「興味がない、わからない、知らない」という題名の記事で、韓国に行った際に、韓国のYouTuberが日本や韓国のテレビでも伝えない内容を命がけで伝えていたことを指摘して、(日韓のメディアが行っている)報道規制を「怖いことに繋がる」と批判しました。さらに、(恐らく韓国人YouTuberの伝えたことに対して)「陰謀論とも言われているので、自分の目で確かめてほしい」とも伝え、自身の目で物事を探る重要性を訴えたのではないかと思います。
さらに、日本の現状を憂う文章が続き、「外国人留学生には無償で補助されるのに、日本人学生にはそれがない」・「人任せではなく選挙に行かなきゃいけない」・「どうせとか変わらないという言葉を使っている場合ではないところまで来ており、このままでは日本のらしさ(マナー・態度・技術・アニメ)が失われてしまう」と訴え、そこから一部のマナーの悪い外国人観光客への批判をした後に、「日本ザリガニが、あっという間に外来種に喰われちゃったみたいになってしまう」と本人はシニカルなつもりで仰った批判も述べていました。これに関しては、二ホンザリガニは元々北日本にしか住んでないそうで、彼女の指摘違いだったようです。個人的には、『ハブを駆逐するつもりがイリオモテヤマネコを駆逐しかねない状況にまで追い込んだマングース』とか『毛皮を獲るつもりで連れてきたのに結局日本中で繁殖したヌートリア』みたいな例えにしたかったんでしょうね・・・。
続けて、この記事では、「日本の税金は、税金を納めた人達(税金を納めている在日外国人も含む)に還元すべき」と述べ、「日本の被災地や日本の学生に税金を使うことを願うのは排外主義と言われるのか」と自身の発言に疑念を抱く部分も。それでも、「(正しい税金の使い道ができないことで)日本の中が疲弊したら、おもてなしもできなくなる」と嘆いてもいます。そして、最後に「選挙権のある人は、今一度その権利を考えてほしい」と主張しています。
私としては、彼女の発言の賛否に関しては置いておこうと思っています。ただ、個人的(いち私人)な意見として、ほぼ間違ったことは言っていないと思っています。
ただ、彼女は自分の立ち位置がどんな状況なのかをわかっていたのかなと思いたいです。
林原めぐみさんは、「新世紀エヴァンゲリオン」・「らんま1/2」・「シャーマンキング」・「名探偵コナン」・「ポケットモンスター」など少なくとも第3次声優ブームの主軸にいた方で、アニメ界隈を知らない人でもそれなりに知っている人でもあります。もちろん、そのブームにいた40代以上の人達だけでなく20代・30代でもカリスマ声優とも言われていたことがあったので、少なからず影響を与える人ではないかと思います。
すなわち彼女は準公人という社会的影響を与えかねない人物である方。今でいえばインフルエンサーともいう立ち位置なのです。だから、今回のような発言をすれば、ファンの間でも物議を醸さないかとか、多方面に影響を与えかねないかとなりかねず、そのことには彼女は気付いていないわけないと思うんだけどなぁ・・・。下手をしたら、国粋主義者や極右勢力に彼女自身の発言を切り抜かれて、本人の意図しない使われ方、もしくはいいように扱われかねないです。
欧米なら、はっきりとした物言い、それこそ政治的発言は賛辞の対象にもなりますが、こと日本に関しては、政治と宗教の話はタブー視されがちです。私でも、余程のことが無い限り、話す時は一歩引いて話します。たぶん日本人のほとんどが一歩引いて話すかノーコメントを貫くかのどちらかだと思うのです。
彼女の発言そのものには正解も不正解もない。むしろ自分の立ち位置を考えて発言することの重要性を林原さんは学ぶべきだと思います。昔読んだ彼女のエッセイマンガで、(若い頃)後先考えずに発言をして先輩声優さんを困らせる事態を起こしたことがあるようです。そして、彼女自身、長年ラジオで喋る身だからこそ、今回の件で後先考えないで発言することの怖さに気付いてほしいものです。
昨日(6/11)に中野サンプラザにて行われた「林原めぐみのTokyo Boogie Night 1000回突破記念公開録音」。
そのオレンジのサイリウム。