2021年12月14日

やっと2本目、3本目?

中部国際空港は、2005年に開港して以来、1本の滑走路でほぼ24時間運航をしていました。当初は過密状態にあった名古屋空港からの移行を目指して作られていたものの、コロナ禍の影響があり落ち着いているとはいえ、徐々に過密状態に陥っていました
そこで、開港してから数年後には2本目の滑走路建設を目指していたものの、時期尚早と言われたり、環境面で問題があると言われ、そこにコロナ禍も合わさり、なかなか進まない状況でした。


しかし、この度2本目に向けた協議が中部国際空港株式会社と東海3県・名古屋市の間で合意に達し、来年から2本目の滑走路建設に動き出します
どこに滑走路ができるのかというと、現在誘導路として使われている現行滑走路(3500m)の東側この誘導路は、滑走路化すると3290mとなるそうです。これにより、輸送力の強化が図られるようになります。これが完成する予定の2027年度には、完全24時間運航が図られるとのことです。
そして注目したいのが3本目の滑走路。現行滑走路の西側に建設予定で、埋め立てにより造成されるとのこと。15年の計画で作られ、3500mと現行滑走路と同じ距離になる模様です。この滑走路が完成した時に、現行滑走路の使用が終了となるそうです。ただし、この滑走路の建設は、航空需要が伸びればという条件付きコロナ禍の影響が長引いた場合、中止になる可能性もはらんでいるのです。


しかし、私が当初聞いたのは、風の影響を受けやすいから東西に伸びる滑走路を造るとか言っていたんですけどね・・・。まぁ、影響を受けないことがわかって、輸送力が伸びるようになるのなら、何でもいいというのが本音ですね(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)