
写真は、最寄り駅になる大歳駅での一コマ。最寄り駅ということもあって、山口の選手と志垣良監督が写った集合写真の弾幕が張られていました。
ここで、簡単にJ2の現状を。
昇格に関して言えば、清水エスパルスと横浜FCが群を抜いている状況で、たぶんこの2チームで決定でしょう。問題になるのがプレーオフ枠で、V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台、ファジアーノ岡山と山口が圏内に入っていて、そこにいわきFC・ジェフユナイテッド千葉・徳島ヴォルティス・愛媛FC・藤枝MYFCが追い掛けるという格好になっています。
徳島なんて下位に沈んでいて、降格候補とまで揶揄され、監督交代までやらないといけないほどだったのに、よくここまで立て直したなと感心しきり。いわき・藤枝といったJ3で頑張っていたチームがJ2でJ1に向けての昇格争いに加わっているのが、また感慨に浸れるわけで。
一方で、栃木は下位に沈んでおり、何とか降格圏脱出を図りたいところ。このチームには、昨シーズンまでFC岐阜に在籍していた藤谷匠選手が在籍しています。スタメン表見るまで思い出せなかった(爆)。この試合では出場できなかったですけど、結構出ているみたいです。

ここに来るのも5年ぶりだねぇ・・・。最後に来たのは、降格が決まった2019年か。



山口では、まちじゅうエヴァンゲリオンとのタイアップで、大分トリニータと栃木・岡山の3試合が特別ユニフォーム着用での試合になります。紫(キーパーは黒)にロンギヌスの槍がプリントされたエヴァらしい仕上がりになっていましたが、紫というと隣県のサンフレッチェ広島F.Cを思い浮かべそうだ(苦笑)。

バックダンサーと一緒に出てきて、♪残酷な天使のテーゼをフルで歌ってくれました。

知り合いが多いのは山口県というトークも欠かさなかった高橋さんでした。

ところが、その後がいけなかった。山口が同じように積極的に攻めていて、栃木は何とか防いでいたものの、前半25分には、その守備が空回りしてオウンゴールを与えてしまうことに。栃木はツイていないというのか、山口のホームの地の利が生きたというのか。
それでも栃木は追いすがって、空になったゴールマウスに叩き込むごっつぁんゴールをかませるほどノリに乗っていたので、普通の試合なら勝ててたはずなのですが、山口のホームの地の利に勝つという雰囲気作りもよかったのか、また追い付くんですね。前半終了時点で2-2は、なかなか見ないスコアだった(汗)。
後半に入ると、暑さのせいなのか双方停滞気味になってきた中、山口の志垣監督は3枚替えを行って、攻撃陣をフレッシュにします。すると後半25(70)分に替わったばかりの山本駿亮選手が蹴り出したシュートを栃木の選手が掻き出そうとして触ったのが、あろうことかゴールマウスに吸い込まれるオウンゴールに。栃木にとっては痛恨の二度目のオウンゴールで離されてしまいます。後半39(84)分には、コーナーキックから混戦になったゴール前で押し込んでさらに突き放したものの、アディショナルタイムに三度栃木が追いすがります。ただ、反撃もそこまでで、山口は4-3で辛くも逃げきりました。
見応えはある試合でしたけど、当事者同士は胃の痛い試合になったでしょうねぇ(汗)。
栃木に関しては、勝てるチャンスが何度もあったのに、守備というのかオウンゴールになってしまう運の悪さも重なって、それが致命傷になっちゃったんだよなぁ。気合いが空回りというふうなのかなとも思ったけど、それを言うのはかわいそうかな・・・。
山口に関しては、内容は正直よろしくないにもかかわらず、ホームの地の利と勝つという意識を最後までゴール前で出してたことが功を奏して、相手のミスを誘い出したとも取れますね。
いずれにしても、私の応援している岐阜には全く無いものが、双方のチームから感じ取れたのは、収穫・・・というのかなぁ(汗)。
この試合に勝ったことで山口は4位にまで上がったものの、先日行われた藤枝戦では3-0のクリーンシートを食らい、6位に戻ってしまいました。しかしながら、好調は好調なので、このまま頑張って、まずはプレーオフを狙っていきましょう。清水・横浜FCの壁は厚いですけど、長崎には何とか食らい付いて上に上がりたいところですね・・・。
ということで、スタメシの話は後日に。久しぶりに行ったから、色々替わったのかなと思いましたよ。

