2020年09月27日

FC岐阜観戦記2020 第8節 危険は脱した

FC岐阜、先日のカターレ富山戦で、1試合残してはいるものの、前半戦が終了しました。そこで順位を見てきましょうか。


01位 秋 田(40) +23
02位 熊 本(38) +16
=== 昇格ライン ===
03位 長 野(32) +13
04位 鳥 取(30) +4
05位 藤 枝(29) +4
06位 岐 阜(28) +8
07位 鹿児島(27) +6
08位 相模原(26) -3
09位 今 治(25) +4
10位 富 山(24) +8


以上の10チームが概ねJ2に行ける争いをしていると踏んでいます。とはいえ、今年はブラウブリッツ秋田とロアッソ熊本があまりに強過ぎるため、岐阜の順位でも怪しいと言われています。
驚いたのが、新規参入のFC今治が大健闘している点。ヴァンラーレ八戸もそうでしたけど、初年度は思い切った戦術を行っているのと対策を練られにくいのか、いい順位で終わることが多いんですよね。2年目以降は苦しい展開になることも多いので、勝負は来年だと思います。

この順位表を見て、絶対昇格圏内にいる秋田と熊本は落とせないだけではなく、前半で負けたAC長野パルセイロと藤枝MYFCには勝たないと、昇格は無理とも言えます。もちろん、8位にいるSC相模原にもです。
全て勝つのは難しいけれども、負けない戦いをしていくのは、秋田ができたのですから、できないことは無いと思っています。戦力は十分にあるので、戦術面で充実していけば、無双だって可能ですよ。


さて、今回の対戦はアスルクラロ沼津。前半戦は9/6に行われ、1-1の引き分けに何とか持ち込んでいます。前回は沼津らしい戦いができていたと思いますから、今回ホームでそれをやられないようにしないと、勝ちは無いと思います。


SHV47_0402今年の1月に行われた「FC岐阜まつり2020」で撮られた写真ですね。
ゼムノビッチ・ズドラブコ元監督が9/21に休養、9/25に解任されました。あまりの急展開っぷりに、岐阜の危機感を感じることになったわけです。
新しく就いたのが、仲田建二ヘッドコーチ。既に富山戦で暫定監督として指揮を執りましたが、今回は監督として初の試合になりました。とはいえ、富山戦で勝ちを収めているので、連勝を達成するという大変なミッションを抱えての船出となったのです。



SHV47_0410今日は、毎年恒例となった「FC岐阜応援きっぷ」でやって来ました
概要は今年も一緒。名鉄線の切符と名鉄バスの乗車券、そして引き換え券がメインになります。
今回の引き換え品は、アクリルスタンドで、選手・マスコット・応援アンバサダー・応援マネージャーが名鉄の乗務員の姿になっているものです。今回は祭nine.が出演している関係で、女性客が多かったのですが、今回のアクリルスタンド目当てでもあったようで。
で、私が引いたものに入っていたのが、今売り出し中の町田ブライト選手でした。個人的には当たり。うむ、満足じゃ(ニヤニヤ)。



SHV47_0397そして今日は、FC岐阜漢まつりアニサカじゃないのかとツッコみたくなりましたが、今年ばかりは仕方がない・・・。なお、ギッフィーは「ラブライブ!サンシャイン!!」の歌で踊っていた


そんなわけで、最初は飛騨コロッケ本舗から「激辛!コロッケ」
見た感じは、いつものコロッケですが・・・。



SHV47_0400中を見てビックリ仰天!一味粉がまぶしてあるのだ!
この一味粉は、保谷商店という高山で有名な店のものを使っているそうな。



食べてわかった、なかなかの辛さ。結構ピリッと来る刺激的な辛さになっているので、後を引く美味さになっています。これレギュラー化してもいいよね(ニヤニヤ)。


SHV47_04012つ目は、キリンタスの「ジャンボ焼き鳥」
写真ではわかりにくいかもしれませんが、豚ねぎま串よりも大きい物でした。1個1個の鶏肉は豚肉より少し小さいのですけど、たくさん刺さっているので、多く感じられるのです。



こちら、結構いい焼き具合で、焼き目部分が香ばしいものに。もう少しジューシーならなぁと思ったものの、鶏肉の美味さは十分ありました


SHV47_0404最後は、敷島珈琲店の「漢ドッグ」
コッペパンに、唐揚げ・ハンバーグ・ウィンナーが挟まった肉々しい一品です。もう少しで無くなるところだったわい・・・。



この肉々しい味わいがダイナミックだなぁと。唐揚げに掛かったサルサソースやタルタルソースの美味さやウィンナーに掛かったケチャップの甘酸っぱさが、肉の旨さを引き立ててくれるんです。もちろん食べ応えの面では大満足です。


SHV47_0409試合は、いきなり動きました。
この日、前田遼一選手と2トップを組んでいた高崎寛之選手が前半2分に決めたのです。
左サイドから前田選手がクロスというよりも球を出す程度だったんですけど、敵側がクリアミスを犯したことで、高崎選手の真正面にやって来て、一閃あっという間に仕留めてしまったので、いつもの岐阜らしくないと驚愕(爆)。しかし、沼津も気を抜いたというのか舐めて掛かってたのかいなと疑いたくなるシーンでもありました。
そして、前半18分には粟飯原尚平選手のコーナーキックを再び高崎選手が身体(肩のところに当たった球)を張ってねじ込んだものが上手くキーパーをすり抜け2点目に。しかし、どうやら副審がオフサイドかハンドを取りたかったみたいですけど、主審との審議でゴールになりました。サンキュー主審。
前半31分にもセットプレーから前田選手の飛び込んだ得点シーンがあったのですけど、これも副審がオフサイドと取って、今度は主審との審議の結果、オフサイドになりました。いやぁ、絶妙なところにボールが飛んで、絶妙なところに選手が飛び込んだので、100点満点のセットプレーだっただけに残念でした。

しかし、この残念だったプレーが得点にならなかったことで、後々苦しむとは思っていなかったよ・・・。『2-0は危険なスコア』とよく言われますけど、全くもってその通りな展開になったのです。
前半38分にあわやゴールと思われたシュートを放たれ、直後に普光院誠選手のシュートとヤバい展開になっていました。


前半は岐阜のいいところがにじみ出ていたのですけど、後半に入ってからは沼津も切り替えてきたのか、いつもの沼津らしさが出ていたのかなと。堅守でも非常に硬く、速攻でも一気呵成で挑むメリハリの利いたあのチームですよ。去年も一昨年も「ラブライブ!サンシャイン!!」の時しか見ていないけど、ああこれは怖い時の沼津だと思わせるだけのインパクトを放っておりました。
その怖い沼津が見せてくれたのは、後半29(74)分、普光院選手のコーナーキックを途中出場の今村優介選手が頭で合わせて1点差に。その時松本拓也選手とやり合ったようですけど、何だったのかわからなかったですね・・・。

いよいよ危険水域に達した岐阜は、選手交代でフレッシュさを出したものの、なかなか結実しない、もどかしい時間が続きました。沼津の攻勢はだんだんエッジが利いてきて、いつ同点にされてもおかしくない状況でした。
しかし、最終盤の後半43(88)分、柳澤亘選手の縦ポンを相手がクリアミス。そのそばには途中出場の川西翔太選手が待ち構えて、他の選手が上がってくるのを待っていたら、これまた途中出場の富樫佑太選手が受け取って切り込みます。富樫選手は敵の三角形に敷いた守備の中心点にいた、これまた途中出場の中島賢星選手に渡し、スライディングで放り込んだ球がキーパーを抜けてゴールマウスの右隅に飛び込みました。やっと沼津の猛攻をかわし、沼津を突き放すダメ押し点を放てたのです。でも、相手はオフサイドトラップを仕掛けていたんだよね・・・。これはイチバチの賭けだったのかなぁ・・・。

その後も長い長い沼津の意地を見せられたものの何とか試合終了へ。3-1と勝利を飾りました




この試合は、松本選手のいいところも出たんだけど、悪いところも出てしまったなと。
いいところは前半45分や後半15(60)分に代表されるスーパーキャッチ。秋田の守護神として頑張っていた姿を岐阜でも拝めました。足元が強いので、安心して見られる部分も。
悪い部分は、キックの精度が落ちてるなぁと。2度もゴールキックをチョンボしたのは反省点。もし疲れているのなら、サブにいるパク・ソンス選手に任せてもいいと思うの、仲田監督。

試合後、この日はメンバー外だった橋口拓哉選手の誕生日だったとのこと。ケガで出られなかったそうです。しっかり治してほしいから焦らないでほしいのと、前半戦はあなたのおかげで助かっている面もありますから、後半必ずチャンスが巡ってくると思います。
そんな橋口選手にバースデーソングを贈ったのは、何と竹田忠嗣選手。実は、竹田選手の誕生日の時に橋口選手が(いきなり)バースデーソングを歌い出したんですよね。ええ、久世良輔さんの無茶振りですよ(ニヤニヤ)。その時のお返し、いわゆる『アンサーソング』だったんですね(笑)。でもね、これはいい雰囲気じゃないとできないし、よく覚えてたなと。選手同士の繋がりを感じられる素晴らしいエピソードだと思います。ただ久世さん、もう変な無茶振りは止めような(ゲラゲラゲラ)。


これで順位はどうなったんだろうと思って、見てみましょうか順位表。


01位 秋 田(43) +25
02位 熊 本(38) +14
=== 昇格ライン ===
03位 長 野(35) +16
04位 岐 阜(31) +10
05位 藤 枝(30) +4
06位 鳥 取(30) +3
07位 相模原(29) -2
08位 今 治(28) +5
09位 鹿児島(27) +3


富山は相模原に負けたため、昇格争いから脱落したかなと思います。3連敗なので、安達亮監督への不信感も高まって来てるのではと心配です。
岐阜は一気に4位にジャンプアップ。昇格戦線に踏み留まったどころか熊本が負けたため、次の試合で追い抜くことはできなくとも、追い付ける立ち位置にまで近付けました
その次の試合が熊本とのアウェイ戦最後の最後で勝ったホームの復讐を絶対果たしたいと大木武監督は思っているでしょうから、久しぶりのダブルを狙って倍返しといきましょう。


残り17試合、自動昇格への勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)