2024年04月12日

春の新アニメ2024 その14 無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜(第2クール)

春の新アニメ2024、14回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で始まり、後にKADOKAWAの関連会社になったメディアファクトリーのレーベルであるMFブックスから刊行されている「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」の第2期「無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜」の第2クールです。
今回は第2期の第2クールになるのですけど、実質的にはもう第4期のクラスになってくるんですね。いよいよ青年期のヤマ場に当たる部分が放送されるとあって、ファンの方々には待ってましたと思っている人も多いのではないのでしょうか。


あらすじは続きモノなので無し。紆余曲折を経て、幼馴染みとの婚約を果たした主人公が、結婚するために新居を探すところから始まります。


今回は夢のマイホーム探しということなので、出てくる人間は限られています。メインは主人公とその友人(先輩と弟子)。前期の最後で幼馴染みとの婚約を決めたのはいいのですが、今住んでいる世界の結婚の作法を知らなかったので、友人に相談したところ、まずは家だろうということで、家探しになったんですね。
この家探しは、3人の友情関係がよくわかるし、特に自動人形を見付けて目を輝かせている弟子の力強さが印象的な回にもなりました。私が何とかしたいと言って主体的に動く姿を見られるだなんて、かなり人間として成長しているなと。
この回は一部の人間だけ大きな動きがあっただけで、特に何かしら気になるものは無かった、実に平凡な平和的な回でしたね。今までがあまりに激しい展開だっただけに、何か今回は落ち着いて見られるのかなと思っています。

あとは、通算で4期になるこの作品、新規視聴者はなかなか話が掴めないと思うので、気になる方は、過去の作品をご覧下さい・・・と言うしかないのか(汗)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:57Comments(0)

2023年07月05日

夏の新アニメ2023 その4 無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜

夏の新アニメ2023、4回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で始まり、後にKADOKAWAの関連会社になったメディアファクトリーのレーベルであるMFブックスから刊行されている「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」の第2期「無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜」です。
第1期は前後半に分かれた分割2クールで2021年に放送されました。今年の春に放送時間を分割しての再放送が行われていましたね。ゆえに、かなり期待されているのでしょうけど、一部作品を知っている人達からは、一番盛り上がりに欠ける部分がアニメ化されるという批評が出ております。ただ、個人的には、その主人公達の人生を知った中で一番苦しい部分を見ていくからこそ、後の展開の面白さがわかるのではないかと思っており、第2期のCMを見ていても、そんなに面白くなさそうとは思わず、いい人間ドラマが見られるのではとさえ思ったほどです。アニメで人間ドラマが見られるのは、相当稀有です。面白くなりそうですよ。


あらすじは続きモノなので無し。主人公達の住んでいたところが消失してからしばらく経ったところから始まります。


今回は主人公の話は脇に置かれ、主人公の幼馴染みが主人公に据えられているようです(主人公は恐らくもう少し先に出てくるので、今回は脇役を掘り下げるというふうなんでしょうね)。

一部先述しましたが、彼女は主人公達の住んでいたところが消失した際、空中に放り出され、自由落下中という、常人なら死を受け入れざるを得ない状況になっていました。ところが、魔術が使えたことによって、とある王家の娘(後継者候補)の家に落ち、救われることになるんですね。ただ、身分を隠し、男装して過ごすことになる条件付き(そうしないと不法侵入者として犯罪者として引き渡さないといけないため)で過ごすことになります。
その苦しい過程を30分という中に凝縮して描いているのですから、やはり編集能力と見せ方は一級品ですよ。見ていても30分経ったことがわからないくらい。もう終わりなのかと思わされるほど。

ただ、これは前期をしっかり見ている人だからこその感想いきなりここから見る人がいたら、何が何だかわからない、もしかしたら彼女が主人公なのではと誤解されかねない。そう考えると、今からでも遅くはない。前期の放送を見てほしいです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2021年10月05日

秋の新アニメ2021 その3 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~(第2クール)

秋の新アニメ2021、3回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で始まり、後にKADOKAWAの関連会社になったメディアファクトリーのレーベルであるMFブックスから刊行されている「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」の第2クールです。
前半戦になる第1クールは、今年の冬(1月~3月)に放送され、夏に再放送されました。そして、今クールからテレビ愛知・J:COMテレビ・AT-Xでの放送が決まりました・・・ってやる予定だったら、第1クールもやってもらわないと(泣)。テレビ愛知以外は日曜の放送から遅れての放送になりますけど、いい作品なので、見られればよしと思います。


あらすじは続きモノなので無し。いよいよ港町に着き、渡航する準備をしていたところ・・・というところから始まります。


やはり前半戦を見ていないと、各キャラの立ち位置が少々わかりにくいのかなと。しかしながら、前半戦をしっかりと見ている人達には、ああやっぱりなという部分というのか、前半戦でデッドエンドの関係性は解決したんじゃないのかとツッコみたくもなってきた(爆)。
仲間の一人が他の種族から忌避される種族の人間だったため、渡航料を吹っ掛けられ、その資金を工面するために最終的には主人公が犠牲を払って・・・となった時に、彼の人がブチ切れ、腹を割って話すという流れ(その間に新たなキャラが登場するとかあるけど割愛)なんですけど、それは前半の終盤で何度も見せられ、その後、前半最終話で彼の人が頭を丸めて解決したんじゃないんかい、ワレェ・・・となったんですわ。それだけ根深い問題なんだなと思うと同時に、貴重な話数を1話割くなと言いたくもなった(苦笑)。
ただ、それだけでこの作品は駄作だというのは早合点で、きっとよくなるに違いない・・・と思ってるのも早合点なのか(ニヤニヤ)。
とりあえず、今後の展開次第ですね。前半戦が見られなかった地域の人達は、できることなら配信で追い付いて下さい。それだけの価値のある作品ではあると思ってますから。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2021年02月04日

冬の新アニメ2021 ベスト

冬の新アニメ2021、今回はベスト作品の紹介です。
今期は、結構いい作品揃い。正直セレクトするのが困難なくらい素晴らしい作品が多かったです。
個人的には、今期はほとんどの作品で1作品1作品の評価を改めてしたいと思わせるほどのハイクオリティな争い。色々言われている作品もありますが、それを差っ引いても作品としての面白さはよく出ていたのもありました。こんな展開は久しくないぞ。


では、見ていきましょう。今期もベストは上位3作品と次点1作品の紹介になります。


今期のベスト作品、迷いに迷って・・・と言いたいところですが、やっぱり頭一つ抜けた感を残していた「蜘蛛ですが、なにか?」でしょう。
主人公は最弱ながらも機転と知恵を生かして困難を抜けるという点とそれが見事にハマった時の爽快感、そして何より蜘蛛のアクティビティさでしょうね。アクティビティさは本編だけでなくエンディングにも垣間見えます。またオープニングもいいデキなんですよね。作品の展開も最弱ながら少しずつ強くなっていく展開が彼女に応援したくなる部分でもあります。
人間パートが蛇足という人もいますけど、世界観を示すためには重要ですし、蜘蛛の展開はダンジョンばかりという人もいますけど、それだけ気を抜いたら即死に繋がる場所を懸命に生き抜くというたくましさも見られます。個人的には「盾の勇者の成り上がり」がいい作品だと思った人にオススメです。

2位は、「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」
主人公は、それって何て野原しんのすけとかツッコみたくなったけど、魔法の素質は天下一品です。前世の記憶のおかげで完全無欠かと思ったら、前世の記憶に引きずられて一歩を踏み出せないという前世の後悔から自身を変えようとしたのに、その前世のトラウマに束縛されるアンビバレントさが、この作品のアクセントになっていましたね。そこを救った師匠(女性)の懐の深さは、魔法力で主人公に追い抜かれても、主人公は彼女のことを一生慕い続けるでしょうね。ええ、盗んだパンツをご神体にして(ギャハ)。
惜しむらくは、独白部分がどうしても「涼宮ハルヒの憂鬱」へ引きずられる点でしょうか。杉田智和さんもそのあたりをふまえてナレーションをしているのでしょうけど、どうしてもね・・・。

3位は、「俺だけ入れる隠しダンジョン」
クソアニメだとか見ていて腹の立つ作品とか悪評が多いですけど、ハーレムアニメの王道とも。
主人公のある意味ラッキーハーレムな展開は、逆に見ていてすがすがしい。しかもエロいわけではなくて、勝手に呼び込んでしまっているのだから罪はないと思うよ(ニヤニヤ)。
結論から言えば、頭を空っぽにして見られる、主人公とヒロイン達のキャッキャウフフは、傍から見ていて、うらやましいというよりも、もはやすごいレベルになってしまってますわ(爆)。そして、主人公が得た能力を上手く使って構築ないしは再構築していく部分とかは、視覚的になっているのでわかりやすい説明には時間を割いて詳細にやっているので、アニメとしての作りは結構丁寧だと思います。見た目はバカっぽいけど、アニメとしてのクオリティ(画質ではなく構成の面)は高いぞ。

次点は、「弱キャラ友崎くん」。ホント、続編も含めたらどれも評したいところだけども、次点候補の中で、いの一番にと言われたら、この作品でしょう。
ヒロインからレクチャーを受けて、陰気な主人公が陽キャラに不器用ながらも少しずつ変身しようとしていく様が、よくわかるように作られていましたね。しかし、この陽キャラにする過程、つまり彼女がレクチャーしている部分というのは、クラスに馴染むためのイロハ的なものとしてやっていますが、実は就職面接とかアルバイトの面接とかにも生かせる部分もあるんですね(例えば、見た目で決まるという話とか姿勢を正すと印象が変わるとか)。ゆえに、就活生とかアルバイトをこれからやろうと思っている若人は、彼女のレクチャーは結構有益なので、実践できたらしてみるといいかもしれない。ということで、作品の面白さと道徳的な教育素材に使えそうな部分を評価して次点に据えました


次回はワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2021年01月14日

冬の新アニメ2021 その13 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

冬の新アニメ2021、13回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で始まり、後にKADOKAWAの関連会社になったメディアファクトリーのレーベルであるMFブックスから刊行されている「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」です。
この作品は前評判も高く、CMもまま打たれていたことから、期待している人が多いことでしょう。ただ、いわゆるなろう系の作品でもあるので、食傷気味になっている人も多いのでは。そんな人達も見たいと思わせる作品になっているのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は日本で暮らす34歳無職で20年以上の引きこもり歴を持っていた男。男は、あることをきっかけに家を追い出され、その後トラックにひかれそうになっていた高校生3人を助けようとするものの、それにより死ぬことになる。


目が覚めたら、彼は見知らぬ人間に抱き上げられる。そして自分が赤ん坊になっていることがわかる。さらに後に、彼は異世界に転生していることもわかる。時が過ぎると、自分自身に強大な魔力が備わっていることもわかるようになった。

5歳になったある日、秘かに魔法の練習をしていた時、中級魔法を使ったことが両親にバレたものの、類稀なる素質を持った息子に狂喜する母親によって家庭教師が就くことになったのだが・・・。



というふう。


・・・アカン、この主人公アカン(爆)!見た目は子供、頭脳は大人なアイツの臭いどころかケツ出し星人が得意技(笑)のアイツの臭いまでしているぞ(特に母親やメイドを性的眼差しで見ている時やパンツをかぶってニヤけているシーン)!まぁ、そのおかげで異世界に行っても常人以上の能力を発揮できるのかもしれないのですけどね。

1話は、あくまで異世界に転生した主人公の能力醸造期間に充てられた格好。その間にメイドが不審がったり、両親はさかりの付いた犬になったり(爆)と様々なバックボーンが垣間見えますけど、一番は家庭教師の魔術師ですかね。
・・・オマエ、シャミ子やろ(ギャハ)!<他の作品の役どころで呼ぶのは止めましょう。

で、主人公の独白(心の声)部分がキョンだよ!キョン!<だから、他の作品の役どころで(以下略)。
・・・まぁ、独白なら彼という見方なんでしょうけど、ちょっと安直過ぎないかとも。ここは少し冒険してもよかった気がするんだよね。


話そのものは面白いし、なろう系ということを忘れさせます。突出した能力に嫌味がないからというのがあるのでしょう。ただ、主人公のエロスキルがどこかでフル出力されないか心配(爆)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:31Comments(0)