今までありそうでなかった、新しいお茶漬けが遂に登場しました。確かに今まで真空パックで詰められたお米を使ったカップ入りのお茶漬けは既に販売していたのですけど、今回の物はパフ(乾燥)ライスで作られたカップ入りのお茶漬けなのです。
それが、「カップ入り お茶づけ海苔」(上)と「カップ入り さけ茶漬け」(下)。国産コシヒカリを加圧高温炊き製法で作られたご飯をフリーズドライしたものになっています。
今回の物は、お湯を入れるだけでいいという代物なので、作る勝手もいいですね。普段袋入りのお茶漬け海苔をご飯に振り掛けて食べる時は、お茶を淹れて掛けてましたから。そんなことしなくとも、お茶の乾燥した粒が入っているのに(苦笑)。
で、今回の物は、お湯を入れる量が指定されていて、そのラインが引かれているようなんですけど、他社のカップライスを入れた品物と違い、線が薄いんだよね・・・。具体的には、日清食品の「カレーメメシ」なんかは濃いめのラインが凹みになって表現されているので、わかりやすい。その点は、特許の絡みがあってすぐにはできないのだろうけど、わかりやすくしてほしいなぁ・・・。
味そのものは、普段の袋入りのものと全く同じで、お茶の風味がふんわりと感じられて、「お茶漬け海苔」なら、あられの食感がたまらないですし、「さけ茶漬け」なら、ほんのりと塩気のあるサケフレークの旨味がいいですね。
今後、「カップ 梅干茶づけ」(先述の真空パックのお米)でなら販売されている梅干しや袋入りの物しかないわさびやたらこの味わいも、いつしかカップ入り(パフライスで作られたもの)になってほしいですなぁ。