2016年12月28日

はちまは都合のいい女?

ゲーム系のまとめサイトとして知られ、かつては書籍でもオススメのまとめサイトとして紹介されたこともある「はちま起稿」が、大手IT企業で動画配信やブラウザゲーム運営などで有名なDMM.comに買収され、その後売却されていたことが明らかになりました。


「はちま起稿」はゲーム系のまとめサイトとして存在感は示していたものの、問題のある記事投稿が多いことでも知られており、誤報も幾数多だったため、書かれた人間や企業が訴訟も辞さない対応をされそうになったケースもありました。特に任天堂に厳しい対応をしているとも言われ、任天堂の関連記事は辛辣(しんらつ)になるケースもありました。
そんなサイトをDMM.comは今年1月に買収し、手元に置いていたものの、今年の10月には、インサイトに売却してしまったのです。約9か月間だけしか手元にあらず、一体何のために「はちま起稿」を運営しようとしたのか不可解なところもあります。

今回の買収&売却劇は、IT関連のニュースサイトでもある「ITmedia」の中の「ねとらぼ」が追っていたもので、12月上旬からDMM.comおよび「はちま起稿」の元管理人である清水鉄平さんに取材を重ねていたそうですが、のらりくらりとかわされていたようです。あまりに執拗に攻められたからなのか、DMM.comがしびれを切らして公表したとも取れますね。


悪名高い「はちま起稿」を一時的にも扱っていたことをDMM.comが公表しなかったのは、期間が短かったからでは言い訳にしか聞こえないでしょうね。その間にでも「はちま起稿」を通じて『情報操作』だって可能なんですから。「DMM.comの動画配信は素晴らしい!」とか「DMM.comの「艦これ」面白いよね!」とか平気で書きそうですから(ニヤニヤ)。


今回の件を受けて、双方どういう対応をするのか、年明け以降楽しみではありますね。「ねとらぼ」には頑張ってもらいたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 19:17Comments(0)TrackBack(0)