10/21にテレビ東京系(一部独立局でもネット)で放送された「池上彰の現代史を歩く」の中で、ドラクロワが描いた「民衆を導く自由の女神」が取り上げられていたそうです。この絵はフランス革命を紹介する時に使われることが多いのですけど、実際は1830年にフランスで起こった「7月革命」(王政復古に向かっていたフランスを再度共和制に戻そうとする革命)を描いたものだったそうで。世界史をよくは習っていましたけど、この事実は知らなかった。どうしてもその時期の絵という刷り込みがあるのよね・・・。
で、そのドラクロアの絵が問題に。オリジナルの絵をきちんと出せばよかったものの、スタッフのいたずら心かわざとなのか、「アサシンクリード ユニティ」の中で使われた画像が使われていたのです。その画像は、オリジナルにアサシンの姿が右隅に描かれていたものなのに、結構大きく描かれてるんだよね(苦笑)。嫌でも気付くだろう・・・。
もしかすると、池上さんの見ている映像は、テレビ上に挙がっているものとは違う可能性も無くはないですけど、それでもスタッフおよび関係者のミスは許されるべきではないよねぇ・・・。きちんと検証を行う番組だったと思っていたのに、これだもの。ともすればわかりにくい世界史を馴染みやすいふうにしてくれると思っていただけに残念です。
ユービーアイ・ザ・ベスト アサシン クリード ユニティ