2022年12月16日

さようならドンペン→帰ってきたドンペン

ドン・キホーテのマスコットとしてあまりに有名なドンペン。彼はペンギン型マスコットとして1998年に登場。以降は、ドン・キホーテでお手伝いとして働くこととなり、お客からも愛されるキャラになりました。後にドンコという女性キャラも登場し、仲睦まじい姿も見せていたようです。
彼がマスコットとして着任して四半世紀が経過し、遂に上層部から新しいマスコットに変えようという動きが出たようです。今日からドンペンに代わり、ド情ちゃんというキャラに変わることになりました。
このド情ちゃん、現在のドン・キホーテのプライベートブランドである情熱価格から来ており、『ド』の字に手足が生えているという何とも奇抜なキャラ(汗)。2021年2月24日生まれと結構新しく(恐らく情熱価格の始まった日と思われ)、『ド』にしか聞こえない独特の言葉で、必死に情熱価格をPRする(ただし、普通にしゃべれる説もある)、皆を驚かせたり楽しませたりするのが好きなのだそうな。
しかし、この発表以降、ドンペン続投を求める声が高まった他、ドン・キホーテの運営元(親会社)であるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの社長でさえも、この事実を今回の騒動で初めて知る有様。結局緊急会議の結果、ドンペン続投となりました。ドンペンは帰って来たのです。


結果的にドンペンは、今後もドン・キホーテで頑張ることになったのですが、この一連の騒動は炎上商法の一環だったのではと言われているのです。ただ、ドン・キホーテは、交代は事実と否定はしているんです。それでも炎上商法と言われるのには、以下の理由があります。

まず、ドンペンのラストメッセージとされるイラストの文章、横読みすると『たたかいます』となり、ド情ちゃんの紹介メッセージとされるイラストの文章も、横読みすると『こちらはほんき』となるのです。つまり、一方がいなくなり、一方が生き残るというふうではないということにも採れるのです。また、発表前日早朝に公式ツイッターにマスコット交代なんて何考えてるんだ・次のマスコットも草(恐らく酷いというニュアンスと思われ)という旨のツイートが挙げられ、その後すぐに不適切なツイートとして削除されました。このことから、炎上商法の伏線だと思われることとなったのです。


いずれにしても、ドンペンを続投させたドン・キホーテの判断は、正しいと思います。彼がお客にとても愛されていたことを実感したと思うし、新しいキャラはイマイチの可能性があっただけに、このまま突っ走っていたら、ドン・キホーテの経営も傾きかねない可能性も、大げさかもしれないけど、あったかもしれません
そして、今回の件で安易なキャラ変更は災いの元になりかねないということ。やるなら根回しと土壌をしっかり固めてから行うべきだったなと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:23Comments(0)