2023年02月20日

【本当の】キハ85(特急ひだ)の乗り納めをしてきたよ 後編【ラスト】

飛騨古川駅からどうやって名古屋に帰ろうか。家にいた時から散々悩み尽くし、結果、どうせここまで来たのなら、高山本線を北上して富山まで行ってしまえと思うように。富山から高速バスに乗って帰ろうかとも思ったのですが、少しだけの滞在なら金沢まで行ってみようと思ったのです。そう思ったのは、後程書いていきます。


SOG03_135423さて、飛騨古川からくねくねしながらも北へ進むと、写真のように国道と並走する場面に遭遇します。しかもそばには宮川が流れているというシチュエーション。この宮川、富山県に入ると神通川という名前に変わるのは、まま有名な話かと。



SOG03_135603さらに進むと、このような雪除けが道路上に設置されるようになります。それだけこのあたりが豪雪地帯なんだと痛感させられるわけです。もちろん、鉄道側にも同様の措置が取られている場所があります。だいたいトンネルの前にあることが多いですね。



SOG03_140008さらに進むと、こんなところもあった。
澄んだ水が溜まっていて、結構神秘的。



SOG03_140018奥飛騨も雪が積もってたけど、富山に近付くと、その雪の量がさらに増していく。東北とかに比べたら、そんなに多くないんでしょうけど、このあたりで豪雪地帯といえば、北陸と奥飛騨になるんだよなぁ・・・。



SOG03_141420雪景色を堪能していると、ひだは飛騨を越え、富山県に入ります。
その駅の一つ、猪谷駅この駅はJR東海とJR西日本との境界駅ですが、JR西日本の駅になります。
しかしながら、住民はあまりいない車掌の交代くらいしか見どころが無いと言ってもいいかも(苦笑)。



まさかのキハ85連チャンで高山本線を乗り通すことになる(いや、大阪~富山を駆け抜けた(爆))とは思わなんだと思いながら、富山に着いてからは、すぐに乗り換え列車が5分ほど遅れていたというのもあったんですけど、ここから高速バスで金沢に向かうことにしたからというのもあるのです。

富山から金沢へ向かうルートは多彩で、早い順に、新幹線→在来線(あいの風とやま鉄道)→高速バス(富山地方鉄道)となります。値段は早い順とは反比例になるのも面白いところで、つまり、高速バスは一番遅いんだけど、運賃は一番安いんです。とはいえ、在来線よりも40円しか変わらないというのは内緒(苦笑)。
で、乗ってる人数は、やはり一番多いのが在来線新幹線も多いんでしょうけど、ピストン輸送になるつるぎを見ていないので何とも。恐らく在来線よりかは少ないのではないかと思われます。一方で高速バスは、トランクを使わないでキャリーケースを迎え入れていることから、そんなに多くはないと思われ。案外知られていない可能性もあります。
ちなみに、高速バスには珍しく、優先席というのがあります先頭の左側の2席だけですけど、配慮された席があるのは、高齢者にとっていいのかもしれないですね。


SOG03_162347金沢に着いたけれども、こちらも滞在時間は短め。そんな中でもバスの中で食べる食事代わりのものと、この写真を収めてきました。
石川県出身の3力士ですね。ウチの母親が遠藤関のファンですが、まぁ肝心なところで勝てないといつも嘆いて見ておりますわ(苦笑)。



その後は、北陸自動車道・名神自動車道・名古屋都市高速で名古屋に帰ってきたんですけど、懸念していた雨に降られることはほぼ無かったですね。降られても霧雨以下のレベルだったので、濡れたというふうでもない。それでもバスに乗っていた時は、ワイパーが頻繁に動いていたので、高速道路だったことを差っ引いても、まぁまぁの降り方だったのかもしれない。ただ、北陸地方は雪になりやすいところなので、雪じゃなくてよかったと心から思ったのも事実。冬の北陸は、その面でリスキーだ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2023年02月19日

【本当の】キハ85(特急ひだ)の乗り納めをしてきたよ 前編【ラスト】

以前、美濃太田駅までキハ85の乗り納めをしてきたと言ってましたけど、最後にこんなことも言いました。もう1回乗る予定がある、と。
実は、通称「大阪ひだ」を走るキハ85も3/18のダイヤ改正でHC85に切り替わってしまうのです。もっと言うなら、特急南紀に走るキハ85も7月までには切り替わってしまうとのことなので、ホントの意味でキハ85は無くなってしまうんです。ゆえに、いっぺん「大阪ひだ」を乗っておこうと思い立ち、切符を抑えたのです。まぁ、これにはいろいろと言いたいことがあるのですけど・・・。


SOG03_053735ということで、大阪発の特急ひだに乗るために、夜行バスでやって来ました大阪駅。
写真は、もうすぐ運行開始のうめきた新駅の広告既に路線の付け替えは終わっており、新駅の全容も今なら通過という形で見られます。なお、新駅開業は3/18とダイヤ改正と同じ日になるんですね。



SOG03_063156大阪発の特急ひだというのは、朝の1本のみという非常に乗りにくい列車で、帰りは高山から夕方1本のみというこれまた乗りにくい列車でもあります。わざわざ大阪で特急ひだに乗らなくとも、東海道新幹線で名古屋経由で行けばいいという見方もできるのでしょうが、なぜか廃止の危機は起こっても、継続となっているんですよね。今回のダイヤ改正でも生き残り、HC85に切り替わって運行となります。乗る人も多いのよ、なぜか。
なお、平日は7時台、土休日は8時台と運行時間も大きく変わります新幹線で来ても始発に乗れば、間に合うことは間に合うのですが、特に平日は乗車時間ギリギリになるので、迷ったらアウトなのよ(泣)。



SOG03_075424そして、やって来たキハ85。この姿を大阪駅で見られるのもあと1ヶ月を切りました。
座る座席は自由席だったんですけど、こうなったのにも訳があり・・・。

話は今回の切符が取れる乗車1ヶ月前の話。前の方に乗りたいとJR東海の社員に頼んだら、先頭は自由席ですねと言われ、そのまま買ってしまったのです。しかし、特急ひだは特殊運行している列車の一つで、岐阜方面に向かう列車は、4両編成なら4両目が先頭なのです。しかも名古屋から発車する列車と違い、スイッチバックが無いので、そのまま走ることになってしまうのですよ。つまり、JR東海の社員でも、ひだの走行構造をわかってないので、先頭に乗りたい場合は、ちゃんと調べておけよいう話(泣)。

でも、ただでは屈しない。席をひっくり返して後方展望にしたのです。JR東海(岐阜以降)に入ると、席の向かい合わせは止めなさい的なアナウンスがしつこいほど流れるのですけど、JR西日本では無いんですよね。なので、悔いの無いように、こうしたわけです。怪我の功名とは、これいかに。



SOG03_105341こちらは、飛水峡岐阜県加茂郡七宗町にある渓谷です。切り立った断崖は川の流れの険しさを表すもので、日本の川の特徴を示しています。



SOG03_122132飛騨地方に入ると、雪が多くなってきました。気温としてはそんなに寒くなかったのですから、「残雪多く残りても、春遠からじ」・・・と言ったところでしょうか。まぁそんなことは無いか(ニヤニヤ)。



SOG03_125949列車は飛騨古川駅までやって来ました。大阪発のひだは、高山駅までなので、途中で切り離し作業が行われます。逆に岐阜駅では連結作業が行われるのですが、かなりイレギュラーな接続方法だったりする。
高山駅での切り離しは、停車時間の短さもあるので、飛騨古川まで目指す場合、恐らく降りて見ることはできないので要注意。ということで、飛騨古川までは名古屋発のひだに乗らないといけないわけですな。そのため、今回買ったきっぷは、飛騨古川まで乗車券と特急券は買ったけど、岐阜から飛騨古川までは指定席にしたわけです。


飛騨古川にやって来た目的は、「君の名は。」の巡礼・・・というのは、表向き(爆)。真の目的は、ひだコロッケ本舗の本店に行くためですわ(ニヤニヤ)。
とはいえ、「君の名は。」の聖地巡礼を欠かすのもどうかと思い、一番有名な飛騨古川駅からのあの眺めを収めておくことに。
こちら、2番線に停まっている車両が本来なのですが、それは結構な難度だったりします。1番線に停まっている車両を収めるのが精一杯です。



SOG03_132017じゃあ、2番線にはいつ列車がやって来るのか・・・と思い、時刻表を見てみると。まぁスッカスカ(ギャハ)。



SOG03_132025で、いつなのか。
毎日午前9時58分発の高山行きが唯一2番線に停まる車両なのですよ。とはいえ、基本的にその時間に来るのは無理なので、前泊で向かうしかないのですよ(泣)。あとできそうなのは、高山まで夜行バスで来て、そこから一番で飛騨古川まで向かえれば、ワンチャンあるかな・・・。



ひだコロッケ本舗に行って、コロッケを買ってきた後、再び特急ひだに乗って、今度は富山に向かうのですが、その先の話は、次回に。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)

2023年01月26日

キハ85(特急ひだ)の乗り納めをしてきたよ

SOG03_104200もうすぐ飛騨路からキハ85がいなくなります。
今まで特急ひだとして飛騨路を走り抜けてきたキハ85。その雄姿も3月いっぱいになる予定です。去年から置き換えられ始めたHC85に変わってしまうからです。
そのキハ85は、JR東海が開発した気動車(ディーゼルカー)で、大きな前面展望を持ち、ダイナミックな走りで、鉄道好きを魅了してきました。そうでない人達も、この列車が好きな人がいたのではないのでしょうか。



SOG03_104339車内は、ワンステップある造りになっており、写真のような1人掛けのいすになっているところもあります。もうくたびれてきていますが、座り心地は今走る列車のそれよりも快適だったりするのですから、不思議なものです。



SOG03_104943特急ひだの特徴として前面展望を挙げましたが、名古屋~岐阜は、名古屋出発の場合、後方展望になります。というのも、岐阜駅でスイッチバックをするからです。この際、最後尾だった車両が最前列の車両に早変わりし、さらに眺めのいい景色になるのです。
そして、こちらは名古屋駅を出てすぐの景色。リニアの工事が行われている真っ只中ですよ。



SOG03_105810こちらは、尾張一宮駅前の高架
特急ひだは、一部を除いて尾張一宮駅も通過するんですね。名古屋~岐阜の最高時速が120km/hと気動車では結構早いスピードでかっ飛ばすのです。岐阜駅以降では最高でも110km/hだったと思うので、この速度を体感できるのは貴重です。キハ85は他の路線(関西本線→紀勢本線など)も走ってますけど、120km/hで走るのは、関西方面からやって来る時だけだったかと。ただし、110km/hでも結構速く感じるのが不思議120km/hでも速く感じないのはもっと不思議(ニヤニヤ)。



SOG03_111934こちらは、鵜沼駅に向かう途中で見られる犬山城。ええ、国宝ですよ。日本でも珍しい木造建築のお城ですよ。
本当なら名古屋城も木造建築で残っていたはずだったのに、戦争で焼けてしまったのが残念なところ。残ってたら国宝を通り越して世界遺産にまでなっていたらしい。



SOG03_113252今回は、FC岐阜のイベントのために乗ったのもあるので、美濃加茂駅で降りることになりました。
そこに停まっていたのが、長良川鉄道の列車。観光列車のながらではなかった(泣)。



SOG03_113352最後尾になった1号車も前面展望だったんだね。
この列車は、飛騨路を越えて富山まで向かいます。



SOG03_113453美濃太田駅には、かつて駅弁を販売していた店があったんですけど、運営者の高齢化で辞めてしまったんですね・・・。売り上げも落ちていたようですし。



一応乗り納めとは言ってますが、実はまだもう1回乗る予定を立てています。もう既に切符は抑えた。行く日時も決まっているので、後はその日を待つだけなのだ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:23Comments(0)