
味に関しては、出汁に天丼は合うけど、サクサク感を求めている私のような人間には、しんなりしてしまう天ぷらはいただけないなと思ってしまう(苦笑)。出汁を吸って美味しくはなるんだけど、やっぱり天ぷらはサクサクがいい。あとは、出汁を掛ける関係上、天つゆは掛かっていません。もし、別々で頼んだ場合、出汁と天つゆがケンカするんだろうなと推測。そして、出汁を掛けると、濃いめの味わいが薄まる不思議。これは、うな丼の時にも感じたんだよねぇ・・・。

こちら、「牛丼」だけの場合には乗っていないしょうがが乗っているんですけど、実はだしを掛けて食べた時、出汁汁を飲んでもしょうがの味わいが結構強いんですよね。出汁の味が一気に消し飛んでいます(汗)。牛丼の風味そのものは、甘めの味付けで、ご飯と一緒に食べると美味しい。でも少し脂っこいかなと思った時には、さらさらと入っていきそうですね。これはこれでオススメです。
総じて、「くら出汁シリーズ」の丼は、元がいいのもあって、クオリティが高いね。100円で頂けるわけではないけど、払ってでも食べたいと思わせるし、平日の昼間に寿司は食いたくないけど・・・という時にも行きやすくなりましたわ。

「くら出汁シリーズ」は丼以外にも。それが「くら出汁 たこ焼き」。
出汁汁の中にたこ焼きが数個浮かんでいるというふうで、価格は150円(税別)。明石焼のような感覚というとわかりやすい(もちろん明石焼とは違うのだが)。
出汁の味をストレートに感じられる、一番いい食べ方ですね。たこ焼きそのものは、まぁ普通です。もうちょっとたこが大きければなぁ・・・。

