2023年12月04日

【散々】名古屋グランパス最終節、長良川での開催【大変】

SOG03_085856昨日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で名古屋グランパス×柏レイソルとのホーム最終戦を見に行きました。
慣れている長良川競技場ではあるものの、名古屋の運営だと勝手が違う。それに最終節ということで、大勢の客が来るのではないかということもあって、朝早く家を出て、岐阜県岐阜市に向かいました。
やはり、朝早くだからなのか、臨時バスはまだ出ていなかった。お客さんもそう大勢いなかった。午前10時半から列整理の予定になっていたからなのか、かなりのんびりしたものになっていました。前回のサガン鳥栖戦のとぐろを巻いた列のことを忘れているのか、知らないだけなのか(汗)。あれを見たら、否が応でも早く行かなきゃと思っちゃったぞ・・・。
ただ、資材を運ぶトラックを停める場所は同じようで、既に柏と名古屋のトラックが停まっておりました選手バスの停まる場所もほぼ同じでしたね。



SOG03_092228前日のFC岐阜×ギラヴァンツ北九州戦のハーフタイムから準備が始まっていた待機列作り。いつでも迎え入れられるようになっていたのですが、入っていいのかわからず待機状態。スタッフに伺ったら、もう入って待っててもいいとのこと。ただこの時は、まだ時間があったので、コンビニで時間潰しと温かい飲み物を買うために一旦離れることにした。



SOG03_092240その待機列の並び順が示されていました。
ホーム自由エリアの南北エリアの人達の待機場所になっており、手前側が南側、奥側が北側になっていました。



SOG03_101128それをパイロンで50~150ずつ区切るというざっくりとしたものでした。岐阜の場合なら、1000くらいまでは、ちゃんと1区画ずつ数字を振って並ばせるようにするんですけど、作り慣れていないのか、あまりにスカスカになるので、大雑把な作りにしているのか・・・。
さらに言うと、整理順が3000番で打ち切られており、それ以降は、さらにざっくりとしたものになっていました岐阜でもそうだったことで少しトラブった経緯があることを思うと、たくさんの観客の来る名古屋で、これをやってしまったら暴動が起こるんじゃないかと思わせるレベル(汗)。



10時過ぎにコンビニから戻ってきて、定刻の10時半より少し遅い10時40分頃から列整理を始めていたものの、なかなか列整理が終わらない一番人数が多く、トラブルの起こる可能性の高い3000番以降の列整理を、他の列整理の番号帯(他は500単位での区切りだったと思う)と同じ1人で捌かせていたのです。だから、列整理の時間になっても、ちょろちょろと帰ってきた人が通されるという有様。さらに遅々として進まないので、待っていた人が半ばイラつき始める始末。遂には、他の人間を呼んで捌かせろと進言までする(苦笑)。確かに、3000番以上の番号帯にリソースを割けとは思っていたけど・・・。まぁグダグダですわ。
しかし、列整理の途中で不穏な案内が・・・。施設内でのトラブルにより、開場時間が未定になったという案内が。しかし、この時でも、列から離れていいけど、アナウンスがあり次第戻って来て下さいとか言えなかったのかねぇ・・・。雨が途中で降り、風も冷たい中、じっと待ってなきゃいかんとは。
結果、午後1時まで列移動がなされず、キックオフも45分遅れてとなりました。入場ゲートも北ゲートからではなく、再入場ゲートになっていた第3ゲートからの入場になりました。


この施設内のトラブルとは何だったのか。
結局岐阜新聞でしか報じられなかったようですけど、長良川競技場の大型ビジョン裏で50~60代女性の首吊り死体が発見され、その現場検証などで遅れたようです。DAZNのカメラ設置時に発見されたとのことなのですが、前日は岐阜×北九州の試合なので、その時より前は考えられないはず。ただ、J3とJ1の試合では、DAZNのカメラの設置数が違うし、岐阜の試合では北ゲートを使っての入出場は無いので、もしかするとそれより以前からあった可能性も捨てきれない全ては、死亡推定時刻の結果次第ですけど、そこまでは報じられないだろうなぁ・・・。いずれにしても、このトラブルは名古屋に対して責任を負わされるのかどうか、そこもわからないまま終わるだろうなぁ・・・。


SOG03_144501何とかして入って来れたスタジアム。先述の影響で、一般入場と同じになってしまった。何のために先行入場の権利を買ったのかと文句を言いたくもなったけど、今回ばかりは仕方ないのかなぁ・・・。

この頃には、晴れてきてはいたものの、開場までの間、天気は猫の目のようにコロコロ変わって、ホントに嫌になるものでした。






SOG03_164533試合に関しては、実質降格を回避している柏が優勢だったように思えます。もちろん要所要所で見れば互角な部分もありました。点への意欲という面で見れば柏が優勢のように見えましたし、ボールの奪取やテクニック面で見れば、名古屋の方が上だったように思えます。
ただ、J1とJ3では試合のスピーディーさが違うし、何より応援の蜜が違うアウェイの柏サイドも、ただの一角なのに、岐阜のホーム並の声が出ているように思えました。伝統というべきものの違いなのかなと思うと同時に、岐阜も歴史を積んでいけば、ここまでなれるのか・・・。いや、その前に強くならなければ、J2へJ1へ行かなければ、名岐ダービーのような特別な時以外でもスタジアムを満員にすることは叶わないのでは。


そんな試合は、後半に動き出します。
後半26(71)分に、名古屋のバックパスを柏がインターセプトしたかと思ったら、一気に前線にボールを運ばれ、最後はマテウス サヴィオ選手が駆け抜けた先で放ったシュートが名古屋のランゲラック選手の足先に当たって跳ねてしまい、ゴールマウスに転がって先制点に。ちょっとしたミスなんですけど、そのミスを見逃さなかった柏のイレブンにあっぱれです。

このまま試合が進み終わるかと思っていたら、最終盤に大きな展開が待っていました。
後半45(90)分にコーナーキックから端を発したゴール間際の攻防は、柏の死守によって再び名古屋のコーナーキックになるかと思われました。しかし、ここでVARが入り、結果柏のジエゴ選手にハンドの判定が下され、レッドカードに。柏は10人になっただけでなく、PKまで与える結果になりました。このPKを名古屋のキャスパー・ユンカー選手が決め、何とか追い付きました。
その後、VARの影響で結果10分まで時計の針が進んだものの、お互い猛攻叶わずに1-1で試合終了
この結果、柏は自力での残留を決め、名古屋はホームで無敗の記録を達成したとのこと。しかし、ホーム無敗というのに、6位で終わったということは、それだけ勝てた試合を逃してしまっているという意味なんでしょうね。先日見に行った鳥栖戦なんかは、その象徴なのかもしれません。



SOG03_164748試合後、柏の選手達にサポーターが弾幕を出しておりました
柏は12/9に川崎フロンターレとの決勝を国立競技場で控えており、彼らを鼓舞するために出したんでしょうね。恐らくジエゴ選手が出場停止になるであろう決勝戦、一応レギュラーの選手が出てなかった(控えで登場した)ので、そこまで大きな影響が出るのかとは思っていますけど、やはりいるものといないものでは大きく違いますから、最終盤のVARは柏にとっては痛かったのだなぁと。



この試合で一番印象的だったのは、トラブルがあったとはいえ、名古屋の運営はグダグダだった点か。慣れていないは通じない。なぜなら鳥栖戦である程度のフィードバックができたはず。しかも人数は8000人くらいしか変わらない8000人は大きいかもしれないけど、鳥栖戦で浮かび上がってきた課題をある程度潰せれれば、グダグダな運営にはならなかったはず。特に車で来た人達が、かなり困惑する結果になったようなので、臨時駐車場の案内は、出来る限り早急にリリースすべきだったのではと思う。今後WRC(ラリージャパン)を豊田スタジアムで行うことは確定事項のようなので、今回のようなことが起こらないように、日程調整を図ってほしいものです。また長良川で行うふうになると、岐阜だけでなく、来場するサポーターにも迷惑が掛かりかねない。サポーターの中には、もう御免被りたいという人も出てくるでしょうし・・・。


で、スタメシの紹介がまだなのは、前回の岐阜×北九州戦のスタメシと一緒に紹介してやろうという目論見だったりする(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年11月09日

【優勝争い】苛烈な2023年のJ1【残留争い】

J1も残り3試合になりました。上の争いは落ち着いてきましたけど、舌の争いはまだまだヒートアップ中。それでも例年に比べて苛烈だったと思う部分がありました。そこで、優勝争いと残留争いをかいつまんで見ていきましょう。


まず、優勝争いですが、こちらはヴィッセル神戸、横浜・F・マリノス、浦和レッズの3チームに絞られました。
1位の神戸が勝ち点62、2位の横浜FMが同じく60、3位の浦和が同じく54とやや浦和が不利で、事実上悲願の初優勝を狙う神戸と連覇を狙う横浜FMとの一騎打ちになったかなと思います。
神戸はイニエスタ選手が途中退団したものの、選手層の厚さと総合力で押し切った格好ですかね。横浜FMも選手層は厚いですけど、一歩及んでいなかったのかなとも。それでも実力は伯仲だったかも。


一方で、例年以上にアツかったのが、残留争い。というのも、来年からJ1のチームが18から20になるため、2チーム増えることになるからですね。そのため、例年なら降格枠は2.5だったのが、今年だけは1になったんですね。実質降格枠が2つ減るから、これは大きいんですよ。
普段なら落ちてもおかしくないチームが残留になるため、かなり激しい試合が終盤まで続いています。早速見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。


14位 G大阪(34)-18
15位 京 都(33)-8
16位  柏 (30)-14
17位 湘 南(28)-17
=== 降 格 ラ イ ン ===
18位 横FC(26)-27


一応、最下位の横浜FCの現状勝ち点から残り3試合全勝した場合の勝ち点35よりも下になるチームをリストアップしていますけど、ガンバ大阪と京都サンガF.C.に関しては、余程のことが無い限り残留でしょう。問題は柏レイソル・湘南ベルマーレ・横浜FCの3球団です。
なかなか勝ち切れない。相手チームからボーナスステージのような扱いになってしまっていましたね。特に、最下位の横浜FCは、昨年の昇格劇を生かせないまま選手だけが取られていった感が。
今後は、湘南と横浜FCとの直接対決が第33節(11/25)に控えているので、ここで雌雄が決する可能性が高いかなと思っていますけど、その前の試合で横浜FCが勝つと、わからなくなるでしょうね・・・。


残り3試合、どんな戦い方をするのか、気に掛けながら見ていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)

2019年08月26日

FC岐阜観戦記2019 第15節 御前試合のふがいない結末

FC岐阜、昨日は柏レイソルとの一戦になりました。
アビスパ福岡・ツエーゲン金沢と落としてはいけない相手を落とし、さらなる急降下が起こっている状態の岐阜。新戦力が上手くフィットしていないんじゃないかという不安が頭をもたげ始めていますけれども、元々新戦力というのは時間の掛かるもの。そろそろ何とかしてほしいとはいえ、変な焦りを起こせば、ますます悪くなるとも思うので、この一戦では最善を尽くすことだけを考えてほしいものです。
何せ相手の柏は目下10連勝中夏場に入って一気にブーストが掛かり、誰も止められない状態になっています。ゆえに、勝つことよりも引き分け狙いで行くしかないとも思っていたのですが、北野誠監督は、どんな手段を冒してでも勝つと言ってしまったわい(汗)。まぁ、その意気で挑まなければ、監督なんて務まらないわね。ただ、今回の発言を玉砕覚悟という言い方にも思えまして・・・。


SHV39_5493この日は、元イタリア代表のアレッサンドロ・デルピエロさんが2年連続で来場。ギッフィーとの交流も続いているようで。
しかし、『ともだちのアレ』と紹介されていて、『アレ』はないだろうと思ったんですけど、『アレッサンドロ』の『アレ』なのね(苦笑)。



SHV39_5497そんなデルピエロさん、今年もサッカー教室で子供達と一緒にプレーして楽しんでいたようです。

写真は、大型ビジョンに映し出されたトークショウの模様
Jリーグ名誉マネージャーになった佐藤美希さん(右)と通訳として今年もやって来た元岐阜選手の森安洋文さん(左、実はデルピエロさんとはシドニーFC時代に外国人枠の関係などで入れ替わりの形になっている)と一緒にMr.マリックさんの要望に応えて、ハンドパワーを披露しているところ。知ってるんや、デルピエロ(笑)。



SHV39_5501そして、ギッフィーから友好の証として、今年も2019年のオーセンティックユニフォームがプレゼントされました。もちろん、10番。もちろん、デルピエロのネーム入り。



SHV39_5495さて、ここからは今回のスタメシ紹介。

まずは土岐市ホームタウンということで、五平餅が登場。そういえば、去年の朝ドラは東濃地方(メインは恵那市)が舞台だったね。今回は来年の大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」のPRも兼ねてだったようで。
ということは、今回もキサラエフアールカンパニーズの五平餅との食べ比べ回ですな。



・・・今回は濃厚なごま味噌だれが焼かれて香ばしさを増していた土岐市の五平餅(右)が美味かったです。色で見てもわかるかもしれないけど、濃いんですわ。


SHV39_5496そして、こちらが笠松町ブースで販売していた「黒毛和牛カレー」かさまるちゃんのパンケーキ付というものでした。



・・・これがとんでもない代物で、名古屋弁で言うところのしゃびしゃびなんですわ。共通語で言うところの水っぽい
カレーの味がしない。つまるところ、カレーの色をした煮込み料理だったんですが、その煮込み部分でも怪しい野菜に味が染みていない。これで700円は・・・。久しぶりに酷いカレーを食った。うちのおかんでもこんなカレー作らないぞ(苦笑)。


SHV39_5508気を取り直して、岐阜グランドホテル監修の「FC岐阜カレー」を買ってきた
・・・と思ったら、今回の「FC岐阜応援きっぷ」の特典でコイツをくれる(先着60名)という大盤振る舞い
・・・知ってたら買わなかったよ(泣)。
なおコイツの味のレビューは、また後日にでも。



SHV39_5502こちらは、柏のサポーターの皆様
日曜夜という難しい時間の中、これだけ来ていただきました。これが土曜昼・夜だったり日曜昼だったら、もう少し動員が見込めたのかな・・・。

ちなみに、この日はカラッとした暑さだったものの、熱気で汗が乾いていき、しまいには塩を吹く有様。今年は今までそんなことなかったのにね・・・。汗がしょっぱかったわけだ。
あとは、お盆休みの絡み(代休制度がここで盛り込まれた?)もあって、臨時バスがあまり来なかったのは申し訳なかった定期運行のバスに乗っていく事態は滅多にないんだよね、普段でも。個人的に岐阜バスの運行の悪さにびっくりしています。



SHV39_5504びっくりしたのは試合展開もかねぇ・・・。実力差の部分は仕方ないと思っていたので、いかに柏の勢いを削ぐか、この1点がポイントになってきました。個人技に長けている柏の前には、やはり密。連携など組織だったプレーが求められるわけです。皮肉にも2年前の名古屋グランパス戦と同じ課題に向かうわけです。
じゃあできたのかというと、半々かなぁ・・・。上手く回っている時もあったんですけど、ちらほらとミスが目立ってもいました2点目の失点になった守備の連携不足と4点目の失点になった北谷史孝選手のパスミスがその最たるもので、前者は見合うくらいならお互いを詰めてビクトル選手を助けてあげてほしかったし、後者はやってはいけないミス。これまた2年前だったかアウェイの愛媛FC戦でやらかしたミスと全く同じ4点目になるので、気が抜けてしまったと言い訳ができるんでしょうけど、アカンものはアカン懲罰交代でもよかったレベルですわ。
あとはミスではないですけど、流すようなパスはダメだったね。明らかに柏はそれをインターセプトしまくってた。言い換えれば、そんなパスではJ1は通じないという意味でもあったのかな。他のJ2チームならあのパスでも大丈夫なんだろうけど・・・ということもよくわかりましたわ。今後は相手を考えつつもしっかりとしたパス回しを心掛けてほしいです。

ふがいない試合ですが、実力差も感じた、文字通り完敗の試合でもありました。ブーストとチートがないまぜになったチーム相手に何もできないのは織り込み済みだったけど・・・。つくづくアウェイ(三協フロンテア柏スタジアム)の試合を落としたのが痛い。あの時とは全く違っていたね。


これで柏は11連勝。この先、ルヴァンカップの関係で強行日程が組まれていた関係上、首都圏内での移動という比較的楽な試合運びができるようになります。まさかそこまで計算してチームを作っていたのかなぁ・・・。



何が何でも勝つと言った試合は、何もできないまま負けになり、3連敗になりました。
チームがバラバラじゃねぇか・・・と思うサポーターも出始めた中、少々北野監督の新戦力優遇が気になってきました。それでは大木武元監督とやっていることが変わらなくなってしまってないかと思えてなりません。試合には調子のいい選手ないしは使える選手を選ぶべきで、前体制で優遇されていた選手や新戦力・前体制で冷や飯を食わされた選手は関係なしにチョイスしないといけないはずなんですけれども、前体制で優遇されていた選手を少し冷遇していないかなと思える節があります。まぁ、全ポジション新体制や前体制で冷や飯を食わされた選手で固めるのは難しいので、仕方なく使っているのでしょうけど、ここまで来て、山岸祐也・風間宏矢両選手の流出、阿部正紀選手の控え落ちは、北野監督の中で少し彼らに対する心象が変わってきたのかなと。ビクトル選手はようやく復帰できましたけど、今回の失点劇を見たら再び代えそうな予感を感じる。
実戦で新戦力は研磨することが果たして吉と出るのか凶となるのかわからぬまま沖縄へのアウェイ(FC琉球戦)になります。チーム状態の悪い中で長距離移動は堪えるんだよね・・・。その後はホームでの試合、FC岐阜漢祭りと冠した新戦力歓迎会的な栃木SC戦になります。
何としてもアウェイで勝って琉球はダブルで抑えたい。そうしないと9月から大変なことになりそうだ・・・。


J2残り試合あと14。降格圏脱出までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 23:16Comments(0)

2019年06月02日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その6 裏切り

FC岐阜、機能は柏レイソルとの一戦を迎えました。


先週にお気持ち表明が出され、まだ1/3だけしか消化していない中でも危機感と悲壮感だけは出ているかなと思っているのですが、このお気持ちを本当にそう思っているのか、単なるガス抜きなのか見極めるという点でも、この日の試合とホームになるアルビレックス新潟戦は重要になってきます。
柏という相手を見れば、勝つのは難しいかもしれません。でも何かしらのことをできるのであれば、やってほしいとも思うわけです。そんな思いで柏市に。名古屋からJRバス・京成バスの共同運行のバスで西船橋駅までやって来て、そこからJR武蔵野線に乗り、新松戸駅で常磐線に乗り換え、柏駅までやって来ました。


SHV39_5089柏駅から三協フロンテア柏スタジアムのある日立台までは柏駅の東口に行かないといけない。それを知らずに反対側から出てエライ目に遭ったのは以前お話しした通り。

東口には、柏のエンブレムなどがあふれかえっておりました。でも歓迎は無かったな(ニヤニヤ)。



SHV39_5092柏のマスコットはレイくん。背番号は0になっており、そこから採ったんじゃないかとさえ錯覚しそうですが、レイソルのレイですよ(ニヤニヤ)。



SHV39_5090柏駅東口にあるビックカメラには、日程表の入った大きな弾幕が。シャープのAQUOS(アクオス)の広告弾幕の下にあったよ。
困ったらビックカメラ柏店に行けばいいんです(ギャハ)!



三協フロンテア柏スタジアムまでは、柏駅東口から東武バス・名戸ヶ谷行きのバスに乗り、日立台停留所で下車となります。1つ前の緑ヶ丘停留所も最寄りではありますが、あくまでそこはホームの最寄りビジター(アウェイ)の人達は日立台停留所なのです。ただし、日立台の停留所はスタジアムから歩いてすぐのところなので、本数(日中は基本的に1時間に4本しかない)以外なら安心して観戦できます
なお、歩いても行けます駅から1600m、丁度1マイルか(ニヤニヤ)。公式サイトに経路が書いてあるので、そちらで確認をば。先程のアクセスも席に関する説明も先程のページから案内があります。


SHV39_5095朝早くに着いたので、まだ待機場が開いてない。仕方ないので、日立台の停留所から200m東にあるローソン柏名戸ケ谷一丁目店に行って来ました
外装は、柏のコラボ店舗ということで柏のロゴも。ポスターもベタ貼り(笑)。



SHV39_5096入口にはレイくんが載っております。



ここで、スタジアムに持ち込める飲み物をしこたま買っていたら、待機場が開いた。そこでサポーターの皆様と歓談しながら待っておりました正午にはアウェイツアーのバスも来て、いよいよ臨戦態勢整ったとも言えるでしょうかね。


SHV39_5107さて、スタジアムに着いた。


スタジアムはピッチがきれいで、コンパクトになっております。距離が近いからボール飛んできた時が怖いのは、専用スタジアム共通の困りごと(ニヤニヤ)。
ビジター席は全て立ち席の部分が自由席、座席がある正面側が指定席になっております。ちなみに、合計400枚売れたらしい。この一角しかないので、関東圏のチームが即日完売なのも納得。写真の撮ったホーム席の部分は、元々ビジター席だったのですが、拡張工事で2階部分が建て増され、ホーム側に転換されました。
有名な「柏から世界へ」弾幕もありました。あとは案内関係に英語以外の言語(韓国語・中国語)があるアジア仕様なのも柏らしい



SHV39_5097試合前、柏サポーターがお気持ち弾幕を出しておりました。どうもフロントと揉めているらしい。
いわく、「開かれたクラブを実現する為にも、フロント上層部の皆様出席のもと、是非意見交換会の開催をお願いしたいのですが、開催できない理由は何なのでしょうか?」
・・・そりゃ、アンタ達の素行が悪いからだよ!
というのも、このスタジアムは普段なら問題なく持ち込める物がアウトになるケースがあり、コアサポの人達が持って行く脚立はNG、立ち席で座りたいためのパイプいすもNG、クーラーボックスもダメらしいし、横断幕を運ぶためのキャリーバッグも持ち込み不可(全て持ってきてしまった場合、預かり所で預けるパターン)なのだそうな。それもこれも、柏熱(はくねつ)地帯のアンタ達の素行でそうなったんやろうが・・・と恨み節。そうじゃ無かったら申し訳ないけど、そう思われても仕方ない。



SHV39_5100場内に流れる♪日立の樹とそのCM映像日立製作所(日立)は柏と大きな関係を表すものでもあります。


柏レイソルは、その昔日立製作所サッカー部として設立され、アマチュアリーグでも上位を飾るほどの強豪の一つでした。しかしながら、後のオリジナル10の選考に漏れ、JFL(ジャパンフットボールリーグ。この頃は現在のJFLとは別物)でも参入基準の順位に入れないまま過ぎていき、Jリーグ参入を決めたのは1994年(1995年シーズンから参加)のこと。1996年に現行のクラブ名になりましたが、今でも柏は日立グループの一員としてCMの最後に名前が登場するのです。

Jリーグ(1999年以降はJ1)参入後も苦労はしながらも徐々に実力を付け、1999年のナビスコカップ(現ルヴァンカップ)で優勝もしたのですが、2004年には16位で入れ替え戦で何とか残留を獲得したものの、2005年に同じ順位で入れ替え戦にも負け、J2に降格します。
しかし、柏は1年でJ1に復帰2008年にもJ2降格を味わったものの、2009年にはJ2優勝翌2010年でもJ1優勝という記録を打ち立て、以降は天皇杯優勝、アジアチャンピオンズリーグにも進出するなど黄金期を迎えました

ところが、2018年に17位となり、まさかの降格とまで言われるほどの不振に陥り、3度目のJ2となりました。
今年は3度目の1発昇格になるのか注目されていたものの、ネルシーニョ監督の采配が上手くいかないからなのか、ルヴァンカップもやらなければならない過密日程が響いたのか、試合前までの順位は7位と苦労しているようです。



SHV39_5103さて、貧弱とも壊滅的とも言われていたスタメシですが、なんのなんの。美味そうなものが揃っていましたよ。
そこで、今回は「カルビ牛串」をチョイス。写真を撮っていたら、写真用と言って豪勢に焼いてくれました(笑)。たぶん私のところ(右端)以外は火が付いていないところなんでしょうけど、ものすごく心遣いを感じました。ありがとうございます。

こちら、手切りのカルビ肉を焼いたものなので、1個1個が大きいですよ。



こちら、肉は噛み応えのあるもので、噛むとじゅわーっと肉汁が出てきて、本当にジューシー。これなら、次に紹介するものと一緒に入れればよかったかも。


SHV39_5106それが、ボンヘイの「カシミール」。カレーでございます。

ボンベイは柏市では有名な店で、他に「チキンカレー」と「インドカレー」があります。しかし、「チキンカレー」も「インドカレー」も「カシミール」も同じカレー。じゃあ何でこの名前なのかというと、辛さの段階なのです。「チキンカレー」は普通、「インドカレー」は辛口、「カシミール」は極辛になっています。つまり極辛(ニヤニヤ)。
・・・言わせてもらいますけど、この「カシミール」がボンベイの名物で、店に来る人のほとんどの方が、これを頼むんだって。そう書いてあったんだよ、調べたら(苦笑)。

ちなみに、今回のカレーは飛騨高山のコシヒカリに岐阜の水を使った特別仕様なのだそうな。わざわざここまでして頂いて頂かないのは申し訳ないと思い、クラブからのお知らせを見て、即決できたのは内緒だ。



・・・いやぁ、伊達に極辛と名乗る理由がわかったわ。一発目から辛いもん(泣)。スパイシーを通り越して、ガツンとぶっ叩きに来ますわ(苦笑)。でも、その辛さと反比例して、チキン・卵・ピクルスの類が、まぁ味わい深いそれらの甘みと酸味がいいコントラストになって、後を引くんです。クセになる味ですよ、これ。食べられないんじゃないかと思っていたら、最後まで完走しましたよ。途中ドリンク買っちゃったけど(爆)。

ちなみに、店ではじゃがいもと肉のみの構成らしいよ。


SHV39_5109試合は、後半40(85)分までは非常によかったんです。


前半は、柏と岐阜はほぼ互角。それでも徐々に柏に押される格好にはなっていました。
しかし柏も決めきれない最終防衛ラインで岐阜の守備陣が粘り、シュートを放たれても枠の外になるのが多かったのが救い。何より、お気持ち表明後、前面に気持ちが出ていて、あのリリースは間違いなく本物だったと思いました。
ともすれば勝てる。いや最低でも引き分けには持って来れるな・・・そう希望の持てるゲーム展開だったのです。

後半になって、岐阜は点を獲るチャンスを掴んだものの、ここから疲れが出てきて前に出られない。すかさず交代枠を利用して前田遼一・風間宏矢両選手を投入したものの、あと一歩が出ない
敵もさるもので、ここからギアを上げてきた。徐々に敵のペースになっていき、岐阜は劣勢に陥らんとしていました。それでもピッチに立つ全員が一丸となって劣勢を跳ね返し、チャンスを窺っていたのです。
しかし、一気に暗転したのが後半41(86)分、タビナス・ジェファーソン選手が投入された時でした。
恐らく大木武監督の温情だったのでしょう。もしかしたら粟飯原尚平選手との交代だったため、右ウィングに入って、足を生かして放り込む作戦を練っていたかもしれません。それが裏目に出たんですわ。
柏のオルンガ選手にまるで追い付けない。早々と抜かれて失点。その後もキョドってしまったタビナス選手はパスも取れない・クロスは最悪といいところがまるでない愛媛FC戦の反省と教訓が全く生きていない、もう実戦不向きが露呈してしまいました。


勝てるかも、引き分けでも・・・と思われた試合は、たった1人の裏切りによって霧散してしまったのです。たった1人だけ(本人の意識・無意識かわからないものの)ベクトルが違う方向を向いていたがために、勝ち点を失ったのです。「86分までは0-0の試合ができた」(藤谷匠選手)という声からもわかるように、イケるとサポーター以上に思っていたでしょう。それが全てフイになった。この意味がわかるか、タビナス?



はっきり言いましょう。タビナス選手はダメです。今年結構期待していた選手でしたが、この試合の結果を見て、二度あることは三度あるとも思いましたよ。もう彼をリザーバーにしてもダメです。枠がもったいない。大木さんも変な温情を与えず、スパッと切った方がいいくらい酷かった。

今回の試合なら、咸泳俊(ハム・ヨンジュン)、三島頌平、竹田忠嗣3選手のいずれかでよかったと思う。風間選手を右ウィングに上げる選択肢にしていれば、咸・三島両選手のどちらかになっていたかなとも。個人的な心情なら、栃木SC戦に出る予定だった咸選手で行ってもよかったかもしれない。


気持ちは全面に出ていて、あと一歩で負けた岐阜。次回の新潟戦が非常に戦いづらくなりました。ここで勝ち点を得ていれば、少し楽に戦えたんでしょうけど、ここで負けたので、勝たないといけなくなったここで負けようものなら、お気持ち表明がウソという認識で固まってしまう可能性がある。コアサポは反対しても一部のサポーターは社長出せなどの居残りを行う可能性が出てきたと感じています。まだ歯車が噛み合っていないだけと労ってくれる方もいますが、私はこれで群馬コース(ザスパクサツ群馬が2017年にたどった道)が決まったかなと思えてなりません。あの時はフロントのごたごたが招いた結果ですけど、チーム成績で見れば似たり寄ったりだと思いますわ。


とにかく新潟戦では無様な姿だけは見せてほしくない。アウェイではあったものの、去年無慈悲なスコアでやられてしまっている。そう思うと、去年のアウェイの再来だけは絶対に避けなけらばならないでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 16:05Comments(0)

2019年06月01日

個人攻撃はしたくないが・・・

言わざるを得ない。もう今回は見逃せない。
84分まではよかった。負けることはないと思ってもいた。
しかしタビナス、オマエだよ。お前が出てからおかしくなってる。
出て早々に失点。柏レイソルのオルンガ選手にまるで追い付いていない。それは仕方ないとはいえ、その後の挙動不審ぶりはなんだパスの受け取りミスはする、クロスの精度は最悪、いいところがまるで無い。オマエが試合を壊したと言われても言い返せない位に酷いわ。
皆がFC岐阜を何とかしようと思った中で、ただ1人違うベクトルを向いていたとしか思えん。


勝てたかもしれない試合、少なくとも引き分けに持って来れた試合を壊した責任は大きい。もう試合には出てほしいと思わない。ベンチにもいたら困るレベル。
期待していた私がバカだった(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 17:13Comments(0)

2019年05月31日

ちばらぎ行ってくるっペ!

<b>今日夜行に乗って、ちばらぎの千葉側の中心地になるだろう柏に行って来ます。</b>
今日は晩ご飯に<b>カシワ(鶏肉)入りのサラダ</b>食べてきたからね。<b>これで柏をノックアウトやで(ニヤニヤ)!<font color=FF0000><ああ、コイツ現実をまるでわかってない。</font></b>
・・・エエやん、<b>言うだけならタダ</b>なんやで。だから言わせてくれや(泣)!<br>
<b>お気持ちも出ちゃって、エラいことになってる中でも何とか気持ちだけは奮い立たせたい。</b>そんな気持ちで行って参ります。
<b>柏は初めて(通ったことはあるけど)だから何があるかも楽しみ</b>です。まぁ<b>時間はたっぷりあるのでどこかに寄るのは確定</b>ですが(ゲラゲラゲラ)。<br>
ちなみに、<b>当日夜には「ブラタモリ」でちばらぎをご紹介</b>だとよ(ギャハ)。<br><br>
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Posted by alexey_calvanov at 22:25Comments(0)

2019年02月20日

【柏】ルヴァンカップ行きという名の罰ゲーム【長崎】

昨日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場を掛けたプレーオフが開催されました。こちらは一発勝負のため、ホームであれアウェイであれ、気の抜けない戦いになります。その気の抜けない戦いを行ったのが、鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島F.C。共にホームでオーストラリアのニューカッスル、タイのチェンライを迎えて戦いました。
鹿島に関しては、昨年王者の貫禄を見せ圧勝。対して広島は終盤までもつれ、PKで何とか勝利というふうになりました。

これにより、鹿島・広島のACL出場が決まったことで、同チームのJリーグYBCルヴァンカップ(以下ルヴァンカップ)予選免除となったと同時に、J2に落ちた下位2チームにルヴァンカップ参加が課せられたのです。今年の対象チームは、昨年J1で17位だった柏レイソルと同18位だったV・ファーレン長崎。大混戦の中、厳しい戦いを強いられたチームでもあります。


去年から、ルヴァンカップはJ2の何チームかの参加となりました。そのルールが初めて適用されたアルビレックス新潟とヴァンフォーレ甲府の2チームは、リーグ戦と天皇杯、そしてこのルヴァンカップと目まぐるしい戦いを強いられました。中でも甲府は、ルヴァンカップのグループリーグを突破したため、J2の42試合にルヴァンカップの9試合、そして天皇杯4試合の計55試合という超過密日程(J2で最も多かった試合数は2009年の51試合+天皇杯)となり、サッカーファンからは『罰ゲーム』と称されるようになりました。降格の際にのみ前年度均等配分金の80%を保障する「降格救済金」をもらっても割が合わないと考えている人が多かったからでしょう。


個人的には、この『罰ゲーム』が柏と長崎を苦しめるのではないのかなと思います。グループリーグだけで終わった新潟も、J2に慣れていないという面もあった後は思うんですけど、かなり苦労していましたからね。
柏は9年ぶりのJ2ですから、久しく来ていない点では甲府に似ています。恐らく甲府のように勝ち抜いて、超過密日程を過ごすことになることでしょう。そうなった場合、選手のターンオーバーなどが機能するのかという面が気掛かりです。失敗すれば、リーグ戦での自動昇格やプレーオフ進出もできないというふうになるやもしれません。
さらに窮地なのが長崎。監督が変わって・・・というのは柏と同じなものの、選手がベテラン頼みになっているように感じるのです。若手主体でルヴァンカップは挑むという考えなのかもしれませんが、一歩誤ればJ3行きになりかねません。こちらもターンオーバーに失敗した時どうなるか。そのあたりに注目でしょう。


今週末J2が開幕します。この2チームは、J1昇格候補として多くの人が推しているだけに、下手な戦いはできんのだけどねぇ・・・。『罰ゲーム』の渦に呑まれないか心配です、他のチームながら。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)