2023年11月09日

【優勝争い】苛烈な2023年のJ1【残留争い】

J1も残り3試合になりました。上の争いは落ち着いてきましたけど、舌の争いはまだまだヒートアップ中。それでも例年に比べて苛烈だったと思う部分がありました。そこで、優勝争いと残留争いをかいつまんで見ていきましょう。


まず、優勝争いですが、こちらはヴィッセル神戸、横浜・F・マリノス、浦和レッズの3チームに絞られました。
1位の神戸が勝ち点62、2位の横浜FMが同じく60、3位の浦和が同じく54とやや浦和が不利で、事実上悲願の初優勝を狙う神戸と連覇を狙う横浜FMとの一騎打ちになったかなと思います。
神戸はイニエスタ選手が途中退団したものの、選手層の厚さと総合力で押し切った格好ですかね。横浜FMも選手層は厚いですけど、一歩及んでいなかったのかなとも。それでも実力は伯仲だったかも。


一方で、例年以上にアツかったのが、残留争い。というのも、来年からJ1のチームが18から20になるため、2チーム増えることになるからですね。そのため、例年なら降格枠は2.5だったのが、今年だけは1になったんですね。実質降格枠が2つ減るから、これは大きいんですよ。
普段なら落ちてもおかしくないチームが残留になるため、かなり激しい試合が終盤まで続いています。早速見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。


14位 G大阪(34)-18
15位 京 都(33)-8
16位  柏 (30)-14
17位 湘 南(28)-17
=== 降 格 ラ イ ン ===
18位 横FC(26)-27


一応、最下位の横浜FCの現状勝ち点から残り3試合全勝した場合の勝ち点35よりも下になるチームをリストアップしていますけど、ガンバ大阪と京都サンガF.C.に関しては、余程のことが無い限り残留でしょう。問題は柏レイソル・湘南ベルマーレ・横浜FCの3球団です。
なかなか勝ち切れない。相手チームからボーナスステージのような扱いになってしまっていましたね。特に、最下位の横浜FCは、昨年の昇格劇を生かせないまま選手だけが取られていった感が。
今後は、湘南と横浜FCとの直接対決が第33節(11/25)に控えているので、ここで雌雄が決する可能性が高いかなと思っていますけど、その前の試合で横浜FCが勝つと、わからなくなるでしょうね・・・。


残り3試合、どんな戦い方をするのか、気に掛けながら見ていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)

2021年12月11日

カズ争奪戦?

Jリーグ草創期から、いやその前の時代から日本のサッカー界を引っ張ってきた男、カズこと三浦知良選手。36年目を迎えた今年、大きな動きがあるようです。


横浜FCで2006年以来、J2とJ1で戦ってきたのですが、今年に限って言えば、リーグ戦は1試合、カップ戦は3試合の出場のみとなり、リーグ戦に至っては、3/10の浦和レッズ戦の途中出場で出た1分のみとなっていました。既に54歳となり、ピッチの上に立っているだけでも驚かれる有様で、プレーに関しては老いを隠し切れないと評する人もいるくらいです。


それでもなお、来年はJ2で戦うことになった横浜FCは来季の契約を打診したそうですけど、ここに来て出場機会を求めて移籍するのではないかという報道が、にわかに沸いてきました


かねてから言われているのは、来年はJ3で戦うことになったSC相模原
このチームは、望月重良がオーナーを務めているのですけど、彼がカズを慕っており、彼のためにチームの背番号11を空席にしているとさえ言われています。実は、地域リーグ時代から行っているとのことなので、カズへの想いは半端ないとも言えます。同じ神奈川県にあるチームなので、今住んでいる家から通えるのもメリットではあります。

同じJ3ならY.S.C.C.横浜も獲得に名乗りを挙げたと言われています。
Y.S.C.C.の場合、ホームグラウンドが横浜FCと同じニッパツ三ツ沢球技場のため、同じ環境で戦えるのが強みになってくるでしょう。監督も変わることが決まっているため、監督で衝突するということも現状ありません。何よりフットサルチームもあります。フットサルの経験もあるカズ、そこには松井大輔選手も所属しているので、サッカーのオフシーズンでもプレー感覚を失いたくないのなら、フットサルでプロとしての感覚を維持することも可能と言えば可能です。


J2に残りたい場合、横浜FC以外で名乗りを挙げたのは、FC琉球
この場合は、観客動員数を伸ばしたいという意味合いが強くなってくることでしょう。琉球は今年コロナ禍の影響をモロに受けたというのもあるのですけど、観客動員数が大きく伸び悩みました野球・バスケットボールの人気が高い沖縄で、サッカーはマイナースポーツの印象がぬぐい切れません。そうなると、小野伸二選手を読んで集客の上げた経験のある琉球は、カズを招聘してもおかしくないことでしょう。ただ、出場機会を得られるかという部分では厳しいかもしれません。


カズに関しては、アマチュアリーグも注目を集めているところがあります。
一つは、高知ユナイテッドSC2019年に地域リーグから上がってきたJFLのチームです。来年が(2020年から戦ってきた)JFLでの3年目になります。
高知が欲している理由は、高知がJリーグに上がるための機運を盛り上げたい点・観客動員数を伸ばしたい面。そして何よりプロとしての戦いを植え付けたい面があるそうです。高知は、若手の多いチームであり、アマチュア契約の選手ばかりのチーム。そんな中でJリーグの経験も若い時にブラジル留学をしているカズから学ぶことは多いと思っているからです。カズの出場機会を求める面でもある程度は合致するのでしょうけど、J3並のレベルがあるJFLでやっていけるのかという疑問は、ファンならずとも思っているのではないのでしょうか。

そして、鈴鹿ポイントゲッターズも注目すべき球団になるでしょう。
このチームは、今年夏からカズの兄である三浦泰年さんが監督を務めています。そして三重県初のJリーグ入りを狙っています今年は上位3チームに大きく引き離されながらも4位に入り、来年上手く行けばJリーグ入りを果たせるかもしれません。それを見据えた新スタジアム構想もあるのですが、反対派の活動も少なからずあるため、彼らへのけん制と機運の盛り上げのためにカズ投入というのも十分にあり得ます話題性で行けば、このチームが一番なのではないかなと思ってなりませんけれども、三浦監督のいなくなった時が一番辛い・・・


ちなみに、横浜FCのロッカールームからは、置いてあるはずの荷物が既に引き上げているという情報もあり、移籍は既定路線という見方もあります。彼がどの道を選ぶにしても、来年がラストイヤーになる覚悟で挑んでほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2021年11月18日

【J1】一気に決まるのか?【残留争い】

J1は残り3試合になりました。例年より2チーム多いJ1ももうすぐ終わりです。今年は昨年の降格無しが響いたサバイバルレースとなりましたけど、ここに来て一気に決まりそうな予感がしてなりません。


その順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 湘 南(33) -6
16位 清 水(33) -20
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(30) -22
18位 大 分(28) -27
19位 仙 台(27) -28
20位 横 浜(27) -40


日本代表戦があって、試合進行が遅いのも手伝い、あまり順位は変わっていない。唯一湘南ベルマーレと清水エスパルスの順位が変わっただけか・・・。

そんな中で、崖っぷちが3チームもいる。18位の大分トリニータ、19位のベガルタ仙台、最下位の横浜FCです。このうち仙台と横浜FCは、負けてしまうと残留圏にいる清水エスパルスの33に追い付けても、得失点差で負けてしまうため、降格決定になります(仙台は大勝すれば追い越せる望みはあるが・・・)。また清水が勝っても終戦という厳しい立ち位置です。ただ、前にも話した通り、ここで勝っても崖っぷちが続く状況で、何なら全勝しないといけないレベルです。
大分だけは少々特殊で、湘南が仙台に勝つか引き分けるか、そして清水と徳島が勝たない限りは終戦になりません。ただ、片野坂知宏監督のガンバ大阪監督への就任が決まったとの報もあるため、これが追い打ちになってしまわないか心配でもあります。
残留に大きな望みがあるのは徳島ヴォルティスで、残留圏のチームに勝ち点差3で追いすがっています直近の成績と対戦相手(第36節がFC東京・第37節が湘南・最終節がサンフレッチェ広島)が気掛かりですけど、残留圏争いを繰り広げる湘南に勝てると一気に残留の糸を手繰り寄せられるのではと思います。
ちなみに、残留争いで一番有利と思われるのが湘南で、先述の徳島と仙台と残留争いの相手と戦え、ここに2つ共勝てば残留確定でしょう(逆に徳島と仙台の降格が決まってしまうが)


例年以上にアツいJ1の残留争い、まだこの時期に決定していないのは、サポの皆様にはやきもきしていることでしょう。人事を尽くして天命を待つじゃないですけど、最後は神頼みでしょうね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年10月27日

2年ぶりのJ1残留争い

Jリーグは、いよいよ佳境に入ってきました。J1が残り5試合、J2が残り7試合、J3が残り5ないし6試合になりました。
ここまで来ると、気になるのが残留争いや昇格争い。去年は昇格争いはあったものの、残留争いは新型コロナウイルスの影響で無くなったんですよね。ゆえに、少々気の抜けた戦い方になったのではないかという部分も垣間見えました。ところが、今年はそのツケを支払わせるかのように、J1・J2では4チーム降格という憂き目に遭います一昨年以上に苛酷になったJ1の残留争いを見ていきましょう。なぜなら、優勝争いは川崎フロンターレでほぼ決定でしょうし、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)争いも、個人的ではありますが、そんなに興味は無いので、割愛します(苦笑)。


では、改めて残留争いを見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 清 水(32) -16
16位 湘 南(31) -6
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(30) -20
18位 大 分(28) -25
19位 仙 台(26) -26
20位 横 浜(25) -40


・・・湘南ベルマーレ以外は、かなりの得失点差(汗)。これは勝ち点と得失点差両方で注意しないと。
まず、ベガルタ仙台と横浜FCの残留は、かなり厳しいものと思います。正直波に乗り切れていない1年だったかなと。特に仙台は債務超過が見られているとのことで、経営陣の入れ替えも行ったようで。横浜FCに関しては、何をやってもダメな雰囲気が漂っていましたね・・・。言いたくはないけど、あの選手が原因なのかな・・・。

徳島ヴォルティスと大分トリニータは、頑張れば残留ラインを越えられると思うのですが、残留ラインより上の清水エスパルスや湘南は、正直そこまで悪いとは思ってないんですよ。ただ気掛かりなのは、清水のここ直近5試合の負けの混みよう残留争いの中では一番上なんですけど、足をすくわれかねない事態になってはいますね。ちなみに、一番団結力がありそうなのは、大分だと思います。片野坂知宏監督の去就が騒がれていますけど、この人が今年最後まで指揮するならば、大分は残留できる可能性は高いと個人的には見ています。そうなると、先述の清水の負けの混みようが・・・となるわけですね。要は、清水は残留できそうなんだけど、足をすくわれると、大分が首根っこを押さえに来るかもという状況です。


結論から言うと、仙台と横浜FCは危険、徳島と湘南は五分五分、清水は注意、大分はもしかすると・・・というふうでしょう。最後まであきらめず、頑張ってほしいものです。


なお、この上には、柏レイソル(14位)とガンバ大阪(13位)がいますけれども、よっぽどヘマをしない限り、大丈夫だと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2019年09月30日

FC岐阜観戦記2019 第17節 11,787人が見た、驚きの結末

FC岐阜、昨日は横浜FCとの一戦を迎えました。


ここで、双方の現状を順位表から見て行きましょう。
まずは、今日の対戦相手である横浜FCから。昨日の試合開始前の暫定順位になります(左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。


1位  柏 (69) +30
2位 大 宮(60) +17
--- 自 動 昇 格 圏 ---
3位 山 形(58) +17
4位 京 都(58) +12
5位 横 浜(57) +20
6位 水 戸(57) +16
--- 昇格プレーオフ圏 ---
7位 徳 島(54) +9
8位 岡 山(53) +12
9位 甲 府(51) +16


柏レイソルがほぼ独走とも言えるふうになり、恐らく自動昇格は確実でしょう。ルヴァンカップ参加の影響で、ホームとアウェイの移動が楽(全て関東圏での開催)というのも追い風になっているようです。

2位以降が混戦になっており、一応大宮アルディージャが抜け出しているものの、勝ち点差は21試合でひっくり返せるないしは追い付けるチームが4つもあります。横浜FCもその一つです。ちなみに、前節岐阜に勝った水戸ホーリーホックは9/28に行われたアルビレックス新潟戦で壮大にやらかし、岐阜戦の勝利をフイにしやがった(爆)。それでも昇格プレーオフ圏内に踏ん張っているだけでもすごいんだけどね。

昇格圏に入れるのは、現状徳島ヴォルティス・ファジアーノ岡山・ヴァンフォーレ甲府が最有力でしょう。さらに下にいるチームにもチャンスはあるのでしょうけど、少し苦しいかなぁ・・・。


一方我らが岐阜はどうなのかというと・・・。


16位 琉 球(36) -18
17位 千 葉(35) -12
18位 福 岡(35) -15
19位 町 田(33) -19
20位 鹿児島(30) -24
--- 降格圏(藤枝MYFCの順位次第で下がる場合あり) ---
21位 栃 木(28) -20
22位 岐 阜(24) -29


一応FC琉球から下の順位を書いていますけど、恐らくFC町田ゼルビア・鹿児島ユナイテッドFC・栃木SC・FC岐阜の4チームが降格争いとなるでしょう。腐ってもJ1経験チームのジェフユナイテッド市原・千葉やアビスパ福岡は絡んでこないと思いますし、琉球は前半の貯金が効いています

前節愛媛FCに追い付けずに栃木が負けたため、岐阜にとっては勝ち点4差に留まったとも言えます。また鹿児島も京都サンガF.C.に負けたため、勝ち点6差のままになっています追い越すことはできないですが、縮めることはできるので、何としても勝ち点の欲しいところです。


SHV39_5785まずはお久しぶりの岐阜メモリアルセンターにあるモニュメント紹介。未来を拓く塔、高橋尚子像と続いて紹介するのは、山東竜化石彫刻
こちらは、1988年に開催されたぎふ中部未来博という博覧会で展示されていた山東竜の全身骨格化石を彫刻で再現したもので、成功に終わったことを記念し、また日中友好を永遠に続くことを祈願して設置されたものです。小さな公園の奥にあるので、場所的にもわかりにくいところになるんですよね・・・。長い間探していて、こんなところにあったのかと思ったほどです。

実は、私は山東竜の化石をリアルタイムで見ており、演出の迫力にビビッて泣いて泣いて泣きじゃくった苦い思い出があります(苦笑)。もう30年近く(1990年建立)経っているせいか、コケのようとも緑青(ろくしょう)のようとも言えるようなものが出ていますね。



SHV39_57892週間ぶりのスタジアムには小さな変化が。

まずは北野誠監督の弾幕が登場讃岐鬼誠会が作ってくれたものです。本当にカマタマーレ讃岐のサポーターに慕われているんだね。



SHV39_5790もう一つは、横山知伸選手の弾幕
脳腫瘍からの復帰ということもあるでしょうし、戦術面の理解というのもあるでしょうけど、まだ先発やベンチ入りはしていないですね。ただ、そろそろ登場して頂かないとマズい状況な気がしないでもない。
岐阜を救ってくれるプレーを見せてくれるのでしょうか。



SHV39_5786今回は横浜FCということで、アウェーキッチンでは「横浜ソース」というドストレートなソースが登場(笑)。
しかし、このソースは横浜で作られたものではなく、東京で作られたもの(爆)。東京・渋谷にあるハチ公ソースという会社が製造しているものなのだそうな。

じゃあ、何で東京の会社が「横浜ソース」なんてものを作っているんだ・・・と思い、調べてみたら意外な事実が。
この「横浜ソース」、横浜市磯子区にあるお惣菜の岡本(岡本惣菜店)で使われていたオーダーメイド品だったんです。このソースを「ポテトフライ」という商品に掛けて食べるということなどで使われていたそうです。
あまりにも美味しいソースということで、市販してくれというお客さんのリクエストで、この「横浜ソース」がお惣菜の岡本を中心に売られたわけです。
ちなみに、「横浜ソース」を販売する元になったお惣菜の岡本ですが、あの2人組デュオゆずの通っていた岡村中学校のそばにあるとのこと。もしかすると、寄って食べていたのかもしれません。



そんなことは露(つゆ)知らず、何の気なしに食べていた(爆)。
でも、知ってか知らずか、美味かった何とも言えないくらいにフルーティーな味なのよ。野菜と果実(トマト・りんご・玉ねぎ他)がメインなんですけど、すごく果実の味がしています酸味主体のフレーバーなんですけど、嫌な酸味では無くて、脂っこさを取ってくれる味ですね。これ欲しい(ニヤニヤ)。磯子まで行って買ってこないとイカンのか!<つ[通販]


SHV39_5788そして、横浜市の隣になる横須賀市から「よこすか海軍カレーコロッケ」が出品されていました。
・・・って、あれ?横須賀市は横浜は横浜でも、横浜F・マリノスのホームタウンではないかいな(ニヤニヤ)?



こちら、カレーなんですけど、甘めの味付け中には野菜がゴロゴロ入っていました。マッシュはしてあっても、ジャガイモがホクホク。どこから切り取っても美味しいとわかる一品です。


SHV39_5791試合もオイシイ展開になればいいのになと思ってはいたものの、実のところ最悪の展開。

前半は岐阜は防戦一方。横浜FCが要所要所でボールを奪い去り、岐阜のゴールに攻め込みます。何とか防いでいたけれども、前半10分にイバ選手に強引に破られて先制されます。その少し前からチョンボを重ねていたので、止む無しなのかなとも。ただ横浜FCは、その先の点が入れられず、もどかしい時を過ごして前半を終えます

後半になってもそのままかな・・・と思っていたら、一対一での戦闘に切り替えたようで、今度は岐阜が横浜FCの選手からボールを奪う展開になってきました。今は何とも言えないですけど、横浜FCはスタメンの年齢がJリーグの中で一番高いですからね。岐阜の暑さにやられたのかしらと思っています。
繋がりがわずかばかりでもよくなってきた岐阜は、タビナス・ジェファーソン選手を投入本職のディフェンダーではなく、中盤(ミッドフィルダー)の位置にいるものの、この日スタメンだったミシャエル選手の陰にいるフォワード、つまりシャドーストライカーの役割を担わせようと北野監督が送り込んだのではないかと思います。実際彼自身も攻撃に加わっていましたからね。ただ、今回はクロスを上げたり前線にパスを繋ぐ役割をメインにしていたので、私が思っている推測とは違うのでしょう。
岐阜の積極的なプレーに翻弄される横浜FCは何とか打破しようとイバ・レアンドロドミンゲス両選手などがシュートを放つものの、入らない。岐阜は攻め込んではいるものの、入らない。双方手詰まりとも言える展開の中で、横浜FCが逃げ切るのかなと思っていたアディショナルタイム突入寸前に、この日スタメンのミシャエル選手が見せてくれました
ヤン=オーレ・ジーヴァース選手が蹴ったロングキックを甲斐健太郎選手が頭で受け取るものの、自分の前に落とせず、こぼれ球になってしまいます。ところが運よくミシャエル選手の前に回り、一気に駆け抜けます途中横浜FCの選手にスライディングを掛けられるものの、何とか振り切り、追い掛けてきた別の横浜FCの選手をちょこんと横にボールを流すというボールテクニックで振り切り、勢いの弱まった球を思いっきり振り抜いて、右隅にシュート!キーパーの手は届かず右隅に狙い通り決まったゴールは、岐阜の敗戦を消してくれた残留という希望への道筋になってくれたのです。
なお、ミシャエル選手はあまりの嬉しさに脱いでしまい、イエローカードをもらってしまう。アカン、脱いだらアカン(爆)!何でナンちゃん(難波宏明アンバサダー)教えてあげない(ギャハ)。
この後、横浜FCはショックなのか防戦気味に。逆に岐阜は、最後の1枚を残していたことが功を奏し、前田遼一選手を送り込み、逆転を狙っていきますイケドンで盛り上がった会場の想いとは裏腹に、最後は決めきれず終了。成功ではないけど、成功裏には終わらせることのできた試合となりました。



もっと早く動けば、逆転も可能だったのではないかとか前半は酷すぎるとか、言いたいことは山ほどありますよね。でも、勝ち点をもらえることが重要なのです。勝てばよかろうとはいかなったけど、引き分けでも上位にいる横浜FCを苦しめただけ十分に価値のある勝ち点なのです。

そのことは、順位表にも表れます。まずは横浜FC。


1位  柏 (69) +30
2位 大 宮(60) +17
--- 自 動 昇 格 圏 ---
3位 横 浜(58) +20
4位 山 形(58) +17
5位 京 都(58) +12
6位 水 戸(57) +16
--- 昇格プレーオフ圏 ---
7位 甲 府(54) +17
8位 徳 島(54) +9
9位 岡 山(54) +2


・・・周りがコケてくれたおかげで、漁夫の利を掴むような感じになってるじゃん。向こうは負けに等しい引き分けと称しているのだろうけど、順位表で見れば、自動昇格圏には上がれなかったのは痛いけど、オイシイ展開になったんじゃないの?

そして岐阜。


16位 琉 球(37) -18
17位 千 葉(36) -12
18位 福 岡(35) -15
19位 町 田(34) -19
20位 鹿児島(30) -24
--- 降格圏(藤枝MYFCの順位次第で下がる場合あり) ---
21位 栃 木(28) -20
22位 岐 阜(25) -29


これで、琉球は逃げ切れそうかな。千葉以下は気の抜けない状況が、まだまだ続きます。相変わらず鹿児島・栃木・岐阜はヤバいけど、岐阜はさらに1つ詰めれたまだひっくり返せない(ひっくり返すには少なくとも2試合必要だ)けど、栃木の尻に火が付いたとも取れる雰囲気になってきました。

このひっくり返すための大事な試合の相手が、レノファ山口FC北野監督の初陣となった相手で、惨敗だった相手です。あの時とは違い、スタメンも大きく入れ替わっています。それでも山口は巧者が多い。中でも昨年まで岐阜にいた田中パウロ淳一選手がいる彼がスタメンで登場するとなれば、一筋縄ではいかないでしょう。それでも何とかやらないといけない。ひっくり返せるところまでやって来たのだ。Xデーの10/30(7/20の鹿児島戦の代替試合)まで1ヶ月、4試合しかない中で、何としても20位に滑り込んでおいた状態で戦いたいものです。


SHV39_5792試合終了後、ピッチ上には、子供達の生き生きとした姿が、いっぱいあふれていました。
ピッチにいる子供達のためにも、そして夜遅くになっても観戦に来てくれる子供達のためにも、何とか残留を勝ち取ってほしい。そして、ピッチ前に掲げられた子供達の応援メッセージを見て、何かを感じてほしい



J2残り試合あと9。降格圏脱出までの勝ち点差は5。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)

2019年03月25日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その2 老獪なハマブルーの虎達

FC岐阜、3/23はアウェイで横浜FCとの一戦を迎えました。
先日の鹿児島ユナイテッドFC戦では決め手を欠き引き分けとなったため、ここまで勝ち点は7この試合と3/30に行われる京都サンガF.C.戦のいずれかで勝ちを得ないと、大木武監督の目標である6試合で勝ち点10に届かなくなってしまいます。ゆえに、この日の試合は正念場になっていました。
ただ、柳澤亘選手が先日の試合で途中交代になったため、恐らくケガなんじゃないかなと思っており、これで北谷史孝選手に続き2人目のケガ人。しかも今年よくなったと思われた守備陣に相次いでいるのですから、非常にヤバい攻撃陣がまだまだ機能していないだけに、守備が崩壊すると去年・一昨年のような状況になってしまいかねません

相手の横浜FCもイマイチ波に乗れていないチーム状況ではあるものの、相性のいいウチと当たって体勢を立て直さんとしてくるでしょう。逆に運のいい組み合わせだなとか思ってないかしら・・・(汗)。


しかし、この日のニッパツ三ツ沢球技場は寒かった。
この前の鹿児島戦でも、岐阜駅に着いたらみぞれが降って6゚C。岐阜公園前にある掲示板の温度表記は5゚C(最高気温は11゚C)だったもの(泣)。
この日の横浜も寒かった。会場の気温は測ってないけど、少なくとも横浜の今日の最高気温が10゚Cだったことには驚いた。この前の日の温度が東京で24゚Cという記録だったことから、恐らく横浜もそれに近い温度だったはず。だとすると、半分以上の気温差だったことになり、寒くて震えるのもわかる。あーモコモコジャンパー着て来ればよかった・・・。ちなみに、試合開始前にはみぞれも降ってきて、『アウェイの洗礼』はバッチリ(大泣)。


SHV39_4591前の試合も今回の試合も寒かったこともあり、温かいものが恋しいのは、言わずもがな。
そこで、LEOCキッチンで「ブルギニオン」をチョイス。今回のメニューは、横浜FCの松井大輔選手プロデュースのものだそうです。



味は、ハヤシライスみたいかなとも思ってたのですが、実はビーフシチューの原型らしい。ブルゴーニュ地方の料理を指し、肉類と一緒にワイン(特に赤ワイン)で煮込んでるのだそうな。だから、一緒に入っていた牛肉には赤ワインの風味がしたのね。少々しょっぱいかなと思ったのですけど、ご飯と野菜と一緒に食べれば気にならないレベルだと思います。


SHV39_4592試合に関しては、驚きをもって迎えることに。何とカズこと三浦知良選手がスタメン出場していたから。元々横浜FCのチーム平均年齢(スターティングイレブンの年齢)が約35.2歳(数え年で計算)と高かった中で際立って高いわけですから。だって、今年52歳だよ。先日のイチロー選手の引退劇もあって、俄然注目が集まるわけですわ。

対して、わが岐阜のチーム平均年齢(スターティングイレブンの年齢)は約23.7歳(数え年で計算)フレッシュな部分を見せて、前半はキレのいい動きを見せていました。それでも横浜FCの選手達は、のらりくらりとかわし、相手に点を入れさせませんでした。注目のカズですが、若い頃のキレッキレの動きはもう難しいものの、ベテランらしい緩急の付いたいい動きをしてはいました。ただ、これを90分フルでやるのは難しいでしょうねぇ。実際に代わっていましたし。年齢面を考えると、使いどころの難しい選手になってしまったなぁと。これは監督も気を遣うわけだ。

前半はこう着状態だったのですが、カズからイバ選手に切り替わってから、相手の動きがガラッと変わりました。タイトルにある通り、老獪なハマブルーの虎達が牙をむいてきました。そんな中で発生したペナルティエリアでのハンドをきっかけにしたPKを決められ、相手に先制を許すと、横浜FCの選手の動きがさらによくなった。相手に勢いが付いてきて、かつイバ選手の動きを誰も止められなくなった。そして終盤には、イバ選手がアシストを決めて、松浦拓弥選手のシュートで万事休す。まーたニッパツで勝てんかったわ・・・。



完全な内弁慶だという部分を差っ引いても、この日の試合は、攻撃陣の勢いが無いがためにリードを許してしまった面とオフサイドになった『先制点』・相手もPK臭いプレーはあったのにノーリアクションという運の無さも合わさった敗戦だったということ。動きがよかっただけに、早い段階で点を決められなかったのが至極残念な試合でした。


これにより、次の京都戦が絶対に負けられない試合になりました。
この日の横浜FC戦は、42試合のうちの1試合という見方でいけば、ドンマイで済んだかもしれません。ただ、大木監督の掲げる6試合で勝ち点10という試合で見れば、この試合を落としたのは痛い目標達成に赤信号が点滅しだしたような感じでしょう。
ゆえに、京都戦が勝てなければ、目標未達になり、この先の指揮に影響を与えかねません。何とか勝ちたい。しかし、相手は中田一三監督さん(苦笑)。<『さん』付けないと怒られるからね。
てっきりネタ監督だと思われたら、なかなかどうしていい成績を収めていますよ。怖いよー(汗)。


大木監督の目標である勝ち点70まであと63。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2018年07月22日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その13 やってはいけない白と緑の組み合わせ

その昔、日本軍の奇襲攻撃を受けたアメリカ軍は、F・ルーズベルト大統領が述べた同攻撃直後の演説(通称「汚名演説」)で、日本軍の蛮行(だまし討ち)を強調したため、これを受けたアメリカ国民は、こう述べるようになる。「リメンバー・パールハーバー(真珠湾を忘れるな)」と。
そして、昨日行われたニッパツ三ツ沢球技場(三ツ沢公園球技場)で観戦していたサポーターは、上が白(2nd)のユニフォーム、下が緑(1st)のパンツを見て、こう述べるようになるだろう。「リメンバー・松本山雅」と。
そう、あの組み合わせはうなぎに梅干しよろしく、最悪の組み合わせ相手のユニフォームがグレーだったがために、ハーフタイム後に強制的に着替えさせられたあの蛮行「ユニフォーム入れ替え事件」を彷彿とさせるのだ。あの時も、上が白(2nd)のユニフォーム、下が緑(1st)のパンツ。呪われた組み合わせを自ら着ることは無いだろうと信じたいが、否が応でも悪夢を思い起こさせる、そんな試合でした。


SHV39_3525丁度開場時間に着いたので、スタメシ大丈夫かいなと思っておりましたけど、無事に買えたよLEOCの「唐揚げカレー」
ありそうでなかったこの組み合わせ。このメニューは横浜FCの中里崇宏選手が考案したもの。限定50食とのことだったので、できることなら早く行きたかったのよ。



味は去年も頂いたコク深い味わいのカレー。美味しいですねぇ。去年と比べて肉の量が増えた気がする(ニヤニヤ)。あ、唐揚げもよかったですけど、あっても無くても変わらない気が(ニヤニヤ)。いっそのこと崎陽軒のシウマイ(実はこの試合は来ていた(笑))を放り込んでシウマイカレーにしてやってくれと思ったりするが、既に売り込み済みなのよね。


SHV39_3528今年は案外スタメシが充実していた気がする。今まで気付かなかっただけなのか、DAZNのおかげなのか・・・。<DAZNは飲食業に関わってないだろ。
そんな中で、沖縄料理を扱うあしびうなぁから、「沖縄パイナップルかき氷」
パイナップルの味のソースと本物のパイナップルが乗っているパイナップル尽くしのかき氷。そこに練乳もバリバリ掛かっております(ギャハ)。



この日の横浜は涼しかったとはいえ、暑い日々の中でのかき氷はホント美味い。パイナップルの旨味を十分に味わえるからよかったものの、一緒にもらったスプーンがストローを切ったもの(先が匙(さじ)になっているアレ)なので、すくいづらい。特にパイナップルが・・・。よーく落ちやがった(泣)。その前に買った「LEOCカレー」のスプーン捨てずに持ってればよかった・・・。


SHV39_3531最後は、「元祖どないや」のたこ焼き。塩味にしました。醤油があればなぁ・・・と思ったんですけど。この時期になら、ソースより醤油な気がする。



塩味なので、シンプルですね。美味いけど、もう少し塩を振ってもいいかなと。そうすれば少し水溶きの粉の味が立ってしまってるので、塩なりだしなり入ってればなぁ・・・。


SHV39_3529この日はポインコ来場。というのも、DAZNの宣伝も兼ねていたんでしょうね。
撮影会が行われていて、子供達に大人気でした。



SHV39_3533先程話したように、呪いのユニフォームで挑まざるを得なかった岐阜。どうしてこうなったかというと、横浜FCが夏季限定ユニフォームで試合を行ったため。上がいつもの青の濃いめのもので、下が白。この『下が白』が引き金になって替える羽目になったんじゃないかと。でも、他の試合でも岐阜がアウェイになった時に下が白のパンツでも問題なかったのになぁ・・・。


そんな試合は、前半3分に守備の乱れから生じた隙を突いて放たれたスーパーシュートが決まってしまったのが運の尽き。以降畳み込まれるように失点を積み重ねる有様。しかも段々点の獲られ方が悪くなる
相手が引きながら攻撃してくるので、攻め込む糸口が見出せないだけでなく、効果的な点の獲り方でやる気を削ぐのもあったんだろうね。
チームに怒る気もましてやブーイングをする気にもさせない、完敗の一言で片づけるのもおっくうになる負け方でした。ある意味、完膚なきまでに叩きのめされた最悪な負け方ですね・・・。



しかし、負けた時期が悪すぎた
実は、この試合から夏の3連戦次は7/25、中3日挟んだ中でカマタマーレ讃岐戦が控えることになりました。まだ降格圏にいるとはいえ、昨日行われたジェフユナイテッド千葉戦で連敗を脱出。他の四国勢のチームが勢いを取り戻しているだけに、乗り遅れまいと必死になることでしょう。

次の試合はホームですが、平日開催仕事帰りという中で開催になるでしょうから、いつも以上に観客動員に苦しむことでしょう。ただ幸いなことに、夏休みに入っているので、子供達の来場は増えると見ています。そんな中で、今回のような無様な試合をやっては観客も離れます短い期間の中でいかに立て直すかが課題になるでしょう。

順位は12位に降下。今年は上がり下がりを繰り返しながらの順位になるのかねぇ・・・。秋に失速しなければいいが。


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Posted by alexey_calvanov at 21:22Comments(0)

2018年07月21日

こればかりはどうしようもない

今日はニッパツ三ツ沢球技場で横浜FC×FC岐阜との一戦になりました。
分の悪い相手なので、苦労するだろうなぁと思ってら、それ以上の負け試合の主導権を握られ、ほぼやりたい放題の試合運びになってしまいました。
何だろう、前半3分で試合が決したと今となっては思う。あんなスーパーシュート決められたら、勝ちたいという意欲が失われかねませんわ。その前にチョンボがあったと言っても過言ではないですけど・・・。

とにかく諦めの付く負け怒りもブーイングも起こせないほど心折られる敗戦でしたよ。


仕方がないと割り切りたい(いや、割り切った)けど、今日から夏の3連戦だった・・・orz
この心折られた状況をわずか4日(7/25ま)で立て直せるんかいねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)

2018年03月03日

FC岐阜観戦記2018 第1節 距離感

SHV32_1811FC岐阜、第2節の今日はホーム開幕戦、横浜FCとの一戦でした。
試合開始は15時(入場は12時半ないしは13時)からだったんですけど、朝10時には長良川競技場に今年6月にジュニア陸上が長良川競技場で行われるそうで、そのイベントを見に行きたかったのと、ドラえもんショーも見たかったんだよ(ニヤニヤ)。この他、JFN系で放送されている「篠園音楽堂」の公開収録も行われていました

一応、ジュニア陸上のイベントには朝原宣治さんが来場していたり、陸上選手もコーチ役でやって来たんですけど、距離の取り方に失敗しました(苦笑)。<きれいに撮れんかったかピンボケ言え。
で、ドラえもんも撮りたかったんですけど、いかんせんドラえもんはシャイなので、ネットにアップできなかったんですわ(泣)。<大人の事情でアップできなかった言え。
そのドラえもんは、日テレ版のそれではなく、きちんとドラえもんドラえもんしていました<そんな説明で何人わかるんかい!
・・・歩き方が怪しかったけど(爆)。
そういえば、選手のぼりがメッシュな素材になってた。よりプラスチックっぽい材料でできたものになっていたなぁ。あの素材を何というのかわからないので、わかる人誰か(汗)。



SHV32_1812会場に来たら、宮田社長自らのぼりをいじっておりました。見やすい高さに変えているようで。
社長自ら汗を流して作業するのは、感心しますわ。どうもまだドーンと構える印象が強かったので、この姿をもっと見せてほしいですね。



SHV32_1814今日は岐阜バスとのコラボデーということで、毎年恒例になりましたラッピングバスのお披露目が行われました。今年で6年目で、全3種類行われたとのこと。1台でも結構大変なのに、3台もありがとうございます。

その1は、全選手写真が載っているバス。新加入選手もバッチリ映っております。



SHV32_1817その2は、ギッフィー一色。色々な姿のギッフィーが見られます。

なお、今回来ていなかったその3は、選手の背番号が入ったTシャツがお洗濯して干されているイメージシーンイラストが描かれたバスでした。帰りのシャトルバスで見掛けました。


この3台のバスは、市内ループ線など岐阜市内を主に走るだけでなく、今回のその3のように、シャトルバスにも使われるようです。



SHV32_1818働く車繋がりみたくなりましたが、今回はロバのパンの車も一緒に。



SHV32_1819というのも、ロバのパンが出張販売していたんですね。
ロバのパンは戦後京都に渡った岐阜出身の社長が再興した会社が売り出したものですけど、社長自身は戦前から京都でまんじゅう販売を生業にしていたそうです。そこからビタミンパンという今日のパンに繋がるものを開発したとのこと。

ちなみに、ロバが引いていたのはパンではなく米で、朝鮮半島から仕入れた米を売り歩くためにロバで引かせたのだそうな(ただし、これは全く別の人の話)。戦後に興した会社では馬で販売していたとのこと。それでも木曽馬という小型馬(ポニー)だったこと、イメージソングが♪ロバという名前だったこと、子供にはウケていたことから、『ロバのパン』として売り出したそうで。
かつては全国チェーン展開まで至ったものの、現在は京都にある本部の他に、岐阜県岐阜市・三重県四日市市・高知県高知市・徳島県阿波市の5店舗のみで販売しております。このうち岐阜では、日本昭和村(美濃加茂市)で常設販売しています。
おかん(岐阜出身)に懐かしいだろうと思って買ったが、けんもほろろに、田舎にいたから知らんと言われ意気消沈(泣)。



SHV32_1826今日は、新グッズの販売の最初ということもあり、気合の入った紹介が行われておりました。

その一つが、ニューバランスの「2018FC岐阜プレイヤーズパーカー」選手がアウェイでの移動時に着るパーカーです。
エンブレムが入っていないので、まだ寒い季節の時の部屋着や外に出た時の羽織るもの(普段着代わり)として使えそうだなと思い買いました。去年買ったアンセムジャケットがあるからね。
移動までは、今回買ったパーカーで、スタジアムにはアンセムジャケットと使い分けましょうか(ニヤニヤ)。アウェイでこれ着ても、岐阜のウェアだってわからんだろうし(ギャハ)。



SHV32_1828こちらはもらいもの。

先述の岐阜バスとのコラボデーということもあって、先着でコラボTシャツがもらえました。エコバックも捨てがたかったけど、こちらは先着2,000名まででしたから、ある意味貴重。



SHV32_1829こちらももらいもの。

毎年開幕戦では恒例の号外。右が中日新聞(メインは新キャプテンの小野悠斗選手)、左が岐阜新聞(メインは長沼洋一選手(左)・ビクトル選手(中央)・山岸祐也選手(右))製作のものです。
内容としては4面掲載の岐阜新聞が勝っていますが、日程の見やすさとかは中日新聞が勝ってましたね。



SHV32_1820今日は横浜FC戦ということなので、あのお方が来るんじゃないかと思っておりました。また去年みたく、来る来る詐欺かまさないよなとか思ってたもの(苦笑)。
・・・ええ、今回は杞憂に終わりましたよ。ちゃーんと、三浦知良選手はサブメンバーの最後に掲載されておりました。岐阜の選手ではないのに拍手が起こるのは、さすがキングカズ、さすが日本サッカー界のレジェンドだわ。・・・いや、私は率先して拍手しましたが、何か(ニヤニヤ)。



SHV32_1821前節のアビスパ福岡戦ではズタボロの敗戦だっただけに、今回その部分は修正できたのかなと不安だったんですが、ベストではないけどある程度修正はできていたんだなと。率直いい具合に修正してくれたと思っています。
ただ、距離感がまだつかめていない。特に新入団選手と既存の選手との連携が詰めきれていないというふうに思いました。

距離感で思い出したんですけど、今日は陸上関係のイベントがあったせいか、トラックに人工芝が敷いてあって、基本的にそこを歩いて下さい的なふうになっていました。そのことがあってか、普段はスポンサーボードを越えてあいさつに来ているのに、今回はピッチ上でメイン・バック、そしてサポ席へのあいさつを済ませていました
うーむ、陸スタだからという部分以外で距離を感じてしまいましたサポーターと選手の関係が離れてしまわないか心配です。このことが続くと、専スタ作れ運動が起こりかねないんだよねぇ・・・。陸スタには陸スタのいいところがあるはず。そこを生かした運営をお願いしたいところです。

閑話休題、話を試合に戻しましょう。
岐阜の選手は、開幕戦のあの悪さを引きずらず、何とかしてホームで勝ちをと励んでいたものの、今年のキーワードになりそうな、『欠けた3ピースを埋める』ことができなかったなぁ・・・。そして相変わらずの火力・決定力不足が露呈。そこに運の悪さも相まって、前半は踏ん張っていたものの、後半10(55)分の猛攻に耐えきれず、イバ選手に決められて、おしまい(泣)。取り返そう取り返そうとしても、相手のドン引き守備とゴールマウスとゴールネットに嫌われてしまいましたとさ。

今回、山岸祐也選手に代わって田中パウロ淳一選手が、島村拓弥選手が薮内健人選手に代わってフォワードに座りました
パウロ選手に関しては、申し分なし。ドリブラーの本領をフォワードでも見せてくれてよかったと思います。『厳しくも優しい先輩』として、『岐阜に来たかわいい後輩』のフォローもできていたし。あとは、去年5ゴール決めた感覚が戻って来れば・・・というふうですね。
島村選手は、まだ18歳なので、これからこれからと励ましてあげたいですね。大木武監督の腹積もりでは、本当はケガで離脱している石川大地選手をスタメンやサブに据えたかったんでしょうけど、今もサブにいる三島頌平選手共々チャンスだと思って、焦らず腐らず1試合を全力でぶつかっていきましょう去年新人ながらブレイクした古橋享梧選手や5試合出場した薮内選手という『お手本』がいますから、彼らから教えを受ければ、苦しい時の過ごし方がわかるんじゃなかろうかと。



ただ、現状苦しいことには変わりなし。さすがに引き分けまでには持って来れるかなと思っていたので、今回の敗戦は、かなり堪えました・・・。昨年の9月末の福岡戦から負けと引き分けを繰り返し、いまだ勝ち無し。今シーズンだけで見ても2連敗。まだ全試合が終わっていないのですが、暫定で最下位です。モンテディオ山形負けてくれ・・・orz


そう言いたくなる状況ですけど、次のアウェイになるジェフユナイテッド市原・千葉戦で奮起するしかないいまだ登場していない風間宏矢選手がハットトリックを決めたフクダ電子アリーナだから、彼にとって験がいい。ここでシーズンデビューして、後輩達を唸らせましょう。ケガじゃなければ、来てくれるはず(大泣)。

次のホームは3/21(祝)の栃木SC戦です。3年ぶりにJ2復帰した栃木、ヘニキ選手が移籍した先が栃木・・・で、終わるはずだったんですけど、衝撃的な出来事が起こりましたね。そのことは、次回のホームゲームの時に書くことになるでしょう。それまでに勝っていることを願います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2017年07月16日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その11 なみのりピカチュウがほしい・・・

SHV32_1151FC岐阜、昨日(7/16)は横浜FCと戦いました
今回の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場(三ツ沢公園球技場)。ニッパツというのは、自動車部品メーカーの日本発条という会社の名前から。ちなみに、その会社の略称はNHK(笑)。

このニッパツ三ツ沢球技場は、日本でも珍しいJリーグ3チームの本拠地(横浜Fマリノス・横浜FC・YSCC横浜(横浜スポーツ&カルチャークラブ))になっています。とはいうものの、横浜FMは、ここからさらに離れた横浜市の郊外にある日産スタジアム(横浜国際総合競技場)がメイン(ただし、この日の数日前に行われた天皇杯の3回戦で横浜FMがアスルクラロ沼津と戦った時は、ここが会場に選定された)なので、実際は横浜FCとYSCC横浜の本拠地となります。



SHV32_1153こちらピッチ内。
さすがにサッカー(球技)専用スタジアムということもあって、近い近い(笑)。でも、それゆえにシュート練習時のボールがボンボン飛び込んでくるから怖い怖い(泣)。



SHV32_1155サッカー(球技)専用スタジアムなので、練習風景も(他のサッカー専用スタジアムと比べると遠いけど)近いです。大木武監督もかなり近い距離で見られますわ。



SHV32_1154色々あって中華街では何も食べていかなかった(このあたりは後に話しましょうか)ので、お腹がかなり空いている。というわけで、スタメシだ~!
・・・と意気込んだものの、めぼしいものが少ない。とりあえずでLEOCカレーを頂きました。なお、こちらはホーム側の販売のみになるので、アウェイ側から買う際は、グッズやユニフォームは外していかないといけないので注意

LEOCとは、横浜FCのメインスポンサー(筆頭株主)で、飲食関係の会社なんですね。
真空調理されたもので、厳選された牛肉と玉ねぎを煮込んで作ったルーで作った「コクとろ極みカレー」がベースになっています。



スパイスの味わいが後からじわじわ来る。最初に食べたときは酸味の強めなカレーなのにねぇ。肉くらいしか具材はないものの、十分満足できる味です。
しかしながら、本当にめぼしいものがなく、チャーハンとかドーナツくらいなのよね。満足できない方は、崎陽軒で何か買おう。それかスポンサーになっておくれ(ニヤニヤ)。


SHV32_1157試合はというと、岐阜はパス回しも悪くなく、攻めてはいたものの、シュートが入らない。いいシュートもあったけど、相手キーパーのファインセーブに阻まれ点が入らない。これが結局運の尽きに繋がったんだろうなぁ・・・。
相手の横浜FCもいい動きをしていて、4連敗からの脱却に必死さが伝わってきました。こちらも最終防衛ラインを突破するものの、シュート精度がよくなく、枠内に飛び込んでもビクトル選手のセーブや福村貴幸選手などの献身的な守備でしのいでいました

ともすれば、しょっぱい試合になるのではと思われた展開を破ったのが、後半17(62)分に相手のゴールキックから受け取ったジョン・チュングン選手が福村選手と競り合いながらもシュートを決めた1点。これが決め手になりました。基本縦ポンしかしなかった(できなかったのか)横浜FCの執念が実った格好ですね。

そのまま横浜FCが守備をメインに据えたため、そのまま逃げ切られ、1-0の惜敗。



・・・思うところはあるけど、日程の差が分けちゃったなぁ。
かたや1週間丸々お休みだった横浜FCに対し、水曜日に天皇杯を戦ってきた岐阜。しかも逆転負けを喫していることもあり、下がり調子だったのも否めないですね。それでもほぼ同じスタメン連戦で疲労はマックスに達していてもおかしくないでしょう。そんな中でも疲れを感じさせない動きをしていたのは立派だと思います。
開幕戦の時、大木監督の目指すサッカーは夏が勝負みたいなことを書いたと思いますが、現状まだ大丈夫かなと。今年は試合の始まる頃に暑いという事態が少ないのも影響しているのでしょうけど、まだ夏はこれからが本番。気は抜けないですけど、思った以上にキレのある動きをしているので、大負けするとかはないのかも。ただ、順位的には気の抜けない場所なので、下位のチームが必死さを出す前に、勝ち点を伸ばしたいのが本音です。早い段階で残留を決めてしまえば、選手は安心して戦えるのではと思います。


次は、7/22の町田ゼルビア戦です。次回も次々回(ザスパクサツ群馬戦)もホームでの開催になります。しかも双方アウェイで勝ったチームなので、勝ち星を伸ばせるチャンスでもあります。ただ、あの時とは勝手が違うのも事実前者はチーム状況が整ってきているし、後者はカン・スイル選手が入り、軸はできている。気は抜けないのは相変わらずなのですが、今はじっくり休んで、そこから対策を練っていきましょう


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)

2017年03月19日

FC岐阜観戦記2017 第3節 11,040人(カズはいません)

FC岐阜、今日は横浜FCとの一戦になりました。
開幕ダッシュに成功し、カズこと三浦知良選手が50歳でゴールを決めるなど話題性にも事欠かず、実力も十分なチーム。今年こそはプレーオフ、そしてJ1昇格を目指しているチームゆえに、うちは取りこぼしのできない相手という見方なのでしょう。
とはいえ、今年の岐阜は違います巧みなパスワークで相手を翻弄し、少ないチャンスを生かしたチーム作り・・・をしているはず(爆)。だって、いまだに勝てないんだもの(苦笑)。変わった変わった強い強いと相手からは称賛されているものの、「でも勝ち点はもらえるもんね」と思われ始めていなければいいのですが・・・。


SHV32_0540今日の試合は、岐阜バスサンクスデーということで、ラッピングされたバスがご来場・・・でしたが、駅前にあった別のバスの方を掲載(爆)。
だって、こっちの方が、いかにも岐阜の選手が写ってて映像映えするじゃん。<それ、ただの言い訳。



SHV32_0546今日の試合は、いつもならいることの少ないアウェイのマスコットキャラがご登場。
左が横浜FCのマスコットのフリ丸で、右がcatchboardという会社のマスコットのキャッチーくん。後者のマスコットは東京をメインに活動しているキャラで、横浜FCとの関係はスポンサー絡みということなのかね?でも、仲が良さそうなことで。



SHV32_0541今日は、土岐市と御嵩町のホームタウンデーでもあったのですが、屋台村は御嵩町の名物のみ登場。というわけで、御嵩町の名物を頂きましょう。


最初は、「みたけからあげ」鶏もも肉を御嵩味噌で味付けして揚げたものです。



こちらは、もも肉ということで油で揚げてあるとはいえ、しつこくなくあっさりとした味わい。味噌の風味はそれなりだったものの、美味しかったことには間違いない。


SHV32_0544もう一つは、「みたけとんちゃん丼」。「みたけとんちゃん」をご飯に乗せた定番のものですね。
元々御嵩町が亜炭(褐炭)と呼ばれる石炭の一種がよく採れ、明治時代から炭鉱の町として栄えており、一時は日本の亜炭産出の1/4を占めるほどでしたが、エネルギー事情の改善により、1968年に閉山しました(そして今、その街の4割にまで広がっていると言われる廃坑周りが陥没する事故などを引き起こすとして問題になっています)。
その時、鉱夫達がスコップを利用して調理していたのが、この「みたけとんちゃん」。いわゆるスタミナ食だったんですね。



もつのコリコリした食感と味噌の濃い味わいがご飯に合っておりますなぁ。このままだと酒のつまみで最適なのは、言わずもがな(ニヤニヤ)。


SHV32_0547さて、試合はというと。
今日はカズが来るのではという目測で、まぁ客がよく入るよく入る(苦笑)。ホーム席・バクスタ席が満杯状態で、メイン席も8割方埋まっていました皮肉なことにガラ空きだったのはアウェイ席(爆)。3連休の中日というのと前日に名古屋グランパス戦だったこともあり、これだけ来たのかなと思ったり。そんなこともあり、11,040人と今シーズン最高の観客動員数。恐らくトップ5に入るのではないかと。なお、カズはベンチどころか岐阜にも来ていなかった(爆)。だまされた(ギャハ)!<横浜FCがカズスタメンって明言してないじゃん!

しかし、そんな観客がたくさん入った時の勝率が悪いのは、今年も健在(爆)。これだけ(1万人以上)入って勝ったのって、去年の最終節が最近だもんな・・・(泣)。なお、観客動員だけは昨日の名古屋に勝った模様(泣)。
前半19分に田中パウロ淳一選手が獲得したペナルティを庄司悦大選手が落ち着いてPKを決め先制。ここまではよかった。
しかし、持ち味のパスワークがミス連発得点前からミスがちらほらしていたので、もしやと思った前半42分に最終的には福村貴幸選手のパスミスで横浜FCの選手に奪われ、失点に。これは最終的には福村選手が悪いんだけど、古橋亨梧選手や福村選手がクリアしていたら、その場しのぎではあったとはいえ、局面は変わっていたんじゃないかなぁ。 あそこはパス回しでこねるべきじゃないと少なくとも思ったね。いくらパス回しが身上とはいえ・・・。
そして、後半17(52)分の失点で万事休す。1-2の逆転負け。チームは2連敗になりました。


うーん、PKで安心してしまったのかな。パスミスが散見していたのも気になる。まだ疲れたという時期ではないのに、そして相変わらずの決定機の悪さに今年の岐阜は、これで苦しめられそうな予感。
あとは、今日の試合は田中パウロ淳一選手がマークされててなのか調子が悪かったのに、代わった田森大己選手がさらに輪を掛けて悪かったのには閉口。シュートを打つことは大切だけど、あの大外れのシュート(公式にはクロスらしい)はアカンわ。あれを見たら、悪くともパウロのままでよかったんじゃないのと嫌味を言いたくなる。



これで序盤4戦が終了。2分け2敗と超分の悪い成績(泣)。しかも勝てる試合を落としているのよね・・・。つくづくもったいないと思わされてしまう、後の祭りだとわかっているとはいえ。
しかし、ここまで勝てないのは、ラモス体制の時にも無かった。産みの苦しみ、ここに極まれりとでも言いたいのか、神よ!
選手や監督・スタッフはよくやっている。だからこそ、何が原因で勝利に結び付かないのか正直わからんのよ。冷静になって分析するしかないんだろうね。個人的には90分冷静にかつ決定力の強化をお願いしたいところ。


次は、東京ヴェルディ戦になります。大木体制初の本格的なアウェイ(名岐ダービーになった名古屋戦はアウェイのようでアウェイでないもんな)。2年前の忘れ物を次の試合、初勝利という形で取りに行きましょう。
その次もアウェイで町田ゼルビアFCになっているので、次のホームは4/8の水戸ホーリーホック戦になります。
水戸は名古屋に善戦していたものの、総じて雑さが目立つ試合でした。2試合の間にそのあたりがどう修正されてくるのか。守備は固いチームなので、どう切り崩していくかがカギになってくるでしょう。


風が逆に吹いている時こそ、真価が問われていると思って、困難な局面を皆で乗り越えられるように団結していきましょう!今がその時だ、FC岐阜!


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2016年11月06日

FC岐阜観戦記2016 第19節 November Surprise

FC岐阜、今日は横浜FCとの一戦になりました。ザスパクサツ群馬戦から中2日、ホームとはいえ、最後の苦しい連戦の2戦目です。


ここで、先日の試合終了時点の順位を振り返ってみましょう。
左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


20位 北九州 37 -16
21位 金 沢 37 -23
22位 岐 阜 37 -27


こちら、3チームが勝ち点で同率でいる状態なものの、得失点差で最も分の悪い位置にいるのが岐阜なわけです。しかも先日ギラヴァンツ北九州に逆転負けしているのも響き、これ以上負けられない戦いが続いているわけです。
そんな中で、群馬戦で勝てたのが、いかに大きかったのかがわかることでしょう。これで勝てていなかったらダントツの最下位で、今日の試合で介錯(J3行き)されていたかと思うと・・・(汗)。
ただ、これで気を抜けば、いつでもダントツの最下位コースが待っているわけで。逆に勝てても、北九州とツエーゲン金沢が勝てば、この順位のままなので、苦しい展開になるのは間違いないわけです。
ゆえに、勝つことが絶対条件で、かつ失点を最小限に抑えることも推奨されるという、サッカーの中では非常にやりにくい展開の中で戦わないといけないのです。
私が見ている数年の経歴の中でも、これ以上厳しいものはなかったと思います。本当にこのミッションをやってくれるのが、吉田恵監督でよかったと。ラモス元監督ならどうなっていたやら(苦笑)。


SHV32_0137そんな日ではあったのですが、岐阜駅に着いたら、「農業まつり」をやっており、大にぎわいでした。
こちらの商品は、「農業まつり」とは無関係なのですが、駅ナカの露店で売っていた「飛騨むすび」というおにぎり
愛想のいいおばちゃんが推してくれていた天むすに高菜と岩のりをチョイス。



新米とのことらしいのもあり、美味かったね。やはり岩のりは最高だった(笑)。


SHV32_0138さて、そんな大事な試合ということもあってか、サポーターをグラウンドに降ろし、選手とダイレクトな触れ合いと声援をという粋な計らいをしてくれました。誰が提案したのかわからんのですけど、素晴らしい。選手が燃えないわけがない。
そして、こんなに多くのサポーターがいることにも感激。私が来た頃から着実に増えているのかもしれない。
ちなみに、この日の観客動員数は9060人。今シーズン最高で、すごく盛り上がったとも。



SHV32_0139今日は羽島市がホームタウンデーの一つになっていたのですが、なぜかどて煮串や味噌カツ串が(爆)。あれはどちらかというと、お千代保(おちょぼ)稲荷のある海津市なのでは(汗)?
そんな中で、さらに異彩を放っていたのが、たこ焼き串。串に刺さったたこ焼きとは、かなりシュール。



味は揚げたこ焼き風なのかな?まぁ、普通に美味かったわ。4個付いて200円はちと高いかとも思ったけど、物珍しさもあるので、よしとしよう。


SHV32_0140こちらは、飛騨高山ラーメン。これから寒い季節になるからということで導入されたのだろうけど、朝晩だったらよかったのに(ギャハ)。
・・・ええ、少し暑かったです、今日は。



それでも、醤油味のあっさりとした味わいなので、味の面では文句なし。天候関係なく年中置いてもいいものだと思ったけど、やはり暑い時期にはキツいかなぁ(ニヤニヤ)。


SHV32_0142そして、試合はというと、11/3の試合で勝った勢いがそうさせているのか、最初から押せ押せムード絶え間なく攻撃を仕掛けてくるアグレッシブさを見せていました。若い選手達がメインになっているのもあって、イケイケドンドンになってますわ。
この日の試合、レオミネイロ選手がいいところにいてシュートを決めたりもするものの、ことごとくオフサイドになっている感があり、何だかかわいそうなことに。しかし、これはただのフラグだったことは誰も知らなかった。

ただ、水野泰輔選手の好プレーが出た後から、徐々に横浜FCに主導権を握られ始め、敵の攻撃を何とか防ぐ・敵失で救われるふうで、0-0で前半を逃げ切りました。イバ選手が怖かったよぉ・・・(泣)。


後半は、横浜FCに主導権を握られそうになりながらも、岐阜が持ち堪えるというパターンの中で、じわじわと岐阜が少ないチャンスをものにしようと奮闘し、その結果、レオミネイロ選手が横浜FCの選手からファウルを誘い、ペナルティーエリアだったこともあり、PKに持ち込むことができました。それをレオミネイロ選手が落ち着いて決めて先制点後半17(62)分のことでした。

その後、岐阜は再び息を吹き返し、一気呵成に攻撃。危なっかしいところもあったものの、繋がりはよく、再びレオミネイロ選手にチャンスが回ってきて、後半38(83)分、相手をかく乱してごっつぁんゴール!欲しかった追加点をゲットできました。

横浜FCはベテランの大久保哲哉・三浦知良の両選手をつぎ込み追い付こうとしたものの、岐阜の必死の守備と相変わらずの精度の低さに万事休す2-0というクリーンシート勝利を果たしました。連勝と失点をしないという両方の難しいミッションを成功させたのです!



SHV32_0143インタビューを受けていた吉田監督も交じって、喜びを爆発させる岐阜の選手・スタッフ達。



まさに快勝という言葉がぴったりの一戦でした。相手の横浜FCはプレーオフ進出を窺っていたのもあったし、ここまで3連勝(5戦負けなし)と勢いに乗っていたチーム。そのチームから勝ちを取れたということは、残り2戦への大きな弾みになりますし、降格争いに大きく抜け出せることにもなりました(ただ、まだ残留を決めたわけではない)。

そこで、再び順位表。17:00から開始になったツエーゲン金沢×ジェフユナイテッド千葉・市原の結果も加えてのものです。
左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


19位 岐 阜 40 -25
20位 讃 岐 39 -20
21位 北九州 37 -18
22位 金 沢 37 -24


岐阜は一気に降格圏になる22位から19位にまでジャンプアップ。代わって19位にいたカマタマーレ讃岐が20位と降格圏ギリギリのところまで来てしまいました。一方で、町田ゼルビアFCに負けた北九州、千葉に負けた金沢は勝ち点を伸ばせず、得失点差で入れ替え戦か降格かの状況になっています。
今年はかなり厳しいのかなぁ・・・。実は、この上のチームも降格の可能性がまだ残っているんだって。岐阜の連勝が大きく残留争いに響いているというのですから、他のチームからは相当恨まれるだろうなぁ・・・
しかし、岐阜だって簡単にJ3になってたまるかと。こちとら、名古屋グランパス様を長良川でお迎えしてあげなければならんのだよ。北九州もそうでしょう?アビスパ福岡様を新スタジアムでお迎えしたいんでしょう?なら、一緒に頑張りましょうよ!


さて、次回はアウェイでロアッソ熊本に挑みます。最後のアウェイになりました。
正直ここまでノリノリで来られると思っていませんでした。もしかしたら介錯された後だとか、この試合で介錯されるのではとビクビクしてましたもの。でも違います。今度の熊本戦で勝ち、北九州と金沢が負ければ、恐らく残留確定でしょう。
だからと言って、気を抜いたらあっという間に真っ逆さまでしょう。熊本はホームで戦うことと熊本地震の被災者への勇気付けで俄然燃えてくるでしょう。これまでアウェイの岐阜が勝つことが多かったとのことですけど、今回はかなり違った雰囲気で戦うことになります残留へのプレッシャーもピークになることでしょう。どうかこの2戦で得たものを、ありのままにぶつけて下さい。そうすれば大丈夫だと思います。

そこから1週間経つと、最終戦の東京ヴェルディ戦が待っています。ここまで争いがもつれなければいいと思いたいですけど、何が起こるかわからないのがサッカー。一斉に試合の開始になる最終節にも全てを賭けて戦ってほしいものです。


後ろは振り返るな!常に前へ全力で!そして、11月全勝というノベンバー・サプライズでJ2全てのチームから驚きと恨み節を浴びようではないか(笑)!


J2残り試合は2。最下位・入れ替え戦順位との勝ち点差は3。


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Posted by alexey_calvanov at 21:51Comments(0)

2016年06月19日

焦らせるなよ・・・

今日、FC岐阜はアウェイで横浜FCとの対戦になりました。
今日の試合には三浦知良選手が先発出場していたとのこと。さらに、この試合前半22分にゴールを決め、最年長ゴール記録を更新したのです。たまたまNHKの「サンデースポーツ」で見ていたのですけど、まさかそんなことで岐阜の話題が出るとは思わなかったわ(爆)。
雨交じりの中の試合だったそうで、これは大変な事態になるだろうなと思って結果を見ると、さりげなく『横浜FC1-2岐阜』のテロップが右上に。NHKっていつもそうだよな。勝ってるんじゃないかと思わせて、実は負けましたというふうな見せ方(苦笑)。

というわけで、ネットで試合の結末を見てみると、前半22分に三浦知良選手がゴールを決めた後、後半から岐阜が猛チャージ攻撃的なカードチェンジが上手く機能し、既存の選手にも喝を与える結果になったようです。後半6(51)分と同じく19(64)分にレオミネイロ選手がゴールを決め、逆転勝利。アウェイではありましたが、見事な勝利で連敗を止めました。勝たなければいけない試合だと思っていたので、よかったよかった。
惜しむらくは、横浜FCが10人になった終盤にもっと積極的に攻めてもう1点・・・でもよかったのよね。まぁ、逆に10人でもカウンターアタックを食らったらヤバいので、確実に勝利を狙っていたというのなら仕方ないけれども。


これで、次回のロアッソ熊本戦に弾みがついてくれたと思います。熊本もカマタマーレ讃岐に勝利しているので、好調をキープしているようです。順位は熊本の方が下ではあるものの、まだ5試合を残した状態でこの順位なのですから、残り試合が埋まってきた時には、追い付かれる可能性もあります


岐阜としては、できるだけ勝てる時に勝っておきたい。熊本としては好調を維持している時に勢いに乗って行きたい。この勢いが交錯している時期にこの試合ですから、いい試合になると同時に双方簡単には勝たせないぞと意気込んでいるのではないかと思います。


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2015年07月12日

FC岐阜観戦記2015 第13節 チームの形

FC岐阜、今日は横浜FCとの一戦を迎えました。
先日の東京ヴェルディとの試合で完敗だったFC岐阜。ここは心機一転して戦いたいところですが、前回の試合は大久保哲哉選手にハットトリックを決められ惜敗しているだけに、気がかりではあります。いやいやここは奮起するところだろう(汗)。


SHL23_1739この日、同じ敷地にある長良川球場では、夏の高校野球の地区予選が行われていました
球児達のアツい夏がやって来ましたね。FC岐阜の選手達も彼らに負けないアツさを見せてほしいものです。



SHL23_1748この日は、少年マガジンで連載していた「聲(こえ)の形」とのコラボデー。アニメ化が決まり、作者の大今良時さんが岐阜県大垣市出身ということもあり実現しました。盛り上がり的には、アニ×サカ番外編といった感じでしたでしょうか。
屋台村では原画展も行われており、作中のワンシーンと作中の舞台になっている大垣市の実際の風景との作画比較も行われていました。
そこに置いてあったのが、聖地巡礼表。これで観光の掘り起こしを狙っているんでしょう。アニメ化になれば、この巡礼表も生きてくることでしょう。地道でもこの取り組みは続けてほしいものです。



SHL23_1749こちらは、大垣市の定住化をPRするチラシ(右)とうちわ(左)
こちらでも大今良時さんのイラストが採用されております。



SHL23_1746今回のコラボに併せてグッズも作成されました。
一つは、タオルマフラー。「聲の形」のキャラと日本ろう者サッカー協会(JDFA)のロゴが添えられています。



SHL23_1747こちらは、クリアファイル2種(上)とトートバッグ(下)。
クリアファイルのもう一種は下のトートバッグと同じものになっています。ちなみに、写真のイラストは、ポスターにも使われたものです。



SHL23_1745試合はというと、何とも言えないしょっぱい展開。

岐阜が少し押していたかなと思ったら、徐々に横浜FCのペースになっていき、前半29分に小池純輝選手に決められてしまいます。ここまでは前回と同じ。
じゃあ後半はというと、積極的に攻めいいところまで行ったものの、決定打が出ない・シュートの精度がない・ことごとく枠の外に飛ばす。・・・もう1点取られなかった以外はまたもや前回の試合と同じ。もはやエンドレス・エイト(ライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズに出てくる回の一つで、アニメ化の際に同じシーンを8回やったため酷評を受けた)を見せられているようなもの(苦笑)。
評価できるとすれば、前回とは違って気持ちは切れていなかった点1点を取らなければという意識だけはきちんと持ち合わせていたと思います。でも、持つだけではダメで、きちんと点を取らないと無意味になってしまうんですよね・・・。今一度、チームの形は何かを考える時なのではないのでしょうか。


そういえば、この試合では期限付き移籍でやって来た2選手が初スタメンを果たしました
一人はディフェンダーの渡邉将基選手J1のヴァンフォーレ甲府からやって来ました。
もう一人はミッドフィルダーの風間宏矢(こうや)選手J2の大分トリニータからやって来ました。お父さんは川崎フロンターレの監督の風間八宏さん、お兄さんの風間宏希選手もJリーガーで、J2のギラヴァンツ北九州に所属しています。
渡邉選手に関しては、すごく動きが良く、早くもチームに溶け込んでいる感じがしました。対して風間選手はもう一声という感じでしたが、チームの得点に絡めるようになれば十分活躍できる動きはしていたと思います。停滞気味のチームに大きな風を吹き込めるのでしょうか。そして、チームの形を作れるのでしょうか。



そして、この試合と同じ時間帯に行われていた大分トリニータはアウェイで東京ヴェルディと対戦し逃げ切り(1-2)。大分は実に14試合ぶりの勝利となりました。
この大分の勝利で、勝ち点で並んだものの勝敗差、大分は3勝で岐阜は5勝ではあるものの、引き分けが大分10(勝ちに換算すれば5つ)に対し岐阜は4(同じく2つ)しかないため、岐阜は最下位に転落してしまいました。遂に恐れていたことが起こったのです。
あまつさえ、岐阜は3連敗。ますます春先の6連敗の悪夢がもたげてきますよ、頭の中に。

何とかして勝ち点を・・・と思うところに試練は続きます。
次の対戦はアウェイでツエーゲン金沢と。前回の対戦ではフルボッコにされた相手です。ここは先輩面してでも勝ちをもぎ取ってほしい。相手のホームなので苦しいですが、J3から上がったばかりのチームにこれ以上恥を上塗りされたくないでしょう。
金沢戦の次は、ジュビロ磐田を迎えてホームで開催しますが、この試合は2度目の平日(水曜)開催何でこんな人気カードを平日にしてしまうんだ日程くん・・・(泣)。そんなに岐阜の運営陣が憎いんですか、そうですか。
連戦で挑むことになるので、ますます金沢戦での結果が重要になってきます。しかも磐田はホームで恥をかかされている点とここで踏ん張ってJ1昇格を確実にしたい点で岐阜には万全の態勢で挑んでくるでしょう。


1試合1試合が正念場であることを岐阜の選手・スタッフ陣は忘れないで下さい。そうしないとJ3はすぐそばに迫っているのですから。


聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
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2015年06月25日

聲の形とのコラボキター!

サッカーJ2のFC岐阜は、7/12の横浜FC戦との一戦は週刊少年マガジンで連載されていて、現在アニメ化が進行中の「聲(こえ)の形」とのコラボイベントを行うことを明らかにしました。実は6月の半ばに開催そのものは決まっていたのですが、様々な事情と詳細を煮詰めた状態ではなかったので、今回改めて詳細が決まったということで、大々的にお伝えすることになりました。


今回は、この作品の内容のキモとなっている、聴覚障害者や声を発せない障害者などを支援するイベントがメインになっております。

まず最初は、デフフットサルという聾(ろう)者が行うフットサルのイベント
女子日本代表の選手が長良川競技場にやって来て、競技の説明以外に国際大会への激励会・活動支援のお願いをしていくのだそうです。実演も行われると思います。
女子サッカーもそうですけど、代表選手とはいえ、渡航費や合宿の費用、果てはユニフォームの代金でさえも活動資金は自己負担。更には職場の理解度もまだまだということで非常に大変なのだそうです。

もう一つは、日本語ボイスバンク・プロジェクト
これは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などで後天的に声を発することを失ってしまった人や失いそうになっている人に対して、元の声質・声色を再現する音声合成技術を医療に活かしたプロジェクトなのだそうです。
音声合成の際、第三者の声を複数束ねて作っていきます。つまり、1人でも多くのサンプルを得られれば、音声の構築だけでなく、音声の質の向上を図っていくことができるようにもなるのです。
献血も今回行われますが、献血とは違い痛みは無く、特定の病気で採血できないというようなこともないので、条件さえ整えば、気軽に参加できるのがメリットになるのでしょうね。

その他、「聲の形」とのコラボグッズ販売や原作者のサイン会(前述のコラボグッズを購入し、かつ当日の観戦チケットをシーズンチケットも含んだ各種招待券以外で手に入れた方が対象)も行われます。このコラボグッズに関しては、「ぎふ元気プライス!」という国の交付金を利用した割引制度の対象品になるため、売り切れ必至の可能性があるので、欲しい方は14時までに行きましょう。また、当日の観戦チケットも前売り・当日券も含め半額で購入できる期間になっているので、ファンの方はお早めに購入しておきましょう。

さらに当日は「聲の形」の原画展も開催され、試し読みできる冊子も4800名に配られるとのことなので、初めての方にも、この作品を深く知ることのできるきっかけになるのではないかと思います。

ちなみに、原作者の大今良時(おおいまよしとき)さんは大垣市の出身とのことで、「聲の形」の中でもその風景がいくつか登場しているとのことだそうです。読んだことはそうないんですけど、舞台はてっきり東京だと思っていたよ(汗)。


私自身もしっかりと読んだことがないので、これを機会に読んでみようかと思います(もちろん面白いか否かの吟味はしないといけないのですが)。そして、これを機会にこの作品が多くの方に知られるといいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2014年07月20日

雷鳴は味方か敵か

久しぶりにホームに帰って来たFC岐阜、今日は横浜FCとの対戦になりました。
この間、岐阜は公式戦では札幌には惜敗したものの、熊本では圧勝といい流れできたかなと思った矢先の天皇杯2回戦、長崎に1-3で完敗江戸(岐阜で引き分け)の仇を長崎で・・・というふうになってしまいましたねぇ。長崎のホームで行われたというのもあるんでしょうけど、まだ長崎のアウェイは残しているので、少々心配です。


さて、相手の横浜FCは横浜フリューゲルス消滅に伴い、事実上の受け皿として結成されたチーム慣例では社会人リーグからのスタートだったのですが、状況を鑑みてJFL(日本フットボールリーグ。当時はJ2の下で現在はJ3の下)の準会員になったところから始まります。
JFLは2年連続優勝で突破。一時はJ1にも昇格(2006年)しましたが、現在はJ2にくすぶっているというふうです。今シーズンは戦力は整っているのにもかかわらず下位に甘んじているふうですね。そういう点では岐阜と似ているのかもしれません。


今日の天候は雨こそ降らなかったものの、日中は日が照って暑かったにもかかわらず、試合開始直前から黒い雲がモクモクと出て来て、時折ゴロゴロと雷鳴轟くという状況によっては試合を中断することになってもおかしくないふうでした。でも、風が強いせいもあって、ひんやりと気持ちのいい中での観戦でしたね。選手にはボールが上がった時に曲がりかねないヒヤヒヤものですけど(苦笑)。


SHL23_0483そんなことを知ってか知らずか、暑いと思って涼を兼ねて買ったのが、奥長良川名水の「高賀の森水(しんすい)」
岐阜県関市の洞戸(ほらど)で採取された超軟水(pH7.4)を使用したもので、1億年の時を経て湧き出したものとされています。また採取からボトリングまでの間、人の手に一切触れずフィルターを通して除菌されているのだそうです。
なお、2008年から6年連続モンドセレクション金賞受賞、2010年から国際味覚審査機構(iTQi)主催の優秀味覚賞を5年連続3つ星を受賞しています。



いやぁ、この水まろやかですねぇ。ビックリするくらい角がない水になっています。普段私は水を買わない人なんですが、この水なら欲しいかなと思ってしまうくらい美味しいです。


SHL23_0484で、試合はというと前半はどちらも決め手を欠いたもどかしい展開
試合が動いたのは74分(後半19分)、高地系治選手(元横浜FC所属)が決めた・・・というより相手のオウンゴールやったんやないの(ニヤニヤ)?まぁ、とにかくそれが動いたきっかけですね。

しかし、また岐阜の悪い癖が出た
得点直後に失点。しかもブラジルワールドカップの時の日本×コートジボワールのような立て続けの失点。このショックから全く立ち直れず、得点のチャンスもあったものの、決められずに終了。1-2の逆転負けを喫しました。



アウェイで勝っていただけあって、ここでの敗戦は痛い。この先が思いやられる敗戦でした。しかもこの日はメインスポンサーの日本特殊陶業主催の試合。こんな無様な試合はスポンサー逃げかねんぞ。しかもメイン自由席の半分くらい割いてやがるし、いくらスポンサー様とはいえ、一般のサポーターに迷惑をかけるような席の独占はいかんやろうに。サポーターも逃げるぞ・・・。
しかも、粗い相手が粗いプレーをするからというふうにも思えたかなと思ったら、それに呼応してしまってはダメ。これは子供に見せてはいけない試合。試合がもつれるというより、試合をいたずらに止めて長引かせるだけ単なる遅延行為ですよ。


この後、岐阜は7/26に丸亀でカマタマーレ讃岐と争った後、7/30にファジアーノ岡山をホームに迎えます。アウェイとホームでの違いはあるとはいえ、瀬戸内にあるチームとの対戦になりますね。
しかし、この7/30の岡山戦は仕事帰りに行くことになるんだよなぁ・・・。19時キックオフだから、頑張れば行けなくはないけど、仕事忙しいもんなぁ。休み取ろうかしら(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月31日

ギネスを申請しなかった、その意外な理由

昨日のJ2、横浜FC×岡山の試合。カズこと三浦知良(かずよし)選手が所属している以外は、正直それほどぱっとしないこの試合は、思わぬ事態で大きく取り上げられることになりました。

こう着状態で進んでいた試合は、69分(後半24分)、岡山のDF(ディフェンダー)植田龍仁朗選手が、横浜FCのGK(ゴールキーパー)の関憲太郎選手がゴールキックしたボールをヘディングで返すと、思った以上に跳ねてしまい、目測を誤ったキーパーの頭を飛び越え、何とか追いついた時にはボールは既にゴールの中へ・・・。何と、センターラインを越えて放たれた超ロングヘディングシュートとなってしまったのでした。
そして面白いことに、この点が決勝点となって岡山が勝利するというふうにもなりました下位同士の試合なので、上位には大きな影響を与えませんが、思わぬ形で勝利を拾った岡山にとっては大きな1勝になったことでしょう。

このゴールがどのくらいの距離だったのかを測定したところ、何と57.8m。実は、この時ノルウェーで行われたサッカーの試合で57.3mの超ロングシュートが決まっており、こちらはギネス申請で動いたいたからです。


普通なら、よっしゃここでギネス申請・・・といきたかったところ。しかしながら、岡山はギネスを申請するのを辞めたのだそうです。

意地の悪い私は、サッカークラブ(特にJ2やJFL)が抱えているカネの問題だとばかり思っていました。これも意外かもしれませんが、ギネスに載せるのにもカネがかかります。確かギネスを審査する手数料だったかと思ったのですが、とにかく結構お金がかかるという話は聞いていました。その法外な値段を聞いて、申請者がギネスに申請するのを辞めたというくらいですから。
ちなみに、いくらなのかというと、日本語での申請の場合は1000イギリス・ポンド(約125,110円。1イギリスポンド=125.11円で計算(2011円10月31日現在))英語での申請はタダなのだそうだが、全て英語で書かないといけないのと、申請してから2ヶ月ほど待たされてしまうそうな。

閑話休題。
じゃあ、何で申請しなかったのか?その答えは意外なもの。
岡山広報や松田選手いわく、「相手のキーパーのこともあるんで」。
そう、相手の横浜FCの関選手のことを慮って申請は行わないのだそうです
・・・もったいない気もしますし、スポーツマンシップに則ったとも言えますが、日本人らしい理由だなと思いました。相手のことを立て、かつ慮って辞める。これは実に素晴らしいことだと思います。
・・・カネだカネだと思ってた私はてっきり汚れているなぁ(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(0)TrackBack(0)