2015年11月28日

今日の夕刊がすごかった

今日の中日新聞の夕刊(恐らく東海3県版)はすごかったです。いつもなら重要記事か特集記事がトップに組まれるのですけれども、今日から「でらサタ」という大見出しになっていました
これは、名古屋弁の「超」を意味する「どえりゃあ」の短縮語「でら」に土曜日を意味する「サタデー」を組み合わせたもので、平日と比べてゆったりとした土曜に、関心を持ってもらえるような話題を月1程度届けていくとのこと。というわけで、今回はかねてから特集が組まれている名駅の変遷を届けていく「街が変わる リニア本格着工」の話題が掲載されておりました。そこに、ほぼ半分くらいを占める名駅桜通口方面の超高層ビル群の写真がでーんと。これを見ると、名駅東側は壮観な景色になっておりますわ。そして、さらに進行するビル群の工事も掲載されており、それによれば、名鉄百貨店(名鉄駅ビル)から笹島方面まで超巨大な高層ビルが建築予定なのね。5つある中層ビルが3つに集約されるそうですが、賃貸マンションも入居予定なのね。えらい家賃になるんだろうな(汗)。
しかし、こうやって見ると、写真右端にあるルーセントタワーがものすごく小さく見えるわ(苦笑)。これでも普通のビルに比べたら大きい部類に入るはず。それだけ名駅の超高層ビル群のすさまじさがわかるのです。

ちなみに、3面には夜景が掲載されております。名古屋だけに758万ドル・・・って三大夜景より高いがな(爆)。せめて75.8万ドルくらいに抑えておかないと(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2015年05月16日

名駅超高層ビル群に激震!?

まさに急転直下の出来事だわ・・・。


JR桜通口に建設中のJRゲートタワー。こちら、2017年2月完成、同年4月に稼働予定となっている超高層ビル群の一つとなっています。
この中には、メインテナントとしてJR名古屋高島屋・名古屋JRゲートタワーホテル・三省堂書店・市バスターミナルが入居することが決まっており、さらにメインテナントの一つとして東海地方では初めてとなるヨドバシカメラが出展予定となっていました。
ところが、そのヨドバシカメラが出店を取りやめただけでなく、JR東海の子会社でJRゲートタワーの運営会社であるジェイアールセントラルビルに対し、預託していた予約金と納期遅れで約束が守れなかったことに対しての違約金を支払うように名古屋地方裁判所に提訴していたことが明らかになりました。

こうなった理由は、正しく単純、工事中に発生した施工ミスによるもの地下工事の際に起こった壁面の一部が崩落する事故が発生したため、当初2016年に完成予定だったのが1年2ヶ月遅れる結果となりました。


今回出店予定だったヨドバシカメラは、ヤマダ電機などの競合を経て獲得したもので、JRゲートタワーの9F~11Fに入居することになっていました。
しかし、ここで終わらないのが今回の騒動。何と空いたテナントに入ることが決まったのは、名駅太閤通口(西口)に居を構えるビックカメラ西口の店舗はそのままにして桜通口(東口)にも居を構える複数店舗体制を採ることになったのです。ビックカメラサイドはリニア開通によって東西に店舗を構えても儲けられると踏んでいるようです。
実際のところ、関東圏の店舗の中には池袋や新宿のように駅の東西に複数店舗を構えて黒字を維持している例もあります。ターミナル駅は商圏が広がりやすく、大量の客が遠方からやって来るためです。
この商圏が広いという例で見れば、既に名駅にあるJR名古屋高島屋が証明しています。名古屋市内以外にも、愛知県のほぼ全域・岐阜県と三重県のJR(東海道本線・中央線・関西本線)・名鉄(名古屋本線)・近鉄(名古屋線)沿線の集客も果たしており、JR名古屋高島屋がオープン以降、売上首位の座を明け渡したことはほとんどありません。名駅がターミナル駅としての機能を果たしているのと同時に、巨大な商圏を作り出していることも明らかです。


ただ、個人的に思うところがあって、ヨドバシカメラの出店断念は残念でなりません。
競合店が増えることで切磋琢磨が起こって、サービスがよくなったりするんだと思うんですね。ただ、今回ビックカメラが出たことで、サービス面の進化や深化は望み薄だと思いますし、少なくとも窮地に陥る家電量販店だけを生み出すのではと思います。
また競合を行った意味も薄れてしまった感が。正直工事中に行うんじゃなく、完成間近に出店募集を行った方がいいんじゃないかと思ってしまうほど。現実無理とはいえ、今回のヨドバシカメラのような結果になったら、双方目も当てられない。


しかし、このJRゲートタワーもそうですが、隣のJPタワー名古屋も施工ミスで完成が遅れているんですね。こちらは下水管が壊れ漏水したもので、漏水が名駅地下にあふれ、東山線を一時部分運休にさせることになったというこの事故は下水管の付け間違いという単純なミスが原因だったようです。


いずれにしても、これ以上おかしなことになってテナントが逃げるようなことになってしまえば、名古屋の経済にも影響を与えかねないわけで。ただでさえオフィスの空き部屋が増えるかもしれないというのに、商業テナントも空きだらけ・・・なんてなったらシャレにならないですよ。完成するまできちんとやって下さいね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月29日

建物には付かないが名前は残った

名駅東(桜通口)にある大名古屋ビルヂング。この独特の名称は、時に名古屋らしい名称として称賛され、また時に名古屋らしい名称として物笑いのタネにされることもあります。
元々建て主である三菱地所が戦前に付けた名称が、偶然「○○ビルヂング」だったわけで、例えば東京の丸の内にあるビルも、今でこそ丸の内ビルディングとなっているものの、当時は『丸の内ビルヂング』だったんですよ。2002年までは『丸の内ビルヂング』が正式名称だったのに、みんな知らずに『ビルディング』と思いこんでいたんですよ(ニヤニヤ)!


で、その大名古屋ビルヂングも老朽化に耐えられず、今年取り壊しが決定9/30に全ての営業が終了しました。2015年には新しいビルになっていることでしょう。

そのビルの名称をどうするのか、三菱地所はかなり困っていたようです。新しくビルを建て直したビルの慣例通り『ビルディング』にしようかということも考えたそうです。しかしながら、このビルヂングを利用する人達の中からも「『ビルヂング』の名称を残してほしい」または「『大名古屋ビルヂング』のままにしてほしい」という声が多く挙がったそうで。そこで三菱地所はこの声に突き動かされて、名称はそのままにするということで落ち着きました。
ただし、新しいビルにはデザイン等の問題(恐らく耐久性や安全性の問題もあるんでしょう)から名称の付いた看板を付けられないとのこと。それではせっかく名前が残っても後世まで浸透していかないのではと危惧しております
三菱地所側も、これだけ名称存続の声が大きかったのを無視できず、1階にある広場に今付いている看板を据え付けようという案もあるそうで。
ぜひその案でもいいので、みんなが必ず見える場所に据えてほしいものです。ビルの入口に看板が据えられないのならば・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)