そんな崎陽軒ですが、ここ数年は値上げラッシュだったんですね。2014年(つまり10年前)は「シウマイ弁当」が770円(税込)でした。しかし2022年に900円(税込)、2023年に950円(税込)と1年毎に値上げしていたんです。そして今年遂に1000円の壁を越え、2025年2月より1070円(税込)になるそうです。
原因は、飲食関係のご多分に漏れず、原材料費の高騰だそうで、特に国産米・豚肉・干帆立貝柱が大きいようです。米なんて卵のように昔は値上げの波に動じることはなかったのにね・・・。今はどっちも値上げにさらされてしまった(泣)。
この値上げは「シウマイ弁当」に留まらず、崎陽軒の商品のほとんど(159品目のうち113品目)が対象となり、例えば「昔ながらのシウマイ(15個入)」は40円増の700円(税込)、「炒飯弁当」は70円増の1050円(税込)になるそうです。
1000円の壁といえば、ラーメンでよく言われていましたけど、駅弁にもその流れが・・・とは思ったものの、元々駅弁って軽く1000円を超えてるんですよね(泣)。駅弁における1000円の壁なんて、ちょっとした土塁レベルで、容赦なく越えられそうだわい(苦笑)。<人によっては躊躇するって感じか。
そう考えると、崎陽軒の弁当やシウマイなどは、良心的でお買い得だったんですな。名古屋人の言う『お値打ち』ってやつですわ(ニヤニヤ)。だけど、それではやっていけないレベルになったので、足並みを揃えたと見られてもおかしくないでしょう。実際は苦渋の決断だと思いますし・・・。
人によっては、おいそれと買えなくなってしまったかもしれません。それでもまだ買おうと思うかもしれません。この値上げで、崎陽軒のクオリティが落ちなければ、これまで通り売れていくものだと思っています。

