2012年06月25日

2012年のオールスターはハム8人

今年(2012年)のオールスターゲーム・ファン投票の最終結果が発表されました。
中でも目立ったのがパリーグ、北海道日本ハムファイターズの選手で、12人(注:投手は先発・中継ぎ・抑えで。残り1人は指名打者制があるため)のうち、8人が今回選出という形で選ばれています
以下、投手の先発では斎藤佑樹選手、抑えでは武田久選手、捕手では鶴岡選手、一塁手では稲葉選手、外野手では中田選手・陽選手・糸井選手、指名打者でスレッジ選手というラインナップ。中でも稲葉選手は最多得票での当選かつ別のポジションで3度目の選出(通算8度目。過去に外野手・指名打者での選出経験あり)になりました。
しかしながら、これはそうそうたるメンバーですねぇ(ただ、必ずしもそのスタメン通りで登場するわけではないが(苦笑))

パリーグその他のポジションは、投手中継ぎではオリックスの平野佳寿(よしひさ)選手、二塁手はロッテの井口選手、三塁手はソフトバンクの松田選手、遊撃手は西武の中島選手となっています。どの選手も功走守で名を挙げているので、活躍が楽しみですね。


ちなみに、セリーグの選手は以下の通り。
投手は先発が広島の前田健太選手、中継ぎが巨人の山口選手、抑えが阪神の藤川選手、捕手が巨人の阿部選手、一塁手がDeNAの中村紀洋選手、二塁手が阪神の平野恵一選手、三塁手がヤクルトの宮本選手、遊撃手が阪神の鳥谷選手、外野手がDeNAのラミレス選手・巨人の長野(ちょうの)選手・巨人の高橋由伸選手となっています。


ところで、その日本ハムから選出された8人ですけれども、本当にオールスターに出られるのが何人なんだと(汗)。
既にひざの故障で帰国しているスレッジ選手をはじめ、再度ケガで調整中の武田久選手、そして6/24のソフトバンク戦で左足首のねんざをしてしまった稲葉選手が当日までに間に合うのかどうか・・・。あまつさえ、残りの選出者のうち2人は選出されるのには厳しい成績だったために、オールスターでの奮起は必至でしょう。


マツダオールスターゲームは、7/20(京セラドーム大阪)・7/21(松山坊ちゃんスタジアム)・7/23(岩手県営野球場)の3日間開催されます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)TrackBack(0)

2012年06月10日

2012年セ・パ交流戦を見に行く 中日×日本ハム第3戦

正直勝てた試合だった。逃げ切れたはずだった。
しかし、中日の気迫と『武田久劇場』で全てが狂ったと言っていいかもしれない。


今日の中日×日本ハム第3戦、この試合と明日の試合でナゴヤドームでの交流戦の試合は終了。残り2試合(中日の場合)はビジターでの試合になります。中日サイドにとっては、いわばホーム最終戦に繋がる大事な試合でもあります。


で、肝心の試合展開がもうひどい。
6回までは互いにお付き合いする状態。
例えば、中日が盗塁失敗したかと思ったら、日本ハムもお付き合いで盗塁失敗。投手戦とは言えども、非常につまらない投手戦、ピリピリしたものというよりもむしろいつ打たれてもおかしくない感じの薄氷のピッチングを繰り広げていました。
ただ、何かが起こるのではないかという予感めいたものは起こっており、6回裏の中日の攻撃時、小笠原選手のバント失敗(フライゲッツー)を見た時には、今日はもらったないしは0-0の引き分けだろうと思ったほど


その試合が急にもつれ出したのが7回表。
田中賢介選手がヒットで出塁。ここで中田選手が登場。カウント3-0から打った球がレフトポール際に・・・。
この当たり、結局のところファウルになったものの、日本ハムベンチがビデオ判定を求める事態に発展その判定でかなりのすったもんだが起こり、約10分中断。
このビデオ判定でも覆らなったばかりか、その後の試合展開に微妙な影を落としたとも言えたかもしれません。直接的な影響はないのかもしれないものの、その後の試合展開を見てしまった後だと、この『疑惑の時間』がいかにもったいなかったかが見て取れるものになりました。

ちなみに、このファウル、たまたまワンセグを見ていた人の映像を拝借させてもらって見たのですが、ああ、これはアカンわ(泣)。まずポールの内側から左側に抜けてるわ。そして打った時の中田選手の表情が全てを物語ってたわね・・・。

気を取り直した9球目(カウントは3-2)、勢いよく伸びた当たりはあわやスタンドインしそうだったものにフェンス最上段に当たるシングルヒットになりましたが、1・3塁に進められました。
仮にこの当たりがスタンドインしてれば・・・と言いたいところです。そうなれば、この後ああいった展開にならなかったとも・・・(嘆)。しかし、もう少しで入らなかったというこの当たりは、今シーズンの中田選手を象徴するものになってしまいましたね・・・(嘆)。

その後、陽選手の犠牲フライで1点をもぎ取り、7回裏以降は継投リレーにこの虎の子の1点を守っていければ・・・という思いを抱きながら、危なっかしい継投陣に嫌な予感を抱きながら、そして8回表にブランコ選手が魅せたスーパープレイ(普段守備が極めて悪い選手なのに(苦笑))を見て、さらに嫌な予感を感じながら、いよいよ運命の9回裏にやって来るのです。


もちろんクローザーは武田久選手。しかしながら、今シーズンはクローザーを長いことやっていた蓄積疲労からかピシッとしない状況で、かつケガ明けというのもあって、どうも心許ない。でもこの状況下でも〆てくれたのが武田久という選手なんだと信じて見ていたのですが・・・。

登場してから四球とヒットで塁を溜め、一死満塁になったところで荒木選手。


・・・よし、ボテボテのゴロ。ゲッツーだ、勝った!

6-4-3の・・・ゲッツー崩れぇ!?



遂に最後の最後で追いつかれる。後続の藤井選手はライトフライで試合終了。

既に3時間半は経っていたので、日本ハムの勝ちはないという事態は・・・と思っていた時にハマった落とし穴。日本ハムは勝てた試合をスルリと逃し、負けとも言える引き分けになってしまった。逆に中日は落としかけていた試合を見事に拾い上げ、勝ちある引き分けに持ち込んだわけです。


色々言いたいですけど、この展開はホームゲッツーで仕掛けた方がよかったんじゃないのかなとも。次のバッターが藤井選手のままということを仮定しても。
そして、武田久選手のクローザーは一旦下ろすことも検討する段階に来たのかもしれない。増井選手とのダブルストッパーでもいいんじゃないかなと思うわけですが、増井選手も『劇場型』だしなぁ・・・。いっそのこと宮西選手も加えて3枚看板でいってもいいんじゃないかと。競わせることで何とかなるんじゃなかろうかと。

そういえば、中日の采配も不可解なものがあって
先述した6回裏、小笠原選手がバント失敗した時、ここはセオリーでいくなら代打を出してもいいんじゃないかと思ったのですが・・・。
切り札の山崎選手なり、堂上直倫(なおみち)選手なりいい右はいるし、(セオリーから外れるものの)不調でも森野選手を出すという手段もあったはず。勝ちにこだわるのだったら、ここで勝負を仕掛けてきてもよかったんじゃないかと。中日は野手陣が手薄な代わりに、投手陣が豊富だし。この采配は正直よくわからんです。


まぁ、クヨクヨしててもいかんのだよ。
明日は、6/9のDeNA戦で登板予定だったTDNこと多田野選手が登板するとのことだから、うれしいうれしい。
多田野選手が投球する時は、ムエンゴになりがちな武田勝選手(苦笑)と違って、バカスカ打ってくれるんだよなぁ。実際、6/9の試合はそうだったし。
もしかしたら、生でただのボールが見られるいい機会になりそうだ。過去に何回か当たったけど見たことないんだよなぁ、生で。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)TrackBack(0)