2023年08月06日

FC岐阜観戦記2023 第9節 J2昇格目指すならひたむきに闘え

FC岐阜、昨日は愛媛FCと戦いました。
表題は、愛媛FCが常に掲げている弾幕の「J3優勝目指すならひたむきに闘え」の文言を頂きました(笑)。目下首位になってひた走る愛媛ですが、シーズン当初は大敗して大丈夫かいなとも思われていたんですよね・・・。そこから見事に立て直し、首位にまで躍り出たのですから、文字通りひたむきに戦った結果とも言えるでしょう。今後もそれができるようならば、首位は約束されたようなものです。
・・・と結果のわかっているかのような書き出しをしている(ギャハ)。それだけ今の愛媛は強いのです。ダンゴレースになっているJ3の争いの中で、一歩抜け出す可能性があるのは、他ならぬ愛媛なのです。


SOG03_142939そんな相手に勝たないといけないわけですから、今回は気合が入っています。FC岐阜全緑まつりと題して、普段は子供達がボール遊びなどで戯れている芝生広場を縁日にしました<子供達が泣くぞ!
・・・いやいや、子供達は色々遊べるとあって大喜びでしたぜ。



SOG03_142824さらに、薄墨桜のタイル画のある南側には、普段は競技場の片隅にあるかさなるステージが縁台のようになっていた
紅白幕まで用意して、正に祭りの気分。ホント、試合後に鯨幕(葬式の時に用意されるアレ)にならなくてよかった(汗)。



SOG03_161042そのステージに登壇したのが、槙野智章さんです。ここで以前予告した通り、槙野さんとはどんな方なのか紹介。


槙野さんは広島県出身で、小学校の時からジュニアサッカーチームに入団しています。当時槙野さんの地元には小学1年生から入れるクラブが無かったため、隣の学区のサッカーチームに入団願いを申し出て、テストを経て入団したのだそうです。

その後サンフレッチェ広島F.Cのジュニアユースに入団2006年にトップチームに昇格します。
2010年にはドイツのサッカーチームに移籍し、2年間プレーしたものの、目立った活躍がなく、2012年に浦和レッズに期限付き移籍をすることになります。
浦和には2013年に完全移籍を果たすことになり、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(当時)の下で活躍同時にサポーターとの間を縮める役割を果たすなど、浦和時代はプレー以外でも活躍する名物選手となりました。柏木陽介・宇賀神友弥両選手と共に黄金時代を築いたのもこの頃です。

しかしながら、2021年に浦和を退団複数のクラブから打診が来た中で、ヴィッセル神戸への移籍を決断します。ただシーズン中のケガが元で、途中出場での登場が多くなり、その年の年末にテレビで引退を宣言しました。

なお、日本代表としては、2005年から2年間U-18・19・20のメンバー、2009年から10年間フル代表に選ばれています

引退後は、タレント・YouTuberとして活躍する傍ら、今年から神奈川県の社会人リーグになる品川CCセカンドの監督を務めています。恐らくS級ライセンスを取得してJリーグの監督になるための経験を積んでいるのでしょう。


で、何で岐阜に来たのかなと色々考えたのですけど、まず一つ目は『浦和ルート』
柏木・宇賀神両選手もさることながら、岐阜のスタッフには浦和関係者が多く在籍しています。そのこともあって、長年浦和に在籍していた槙野さんとのコンタクトも取りやすかったのでしょう。強化部長が来るよう促したら、断れないんじゃないのかな(ニヤニヤ)。
もう一つは、岐阜に移籍の可能性があったことから、その縁で来たのではないかと。
実は、神戸移籍の時に、争奪戦の相手となったのが、ウチなのです。その頃から浦和の関係者がスタッフに入っていたので、争奪戦に参入できたのでしょうけど、資金面とかいろんなところで神戸には勝てんわな(泣)。



SOG03_143258槙野さんのトークショーは、なかなか味わい深いものがあった(弁の立つ方だった)と思いつつ、スタメシの紹介。今回は縁日ということで、普段とは違うメニューもありました。
その中の一つ、オクトパスファイヤーの「たこせん」わらじ型のえびせんべいを半分に割って、中にたこ焼きを挟んだものですね(合わせてソースと天かすも入っている)大阪ではポピュラーなものだそうです。
今回は買わなかったのですが、もう一つは、「たません」というもので、少し形を崩して鉄板で焼いた卵を半分に割ったわらじ型えびせんべいに乗せて挟んだものです(合わせてソースと天かすも入っている)。こちらは名古屋でポピュラーなものになっています。



こちらは、えびせんべいのパリっとした部分に塗られた酸味あるソース(恐らくお好み焼きかたこ焼きソース)の味わいで、えびせんべいがいつもより美味しく感じるしんなりしてくると、天かすも合わさって独特なふにゃふにゃした食感になり、これもまた味わい深い。そして中に挟んであるたこ焼きにもマッチしていますね。えびせんべいにあるえびの風味が合わさることで、衣のだしの味がよくわかります(ただしソースがベッタリしてくると、ソースの味しかしなくなる(爆))。





SOG03_200115槙野効果で6011人が集まった中行われた試合は、観客が多いと勝てない法則が発動しました(泣)。
特に前半は動きが非常に重く、愛媛の攻守の切り替えの早い、メリハリある動きについていくのがやっとだったようにも。愛媛に主導権を握られながらも耐え難きを耐えという状況になっていました。
一時的に岐阜が持ち返す時があったものの、ゴールを割ることは叶わず、愛媛が活性化した時も危ないシーンは何とか全員で持ちこたえた感がありました。動きの悪い中で、よく耐えられたなというのが実感です。

結果としては、スコアレスドローとなりました。ポジティブな言い方をすれば、首位相手によく負けなかったなとなるでしょうけど、ネガティブな言い方をすれば、首位相手に勝てる試合だったんじゃないか・また決定力不足が足を引っ張った試合だったなと言われるふうだったかもしれません。



SOG03_201236試合後にやって来た深堀隼平選手。
アウェイの時はケガだったそうで出場は叶わなかったのですが、今回は途中から出てきた。いいシュートを放っているので、是非とも岐阜にまた来て頂ければ(希望的観測)。



愛媛にとっても岐阜にとっても、勝てると思っていた試合だったのに、引き分けに終わってしまって、残念至極な中で次を迎えます。
愛媛はホームでガイナーレ鳥取戦になるので、ホームの地の利を生かして戦えるのではないかなと。

岐阜は次回・次々回とアウェイになり、次回はFC今治、次々回はAC長野パルセイロと戦います。どちらも最近戦った相手なので、相手の手の内はよくわかった中で戦うことになると思います。大きく戦術を変えたくとも浸透しきっていない中での戦いになるので、既存の戦術をだましだまし使っていくことになるでしょう(それはお互い様)。
なお、この試合で松本歩夢選手が2枚のイエローカードをもらい退場となったことで、次節の試合には出場できなくなりました。これもポジティブに捉えれば、くすぶってた若手が入れるチャンスではあるものの、ネガティブに捉えれば、もったいないプレーでもらいやがったとも。ただ、主審が愛媛のプレーに対して結構忖度している感が見受けられたので、あれで取るのという感じでしたね。<意見には個人差があります。

次のホームは、鳥取になります。この2週で何とか勝ちに繋げてほしい。もう引き分けばかりでは許されない時期に差し掛かっているのです。だからこそ、ひたむきに勝利に向かって戦うことが重要なのです。愛媛との試合でそれを感じ取ってくれればいいのですが・・・。


残り試合17。J2昇格への勝ち点差は9。


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Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)

2021年11月01日

FC岐阜観戦記2021 アウェイ編 その8 2年越しのアニ×サカ(J3では初)

FC岐阜、昨日は静岡県沼津市にある愛鷹広域公園多目的競技場(以下愛鷹)でアスルクラロ沼津と戦いました。
ここまで負けはしていないものの、しっかりと勝ち点を稼げていない岐阜。10月最後の試合で勝ち点を積み上げておきたいところ。相手は下位に沈んでいるチームではあるのですが、岐阜は下位に勝てない。面白いくらいに勝てない。そしてダブルも取れないホームで勝つとアウェイで勝てない。逆にホームで勝ってないと、アウェイで勝てるという歪さ。何としてもダブルを取っておくれと思いながら、愛鷹に向かったのでした。


実は愛鷹は3度目なのよね。岐阜がまだJ2にいた2018年2019年に見に行っています。その時の沼津は、今ブラウブリッツ秋田にいる吉田謙元監督の時代。滅茶苦茶強くて怖かった。そこから監督が変わり、チームもガラリと変わって弱体化した(と思われる)ものの、あんまり勝ててないんだよね。去年はホームで勝ち・アウェイで引き分けなのですが、今年もホームで勝っているふうなので、何となくヤバいというのは、この記事を書く時に去年の成績を見返して思ったことでした。・・・って何ともメタ臭い(ギャハ)。


SHV47_1708さて、愛鷹には名物があり、その一つがアスルドダックさん率いる「タイコをたたいてみよう!」になります。コロナ禍で大丈夫かいなと思っておりましたけど、無事にやっておりました。



SHV47_1712こちらは、いわゆる屋台村にあった展示スペース。函南町にある函南ちょうざめ企業組合が出展していました。
私にとって函南町って、東海道本線にあるJR東海の最初(ないは最後)の駅がある印象しかないんだよね・・・(苦笑)。



SHV47_1711そして、コイツがチョウザメ。古代魚の一種ということですけど、私達になじみ深いのは、あのキャビアが獲れる魚ということでしょうか。
ただ、チョウザメは成長が極めて遅く、キャビアが獲れるまで30年って聞いた気が・・・(汗)。それでも、函南町以外にも全国でチョウザメ養殖が試みられており、愛知県でも豊根村で養殖を行っています(人口よりも多いという話(笑))岐阜県でも飛騨市で行っていなかったかな?
なお、チョウザメは肉も美味く、刺身として提供されることもあるらしい。ついでに言うと、コイツは淡水魚である。



SHV47_1715雨降りしきる中でも、やっておりました、2年越しの痛ゲーフラ撮影会去年はコロナ禍で(岐阜にとっても沼津にとっても)アウェイ客としての来場ができなかったですからね。
少々小ぢんまりとしていながらも、やはり存在感あふれる痛ゲーフラでした。
来年は3チーム・・・ってどこのことでしょうねぇ(ニヤニヤ)。



SHV47_1716そんな中、何でか知らないけど関係のないチームのゲーフラが混ざってましたねぇ(ニヤニヤ)。
・・・ルヴァンカップ優勝おめでとうございます(棒読み(爆))。



SHV47_1717掲げられた姿を左から。
・・・何か、シリーズ作品なのに沼津が舞台じゃない作品のキャラが混ざってますねぇ(ニヤニヤ)。



SHV47_1718同じく右から。
グソクムシが異常に目立ってますねぇ(ギャハ)。



SHV47_1719スタジアムにも大きな変化が訪れそうで、その一つが電光掲示板のフルカラー化
今までは、ドットマトリクスのモノクロ映像だったのですけど、これからフルカラーのLEDと思われる液晶に切り替えられるそうです。省電力仕様とのことなので、コストパフォーマンスも悪くないようです。そろそろ耐用年数とかの問題でガタがきていたでしょうからねぇ・・・。

これで電光掲示板の無いスタジアム(メインで使っているスタジアムのみ)は、いわぎんスタジアム(いわてグルージャ盛岡)、ありがとうサービス.夢スタジアム(FC今治)、ユニリーバスタジアム新富(テゲバジャーロ宮崎)だけになるのか。このうち、いわぎんスタジアム以外はスコア表示の掲示板も無いので、新スタ建設予定のある今治以外は、どうするんだろ?
そして、何より愛鷹は照明問題が未解決来年までに解決させないといけないそうなので、こちらも待った無しですな・・・。



SHV47_1724先程もちらっと書きましたが、雨降りしきる中での試合になりました。こうなると、異常に強い(たぶん今年負け無しの)岐阜優勢なのは言うまでもない(笑)。積極的に攻めていくものの、なかなかゴールを割れないもどかしさだけが積もりながら試合時間は流れていきました。
そうしていたら、前半26分に柏木陽介選手のリスタートを深堀隼平選手が合わせて、それがキレイに吸い込まれて先制点に。あまりに一瞬だったらしく、DAZNも追い掛けられなかった(苦笑)。

その後は、しっかり守ればいいんじゃないのか・・・と思った後半、逆に沼津の勢いが増してきた怖い時の沼津が見せた積極的な攻撃で岐阜を翻弄し始めます。
辛抱たまらず後半29(74)分に3枚替えを行うのですけど、結果的には、これが裏目に。守備陣と攻撃陣のバランスが立て直せない隙に、後半33(78)分にワンタッチで合わせられたシュートを決められてしまいます。これは守備がしっかり守っていれば、松本拓也選手の手が弾かれるようなシュートにはなっていなかったんじゃないのかな・・・
この3枚替え、替えたのが、中盤(ミッドフィルダー)の3人だったんですね。ここではディフェンダー・ミッドフィルダー・フォワード1人ずつではなく、ディフェンダー2人にミッドフィルダー1人の交代にして、後ろを固める5バックで塹壕戦を敷くのが確実に勝ち点を得るための策だったんじゃないのかなと。過去に岐阜の監督を務めた北野誠元監督の得意技なんですけど、確実に勝ちが欲しければ、これだと思う。だってカルフィン・ヨン・ア・ピン選手がいるんだもの。彼を生かす絶好のチャンスだと思うの。ポジションが・・・ということもあるのだろうけど、四の五の言わずに、やってみるのが先決ではないのかなぁ。

その後の追い上げも虚しく響き、1-1の引き分けに。実は去年も試合展開違えど同じスコアだったりする・・・(汗)。



この節では上位陣がほぼ総崩れになったことから、追い上げられるチャンスに自分達もフイにしてしまったという何とも言い難い結果となりました。このことから昇格はほぼ難しいものとなっています全く0ではないんだけど、1つでも負ければお陀仏決定。前にちょろっと書きましたけど、負けなかったことがポジティブになれる唯一の材料ではあります。


ただ、11月は引き分けも苦しくなることを肝に銘じてほしいのです。
その初戦は、カターレ富山で第25節終了現在3位に付けています。その後アウェイ2連戦でテゲバジャーロ宮崎(第25節終了時2位)、ヴァンラーレ八戸(同11位)と続き、ホーム最終戦は藤枝MYFC(同10位)となります。ここで勝ちが4つ付けられればいいんですけど、引き分けが3つ付いてしまってもダメ。なので引き分けでも苦しいと述べたのです。
ちなみに、最後の試合(12/5)はトップにいるロアッソ熊本この頃には昇格決定となっているかもしれませんが、大木武元監督に一泡吹かせておかないと気の済まない選手もサポーターも多いことでしょう(ニヤニヤ)。熊本にべったり憑りついてやるんだという意気込みで11月を乗り越えて下さい。ここまでやったんだ、まだあきらめたくない!


SHV47_1725おまけ
やっぱり「ラブライブ!サンシャイン!!」はご健在。ラッピングタクシーは中二病全開のアイツだった(ニヤニヤ)。



スタメシなど沼津の行き帰りは次回に続く。なぜ豊橋駅まで名鉄で行ったのかの疑問にもお答えします。


残り5試合、自動昇格までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2021年10月24日

FC岐阜観戦記2021 第12節 文字通りの総力戦

FC岐阜、今日はAC長野パルセイロとの試合になりました。
10月は反転攻勢を掛ける予定だったのに、ここまで来て1勝2引き分け負けはしていないものの、思っている以上の反転攻勢を掛けられていないのは事実。しかも長野は前回アウェイで手痛い逆転負けを食らった相手ダブル献上とならないように目の色を変えないといけないと思います。不幸中の幸いなのか、長野はヴァンラーレ八戸とのアウェイから中3日での戦いになることでしょうか。

そして、岐阜にとって残念なニュースとして、レレウ選手の契約解除が挙げられるでしょう。
家族の事情とのことですけど、丁度契約して1年経つ時期なので、もしかすると契約満了の可能性も否めないのが辛いところ課題だと言われた守備もしっかり貢献してくれましたし、攻撃面も悪くなかった。何よりフィールドを縦横無尽に動き回り、相手をかく乱させてくれたのは本当にありがたかった本来の使い方ではない部分もあったかもしれないけど、かつ出場試合数は少なかったかもしれないけど、エッセンシャルな選手だったと思います。ありがとうございました。


SHV47_1684今日は、ナンチャンこと難波宏明アンバサダーが大活躍
その一つが、岐阜市の大使になっているMAGIC☆PRINCEの永田薫さん(右)とのリフティング講座。写真には納めていませんが、ケン・トドフこと河本準一さんとのコラボにも同じ吉本興業の先輩・後輩として出演していました。



SHV47_1689そして、リフティングの実演も。
ナンチャンは当然として、永田さんの上手さには驚きましたよ。ナンチャン相手に引けを取りませんでした。
なお、写真はナンチャンが意地悪し出した時(ギャハ)。利き足の左足じゃない方にリフティングを繰り出しています。



SHV47_1693試合に関しては、岐阜が若干押し気味だったかなと。長野は連戦になったためか少々動きが鈍いものの、なぜか長い休みをもらっている岐阜と渡り歩いています調子が悪いとはいえ、前回勝っていることで生じた余裕を生かしているのかもしれないです。そのためか、前半終盤に長野に押し込まれ、先制を許してしまいます。よく守ってたんだけどね・・・。最後の最後に押し込まれてしまった(泣)。
ここ最近は取られても持ち直している・・・という、そのことだけを信じて迎えた後半、いきなり動きます
後半1(46)分、川西翔太選手からのスローインで始まった流れは、深堀隼平選手から中島賢星選手に。中島選手は相手の守備に絡まっていた橋本和選手に渡し、橋本選手はその網から抜け出してクロスを放つと、飛び込んできた窪田稜選手が受け取り、一旦体制を整え直して、相手キーパーがいなくなったすきを狙って蹴り込みました。これが同点に追い付くシュートとなったのです。またこれがツエーゲン金沢から移籍して来て初めてのゴールにもなりました。

そしてすぐに、畳み掛けるように得点劇がやって来た。
後半4(49)分、ゴール前での揉み合いからチャンスが生まれ、相手のミスに付け込んだ深堀選手がインターセプト、すぐに柏木陽介選手がリカバリーに入り、再び前に出てきた深堀選手に渡したところ、深堀選手はゴールマウス左隅に流し込みます。これが守備陣・キーパーを越えるシュートになり、逆転!いい流れになりました。

このまま抑え込まないとまた追い付かれるんじゃないか・・・と思ってたら、やっぱり畳み掛けるように失点劇(泣)。これも相手にきれいに決められたんだけど、その過程が悪い相手に左端から右端に向かうクロスを打たれてしまうような守備をしてはいけない。そして得点で浮かれていてもいけないのだ・・・。

ああ、また膠着状態になってしまうんじゃないかと危惧していたのですけど、勝負の行方というのは、本当にわからないんだなと痛感させられました。
それが後半29(74)分、中島賢星選手のスローインで始まった攻撃は、途中交代の村田透馬選手へ一旦引いた後、再び中島選手がもらい、長いけれども勢いのあるキックでペナルティエリアに蹴り込み、相手が何とか流そうと躍起になるものの、結果的に前線に出ていた甲斐健太郎選手の上に狙いすましてシュートを打ったものの、「入らなさそう」と後のインタビューで述べている川西選手が軌道修正。これがゴールマウス右隅に吸い込まれ、再逆転!そしてこれが決勝点になりました。


泥臭いけどキラリと光る、やるべきことがわかっていた、正に総力を挙げて戦い抜いた末の勝利になりました。



引き分けを挟む形にはなっていますが、連勝に漕ぎ着けた岐阜。順位は変わらなかったものの、2位のテゲバジャーロ宮崎が負けたため、勝ち点差を縮めることができました。地道に勝ち点を稼ぐことが昇格への一歩だと思います。絶望的ではあるものの、最後まであきらめず、絶望から希望に変わる試合展開を見せてほしいものです。
そのためにも、アウェイになるアスルクラロ沼津戦は落とせませんし、次のホームになるカターレ富山戦も落とせません相手の順位が上下関係なく、ホームかアウェイか関係なく、平常心で戦えるように気持ちを落ち着けてほしいものです。


残り6試合、自動昇格までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)

2021年09月05日

FC岐阜観戦記2021 DAZN観戦だぞーん②

FC岐阜、昨日は神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と戦いました
前節は福島ユナイテッドFCに屈辱的な完敗を喫し、正直今年の昇格はないとまで言わせてしまった試合になりました。メインを張っている選手が出ていない時点でお察しというのか、安間貴義監督はあまり出ていない選手にもチャンスを与えやすい方なのかしら。確かにそれで活躍する選手はいるのだけど、その出した選手が今季活躍できていない富樫佑太選手や三島頌平選手なんだよね・・・。あまりにチャンスを与え過ぎというのは、言い過ぎなのでしょうか。三島選手に至っては控えにもいて、途中出場も結構してるよね・・・。

一方で対戦相手のY.S.C.C.、前回の試合(ホーム)では最後の最後に菊谷篤資選手にダイビングヘッドを決められ逆転負けを喫しています。今回こそそんなみじめな負け方をしないように、圧倒的になってほしいものです。なお、Y.S.C.C.は前節がお休みだったため、今節がサマーブレイク明けとなります。


この日の試合は、神奈川県内で緊急事態宣言が発令されていたため、アウェイ席が設けられませんでした。そうじゃなければ行ってたんだけどなぁ・・・。まぁ、ワクチン接種の翌日なので、副反応が出てたらアウトだったかもしれん(苦笑)。ゆえにアウェイのガイナーレ鳥取戦以来のDAZN観戦となりました。


さて、試合はと言うと、この日の試合は川西翔太選手が控えにもいない展開で大丈夫かなと思ってたら、水戸ホーリーホックから期限付き移籍でやって来た深堀隼平選手が2試合目にしてスタメンを張ってきました足の速いフォワードということで、本格派とも言えるわけで、川西選手とはまた違った特徴を持っているのかなと。
で、前半はどちらかというと我慢の展開双方決め手に欠けた中でしたが、ややY.S.C.C.が押し気味だったので、もしかすると福島戦の二の舞になるのではないかとやきもきしながら見ておりました。ただ、柏木陽介選手や今回スタメン入りしていたレレウ選手の動きがよかったので、必ずチャンスは来ると信じられたのが救い

そして後半に一気に爆発しましたよ。
後半4(49)分に、サマーブレイク後初出場となった大西遼太郎選手が左にボールを振ると、レレウ選手がゴロのクロスを上げ、受け取ったのが、この日スタメン入りした深堀選手深堀選手はやや浮き気味のシュートをゴールマウス左側に放って、相手キーパーを翻弄しました。移籍後初の得点がチームサマーブレイク明けの初得点になったのです。やっぱり大西選手はいい選手だ。繋ぎが上手い。レレウ選手も狙えただろうに、黒子に徹することもできる、役割をわかる選手なんだね。
そして後半12(57)分には、中島賢星選手が敵を上手くいなした後、前に出ていた舩津徹也選手に回し、右の空いたスペースからクロスを放つと、先程レレウ選手にいいパスを流した大西選手がダイレクトでシュートを決め、2点目。相手キーパーが動けない右隅へのシュートとなりました。
その後、後半35(80)分には、途中出場の山内寛史選手から再び深堀選手が合わせる形で3点目・・・と思ったら、公式記録ではオウンゴールに。恐らくY.S.C.C.のディフェンダーが蹴り込んだと判定されたのでしょう。お久しぶりです、ウンゴルさん(ニヤニヤ)!
守備に関しては、前半のような危なっかしさは見られにくくなってきました。ゴールマウスに押し込まれそうになっても、守備陣が身体を張って守ってたし、何より桐畑和繁選手の身を粉にしたセーブが、この日は冴えていました。いつも素晴らしいのだけど、この日はとてつもなくすごかった。
終盤もほぼ危なげなく進み、0-3で勝利。久しぶりのクリーンシートになったばかりか、福島戦で奪われた4点をほぼ取り返した格好になりました。勝ち点以上に大きな3得点の勝利ですね。
これは先日の福島戦をよく反省して、自分達の課題を見定めた中での練習を行ってきたからでしょう。あの日の試合の柏木選手のコメントが他の選手達に響いてくれたのだと私は思いたいですね。


このいい流れを次の鳥取戦でも・・・と思いますね。緊急事態宣言でお客は入れど静かな会場での試合になりますが、いつものように戦って、ダブルを狙っていきましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 09:31Comments(0)