2021年05月05日

FC岐阜観戦記2021 第4節 今年も雨になると勝つ法則が発動?

FC岐阜、今日はアスルクラロ沼津との試合でした。
今日組まれた試合は、4/11に行われる予定だった試合の振り替え、先日アウェイで開催されたガイナーレ鳥取戦の後に行われる予定だった試合でもあります。岐阜の選手から新型コロナウイルスの陽性反応が出たためです。沼津戦が行われる予定だったあの時は晴れてたっけかなぁ・・・。
そう思ったのは、今日の天気がとんでもなく酷かったこと。なぜか今年も岐阜の試合がある時の天気が悪い(泣)。晴れたのってホームだとヴァンラーレ八戸戦の開幕戦だけじゃないのか。あとはアウェイの鳥取戦くらい(鳥取戦は逆に本来の日程なら雨の中で行わないといけなかった)

そんなことより、カターレ富山戦・ロアッソ熊本戦で連敗になって、少し窮地に陥っている状況。ただ、負けた要因は気の緩みなので、総じてプレーに悪い部分は無かったと思うんです。だからこそ、それを示すためにも何としても沼津戦には勝たないといけないここでも負けてしまうと、チーム作りに黄色信号が灯りかねないわけですよ。安間義弘監督のチーム編成が間違っていなかったことを示すためにも、勝つことにこだわってほしいと思いながら、降りしきる雨の中、現地に向かいました。


SHV47_1181今日はガールズフェスということで、女子向けイベント盛りだくさんでした。aska(アスカ)という化粧品専門店のメイクアップ体験やGGG(トリプルジー)が同店のアンバサダーに就任したことも報告されました。



SHV47_1183この日のイベントでは、FC岐阜フットゴルフクラブのイベントも行われ、高波瀬史人選手と片岡優太選手がやって来ました。山下えりい選手も来る予定だったのですが、今回は欠席に。
ちなみに、ナンちゃんこと難波宏明アンバサダーもフットゴルフの選手だそうですが、公式サイトの中にちょろっと載ってる紹介文の中に無いぞ(汗)。



SHV47_1182その一方で、スタグル関係は少しお寒い雰囲気に。雨の酷さも手伝って大変だっただろうなと思います。
今回は、先日の熊本戦でも販売していながら食べなかったグーテライゼの「カレーパン」を。パッケージは「究極のかれいぱん」となっておりますな。



揚げたてだったからか、衣はサクサク、中はアチアチでした。中のカレーはそんなに辛いふうではなく、誰にも美味しいと思う辛さだったかなと。あ、中のカレーはマンテルカレーじゃないよ


SHV47_1184今日の試合は、近年まれにみる田サッカーの中の田サッカー。ここまで水の浮いたピッチを見たのは久しくないわい。
そんなこともあって、ボールがよく止まる・選手やボールが水たまりに入ると、しぶきがすごいという悪条件を絵に描いたような試合でしたよ。見ている方もずぶ濡れです。
しかし、沼津の拍子の中に祭囃子(ばやし)じゃないかと思えるものがあって、何か踊って下さいと言いたげで思わず笑ってしまいそうになる。本人達は至って真剣なんだろうがねぇ・・・。



SHV47_1185そのピッチコンディションに悩まされながら、双方少ないチャンスでシュートまで持ち込みましたが、それを決めたのは岐阜。
前半10分、実に4度目のコーナーキックで最後にねじ込んだのが、目下売り出し中の三ツ田啓希選手。コーナーキックのキッカーだった中島賢星選手のキックを頭で合わせて、ゴールマウスの中央からワンバウンドして落ちるシュートになりました。もう3得点目になるんだよね。これで川西翔太選手と並ぶチーム得点王になりました
・・・と思ったら、前半35分、その得点王の座を奪われてなるものかと思っていたのか、川西選手が追加点を挙げます橋本和選手の渾身のクロスを、こちらも頭で合わせてゴールマウスやや右側にぶち込んでくれました。これで4得点目となり、チーム得点王の地位を維持しました。
しかし、サッカーによくある言葉「2-0は危険なスコア」を物語る事態に。前半終了間際に沼津の鈴木拳士郎選手に決められてしまいます。やや嫌な雰囲気を漂わせ、前半を終了します。

後半も、その嫌な雰囲気を引きずり、沼津がやや優勢に事を運んでいました。ところが、少ないチャンスを岐阜は掴んで、突き放すことに成功したのです。
後半17(62)分、吉濱遼平選手のコーナーキックを甲斐健太郎選手がドンピシャで合わせたヘディングシュートは、キーパーの手には当たったものの、軌道がゴールマウス右サイドのネット内側に当たってゴールイン!決定的な3点目は、守備でチームに貢献しているキャプテンが挙げてくれました。
その後は岐阜は押す展開だったものの、沼津もできた隙を突く展開になるという一進一退の雰囲気に。しかし、ピッチコンディションのせいか双方決め手に欠いたまま試合終了。3-1で岐阜が逃げ切りました。

セットプレーがモノを言った試合、川西選手以外の得点はセットプレーでの得点になりました。雨の日の試合の戦い方をある程度知っていた岐阜が、沼津を一歩リードしたというふうですかね。こんな日は先制すれば勝てる。そう思わされた試合でした。しかし、何でウチは雨の日じゃないと勝てんのかね(苦笑)?



そういえば、沼津は「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台だったことから、アニサカだった可能性もあったのよね。それだから、この日のうちのゴール裏にはアニメ系のゲーフラが、いくつか立ってたのか。アウェイではできるのだろうか。来年・・・まで持ち越しにはしたくないなぁ(汗)。


SHV47_1187試合後、染矢一樹選手がゴール裏にやって来ました
岐阜では5年間、ルーキーイヤーからプレーした思い出の地。その後、沼津に来るまで不遇かつ辛い時期を過ごしているだけに、今このピッチに立てたことに感慨深いものを持って来てくれたのかなとか思ったり。
正直、川西選手が移籍していたら、彼を真剣に狙えと思ったほどです。それだけ早い動きのできるプレイヤーだと思っているからです。



SHV47_1188そして、インタビュー後にやって来た甲斐選手。
土砂降りの中でも来てくれて感謝感謝です。



圧倒的ではないにしろ、勝ちを収めることができた岐阜。試合も他のチームに追い付いて、順位も3位に戻しました。この勢いを何としても維持しないと。次はあの漢との試合、いわてグルージャ盛岡との首位決戦が控えています。未だ負け無しのチームに土を付けられれば、昇格圏内にも飛び込め、一石二鳥。アウェイの盛岡、寒いとは思うけれども、行ってやろうじゃありませんか。<まだ何にも用意してないよ、この子。


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Posted by alexey_calvanov at 22:54Comments(0)

2019年09月16日

FC岐阜観戦記2019 番外編 その2 かつての岐阜戦士を追い掛けて 染矢一樹&石川大地

SHV39_5697先日、愛鷹(あしたか)広域公園多目的競技場にて開催されたアスルクラロ沼津×セレッソ大阪U-23との一戦に行って来ました。
岡山からトンボ返りで名古屋に帰り、そこから電車で沼津まで行って来るという強行軍。そこからバスで運動公園というところまで行くので、案外大変です。


そういえば、沼津にはゴン中山こと中山雅史選手がいますカズこと三浦知良選手(横浜FC)のように常に出場するということは無く、JFL時代も含めて4年出場していないという存在感の薄い選手になっていますけれども、やはり沼津の選手達にとっては、練習のお手本と言われているだけあって、存在感はあるんだろうね。一説には、S級ライセンスを取るためだと言われていますが、はてさて。



SHV39_5714この日の試合は、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチ国木田花丸役の高槻かなこさんが来場するということで掲げられた歓迎弾幕。しかも、この日は9/25に高槻さんが誕生日を迎えるということで、ハッピーバースデーの弾幕まで。どこまで仕込んでやがる(ニヤニヤ)。



SHV39_5721仕込んでいるといえば、こんなものまで。ここのサポーターすげえわ。



SHV39_5723すげえわといえば(爆)、スーパー寝そべりタイムというハーフタイムの風物詩
去年でもすごくなってると思ったら、今年も今年でとんでもないことに。



SHV39_5724収まらないと思って右側からも撮影。西日がキツい中での撮影でしたね。



SHV39_5725こちらは、大旗。「ラブライブ!サンシャイン!!」絡みで3種類あったのですが、右側のは新作らしい。ここまで実質コラボをしているんだから、バンダイビジュアルはスポンサー考えてやれよ(苦笑)。



SHV39_5729さて、コラボマッチとなったこの日の試合、前半から沼津がペースを掴み始めていたものの、セレッソはU-23とはいえ、そこはJ1の選手。おいそれとは点を与えてくれません。

それでも思わぬところで点が入るのがサッカーの面白いところでもあり、怖いところ
前半23分にセレッソの選手が前方に出した球を見逃さず受け取った普光院誠選手がクロスを上げたかと思ったら、それをベテランの尾崎瑛一郎選手がダイレクトでヘディングシュート!見事に左隅に決まって先制点となりました。ジャストタイミングで決まったこともさることながら、坂本修佑選手がそれをスルーしてるんだよね。狙ってもおかしくないのに、狙わずに奥の選手に合わせようとするのは、なかなかできない。相当練習での連携をしっかりとやってきた賜物なんだろうね。ホントに調子が悪くて11位だったの(苦笑)?
その後は若干硬直状態。そんな中で沼津は徳武正之選手が右足を負傷(前半36分)し交代(同39分)したかと思ったら、セレッソも桃李理永選手がつまづいた先にいた普光院選手と接触し、頭部付近を負傷する事態(同45分)に。写真は、その負傷で呼ばれた救急車。後半しばらくしてまで搬送と治療のためにスタジアム内の脇にいました。



SHV39_5733ちょっと嫌な雰囲気ではあったんですけど、後半になってからは落ち着いた・・・というより、沼津が勢い付いてきた

後半14(59)分には短く出された尾崎選手のコーナーキックから、普光院選手が受け取り、そこから彼の裏を抜けて来た尾崎選手が再び受け取ってクロス。右45゚にいた先の坂本選手がダイレクトでヘディングシュート!またヘディングで決めちゃったよ!今度は混戦から頭一個抜けだすような格好のシュートでしたね。フォワードがきちんと仕事をしてくれました。
その坂本選手はもう1点ゲットします。後半19(64)分には、再び尾崎選手が大きなクロスを上げて、またダイレクトでヘディングシュート!もはや空中戦を制したとも言える沼津がじゅうたん爆撃でセレッソゴールを攻撃し続けます。怖いよ(苦笑)。

そしてダメ押しは、元FC岐阜の選手である染矢一樹選手後半29(74)分、相手のパスミスから普光院選手が大きく放ったクリアを染矢選手が必死に追い掛けます。セレッソの選手が受け取ったので、ミスしたかなと思ったら、そこでもセレッソの選手がカットミスを犯す事態に。それをベテランが見逃すはずがない。1vs1になっていたこともあり、冷静にキーパーとのやり取りも制してゴール。最後はシンプルなシュートとはいえ、ベテランらしい味わいのあるものになりました。

セレッソもフリーキックになったシーンとか終盤の揉み合いで点が入ってもおかしくなったんですけど、前者は沼津の選手がよく守り、後者はオフサイドで救われました。つくづく運が無いですねぇ・・・。


結果4-0で完勝。得点力不足で悩んでいるチームとは思えない得点ショーを5,315人の前で見せてくれました。去年よりかは少し減って、バックスタンドを開放していないのですが、最高の試合を見せてくれたのは、去年も今年も変わっていませんでしたよ。



SHV39_5737勝利のヨイヤサー!!にて。
今回コラボマッチの主役になった高槻さん(左)と沼津市のひものマッチということもあって出演した燦々ぬまづ大使の藤木由貴さん(右)がやって来ました。自称『勝利の女神』(笑)。
いやね、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチだと、異常なほど強いので、あながち間違ってないかも(汗)。



SHV39_5735こちらは、石川大地選手。
今回は後半31(76)分からの出場になり、同43(88)分に佐藤尚輝選手のシュートがゴールマウスのサイドバーに弾かれた後を狙ったんですけど、セレッソの選手に阻まれて打ち切れず
元気そうで何よりですが、やはり沼津で1点でも入れられるように頑張ってほしいところ。いいベテランが大勢いるし、若手も多い。吸収できるところはたくさんあると思うので、日々勉強と思って頑張ってほしいです。



SHV39_5739そして、染矢選手。
この日の試合ではキャプテンとしての役割を十分に果たしてくれました。去年以上に足の速さが目立つ選手になり、すごく馴染んています。フォワードの位置付けでしたけど、スタメン発表のミッドフィルダーでもしっくりくるくらい縦横無尽に走っておりました。既にJ3なら屈指の選手になってると思っていいでしょう。沼津躍進の立役者というのは言い過ぎでしょうか。



改めて、ホントに下に沈んでたチーム(苦笑)?こんなチームと来年岐阜は戦わなきゃいけないんだよ。大丈夫か?U-23以上に怖いチームだわ。もうJ2ライセンスが取れたら、J2で台風の目になりかねないチーム。早いこと上がって下さいと言ってしまいそう(苦笑)。
だからこそ岐阜は大いに参考にすべき。ベテランと若手がしっかり融合し、連携もバッチリ。ホントに、遠征してでも練習試合を行うだけの価値はあると思うよ。


今年こそ敵情視察と思って来たけど、来年怖いよ。アニサカやりたいけど、こんな相手怖いよ・・・(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:36Comments(0)

2018年09月02日

FC岐阜観戦記2018 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 染矢一樹

今日、J3のアスルクラロ沼津×ギラヴァンツ北九州の一戦を観に行って来ました
色々目的はあるのですが、最大の目的は、沼津を舞台に繰り広げられるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボイベントを見に行くため渡辺曜役の斉藤朱夏(しゅか)さんがゲスト出演するというのもあって、結構盛り上がるんだろうなと。
もう一つは、この試合が「沼津・ひものマッチ」と呼ばれる一戦だったこと。できることなら、干物をもらって帰ろうという画策もしていたのだった(ニヤニヤ)。
そして、J3のサッカーが(運営も含め)どんなものかというのと、来年FC岐阜が万一J3に落ちた時戦っていけるのかを見に行くという二律背反な思いで見に行っておりました


さて、アスルクラロ沼津というチームは、1977年に沼津アーセナルというチームで設立され、1980年の沼津香陵クラブを経て、2006年に現在の名称になっています。なお、エンブレムにある「1990」は運営会社であるアスルクラロスルガ株式会社の設立年(設立当時の会社名は、沼津セントラルスポーツクラブ)を示しております。

長い間県リーグでくすぶっていた(当時静岡県のアマチュアリーグでリードしていたのは、Honda FCとジャトコサッカー部だった)のですが、2005年に県2部で優勝、2011年には県1部で2位ながら東海社会人サッカートーナメント大会で優勝を果たし、東海社会人リーグに進むと2年(2部1年、1部1年)で通過しています。ただし、1部通過は、J3ライセンス取得はしたものの、優先順位(1部4位で、全国社会人サッカー選手権大会や全国地域サッカーリーグ決勝大会には進出していない)で敗れ、枠の開いたJFLに申請して承認されたというふうで果たしているのです。
それでも、JFLでは台風の目となる活躍を見せ、めきめきと実力が付き、2016年には年間3位(1st3位、2nd4位)で昇格条件を満たし、念願のJリーグ入りを果たしたのです。
J3では昨年は3位と大健闘を見せ、昇格した栃木SCや優勝したブラウブリッツ秋田を最後まで苦しめました現在も順位的には昇格条件を満たせるところまで近付いているものの、スタジアムが昇格案件を満たしていない(照明の問題・席の問題など)ため、しばらくはJ3に留まるものと見られています。秋田と共に『昇格の門番』となっていくのでしょうか。


SHV39_3690こちらは、会場となる愛鷹(あしたか)広域公園多目的競技場JR沼津駅からバスでだいたい15分ほど掛かります。途中すごくナローな道を走っていくバスがすごい(汗)。

愛鷹広域公園多目的競技場は、レーンが8つある陸上競技場で、サイドとバックは屋根無しの芝生席になっています。この点がJ2ライセンスが下りない原因になっているんですわ。
掲示板も今や絶滅危惧種になったドットマトリクス型のモノクロ掲示板。ただ、FC町田ゼルビアや京都サンガF.C.のような芸術的なものは無い、シンプルな演出のみになっていました。名古屋市にある港サッカー場みたいな感じというと、わかる人にはわかるでしょうか(ニヤニヤ)。



SHV39_3689スタジアムDJの試合紹介で、今日のゲストだった斉藤さんが紹介されたのですけど、その時彼女を歓迎する弾幕が出ておりました。
基本的に沼津のコアサポは「ラブライブ!サンシャイン!!」を熱烈歓迎している方々なので、この歓迎っぷりは納得。



SHV39_3684今日はコラボマッチということで、メイン席には大きなタペストリーが飾られていました。まるで某国・・・いえ何でもありません(爆)。



SHV39_3693スタジアムDJの方々と共に斉藤さんご登場。
・・・思ったよりちっちゃかったよ(ニヤニヤ)。



SHV39_3694こちらは、アウェイサイドの北九州サポーター
人数的にはそれほど多くはなかったものの、斉藤さんはきちんとご挨拶していきました。
これはいいことだよね。ホームの人間であっても、ちゃんと歓迎することは大事です。
なお、北九州サポーターの中には、『絶滅危惧種』だったアニメゲーフラを掲げる人が。コアサポの先鋭化でゴール裏から追いやられたというのは聞いていたけど、「ソードアート・オンライン」のコラボイベントをきっかけに雪解けが起こればいいなぁ・・・。



SHV39_3697女性DJと一緒にスタジアム1周してきた斉藤さん。



SHV39_3698試合開始前の一コマ。
沼津のサポーターの方々がお気持ち弾幕を掲げていました。
先程も述べたように、沼津はJ2ライセンスを取得できていません。今年も取得を目指していたものの、断念した経緯があります。そのことに対してのメッセージですね。
「何度だって追いかけよう。夢は消えない」。このメッセージ、「ラブライブ!サンシャイン!!」で出てきた浦の星学院の姿を見るように感じますね。



SHV39_3699試合前のキックインセレモニーにて。
斉藤さんの隣にみえる方は、頼重秀一沼津市市長。今年4月に就任しています。



SHV39_3701こちら、沼津名物「寝そべりハーフタイムショー」
JFL時代から振られている「ラブライブ!サンシャイン!!」の大旗や同作品の寝そべり人形がずらっと並ぶものなんですが・・・おかしい、何かいつも見たものと違うものが(笑)。



SHV39_3703もう一度。
・・・やはり写真でいつも見ていたやつと違うのが。
・・・アイツは、ひものんか!沼津の干物をPRするゆるキャラか!



SHV39_3705撤収が掛けられた瞬間。
その声と共に、多数のラブライバーが現れ、撤収作業を行うのだけど、その手際のよさは目を見張るものがあった(笑)。



SHV39_3706試合は、スピーディーにパスを回し北九州を翻弄する沼津の元気のよさが前半特に目立ちましたね。それでも、双方揉み合う展開になり、中々ゴールを割らせてくれません。特に運が悪いと思わせたのが、北九州のシュートがポストに当たってしまった点。後半でも起こったのですけど、まさかそれが北九州の悪夢を予想するものだったなんて、その時はわからんかったわい・・・。

後半もこう着状態だったものの、北九州の動きがよくなり、沼津は再三窮地に陥ります。そして後半23(68)分、その前にポストに当たったボールを牲川(にえかわ)歩見選手が富田康仁選手へスローすると、一気に相手ゴール前まで進んでミドルシュート!値千金の1点は、ピンチの後にチャンスありをほうふつとさせる見事なカウンターアタックとなりました。
北九州も前のめりなって攻勢を掛けるも、沼津が全員で守り抜き、1-0で逃げ切りました。



沼津はJ3にいるのがもったいないくらい素晴らしい。速攻も怖いけど、何よりパス回しが早いただ転がして進めるのではなく、積極的に前に進んで転がす攻撃的なサッカーをやってるんですわ。そして深いところでも浅いところでも狙えるなら積極的にクロスを打つ結果を恐れるのではなく、自分達で結果を作るという意識が垣間見えましたね。残念ながら今の岐阜にはありません(泣)。
一方で守備はそれなりなんだけど、穴は無く全員で意識を持って守っているところがいい。粘り強いと称されていますが、個人的には守備意識の高いチームと見ています。

一方で北九州は、よくやっています。ただ、それは北九州がJFLから上がってきた初年度や2年目のチームだったら今回の試合でも褒められるでしょう。しかし北九州は、かつてJ2で戦い、一時は昇格まで行けそうなチームだったんです。そんなチームが相手を圧倒できなかったのは、非常に残念であり、この先苦労するんだろうなと。ガイナーレ鳥取やカターレ富山のように、J3に落ちるとなかなかその『沼』を抜け出せず、もがき苦しむうちに『体力』を奪われ、こぢんまりとしたチームになってしまう・・・そんな結末になってしまいそうでなりません。
もし、岐阜がJ3に落ちたら、そんなチームの二の舞を踏みかねないと思っています。経営面では危機的状況を脱したとはいえ、まだ安穏としていられる地位ではないはず。大分トリニータのように1年で抜けるんだと選手・監督やコーチ陣だけでなく、ファンやサポーター・フロントやスタッフも一丸となって戦えるようにならないと。今の状況はそれを占う試金石になっているのではないかと個人的には思っています。

なお、この試合では岐阜に所属していた染矢一樹選手が途中出場していました。
染矢選手は2009年~2013年まで岐阜に所属していた選手でした。岐阜の一番厳しい時を知っている選手の一人と言ってもいいでしょう。特に残留争いで厳しい年となった2013年には10ゴールを挙げる活躍を見せたものの、2014年にはファジアーノ岡山に移籍。以降苦難の時代に突入します。
岡山の2年間では思った活躍はできず、J3に落ちていた大分に移籍するものの、原因不明の病気になって練習もままならず、2016年4月に契約解除(退団)しています。しかし、彼は7月に当時JFLだった沼津に入団。以降、切り札などで活躍するようになったのです。今年もゴールを挙げ、この日もいいクロスを上げていたので、復調したと言えるでしょう。


SHV39_3708勝利時のイベント、「勝利のヨイヤサー」にて。
ここで斉藤さん、何を思ったのか「優勝」と宣ってしまったのです。皆目を白黒、苦笑いを浮かべていました(笑)。でもね、イケそうな雰囲気だよね。この先FC琉球・鹿児島ユナイテッドFCとの一戦を残しているだけに、ここを無事乗り越え、下位を取りこぼさなければ、絶対イケます。だから、観客動員数がもっと伸びるといいね・・・。

ちなみに、この日の観客動員数は5,687人沼津市民無料という点を差っ引いても、十分以上の動員でしたよ。また普段は開放されないバック芝生席も開放され、本気度が窺い知れました。バック芝生席は埋まらなかった代わりに、メイン席がほぼぎっしり。なかなか見られない光景だそうで。会場前も大盛況でしたよ。



次回はスタジアムの雰囲気を紹介していきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)