2022年07月24日

海外の方々の方が危機意識は高かった?

今日(7/24)の夜、鹿児島県にある桜島が大規模な噴火をしたため、噴火警戒レベルを最大の5にすると発表しました。このため、桜島の半径3kmで厳重警戒に至り、それを聞いた住民が、いそいそと非難する姿が印象的でした。過去にも今回ほどではないものの、大規模な噴火があり、火口から溶岩の噴き出す写真も見たことがあります

その前日、J3リーグの鹿児島ユナイテッドFC×SC相模原の試合が行われていました。そのキックオフの時に、桜島が噴煙を上げているシーンを見て、海外の人達が狂気の沙汰だとフェイスブックを中心に発信していたのです。映画のようなシーンだと言っていたのは、まだかわいい方で、中にはスタジアムに人が残っている、信じられない光景だと避難しなくて大丈夫なのかと心配しているような声もあったようです。


この一件を思うにつけ、海外の人達の方が危機意識は高かったんだなと正直思いました。もちろん、桜島が大きな噴火を起こすことが、ここ最近なかったのと、このレベルの噴煙だけを上げているだけなら大丈夫だと慣れっこになっているのも一因なのでしょう。必ずしも警戒し続けることが間違いだと思わないし、慣れっこになることが間違いだとも思えない何かしらいつもと違うと思ったら、程よく警戒するという格好が一番いいのかもしれません。


ちなみに、鹿児島の人達は地元の天気予報で桜島近辺の風向きや風速を気にしているそうです。降灰の予測に使うためで、状況によっては晴れていても洗濯物に灰が付くことを恐れて、屋内に干すか洗濯そのものを止めるのだそうです。また車に付着すると故障の原因にもなるそうで、雨の時に灰が残っているとぬかるみになる・・・なんてことを小学校の時に取っていた学研の付録本で読んだことがあります。もう30年以上前の本ですけど、今でも通じる話なのかなと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)