2023年03月18日

【社員】スクエニも10%アップ【給与】

ゲーム会社でもありコミックスや雑誌などの書籍も販売しているスクウェア・エニックスとその親会社になるスクウェア・エニックスホールディングスの正社員給与が上がるとのこと。昨今物価高に伴い、一部の会社で会社員の給与を上げるということを行っていますが、基本的には若手や今後入社予定の新入社員(いわゆる初任給)が上がるということが多いんです。しかし、今回は珍しい全正社員の給与アップです。これは思い切ったことをやるんだなぁ・・・。でも、社員の繋ぎ止めも兼ねて、今年の春闘は集中日以前にベースアップで満額回答(労使側の提示した額で妥結)なんて事態が多いから、その流れに乗ったとも言えるのかな・・・。

今回スクエニが上げた額はベースアップを含め全正社員の平均年収で10%になり、四年制大学卒新規学卒者(四大卒)では平均27%四大卒の初任給は28万8000円だって。すげぇ&いいなぁ・・・。4月以降の給与から実施されるそうです。


実は、ゲーム業界の賃上げは、他社でも行われており、セガが月額ベースで30%(今年2月)、コーエーテクモグループが基本給の23%(2022年)、カプコンが平均基本年収30%(2022年)上げることを発表しています。やはり昨今の物価高やグローバル社会への対抗による人材の確保が主因のようです。


ところで、スクエニは松田洋祐さんが社長を退任し、桐生隆司さんが新社長に就任します。こちらは6月に変わる予定だそうです。技術革新を図る中で効率化を進めるとのことですが、メインコンテンツになるドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズは開発中のものや今後計画している作品には影響はないということを示しています。ひとまずファンは安心でしょう。


給与を上げるということは、利益を圧迫するという負の側面もあります。だからこそ、給与を上げてもらった社員達は、自身の創造力を会社のためにフル貢献してほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)