やっと着いたよ金山駅。根室本線にある金山駅です。私だけが降りるのかなと思ったら、もう一人降りた。しかし、その人は戻ってくることはなかった・・・(汗)。
写真は、金山駅の駅舎。名古屋の金山駅とは違い、一軒家のような作り。その駅の左隅には郵便ポストも据えられており、地域の拠点だったことが窺い知れます。もちろんというべきか、トイレもあります。ただしホントに簡易トイレな扱い(汗)。
駅舎は2部屋からなっているようで、待合室とJRの職員が待機している部屋があります。後者の方は、元々駅務員室になるんでしょうね。昔は有人駅で切符等の販売を行っていたのでしょう。
駅名標。
新得方面は東鹿越駅(この先が台風で運休のため、事実上の終点)、富良野方面は下金山駅になります。
駅の周辺は何もない・・・というわけではなく、数件の人家と商店があり、ここから2kmほどになりますけど、かなやま湖という人造湖があります。結構景色がいいとのことなので、行って見たかったものの、歩いての往復では、かなりギリギリ(下手したら間に合わない)なのと、雪の残った中で行くのは自殺行為だと思い、今回は駅周辺を歩くくらいで済ませました。それでもちょっと大変だなと思っていましたから。
そんな金山駅にはコミュニティバスが立ち寄るようです。
駅のそばにある国道には占冠村営バスが立ち寄ります。
このバスは富良野市~占冠村を結ぶもので、1日3本あります。
正直、このバスに乗って帰ろうかと思ったのですけど、このバスに乗っても富良野駅に早く着くだけで、あまり意味のないものだと思ったので、さらにしばらく待つことにしたのです。
ただ、根室本線のこの区間が廃止されたら、このバスが死活路線になるのは間違いないでしょう。もっと言えば、根室本線のこの区間に代替となるバスが走るのか疑問ですけど・・・。
もう一本は、駅のロータリーのような広いスペースに停まる南富良野町営のコミュニティバスのよう。こちらは1日1・2本レベルで、冬期のみ運行の様子。すっかり雪に埋もれてる(苦笑)。
ちなみに、駅ノートが置かれていたので、せっかくだから書き残していきました。ちょこちょこと読んでみましたけど、この駅への思い入れの深いことが、よくわかりましたね。私のように名古屋の金山駅からやって来た人もいたようで・・・。
2時間半いなければならないのに、辛いと思ったことは無く、思っていた以上に寒くなかったこと手伝って、あっという間に過ぎていきました。
午前9時26分、富良野方面に向かう列車がやってきました。いよいよ名古屋に向けて帰ります。
・・・さすがに、帰りは新千歳国際空港から飛行機やで(ギャハ)。