2013年09月15日

バレンティン、一気にアジアの王者へ

世の中、決めればあっという間というふうなことはままありますけれども、今回もそんなふうでしたね。


ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手、9/11の55号から実に4日ぶりのアーチを描くことになりました。そう、遂に王貞治さん・ローズ・カブレラが持っていた日本記録を抜いたのです。
この日の試合は神宮球場ということで、民放ではフジテレビ系列でしか放送できない(そのため、それ以外の地上波やBSではNHKしか放送することができない)ため、ほとんどの人がニュース速報で知ったのではないかと思います。ゆえに生で見られた人やCSでこの放送を見ていた人は実に運のいい人だと思いますよ。

なかなか打てない・打たせてもらえない中、昨日のような退場劇までになった試合を経て、榎田選手の本人いわく「何を打ったかわからない」くらいの球(恐らくストレート系の球だと思うのですが、よくわからない(苦笑))思いっきりスイングして、阪神ファンぎっしりのスタンドへ、「どうだ!」と言わんばかりに
そして、その呪縛から解かれたバレンティン選手は、もう怖いものなしなのかもしれないその次の打席もホームラン。何と韓国プロ野球で記録を持っていた、日本でもロッテ・巨人でプレー経験のある、現在三星ライオンズに所属している李承燁(イ・スンヨプ)選手が持っていた56本の記録をも抜いてしまったのです。恐らく、この記録もあっという間に抜いてしまうのではないかと思います。
ここまで来たら、日本プロ野球、いやアジアプロ野球前人未到の60本オーバーをまずは達成してほしいと思いますね。


ちなみに、神宮球場で行われている6連戦には、バレンティン選手のお母さんがオランダのアムステルダムから駆け付けているとのこと。わざわざオランダから来たお母さんもすごいけど、バレンティン選手のお母さんだからなのか、明るくてパワフルですよね(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)TrackBack(0)

2011年07月04日

そして誰も選ばれなかった

今年のオールスターゲーム、監督推薦の段階になってきて、いよいよ本番間近になってきました。
今年のオールスターゲームの監督は、昨年の優勝(注:リーグ優勝の意味)チームということで、セリーグは中日の落合監督、パリーグはソフトバンクの秋山監督が務めることになります。

その監督が選んだ推薦候補、自分のところのチームの選手が多くなるのは仕方がないとはいえ、選ぶのは結構気を遣うということだそうです。というのも、他のチームの主力を預かるので、ローテーションのこととか怪我をするのではないかということで悩むのだそうな(落合監督談)。


ところで、今年は注目の新人が多かった年でしたが、注目のドラフト1位クラスで選ばれたのは、阪神の榎田選手だけ最も注目された斎藤選手・大石選手・福井選手といった早稲田の3羽ガラスともいえるトリオは誰も選ばれず、彼らと同様に鳴り物入りで入った巨人の澤村選手も選ばれませんでした。そして打撃面では好調だったともいえるロッテの伊志嶺選手も選外となりました。この他に新人で選ばれたのは2位指名だった西武の牧田選手だけという注目の新人が多かったにもかかわらず厳しい結果に終わりました

まぁ、今年の成績だと厳しいかなと思いましたね。統一球の影響・震災で開催が遅れたというのもあるんでしょうけど、年数を重ねた選手が有利だったのかなと思います。特に投手と外野手はハイレベルな争いだった可能性があります


でも、これでオールスターに選ばれなくても、フレッシュオールスター(いわゆる2軍で活躍する選手や若手が活躍するオールスター)での出場の可能性が残っているわけですから、そこでは今年のドラフト選手が大暴れするのではないかと思います。逆にフレッシュオールスターが面白くなりそうです


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)TrackBack(0)