夏の新アニメ2024、10回目は講談社のウェブコミックサイトになるコミックDAYSで連載中の「この世界は不完全すぎる」です。
正直、パッと見は、よくあるファンタジー系な作品なんですね。なので、キービジュアルから見える面白味というのか高揚感というのは、あまりないんですよ、実は(苦笑)。何でこの作品をチョイスしたのか、わからないんですけど、とりあえず見てみます(汗)。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
大きな大陸の南西にあるその島は、小さいながらも5つの国がひしめき合い、度々小競り合いを繰り広げるところだった。しかし、辺境ののどかな村は、そんなことを思わせないところでもあった。
そんな村で平凡な刺激の無い1日を毎日繰り返している中で女の子は、ある日山奥に住むはずのドラゴンが村に降りてきて襲い掛かってくる姿を目撃し、自らも巻き込まれんとしていた。その刹那、王の探究者という極秘任務を担っている男に助けられる。
彼と触れ合う中で、平凡な1日からの脱却を思い、彼について行こうと決意するのだが・・・。
というふう。
やっぱり、最初は普通のファンタジー系作品なんですよね。ただ、要所要所でどこか趣が違うところを見せています。ファンタジー世界なのに、日本語が出てきたり、どこかに報告をするあたりが魔法のように見えてそうじゃないのかなと思える部分があったり・・・。
そして、終盤になって一気にどんでん返しが起こされるんですよ。ちょっとネタバレ的な書き方になってしまいますけど、平たく言ってしまえば、ファンタジーだと思っていた世界は、ゲームのVRMMOの中だったというふうで、主人公はデバッグと称し活動していたものの、なぜか抜け出せなくなってしまったプレイヤーのような立ち位置だったんですね・・・。
だから、助けた女の子が何の前触れなく燃え尽きしてしまったのに、再び活動して仲間になろうとこちらを見ている的な雰囲気になったわけです。
1話でなかなか見せてくれますわ。ここまでどんでん返しの上手い作品は、そうそうないですよ。今後ゲーム内の仲間と共にデバッグを進めながら、元の世界に戻る方法を探っていくのでしょうね。そして、彼が閉じ込められた世界の全ての現状と謎を解いていくのだと思います。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
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