阪はトライアングルを組んで囲むようなプレーを行っており、攻守の転換が非常に早い岐阜に関してはディフェンダー陣の奮闘と全員が守備の意識を持って挑んでいる点が堅守に繋がっているのかなと。結構エネルギーを使うサッカーやってますわ(汗)。

序盤でボロ負けだったツエーゲン金沢は、ここに来て調子を上げてきています。やっと伊藤彰監督の戦術が浸透してきたのでしょうか。試合によっては大量得点で勝っているので、やはり攻撃的なサッカーなんでしょうね。

逆にイマイチ波に乗り切れないままのが、カターレ富山・松本山雅FC・AC長野パルセイロ・奈良クラブ
富山は特にアウェイで勝ち切れないことが多い。松本山雅は選手を揃えたのに、けが人が相次いでスタメンが揃わないふう。長野は浮田健誠選手が一人気を吐いているものの、チームにムラがあるのかなと。奈良は主力選手を引っこ抜かれたツケが出てきていますね。


そして、下位。
奈良よりは上にいるものの、上にいる感じではないいわてグルージャ盛岡と現状残留ギリギリのテゲバジャーロ宮崎・福島ユナイテッドFCは、序盤のスタートダッシュがダメだったのと選手が抜かれてガタガタなのもあるのかなと。
入れ替え圏に入ってしまっているヴァンラーレ八戸に関しては戦術面での浸透が悪いのが出てしまっているのかなと。カマタマーレ讃岐も同様の理由なのかもしれません。ただ、讃岐は未だ勝ち無し川西翔太選手が自由に動けるのは、決して悪い点ではないと思うのですけど、彼を十分に生かし切れていないのが原因なのか・・・。


全体の約1/4が終わっただけとはいえ、これだけ明暗の分かれる事態になるとは・・・。あと、今年は引き分けの試合が多いような気がするので、上位にいるチームでも、引き分けの引力に引きずり込まれないように、勝ち切る試合を心掛けてほしいとは思います。引き分けは最後の手段ですから。


一部のチームは2週間空きました。この間に戦術面での立て直しや更なる研磨ができたかどうか。かつ、現状の課題を見直すことができたか。全ては4/27・4/28に行われる試合でわかるのかなと。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2024年04月05日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その4 おまけ アルウィンのスタメシいろいろ

先日、長野県松本市にあるサンプロ アルウィンに松本山雅FC×FC岐阜の試合を見に行ったのですけど、その時のスタメシを紹介しましょう。


KYG03_20240331_112818753最初は、駅そば イイダヤ軒の「あげづけそば」
岐阜県でも飛騨地方の名物である「あげづけ」を入れたそばですね。



と書いてはいるものの、「あげづけ」は醤油なり味噌なりのたれに漬け込んだお揚げのことを指すんですね。今回のものは、単純に油揚げですわ(ニヤニヤ)。それでもそばつゆを吸った油揚げの美味しさは格別です。そばつゆが甘めの味付けになっているから、なおのこと。ここはそばも美味いのよ。


KYG03_20240331_121721228お次は、味の伝道師やまもと屋の「くりんとんまん」(右)と「玉こんにゃく」(左)のセット。両方を単品で買うより100円安いんだって。
「くりんとんまん」に使われているくりん豚は、喬木(たかぎ)村で育てられたもので、地下85mからくみ上げた清らかな水を使って育てたのだそうな。ちなみに、くりん豚の『くりん』は、村に咲くクリンソウから採られたものだそうです。



「くりんとんまん」は、濃厚な豚肉の味わいがたまりませんなぁ。肉も柔らかく、クセも無いですね。たっぷりと入ってもいたので、大満足です(ニヤニヤ)。

「玉こんにゃく」は、醤油の味が染み込んでいながらも、クドくないので食べやすかったです。弾力もあって、食感もいいです。


KYG03_20240331_123057906こちらは、「くりんとんまん」のパッケージ。結構かわいい。
コイツなら、モニカとは浮気しなさそう(ニヤニヤ)。<カタカナで書く方のクリントンじゃないから!



KYG03_20240331_124103767最後は、やきそばよっちゃんの「富士宮やきそば」(右)と「牛すじ煮込み」(左)
以前にも紹介しているんじゃないかと思ったのですが、未だ紹介していないようで・・・。今回一気に2つ紹介しちゃえ(笑)。



「富士宮やきそば」は、あの魚粉の風味が利いた焼きそばというふうよりも、甘いソースがメインのソース焼きそばと言った方がしっくりくるんじゃなかろうかと。でも、そうだから美味しくないなんてことは全く無い。甘くてこくのある焼きそばがクセになる味で、スルスル進んでしまったわい。麺はカリッとしているところとモチっとしているところが渾然一体になっていて、またいいですね。

「牛すじ煮込み」も甘めの味付けになっているつゆがベースで、それが染み込んだプルプルの牛すじが美味いね。じんわりと脂と共につゆの味わいが出てくるから、もうご飯くれ(ギャハ)!


長野県は、美味しいものが多いんだと再認識させられましたね。いやはや、来ね・・・行かないぞ!松本山雅さんが一緒に昇格してくれるなら別ですけど、もうしばらくいるんでしょ(ニヤニヤ)!?<松本山雅のサポーターから怒られますよ。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 21:13Comments(0)

2024年04月01日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その4 FC岐阜のサポーターを怒らせると、こうなる

FC岐阜、昨日は長野県松本市にあるサンプロ アルウィンで松本山雅FCと戦いました。
もう第7節になったんですね。今年は、シーズン開幕が早かったせいか、試合の進行が早く思えます。
そんな中で、岐阜に関しては開幕から上昇気流を上手く掴み、リーグ戦を4勝1分1敗の3位で突き進んでいます今までの中で最高なスタートダッシュを切っている状況です。このままの勢いで大宮アルディージャと並ぶヤマ、過去J1に所属経験のある松本山雅と戦います。

一方、松本山雅に関しては、昨年得点王の浅川隼人選手などを獲得したものの、その浅川選手をはじめとしてケガ人が相次いでいるようで、戦力が整わない状況だそうです。それを反映しているのか、リーグ戦は2勝3分1敗で6位に就けていますウチだったら、この状況だとまぁまぁの出だしかなと思えるのですが、松本山雅に関して言えば、不十分なスタートと言えるでしょう。J2復帰を目指すことが必是とされているチームには、これ以上の停滞は許されないと思っているでしょう。


KYG03_20240331_120549566この日の試合は、隣県対決かつJ2時代からの相手ということもあってか、ギッフィー(右)来場となりました。隣には、松本山雅のマスコットであるガンズくん(左)も来場して、アウェイサポの歓迎ムードは満点でした。ええ、この時は。
ちなみに、アウェイの選手紹介は、「新世紀エヴァンゲリオン」のBGMに乗せて紹介しているのですけど、今年は『岐阜、蹴来』という文言まで加わって、ますますエヴァ色が強まった(笑)。



KYG03_20240331_123239944おや、松本には走らないはずのリニア中央新幹線が走ってるぞ。
・・・実は、こちらはロードトレインというものでして、子供向けの乗り物ですね。
丁度、リニア中央新幹線の完成が2027年では無理ということになり、早くても2034年以降延期になってしまった時に、このロードトレインだもんなぁ・・・。川勝ェ・・・。






KYG03_20240331_155709そんな試合前は風が強かったと思ったら、後半になってパラパラと雨が降ってくる波乱万丈な天候のような試合になっていました。まぁ、大荒れでした。

試合は序盤から動きます。前半3分、相手のスローインから始まったプレー、受け取った選手のトラップミスを庄司悦大選手が見逃さずに襲撃。慌てた選手が追い掛けるものの、すぐに庄司選手が荒木大吾選手に送り込む。ここで荒木選手は前方にいる田口裕也選手に回すのではなく、自身が振り抜くことを決断それが奇襲になって、キーパー右隅に突き刺さるミドルシュートとなりました。今回の得点も開幕戦に上げた1得点目も、鮮やかなゴラッソだったんだよなぁ。このままミスターゴラッソと呼ばれるんじゃないかと思えてならない荒木選手の電光石火の攻撃で今日も岐阜が先制しました。

前半の10分以内に電光石火の奇襲が決まると、負けないジンクスが現状ある(それが無くて勝ったのは、開幕戦のみ)のですけど、いくら何でも松本山雅にまで通じるのかと思ったら、案の定松本山雅のフィジカルとポテンシャルの強さは半端なかった。ことごとく相手にボールを奪われ、攻めに攻め込まれていたのです。
すると、前半12分に相手のクロスに飛び込んだジョップ・セリンサリウ選手が獲ろうとしたものの、ここは岐阜の守備陣が潰す。しかし近くにいた選手がシュートを放つものの、これは倒れていたジョップ選手に当たってしまう。その当たった球を山口一真選手が見逃さず、強烈な一撃を放つと茂木秀選手でも防ぎきれずに弾き返され、ゴールマウスの中に入ってしまいます。これは、ウチの守備陣をかいくぐった山口選手のプレーが素晴らしかったんですけど、その後がいけなかった。何と、興奮していてなのか、ウチの側で挑発行為(煽り立て)を行っていたのです。他の選手が止めに入ったものの、ウチのサポの怒りが爆発したのは言うまでもない。その時でさえ酷いブーイングだったのに、その後に彼がボールを持った時点で激しいブーイングが飛ばされるのでした。
そして、この日の試合は審判も酷かった主審の國吉真吾さんという名を聞いて、嫌な予感をしていたのですけど、やはり酷かったJ3の審判が酷いのは知っているだろとコールリーダーが言うほど荒れに荒れたサポ達が、主審の不公平・不公正なジャッジに激しいブーイングを飛ばしていました。だって、松本山雅の選手が激しいコンタクトを行ってもファウルの一つも取ってくれないのに、ウチが似たようなプレーやったら、速攻でファウルだもんな。それに明らかにラインを出てる松本山雅の選手には何にもおとがめなしだったのに、ウチの選手がちょっとでもラインを出ると即座にファウルだもの。主審のおかしさにラインズマンまで引っ張られてるんじゃないかと言いたくなりました。そりゃ、最後は上野優作監督もキレるわ・・・。


そんな試合展開的にもジャッジメント的にも松本山雅優勢で、ホームの地の利というアクセントもあって、どうやったって同点が関の山じゃないかと思われた試合は、最終盤に大きく動きます。
アディショナルタイムに入った後半45+3(90+3)分、松本山雅の選手のパス連携が乱れた中、荒木選手→庄司選手で流し、庄司選手が前方に大きく蹴り出す。その球を途中交代の粟飯原尚平選手が何とか食い止めて、そのこぼれ球をすかさず荒木選手がフォロー。荒木選手は少し走り込んだ後、左に展開していた藤岡浩介選手にパス。ペナルティエリアに入った藤岡選手は一気にゴールマウス左隅辺りまで駆け上がり、マイナスのクロス!その先には粟飯原選手が駆け込んできた!振り抜いた!入った!ともすれば、オフサイドトラップの危険性のある中、勇気を持って走ってきた粟飯原選手の一閃が決勝点になりました。その後の2分少々が長く長く感じられる中、タイムアップを迎え、実に11年ぶりのアルウィンでの勝利になりました。鬼門アルウィンでやっと勝った・・・。



KYG03_20240331_160405071試合後、狭いアウェイ席に緩衝帯を挟んで広々と設けられた松本山雅のホームゴール裏自由席に向かってあいさつに来る松本山雅の選手達。その中に、『戦犯』山口選手(左端)がいました。
こちらの激しいブーイングに悔しさと何か言いたげな表情を浮かべる中、恐らく次の長良川でリベンジを果たさんと決意を固めたに違いありません。そんなもの返す刀で返してやるし、間違いなくアウェイ紹介でもブーイングが起こってもおかしくない長良川の一戦は8/31のナイトマッチ。真夏の夜の決戦になるのは間違いありません。
なお、今回同点弾を挙げたことで敢闘賞をもらうことになったのですけど、その紹介が流れた瞬間にも激しいブーイングだもの(汗)。それだけウチのサポーターを怒らせ、コールリーダーが困惑するほどだったんですから、ウチを舐めるとこうなるという典型例となって語り継がれるのではないかとも思います。



KYG03_20240331_160445251そして、MOMの粟飯原選手
・・・いかんなぁ、このケータイのカメラ機能は、前の機種のそれよりあまりよろしくない。やっぱり、撮影の時はできる限り、前の機種を使おうかしら・・・。



この試合の結果、暫定ではあるものの、首位に立つこととなりました。随分久しぶりな展開だわ(苦笑)。しかし、先程は『もう』7節と言いましたけど、『まだ』7節なんですよね。残り31試合もある中で、この首位ないしは自動昇格を守り抜けるかどうかは、選手達の頑張りはもちろん、他チームの動向も掛かってくるので、今は勝ち抜くことを前提にして挑んでいきたいものですが、いつも通りの試合運びを怠らないようにすれば、おのずとこの首位を守れるのではないかと思います(ただ、電光石火の攻撃ができない時に点を取れる、正に開幕戦のような試合運びがちゃんとできるかも重要なんだけどね・・・)。


そんな首位に立った岐阜の次の試合は、SC相模原戦になります。しかもこの試合から再び連戦、この先は、どちらもホームでカターレ富山戦・テゲバジャーロ宮崎戦となります。

相模原に関しては、昨年の今頃は若手のみのチーム編成が仇となり、JFL入れ替えの窮地に陥っていました。しかし、昨年夏からベテランも加えてからは、バランスがよくなり、現状6位に就けている侮れないチームになっています。ただ、そこを乗り越えれば、調子の上がってこない富山と宮崎なので、気さえ抜かなければ十分対策可能なチームだと思います。


さぁ、この首位をいつまで守り切れるか。ここからがチームの真骨頂であり、変化のポイントになるかもしれません。春の珍事とは言わせない!春から起こした軌跡だと言わせてやりたい!


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2024年03月31日

突き進め!優勝ヘ!

長野県松本市にあるサンプロ アルウィンで行われた松本山雅FC×FC岐阜の試合は、1-2で岐阜の逆転勝ちになりました!
松本山雅の山口一真選手の煽りと審判団のアンフェアな裁定をもろともせず、腐らずによく最後まであきらめずに戦ったと思います。素晴らしい逆転劇を見られて涙が出そうです。

この試合に勝ったこと、そして同率首位だったアスルクラロ沼津がAC長野パルセイロに負けで大宮アルディージャがギラヴァンツ北九州に引き分けたことで、大宮が1試合少ない暫定な中ではあるものの、岐阜が首位に立たちました
さぁ、ここから苦しくなります首位に立ったプレッシャーとSC相模原戦から再び連戦になるからです。でもここで、いつもやっているプレーができれば大丈夫今日でも早々に追い付かれながらも、自分達を信じてやれていたし。


繰り返しますが、ここからが苦しい正念場いつもやれていることをやれれば、相模原は何にも怖くない相手。そう、首位にいることなんて忘れて、いつも通りやっていきましょう!

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 17:24Comments(0)

2023年12月25日

朝ニュースで紹介された選手が・・・

朝、NHK総合テレビの「NHKニュースおはよう日本」を見ていたら、奈良クラブの浅川隼人選手が、今年の夏から移動式の子ども食堂を始めたという話題が報じられていました。


浅川選手は、クラウドファンディングを通じて、移動式子ども食堂の活動資金を工面し、8月から開始しました。浅川選手自身が、アマチュア上がり(Y.S.C.C.横浜からロアッソ熊本を経て、奈良クラブに入団しているが、入団当初の奈良はJFLに所属していたため)という点とY.S.C.C.横浜に入った時は、固定給の無い0円リーガーだったことを明かしています。また、奈良に入団した際に、お寺のお供え物を貧困家庭に寄付するNPO法人との出会いで、今回の取り組みを興そうと思ったそうです。
ただ、熊本時代にもアスリート食堂を立ち上げたり、地産地消の取り組みを行っていた他、フィリピンでボランティアサッカー教室を行ったりと、慈善事業は以前から活発に行っていたので、今回の取り組みは、その延長線上にあったとも言えます。


さて、そこで供される食事は、アスリートの食事に関する資格を持つ浅川選手の奥さんが考案しているのだそう。浅川選手は試食を通じてアドバイスを送っているとのこと。
この食堂では、食事の提供だけでなく、浅川選手とのふれあいもあるとのこと。晴れた日はサッカー・雨ならお寺の講堂で一緒に遊びながら共に過ごし、そこから奈良というチームや試合に興味を持ってもらって、いずれ試合に来てもらえればというふうに思っているそうです。


8月に始まった移動式子ども食堂は、11月にも行われ、今後2ヶ月に1回のペースで行われる予定と報じられていましたが、最後の文言に一抹の不安を思ったのです。

浅川選手は、Jリーガーは移籍などで同じクラブにずっといられるわけでは無いので、自身が奈良から移籍しても活動できるように会社を設立して、トレーラーを使って運営費を稼げるようにしています。また他の奈良の選手達にも参加を呼び掛けているとのこと。これは嫌な予感がする・・・。


・・・と思ったら、今日浅川選手が松本山雅FCへの完全移籍が決まったそうです。本人もこんなに早く移籍話が来るとは思ってなかったでしょう。まだ道半ばの中で移籍が決まってしまい、今後この活動に支障が出なければいいのですけど・・・。また浅川選手が松本市やその周辺(ホームタウン)で活動ができるのかも不透明です。できれば、彼の活動を後押ししてあげるようにクラブもスポンサーも働きかけてほしいのですけど、現状フロントのゴタゴタが続く松本にその余裕はあるのかねぇ


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年11月24日

【2023年】残りの椅子を譲り合う罠【J3リーグ】

残りが2試合になったJ3ですけど、まだ決まりません。いや、決めきれません愛媛FCが颯爽と優勝をかっさらったというのに(苦笑)。
全ては、あと1勝だけしてしまえば昇格確定の鹿児島ユナイテッドFCが勝てないのが原因なのであって、そこを突けばいいのに、他のチームも見事に転ぶという有様。それが現在の順位に現れています。

そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、☆は昇格決定・×はJ2ライセンス不交付になります。また、ここでの大阪はFC大阪になります。


1位 愛 媛(70)+11 ☆
2位 鹿児島(58)+15
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(56) +4
4位 奈 良(54)+13
5位 今 治(53) +9
6位 大 阪(53) +6 ×
7位 松 本(53) +5


前節で、いわてグルージャ盛岡に負けたFC岐阜とカマタマーレ讃岐に負けたアスルクラロ沼津が今シーズンのJ2昇格を失いました。そして、まだ勝ち点52ではあるものの、得失点差で2位の鹿児島を追い越せなくなった(可能性が高い)ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸もその資格を失いました。なお、この戦績によるものなのか、鳥取は増本浩平監督を契約満了としています。10月に暫定だったのが正式に監督として始動したばかりなのに、何とも残酷な振る舞い鹿児島並みの戦績を挙げた功績を考えると、満了にすべき監督じゃないのにね・・・。絶対他が欲します。下位に沈んでしまったチームがリサーチを掛けてもおかしくない。


さて、そんな状況下で、やはり昇格のチャンスが残っているのは、鹿児島・カターレ富山が第1走者、奈良クラブ以下が第2走者になるのでしょうけど、強烈なまくりを見せている奈良の存在が怖い

奈良は、他のチームが転んだり足踏みをしている中で、一人勝ち残っており、ここ5試合で見れば、3勝1分1敗とFC大阪(2勝2分1敗)と松本(2勝1分2敗)よりも勢いがあります。FC大阪と共に、JFLからの参入組として大きく引っ掻き回しています。いや当初の予測以上の引っ掻き回しっぷりでしょうな(汗)。
奈良が残している試合も、鳥取(H)と松本(A)と松本が昇格のチャンスを逸した時には、強いとはいえ非常に戦いやすい相手になることでしょう。逆に昇格のチャンスを残しているとかなり厄介な相手相手のホームなので、俄然サポーターが圧を掛けてくるでしょう。その中で戦い抜けるか。そして最終節のプレッシャーに勝てるか。そこが課題になるでしょう。

他は、どんぐりの背比べになるのですけど、J2ライセンス不交付になったFC大阪がどう戦うかに注目でしょう。昇格のチャンスを残している今治と既に昇格を決めた愛媛を潰せるか否かで来年の戦い方が見えてくるでしょう。

今回の昇格争いの中で、一番経験値があると思われるのが、松本。
実際奈良だけ気を付ければいいという有利さもあるのですが、最終戦をホームで迎えられるというのも有利な条件に。奈良にとっては怖い存在の松本のサポーターが、彼らの大きな追い風になるのは、サンプロアルウィンを知っている人間ならわかって頂けるのではと。


ということで、繰り返しますが、鹿児島本命で富山対抗穴は奈良・松本といった感じになるでしょうか。恐らく、明日・明後日の試合で大きく動くと思います。注目しましょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2023年09月25日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その15 No Fair, No Respect

FC岐阜、昨日は松本山雅FCと戦いました。
9月に入って未だ勝利無し。事実上の連敗になっている岐阜ですが、受難の月とも言える状況でもありました。
鹿児島ユナイテッドFC戦で庄司悦大選手、テゲバジャーロ宮崎戦で宇賀神友弥選手がそれぞれ出場停止になり、SC相模原戦では窪田稜選手がスタメンから外れていました。そして、この試合でも庄司選手が出場停止に。立て直したくとも戦力が揃わず、その取っ掛かりさえも掴めない格好になっていました。

松本山雅に関しては、前々節のFC琉球戦・前節の宮崎戦を勝利し、一気に9位にまで上昇しています。AC長野パルセイロとの信州ダービーに敗れてから落ち込みが目立ったチーム状況の中で、霜田正浩監督は何とか立て直してきたのですから、腐っても鯛だなと思わされる力を持っています。同時に底力はあるのだとも。


SOG03_120637実に5年ぶりになる松本山雅のスタジアムになるサンプロ アルウィンの来訪。以前来ていたのがJ2の時でしたから、まさかお互いJ3で辛酸を味わうことになろうとは・・・。

お金のある球団なので、このような1試合だけなのに、のぼりも作れるのだね。シャトルバスも無料で運行していたし。場所のせいもあるんだろうけど、無料で運行してくれるのは、すごい。



SOG03_121350こちらは、ホーム側にあるマット。ダスキン信州の提供です。



SOG03_121402同じくホーム側にあるチームコーポレートスローガンになる「One Soul」のマット。



SOG03_122137こちらは、再入場券。
たいていは、ペラペラな紙で作られるのですけど、松本山雅で提供されていたのは、硬券のような硬さのある紙でした。もちろん、何度も使い回すため、再入場の際に回収されていますが。



SOG03_125508こちらが岐阜側の座席。ホーム側から撮影しています。
松本山雅はアウェイ席が非常に狭く、かつ左側は見づらいポジションになっているので、実質的に見やすい席は限られるわけです。試合が始まると、狭い位置での席の取り合いのようになりました。
大旗も最前列で振られるのですけど、11旗があの狭い中で振られていたことを考えると、安全面で少々不安だし、非常に見づらくなるので、アウェイ席は拡張してほしいと思いますわ・・・。



SOG03_124245松本山雅といえば、ビクトル選手。去年までは岐阜に関わる選手が4人残っていましたけど、今やビクトル選手のみになりました。



SOG03_124801さて、ここからはスタグルの紹介です。


最初は、肉のあづみ野屋から「長野県産 牛串」。相手チームを食らうという意味で買ってきた。



いやぁ、肉汁がいっぱい出てきてジューシーでした。肉そのものも硬くないので、ほぐれやすかったですね。


SOG03_130037お次は、喫茶山雅の「喫茶山雅カレー」。メインスタンドにも店はあるのですが、キッチンカーでも出店していました。あやみどりというお米を使っているとのこと。
ちなみに、ハーフサイズにしたのですが、十分多かったと思えるほど食べ応えはあったことは言っておきます(ニヤニヤ)。



確か、レトルトカレーでも喫茶山雅のカレーを味わえるので、もしかすると・・・とは思ったものの、それでも味はスパイシーさが目立つものになっており、ご飯が進む進む。具はほとんどないのは残念ですが、味のよさでカバーといったところでしょうか。


SOG03_130349最後は、同じ喫茶山雅から、「自家製スイートチリソースの山賊焼きサンド」(左)と「こうじ味噌カツバーガー」(右)
こちらの2品は、公式LINEから事前注文したものです。一部の商品に関しては、今回のようにLINEで注文ができます。支払いはキャッシュレスで事前決済になるので、受け取りもスムーズです。その受け取り場所も指定されたところでの受け取りなので、並ぶこともほとんどありません



ただ、味に関しては、「自家製スイートチリソースの山賊焼きサンド」は、全体的に味が薄くて、山賊焼きに欠かせないにんにくの風味が無いし、「こうじ味噌カツバーガー」は味噌の風味はあるものの、こちらも総じて味が薄い。量は多いので、腹を膨らませるには十分いいのですけど、それ以外のポテンシャルが発揮されていないのは残念かなと。





SOG03_155412試合に関しては、主審山岡良介さんの基準が全くわからないまま進行していったように思えました。
松本山雅に忖度したようなジャッジが前半で特にやや目立ったようにも。前半35分くらいの田口裕也選手へのペナルティエリアでの松本山雅の選手の行為は明確にファウルでPK待ったなしやろうに・・・。それ以外でも相手が引っ張っているのにスルーしていたり、押し倒してもジャッジが遅れたりと判断が遅過ぎる。これはフラストレーションがサポーターだけじゃなく選手にも溜まって然るべきものになるわいな。


この日は、JFAリスペクト・フェアプレーデイという差別や暴力に反対し、相手を尊厳するという試合でもあったんですけど、審判に関しては、透明性と公正さが保たれない限り、リスペクトして下さいと言ってもねぇ・・・一昔前の野球の審判じゃないですけど、自身がルールブックであるかのような振る舞いを平然と行う節がありますし、サッカーに関しては、一度下ったジャッジをひっくり返すのに膨大なエネルギーがいる・その膨大なエネルギーを活用した例がほとんどない・(ゆえに)一度決まるとそのままにされてしまう事態が多くあります。あまつさえ、審判のジャッジに関する説明は(試合の流れが悪くなる可能性があるので)一切無いため、見始めの人達からは、かなりの不評のようです。
個人的には、J3からでいいので、AIを活用した審判を据えるべき時期が来たのかなと。あまりに審判レベルの低いJ3から始めれば、人手不足・成り手不足も解消できるし、コストもカットできるし、何より審判のせいで試合がおかしくなる事態や昇格・残留争いに影響を及ぼす事態も減って一石三鳥なんじゃないかと思えるのですが、野々村チェアマン、いかがですか?


あ、結果どうなったかって?スコアレスドローだよ、言わせんな恥ずかしい!



SOG03_155958試合後に松本山雅の選手達とやって来たビクトル選手。
彼の笑顔を見られるのは、今年までなのかな・・・。今年はシーズン途中からサブに回るようになってしまったし。



arigatamiwakarikiポジティブに捉えれば、調子のよかった松本山雅にスコアレスドローに持ち込み、6ポイントマッチとも言えた試合を落とさなかった。あとは、鹿児島戦で味わった庄司選手のいない試合で、それなりに体裁を保った。それくらいしかない。以前のように、青ダヌキが「ありがたみわかり機」で息の根を止められそうなふうにならなかっただけよかった。でも、それだけなんだよね。



9月未勝利に終わり、7月のような展開になったことは、昇格争いにとっては非常に厳しい状況に追い込まれたことにもなり、もし昇格できないとなった時に原因として語られる三大要素(他は春の4連敗)になりそうです。
あとは田口選手の決定力の無さも問題視されそうです。いいシュートも放っているし、ポジティブな面は認めるけど、やはり枠に収めるのが仕事だと思うし、藤岡浩介選手を押しのけてスタメンに入れた意味の大きさを(わかっていても)わかってほしいと思ってしまうわけです。チャンスをフイにすれば、どうなるかは自分自身がわかっていることでしょう。己の殻を破るのは己しかない。今はこれだけ言っておきます。


次は、ホーム2連戦。その初戦は福島ユナイテッドFC戦になります。下位に落ちているとはいえ、侮れない相手で、アウェイでは負けたことが無いのですけど、ホームでは勝ったことの無いという不思議な相手でもあります。この逆が次のホームになるアスルクラロ沼津になります。
福島に勝ったはいいが、沼津で負けたという一兎追う者は二兎を得ずのような事態だけは避けたい。欲望丸出しでもいいので、一挙両得を狙って戦ってほしいものです。


残り試合10。J2昇格への勝ち点差は5。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)

2023年09月24日

結局9月は勝てなんだ・・・

長野県松本市にあるサンプロ アルウィンで行われた松本山雅FC×FC岐阜の試合は、0-0の引き分けに終わりました。

前半からそれなりにチャンスはあったものの、自らがフイにしてしまったり、相手に潰されたり、主審が誤審を繰り出したりというふうで、結果点を取れない事態が続きました後半になったら相手の勢いに押されてチャンスメイクもままならず。それでも庄司悦大選手を欠く中で、攻守が何とかなったのは収穫であり、鹿児島ユナイテッドFC戦での課題はクリアしたのかなと。
ただ正直勝ち点は1よりも3だった。今日の松本山雅なら、それも叶わぬ夢ではなかったはずだったので、何とも煮え切らぬ想い


こうなったからには、10月のホームは全勝で乗り切る覚悟で挑まないといつまでもラッキーで上位を窺えるほど昇格(上位)争いは本来甘くない。勝つという気迫と覚悟で挑んでほしいものです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 17:02Comments(0)

行きは松本で、帰りは塩尻から

もうそう決めた(爆)!


ということで、松本山雅FC×FC岐阜の試合を観に、長野県松本市にあるサンプロ アルウィンに行ってきます
行きは高速バスで行き、松本バスターミナルでダイレクトにサンプロ アルウィンに向かうシャトルバスに乗り換えて、帰りは塩尻行きのシャトルバスに乗って、塩尻駅からしなので名古屋に帰るというなんと効率的なルート(ニヤニヤ)。<ただの自己満足やんけ。
・・・ただ、これができるのは、松本山雅だからなのよね。たまに塩尻行きのシャトルバスが出ないことはあるけど、大概岐阜戦の時は出してくれるからね。あそこのシャトルバスは、観客動員数の多さもあって、ものすごく混むから(汗)。
今日は正直勝てるかどうか心配ですけど、現有戦力のポテンシャルを十二分に引き出して、何とか9月での勝利を持ち帰りたい。7月みたいに未勝利は、この時期になると結構堪える・・・(泣)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 07:00Comments(0)

2023年05月15日

日本で一番アツいダービーを見てきた

SOG03_151617先日、長野県長野市にある長野Uスタジアムで開催された信州ダービー、AC長野パルセイロ×松本山雅FCの試合を見に行ってきました
日本で一番アツいダービーマッチ。単純に県内の対決では済まされない様々な感情がぶつかり合う、これぞダービーという試合が見られると思い、今回見に行ってきたのです。この節(J3第10節)は、SC相模原×Y.S.C.C.横浜の神奈川ダービーやFC今治×愛媛FCの伊予決戦といった県内のダービーマッチがありましたけど、熱量・地域感情・歴史の面の全てで凌駕していたと思います。詳細をここでは語りませんけど、信州ダービーのすごさは、地域リーグ時代の試合を収めた映画「クラシコ」を見て頂ければと。



SOG03_120936この日は、普段より1時間早く開場(先行入場14時、一般入場15時)だったので、キックオフが18時だったにもかかわらず、朝早くに名古屋を出発し、12時の一番に出るシャトルバスに間に合うようにやって来たのです。

で、今回来たバスは、長野県ではお馴染みのアルピコバス。川中島バスというアルピコグループの会社が運営しているヤツです。



SOG03_121003今回シャトルバスが着いたのは、長野オリンピックスタジアムの真裏。丁度電光掲示板のあるあたりです。赤印の付いているあたりですね。そこから長野オリンピックスタジアムのへりを回るかのように会場の入口に向かったのです。
ちなみにアウェイ側は、ほぼまっすぐ進み、Uスタの角に直行といったふうですか。



SOG03_121601会場の入口に着くと、既に長蛇の列。そして、長野の文字と長野のエンブレムの入ったビッグフラッグが・・・。



着いた時には、曇り空だったのが、待っている間に小雨パラパラと傘の出番となってからの止むの繰り返しになっておりました。天気予報は本降りの雨と予想していただけに、これは外れてよかったとも。いや、これは信州の地域感情で止ませた雨か(汗)!


SOG03_153426こちらは、長野のバス待ちの様子チームチャントの大合唱が、時折小雨が降る曇り空の中で大きく響いていました



SOG03_171753ピッチウォームアップ前の写真。既に松本山雅の席はほぼ全て埋まり、総決起集会が開かれるなどボルテージが最高潮でした。
この前には、女子U-15のサッカーによる信州ダービーが行われ、松本山雅U-15が2-0で勝利♪アルプス一万尺がUスタに響きました。




今回は長野側の動画でハイライトにします。長野のホームだからという点とDAZNハイライトに準拠したものになっており、わかりやすいので。



SOG03_193325この日の試合は、雨が降る予報だったにもかかわらず、12458人が来場。先述の通り、松本山雅側の席はほぼ埋まり(アナウンス上では完売)、メインアウェイ席もほぼ埋まっていました。一方で長野側の席は若干の空席が。ゆえに約2500席が埋まらなかったのは長野側ということになります。それでもJ3の観客動員としては異常ですし、ほぼ満員なのですから、いかに信州ダービーがすごいものなのかわかって頂けたらと。



SOG03_184648試合は、長野が優勢に動いていました。これは無理だろうと思っていた通らないはずのパスが通ったり、追い付けないと思っていたのが追い付いていたり、激しいぶつかり合いやスピーディーさも見受けられる、アツい試合になりました。これがJ3の試合なのかと疑問符が付くほど激しいものになっていました。

実は、敵情視察も兼ねていたのですが、これを試合でやられたら確実に負けると思いました。よう松本山雅に引き分けられたなぁと思ったのと同時に、あの日見せていた試合スタイルが正解だったんだと言ってやりたくもなりました。
写真は前半43分、長野のコーナーキック。キッカーは宮坂政樹選手ですね。



SOG03_193129こちらは、後半松本山雅のコーナーキック。キッカーは菊井悠介選手ですね。



SOG03_193142終盤の松本山雅の猛攻シーン。



SOG03_200243試合のイニシアチブを握っていたのは長野で、前半からバーを叩くシュートを放つなど積極的に攻めていました
前半32分には、ショートコーナーから一旦ペナルティエリア前まで引いた後、大きくクロスを上げ、その球を秋山拓也選手が頭で合わせ、先制点を挙げました。



SOG03_195816膠着状態が続いた後、後半44(79)分には、松本の猛攻を受けながらもかわした長野の選手がペナルティエリア前まで持って行き、そこからペナルティエリア内ゴールラインギリギリのところに蹴り込んで、回ってきた選手がゴールマウス正面に蹴り、飛んできたボールを山本大貴選手が合わせてズドン!ビクトル選手も取れないほどの勢いあるシュートを決めて、長野の勝利は確信できると思っていました。
ところが、後半45+3(90+3)分にビクトル選手の蹴り込んだ球が長野のキーパーが処理しきれず、こぼれてしまった球を小松蓮選手が押し込んで意地の1点を入れられてしました。うーん、もったいない。
それでも、2-1で長野の勝利長野はリーグ戦(Jリーグ)で初めて勝利したのです。



SOG03_200022試合後の一コマ。松本山雅が敗戦後円陣を組んで反省会を開いていた直後ですね。これからアウェイのゴール裏に向かうところです。
この後、アウェイゴール裏からは怒号のようなブーイングが飛び、コアサポの面々が何か選手達に苦言を呈していたようにも見えました歓喜に沸く長野のサポーターとは真逆の姿を見せていましたね。



この試合により、長野が暫定首位に立ち、翌日行われたカターレ富山×福島ユナイテッドFCの試合で富山が勝ったものの、得失点差で及ばなかったため、長野が首位をキープすることになりました。

天皇杯長野県予選決勝と今回のリーグ戦で敗れた松本山雅にとっては、相当ショッキングな出来事になるでしょう。

試合内容は長野の方が上で、最終盤以外は長野は緊張の糸を切っていなかった。一方で松本山雅は要所で決めきれないのと最終盤まで長野の堅守を破れず苦悩していました。
そしてリーグ戦では単なる1敗になったとはいえ、天皇杯も含めると2連敗となり、長野に勝ち越されてしまったのです。もしホームで再び長野に勝たれると、シーズンダブルもさることながら、2023年の信州ダービー3連敗と屈辱的な結果が待っていることになります。
松本山雅は長野から足りないものを奪うくらいに現状を分析して、次の試合以降に繋げてほしいものです。一方で長野は、現状の策が上手くいっているので、これをブラッシュアップしながら、かつさらにアップデートを重ねていけば、念願のJ2昇格も夢ではないと思います。


次の信州ダービーは、10/15にサンプロアルウィンで開催されます。死力を尽くして松本山雅は向かってくるでしょう。長野は好調をこの時期までキープできるか。もしキープできていれば、J2昇格劇を見られるかもしれませんね。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年05月13日

歴史の証人になったような試合

長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ×松本山雅FCの信州ダービーは、2-1で長野が勝ちました。双方がJリーグで戦うようになってからで見ると、長野は初めて松本山雅に勝ちました。


言葉で言い表すのが難しいのですけど、これぞダービーマッチというものになっていました。特に長野は、ダービーマッチを意識していたのと天皇杯長野県予選で松本山雅に(PKながらも)勝ったのは偶然では無かったということでしょう。
あと思ったのは、一つ一つのプレーの質が高いこれ通らないんじゃないのというボールが通ったり、これは追い付けないだろうというボールに追い付いて繋いだりとワンプレーに賭けるという意気込みが双方に見えました。少なくとも、今のFC岐阜にはなかなか見られないものが多かったし、それらがわかったことだけでも収穫になったのかな。


明日のカマタマーレ讃岐戦で、岐阜の選手達は大勝した先日の試合から、何を得て何をすべきかわかった上で試合に臨めるのでしょうか。それが楽しみでもあり不安でもあります。今日の信州ダービーのように、ワンプレーに魂を力を、とにかく思いの丈を込めてほしいものです。何かが込もれば、試合はいい方向に動くでしょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 20:29Comments(0)

なぜか信濃路

今日が何の日かわかれば、自ずとわかるはずだ(ニヤニヤ)。
そう、今日は信州ダービーの前半戦、AC長野パルセイロ×松本山雅FCの試合があるのだ。恐らく日本で一番アツいダービーマッチ、見ておくべきだと思い、夕方(18時)キックオフなのにもかかわらず、今この時刻にいるわけです。だって無茶苦茶お客が来ると思うし、天気も悪い屋根のあるスタジアムとはいえ、ずぶ濡れは勘弁・・・ということもあり、よい席はお早めにとも言うでしょ?だから早く来たんだよ。


これからシャトルバスに乗って南長野運動公園に向かうのですが、降ろされるのはオリンピックスタジアムのバックスタンドあたり。Uスタまでの道は遠い・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 12:03Comments(0)

2023年03月12日

FC岐阜観戦記2023 第1節 不穏な空気に呑まれる?

FC岐阜、今日はホームの長良川競技場で松本山雅FCと戦いました。
いよいよやって来たホーム開幕戦。しかも相手が松本山雅。隣県(列車でも車でも数時間以内で来られる近距離クラブ)ということで、大勢のサポーターが大挙して押し寄せると思われる中、いかにウチのホームだという雰囲気を作り出せるか。そして選手達がホームという雰囲気の中で相手に呑まれないか、そのあたりがポイントになってくるのかなと。もちろん堅守速攻のお手本のようなプレーと圧倒的な戦力はJ3の中では屈指のものになり、確実に優勝(昇格)候補と言えるでしょう。何で去年1年で帰ってくれなかったんだとツッコみたくはなるが(ニヤニヤ)。<いわきFCの異常さと藤枝MYFCの強(したた)かさのせいだよ(ニヤニヤ)。


さて、週間天気の予報が出た当初は晴れになっていたのが、あれよあれよと悪い天気に傾いていき、昨日の時点では夕方から雨というふうに大きく変わっておりました。そして今日、名古屋を出た時には晴れ間が見えていたのに、岐阜に着く頃には雲が垂れ込める不穏な空気をビンビンに感じ取れるような天候になっていたのです。


今回大きく変わったのが、先行入場の仕組み。
今までは早い者勝ち的な感じで、前日の夕方から席取りのために球団が設定したフォーマットをプリントアウトして貼り付けるということをしていたんですけど、今年からLINEによる抽選順が加わりました。このLINEによる抽選が、先行入場の先行入場になったわけですよ。つまり、先行入場LINE抽選列→先行入場一般列→一般入場列というやや複雑な仕様になったんですよ。今回はアウェイ席入場が隔離されていたので、大きな混乱にならなかったものの、アウェイの人が絡むとエラいことになるんじゃないかと思えてならんのです。アウェイの人だってLINEやってますから。しかも、このLINE入場が絡んだおかげで、いつもより遅く入る格好になり、いつもの席にはもう人がいたので、前より利便性が悪くなった気も・・・。まぁ、松本山雅戦と開幕戦が重なってそうなっただけとも言えるので、今後次第かな。


SOG03_110006今回、会場には様々な選手の看板が立っておりました。去年もあったんだけど、数はそんなに無かったのよね。
こちらはラッツォーリの販売エリアに立っていたもの。右から、窪田稜・久保田和音・茂木秀の3選手とギッフィー。これほぼ等身大の設計なんだね。



SOG03_110229こちらは、かさなるステージのそばに立っていたもの。同じく、村田透馬・柏木陽介の両選手ですな。



SOG03_110353最後は、JR恵那駅の前にあるとんちゃんや大井の宣伝を持った選手看板。ちゃんと出店している店のそばに立ってるという粋な計らい。同じく、庄司悦大・藤岡浩介・宇賀神友弥の3選手ですね。
なお、こちらの商品は後程紹介します。



SOG03_110407今でこそ普通の試合ですが、かつてはトップ・オブ・北アルプスと銘打たれた試合だった時期もありました。そして先程も述べたように、隣県かつホームでの開幕が第4節までお預けということもあって、松本山雅のグッズ販売も行われていましたアルウィンでの開幕戦は、3/26のテゲバジャーロ宮崎戦になるんだ。



SOG03_110423今回、山賊焼のブースも来ていたのですが、そこに呼ばれたギッフィー(ほんもの(笑))。イソギンチャクさん、お久しぶりです(ニヤニヤ)。<レンゲなのー。



SOG03_114837今回入場者特典として、紙ハリセンをもらいました。
こちらは、上野優作監督と庄司選手が写る次節の鹿児島ユナイテッドFC戦側



SOG03_114847そしてこちらが、今日の試合のもの。ホントはこれがスタメンだったんだろうなぁ。<んなこったあない。



SOG03_124343さて、スタメシを頂こうと思ったものの、開幕戦だったのに、やや遅めに向かってしまったのと松本山雅戦ということで人がダダ混みだったがゆえに、欲しいものもあまり買えず、こんなん出ましたけど・・・と泉アソノさんみたいな文言が出ておりました(苦笑)。
ということで、先述のとんちゃんや大井で買ってきた「ハラミ」(左)と「ミノ」(右)「ハラミ」はタレで、「ミノ」は八丁味噌を使っているようです。



「ミノ」は、味噌のコク深い風味があるものの、身そのものは結構硬め。コリコリを通り越してゴリゴリ言ってました(苦笑)。もうちょっと柔らかかったらなぁ・・・。
「ハラミ」は柔らかかったです。タレの味わいも甘味のあるものになっており、なかなかに美味い。今後も出店してくると思うので、期待はしておこう。


SOG03_150418こちらはハーフタイムに買ってきた中華料理 しょうりゅうの「チンジャオロースあんかけ丼」



中のあんが甘めの味になっておりますが、程よいとろみのおかげで温かさがかなりキープされておりました。タケノコとピーマン・パプリカのシャキシャキ感がたまりませんでした。細切り肉もじんわり肉の旨味が出てきてよかったです。


SOG03_155554試合に関しては、小雨が時折ぱらつく中での展開になりました。相変わらず松本山雅のサポーターの声はすごく響くけど、あんまり多いと思えなかったのは気のせい?観客動員数も6733人とどちらかというと少ない。ホントならもう数千人多いふうでもよかったのに、コロナ禍の影響がまだ残っているのか、J3というカテゴリがそうさせているのか、いやはや何とも・・・。

その試合、双方が押し合いをする中で、前半14分に松本山雅が起こした一つのミスが突破口になります。宇賀神→生地慶充→庄司の各選手によるパス回しの中で、松本山雅の下川陽太選手がインターセプトを掛けようとしたものの、後ろに球をそらすミスを犯します。それを見ていた窪田選手が駆け上がり、ペナルティエリアまでボールを保持すると、ビクトル選手の足下めがけてシュートを放つ。すると、懸命に伸ばしたビクトル選手の腕をすり抜け、ゴールマウス右隅に刺さる先制点になりました。いやはや、あのビクトル選手から点を取るのは、結構難しいのよ。特にJ3では鉄壁とも言える部類のキーパーになるので、点を取ること、ましてや先制点を取ることは値千金クラスの価値があるんです。さらに複数点取れようものなら、基本的に勝利を確信してもいいくらいの貴重さ今回は1点止まりですけど、この時は勝てると思ったものです。
しかし、松本山雅というチームは甘くなかった。ギラヴァンツ北九州の数十倍戦力の整っている相手は徐々にギアを上げ、前半終了間際にパウリーニョ選手の規格外シュートで追い付かれます防ごうと思ってンドカ・チャールス選手が足を出したのが、悪い方向に向かったのかなぁ。何もしない方が松本拓也選手も取りやすかったのかもしれないと思うと、何とも運が無い・・・。
その後、後半に入ってからは松本山雅ペースが顕著になり、いつ逆転されてもおかしくない状況に陥ったものの、守備で奮闘を見せていました岐阜側も少ないながらも反撃のチャンスは掴んでいて、シュートまで持って行ってはいましたし、交代時にフォワードを入れ替えたり、ミッドフィルダーを入れたりと攻撃的なシフトを組んでもいたんですけど、実りませんでしたね。

結果的に北九州戦と同じく1-1の引き分けに終わりました。また逃げ切れなかったという点では、どんよりとした雲のような不穏さに呑まれたとも言えるでしょう。終了直後に降ってきた雨はサポーターの涙雨か。






SOG03_160425試合後にやって来るビクトル選手。いつもすまんのぉ。



これで2試合引き分けに終わるという事態になりました。しかもどちらも勝てる試合だった可能性が高かっただけに、ナイスゲームだったとしても惜しい展開だとも言え、これが後々に響かないことを願うばかりです。ただ、確信を持って言えるのは、上野監督のファーストジャーニー(処女航海)が、前途洋々ではなく、前途多難であるということでしょうか。いつ座礁してもおかしくないギリギリのラインで航路を進んでいるふうですね。早いこと堅守速攻のパターンを完成させてほしいのと連携でしょうね。ミスの少ない連携が90分できるようにならないと今後も厳しいでしょう。あと監督に注文したいのは、5人の交代枠があるのですから、使い切ってもいいと思うんです。前も書きましたけど、積極的に代えてもいいと思います。やや早い段階で攻撃枠を増強したのはいいんですけど、後2人、窪田選手から上野輝人選手・和田侑樹選手から羽田一平選手ないしは萩野滉大選手に入れ替えてもよかった気がする。いっそのこと宇賀神友弥選手と羽田一平選手ないしは萩野滉大選手の2人でディフェンスをさせて、川上竜選手を攻撃的ボランチ(窮地の時は守備に振る)にするという強硬策を練ってもよかったんじゃねとか思ったのは、素人判断だったのでしょうか。


3試合目になる3/18は、鹿児島戦になります。鹿児島はホームでFC大阪に逆転勝ち、同じくFC今治戦は引き分けと好調を維持しています。実はなかなか勝てない相手ではあるのですけど、何かしらのイベントが絡むとなぜか勝てる不思議なチームであります。例えば2021年ホームで勝った時は、カレー祭り、去年は岐阜市民総力戦だったはず。またカレー祭りか総力戦をやろう!<もう遅い。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2022年10月15日

FC岐阜観戦記2022 DAZN観戦だぞーん 後編

FC岐阜、今日は長野県松本市にあるサンプロ アルウィンで松本山雅FCと戦いました。


アルウィンはアクセスは芳しくないけどスタメシ美味いし、松本山雅はJ2昇格へ向けての正念場だし、何よりビクトル・田中パウロ淳一・三ツ田啓希の元岐阜3選手がいるもう何としても行きたかったけど、こんな時に限って都合が入るんだよね(泣)。涙で袖を濡らしながら、家に帰ってすぐDAZNで視聴しました。


視聴してしばらくするとスタメン発表があるのですけど、何かおかしい。ゴールキーパーが正副合わせて3人おるやんけ!こんなメンツ普段絶対組まないのに・・・。と思い、調べてみると、何と新型コロナウイルス感染者が選手で8人、スタッフで2人出たとのこと。こんな時期に出たのかよ・・・と唸りながらも、なってしまったものは仕方いわねとも思いながら、季節外れの病気を頂くなんてウチは何ともツイてないなぁとも思いながら、このスクランブルをどう乗り切るのか気にしながら試合を見ておりました・・・って、公式サイト見ちゃったら結果わかってるようなものなのよね(泣)。


前半は、やはりいつものメンツがいない岐阜は不利な状況。それでも相手の松本山雅も先週の藤枝MYFC戦で勝てなかったことを引きずっているのか、攻めてはいるけどゴールが割れないまるでウチ(爆)。そう、押せる展開で押せないとどうなるか。こうなるんですねぇ(ニヤニヤ)。
前半27分、珍しく窪田稜選手がコーナーキックのキッカーになるプレー、揉み合いになった中で出て行ったこぼれ球を畑潤基選手が鋭い一撃でゴールマウスに打ち込み、先制点を挙げました。あのビクトル選手から点を取ることがいかに大変かを知っているだけに、この1点が非常に大きい意味を持っているわけですよ。実にホーム開幕戦だった愛媛FC戦以来の得点で、岐阜がリードのまま折り返しますこの時点では、松本の状況を見るにつけ、勝ったとほくそ笑んでいましたよ。<岐阜の公式サイト見たんじゃないのか?

ところが、後半になるとピッチの変更が利いてきたかのような展開になってしまうのです。後半になってから、松本山雅の名波浩監督は、田中パウロ淳一選手を送り込みます。あ、岐阜サポへの顔見せね程度しか思ってなかったのよ、この時は。
・・・そうしたら後半早々、同じく一緒に出てきたルカオ選手とのコンビネーションで、あっという間に同点に。ルカオって、ワイらをJ3に叩き落したあのルカオか!あのルカオか(泣)!<そう、鹿児島ユナイテッドFCに所属していたあのルカオ選手ですよ。
今シーズン初得点(実は天皇杯とかでは点を挙げてたし、今シーズン数試合出場はしていた)で気をよくしたのか、後半26(71)分にも、左サイドからのクロスをぴったりボレーで合わせた田中パウロ淳一選手が再び得点を重ねてしまったのです。
その後も岐阜は攻めているものの、やっぱり最後はビクトル選手を始め硬い守備陣に阻まれ、逆転負け。ただ、松本山雅の選手のポテンシャルの高さで負けたのではなく、田中パウロ淳一のワンマンショーでやられたと言っていいでしょう。恩返し弾もここまで来ると驚異やわ・・・(泣)。
逆を言えば、調子の悪い状況下の中で、松本山雅相手にここまでやったのは素直にほめるべきなのかな。ただね、状況を変える選手がいなかった岐阜は負けてしかるべきとも言えるのかもしれない。何とも複雑な心境を抱かされましたよ、あのパウロの試合後の得も言われぬ楽し気なゴール裏のシーンを見てね・・・。


まぁ、この先も勝ち戦が見えないかもしれないという絶望感をモニター越しながらも感じ取りながら、今度はホームでアスルクラロ沼津戦です。コロナ感染者が、この試合までに戻って来れるのかわかりませんが、万一の事態を考えて、今いる選手が全力で戦えるように頑張ってほしいものです。もうきれいな勝ち方、こだわりを持った勝ち方を望んではいません泥臭くてもいい、どんな手段でもいいので勝つことだけを意識して戦ってほしいです。それ以上は何も言わないようにします。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)

2022年08月07日

J3戦線異状あり?

J3は8/7に開催されたいわきFC×松本山雅FCの試合(本来は7/24に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で8/7に順延された)がありましたけど、いわきと松本山雅FC以外は一旦お休みに入っていたのです。再開は8/13ないしは8/14になります。

そんなJ3は、いわきの旋風が止まらないのですけど、本命と言われていたチームが案外伸びていないという状況になっています。早速J2への昇格争いを見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位 いわき(39) +23
2位 藤 枝(38) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(38) +15
4位 松 本(38) +12
5位 富 山(36) +7
6位 愛 媛(34) +5
7位 長 野(33) +4
8位 今 治(32) +8


・・・とまぁ、このようになっておりまして、8位までの差は9とまだまだ混戦模様になっております。これより下の順位のチームは、正直厳しい・・・ということで、FC岐阜は早々と終戦が決まったのです(大泣)。


では、改めて順位を見て行くと、J参入初年度のいわきが相変わらず首位を薄氷の差ながらもひた走り、その差1で本命の松本山雅FCと常連の鹿児島ユナイテッドFC、そして時折爆走することがある藤枝MYFCが今シーズンこの時期に追い上げてきました謎の爆走力を見せる藤枝ですが、持続性は無いので、正直数ヶ月の命・・・とセミの一生みたいな言い方をしておりますけど、事実だから仕方ない(汗)。ただ、噛み合うと破壊力抜群のチームなのは、見ていてわかったので、この爆走力の源でもある破壊力が維持できれば、悲願のJ2昇格もイケると思います。ベテラン選手はあまり無くなりましたけど、中堅と若手がいい感じになっているんですよね。うらやましい。

その下には、カターレ富山・愛媛FC・AC長野パルセイロ・FC今治となっておりますが、今治は8/14の岐阜戦で負ければ、昇格争いに振り落とされるのかなと思います。引き分け以上なら生き残れると踏んでいます。好不調の波は激しいものの、粘り強いプレーができるチームなので、岐阜戦の相性のよさは、それを見極めるポイントになるでしょう。

長野は、例年この先が不調なのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督の檄が効果を発揮すれば、昇格戦線に生き残れると思います。ただ、ここも好不調の波が激しい気合い注入が監督頼みだと終盤息切れしないか心配でもあります。そう思うと、秋田豊監督の下で自分達を成長させ、J2入りを果たしたいわきグルージャ盛岡は素晴らしいとも。

半はJ3の試練にもまれ、一時はどうなるかと思った愛媛ですが、現状後輩の今治にはいい顔ができるようになりました(苦笑)。地力はある(J1昇格プレーオフにも進んでいる)チームなので、ここで腐ったりくすぶったりはできないでしょう。あとはJ3の戦いに慣れたかでしょうね。J2から落ちてきたチームということでJ3にいるチームは目の色を変えて戦ってくることは1周してわかったでしょうから、あとはその前のめりをきちんといなせるかだと思います。それができれば、昇格戦線を維持できるでしょうね。

富山と鹿児島は、毎度あと一歩が足りない。戦力は充実しているので、勝つことを意識した戦いをしてほしいですね。上位にいると何かと分析されると思うので、相手を上回る戦術とプレースタイルを見せてやるべきだと思います。上のカテゴリーに行くと、1つの戦術だけで戦い抜くのは難しいというのはわかっているはずです(両チームとも期間の長短はあるものの、J2の経験あり)

松本山雅FCに関しては、現状は4位ですけど、厳しいJ3戦線の中で健闘していると言えます。戦力を充実させているのもそうですが、意識の高さを感じさせますね。監督に問題がある・フロントに問題があると言われているようですが、現状いわきを除けば昇格に最も近いチームと思います。残った問題はコロナの影響をどこまで受けたかという点ですね。いわきには引き分けたので、今後止められるチームが出てこない限り、昇格は確定とにらんでいます。


やっぱりいわきは強かった。そして松本山雅FCも強い。その中に割って入れるチームは出てくるのか。最後まで昇格戦線を維持し引っ掻き回せるか。あるいは潜り込んで昇格を果たせるか。その役割を果たすのは、常連の鹿児島・富山・長野か新参の藤枝・愛媛・今治か。佳境に入るJ3は、この8チームの動向に注目しましょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2022年05月08日

【天皇杯】信州ダービーの前哨戦【決勝戦】

今日、天皇杯長野県予選決勝戦(AC長野パルセイロ×松本山雅FC)が配信でやっているとのことだったので、見てみることにしました。とはいっても、長野朝日放送のアプリを落とさないと見られないとか(苦笑)。配信そのものはYouTubeを利用しているのにね・・・。頑張りゃPCで見られたじゃん。


そんな試合は、松本山雅のホームになるサンプロ アルウィンで開催されていました。アルウィンなら頑張って行けばよかったかな・・・とか思ったものの、天皇杯なのでそこまで頑張らなくともとか思ったワイを軽くぶん殴りたくなる展開になりました(爆)。
どちらもダービーマッチという意識はあまりないとか言ってますけど、バチバチにダービーマッチを意識しているんじゃないかという展開になり、お互い一歩も引かないものになりました。シュートまで迫っても、守備陣がしっかり守っていましたし、打たれてもお互いのキーパーが踏ん張ってくれました。特に松本山雅に関しては、ビクトル選手じゃなく村山智彦選手という控えキーパーが奮闘していました。これはいい経験になっただろうなぁ。

で、試合そのものは、後半34(79)分に松本山雅ユース出身の高校生(17歳)の田中想来(そら)選手が値千金のゴールを決めて、スーパーシードの貫禄を見せた格好になりました。どうも最近登録されたらしく、ウィキペディアにも載ってない(爆)。実況も(スタメンやリザーブ登録さえもなされていなかった)田中パウロ淳一選手と間違えたほど(苦笑)。
しかし、まだ17歳の若手が出てくるあたり、松本山雅は底深いチームだし、ますますJ3に来た理由がわからない。そして、今後この選手がJリーグの舞台にやって来るかもしれないと思うと不気味だ・・・。J3は若手が映えるリーグになってしまったからなぁ。
一方の長野は、十分に戦っていたと思います。ホームじゃないのにホームのノリになっていたのが、長野にとっては不利になったのかなぁ・・・。この悔しさは、来週長野のホームになる長野Uスタジアムで開催されるダービーマッチにぶつけましょう。


ちなみに、8000人以上の人数が入っていたそうな。それでも長野側には空席が目立っていたのは意外でした。満員だと思ってたからなおのこと。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2022年04月18日

FC岐阜観戦記2022 第2節 二度目は無いぞ!

SOG03_133617FC岐阜、昨日は松本山雅FCとの一戦になりました。

松本山雅は、昨年J2最下位により降格してきたチームで、びっくり(降格)枠と言われています。というのも、まず落ちないだろうと思われていたでしょうし、2016年にJ3に降格した大分トリニータ以来のJ1・J2・J3全てを経験するチームになったからです。しかも、今回は57チーム全てを経験する(ただし、FC東京・ガンバ大阪・セレッソ大阪にあったU-23チームは経験していない)ということになるので、その点では大分よりも箔が付いたはず(ニヤニヤ)。
ともあれ、J3降格時点(つまり昨年末)ではチームがバラバラで、名波浩監督の解任問題まで出ていたものの、フロント刷新で逃れようとしている雰囲気でしたけど、蓋を開けてみたら、まぁまぁ上位に食らい付いている成績を挙げているので、もしかすると1年での復帰も現実味を帯びてきております
ただ、まだわからない。この先の試合展開や選手のケガなどでガラッと変わる可能性がありますからね。特に天皇杯が始まるあたりと数週間とはいえサマーブレイクがあるので、この時期の調整を誤ると、1年での復帰が霞んでしまうでしょう。まぁ、ウチよりしっかりやってるのは目に見えて明らかなのだが(ギャハ)。

そして松本山雅と言えば、ホームジャックしそうな観客動員と雰囲気作り観客動員はコロナ禍ということで、そこまででもないかなと思ったものの、メイン席やスーパーシートに松本山雅サポが紛れててワロタ。ワロタ・・・(泣)。雰囲気作りは言わずもがな。チャントは歌えないとはいえ、クラップでの威圧感は相変わらずでした。



SOG03_124939と、ダービーマッチのような雰囲気を醸し出していた(実際、トップ・オブ・北アルプスというダービーマッチをやっていた経緯もある)わけで、松本山雅側も積極的にイベント出演を果たしていました
写真は、岐阜のクラブアンバサダーである難波宏明さん(左)とクラブのホームタウン担当で働いている片山真人さん(右)片山さんは岐阜で2008年と2009年在籍していたそうな。
・・・ナンチャンと漫才組めそうだな(笑)。



SOG03_121516松本山雅で有名な「山賊焼き」もやって来ておりました。こちらは松本山賊焼應援團によるもので、チーム公認らしい。
今回はネギ盛りにしてみた。前にも食べたことがあった気がするんだけど、過去のデータに残ってない(苦笑)。



にんにくの風味はそれなりだったけど、カラッとした揚がり具合とネギがいいアクセントになって、美味かったです。


SOG03_114703一方で、岐阜としても重要な試合になりました。名鉄協商のサンクスマッチになったからですね。
今年から、あのモンチッチが名鉄協商のマスコットに就任したということで、ご本人が来場しておりました。



SOG03_121435なお、今回のスタメシは中華料理しょうりゅうから「四川麻婆飯」です。
麻婆豆腐と餃子は食ってみたいと思っていましたけど、山賊焼きの件もあったので、餃子は今度にしよう。



味は、痺れるような辛さという麻婆豆腐特有の味わいは薄いものの、肉の旨さと程よい辛さでご飯が進むものになっておりました。これで700円(税込)なら安いと思いますよ。普通盛りなのに、結構ご飯がたっぷり入っていたように思いましたし。以前紹介した「魅惑のわさビーフ丼」と同様にリピートしそうだわ(ニヤニヤ)。


SOG03_155754試合に関しては、J2からやって来た松本山雅という言葉がピッタリになりそうな動きを見せていました。とにかく早く、鋭い攻撃を見せていました。守備で何とか破れるかなと思っていたものの、最後は元岐阜所属のビクトル選手が高い壁になっていたかなと(少なくとも威圧感はあった)
速攻の展開を見せていた松本山雅に何とか守備で食らいついた岐阜だったものの、前半37分に先制されてしまいます。
このまま松本山雅に流れが傾くかなと思っていた前半終了間際(45分+2)、左からのロングパスを受け取った窪田稜選手が再び左へクロスを上げると、滑り込むようにして打ち込んだのが菊池大介選手ビクトル選手の高い壁をすんでのところでかわした右に流れるシュートで同点に追い付きます。
しかし、後半に入り松本山雅はもう一段ギアを上げてきて、さらに激しい当たりを見せる後半45分の間に2点を献上してしまい、1-3で負けとなりました。

若手の躍動が随所に垣間見えた時点で、松本山雅の勝利は確定だったのかもしれません。その点ベテラン主体の岐阜にはない若々しさと早い動きに対して何をすべきかを考えさせる試合となりました。



とはいえ、あの松本山雅に同点まで追い付いたのは評価すべきだと思います。問題はギアを上げた後半に何をすべきだったのかでしょう。
カターレ富山戦のように後半早々に投入してもよかったと思いますし、同点に追い付かれた(交代を掛けた後半22(67)分)時点で、バランスが崩れてもいいので、畑潤基選手だけでなく石津大介選手も投入すべきだったのではないのでしょうか(石津選手に替える相手は、山内寛史選手か山内彰選手のどちらかだったと思う)。あとはフラストレーションの溜まっていたであろうフレイレ選手か岡村和哉選手のどちらか(あるいは両方)を守備の面なら藤谷匠選手、まだ攻撃的にというなら本田拓也選手を送り込むべきだったかもと思いましたね。なぜか三浦俊也監督は5人の交代枠を上手く使いこなせていないように感じます。3人制のクセが抜けないのかしら・・・。


SOG03_160759試合後やって来たビクトル選手。SC相模原時代も含めれば2度目になるね。この人がJ3にいる限り、点を取ることはかなり難しいだろうと個人的には思っています。
しかし、ホント彼が来た時にはチャントとコールの最敬礼でお迎えしないといけないのに、コロナェ・・・



結果的には負けだった、課題もあるものの、同点に追いついたことは評価したい岐阜。ただ、まだ全体的な評価を下すには難しいところが多く、何とも言えませんが、銀河系集団と言われているのに、この成績では・・・と思う人がいるのも事実全ては落としてはいけない試合で落としている(共にアウェイのY.S.C.C.横浜戦とアスルクラロ沼津戦)のが響いているのでしょう。そうなると次の試合が決め手になるでしょう。

・・・と思ってたら、4/23・4/24は、天皇杯予選が一部地域(神奈川県・静岡県など)で開催されるため、J3の試合は無し。そのため、ゴールデンウィークまで飛ばされる格好になりました。しかもアウェイ2連戦だよ(泣)。
その初戦(4/30)はカマタマーレ讃岐、次(5/3)は藤枝MYFCになります。共に下位に位置付けているチームなので、絶対に負けられない相手です。ここで連勝ができないと三浦監督の在任に黄色信号が灯ると個人的には思っております。
なお、次のホームは5/15と1ヶ月ほど空きます。相手は相模原。中島賢星選手が移籍した先のチームですね。4/10の愛媛FC戦以降出場していないのが気掛かりですけど、ケガとかじゃないことを願うのみ。元気な姿だけでも見せてほしいものです。あ、得点は上げるなよ(ニヤニヤ)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)