
正直、もっと近くで見られるものなら見てみたいものですけど、一般人は立ち入り禁止区域になるはずなので、なかなか見られないと思います。

結局、この地区に住む人達は、災害危険区域に指定されて以来、避難指示が解除されたものの、戻って来ていません。



インパクトのある色使いと笑顔が映える一枚です。


2020年からTHE OVER ALLSという会社が始めた壁絵のプロジェクトは、当初町の人の協力がなかなか得られず苦労していたそうです。しかしながら、1枚絵を描くごとに町の人達の理解を得られるようになり、集大成を迎えた後も、この町で活動を続けています。
賛否両論あるのでしょうけど、1枚の絵が与える力はすごいものを感じましたし、これでこの町を見に行こう・この町を知ろうというきっかけになるのなら、非常に安いものだと思います。というのも、彼らはプロとして活動しているので、報酬をもらって描いているのですから。

とはいっても、こちらは旧駅舎。常磐線が全線復旧した際に、新しい駅舎が完成しました。残された旧駅舎は、双葉町の情報発信・休憩・待合スペースとして活用されています。

こちらは、2022年に避難指示が解除され、特定復興再建拠点区域になった際、解除の瞬間を表現するために用意されたそうです。
この後、普通列車に乗って、いわきまで向かい、そこからは常磐西線で郡山まで、郡山からは東北本線に乗って、福島まで向かいました。
予定より少し早く着いたので、ご飯を食べてしばらくくつろいでいましたけど、本当は東日本大震災・原子力災害伝承館に行こうと思っていたんですよ。しかし、どこかで道を間違えて、ダイレクトで双葉駅に向かうルートを選んでしまったんですね。ただ、双葉駅からバスが出ているそうなので、次回行く時は、そのバスに乗って行こうと思っています。
次回は、今回頂いた飯の紹介です。

