ということで、翌日になりました。
朝一番の特急に乗って、ひとまず小倉(北九州市)にまで向かわないといけないので、そそくさとチェックアウトを済ませ、やはり宮崎駅前のセブンイレブンで飲食を調達する。
そこで買ったのは、「大盛高菜スパゲティ」。九州といったら、高菜でしょう(ニヤニヤ)。
こちら、程よく油が回っていることもあって、ツルっと食べられちゃいますねぇ。でも、そんなお行儀の悪い食べ方はしない(ニヤニヤ)。ちゃんとフォークで巻いて食べますよ(笑)。逆に言えば、それもしやすいように設定されているとも。
そして、洋の料理なのに、味わいは和風。先程の油はツナが入っているからなのかな。それに加えて高菜の油とねぎが見事に絡み合って、見た目ほどクドくなく、高菜のピリッとした風味とツナから出る旨味がいいですなぁ。
今回乗った特急は、にちりんという宮崎~大分を走る列車。最初指定席の切符を取ろうと思った時は、完売となっていたものの、前日にみどりの窓口で聞いてみると、あっさり予約が取れた(苦笑)。さぞかし混んでいるんだろうなぁ・・・と思ったら、思っていた以上にガラガラ。途中、日向市・延岡・佐伯といった大きな都市を停まるものの、そんなに乗ってる印象は無かったなぁ・・・。何で完売だったんだろう。
ちなみに、指定席は1両の半分という設定で、それが2両分ありました(編成は4両だったはず)。つまり、指定席は実質1両分あったことになります。そしてグリーン車もありましたよ。こちらは1両の半分になっていて、専用の扉があって隔離されているんですね(ニヤニヤ)。このあたりの列車は、モノによっては個室もあるそうなので、日向灘の景色を堪能したいなら、個室が一番いいんじゃないかなとか思ったり。
およそ3時間を掛けて大分駅に到着。数分のトランジットで、今度は特急ソニックに乗って行きます。この乗り換え、数分と短いものの、対面乗り換えなので、余程のことが無い限り、乗れなかったということはないでしょう。
そういえば、大分に来るのは随分と久しぶりだなぁ・・・。2019年以来か。コロナ禍とJ3降格もあって、大分県は、すっかりご無沙汰になってしまった。小倉方面から来る特急は、石丸謙二郎さんのナレーションが、大分駅に入る前に聞けるんですよね。
乗り換えた特急ソニックは、大分~博多を走る列車ですが、小倉でスイッチバックする列車でもあります。こちら、博多まで乗り通す人よりも小倉で新幹線に乗り換えたい人の方が多いのかなと。
そんな小倉・博多方面のソニックに乗ると見掛けるのが、USA駅こと宇佐駅(笑)。DA PUMPの♪U.S.A.を思い出す人が多いでしょうけど、私には苦い思い出が(苦笑)。
その昔、仕事でやらかして、ここから豊後高田市にある会社まで行かないといけなかったということがありまして・・・。もちろん宇佐駅からタクシーですわ(泣)。しかも夜行バスで北九州まで前乗りして、そこから一番早い特急ソニックで宇佐まで行ったんだよ。朝一(確か8時半)に間に合えという指令を出されたので、この手段になったのだ。
そして、中津駅に着くと、ビルに福沢諭吉のポスターが貼ってありました。「不滅の福澤プロジェクト」の一環らしい。そういえば、1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に替わったんですね。長年日本のお金の顔として頑張ってきました。お疲れ様でした。
さぁ小倉駅に着いたけど、新幹線の乗り継ぎ時間があまり無いのにもかかわらず、ぷらっとぴっとに行って、「かしわうどん」を食らっていた(爆)。夏なのに、アツアツのうどんだったよ(汗)。「かしわうどん」には冷やしの概念は無いのか・・・。
とはいえ、この先名古屋まで長丁場になるので、おにぎり一つだけ買っておいた。セブンイレブンの「大きなおむすび のり佃煮」です。
佃煮の甘辛な味わいとほんのりとしたしょっぱみの付いたご飯が、実にマッチしていていいですなぁ。日本人に生まれてよかったと思うことの一つが、佃煮のおにぎりを食べた時でしょうかねぇ。
朝早く宮崎を出たとはいえ、名古屋に着いたのは昼過ぎ。やはり東九州に新幹線があれば、もう少し早くなるのかしら。だから、作るならB&Sみやざきのルートよりも特急の走るルートだろうなぁ。
それでも、このルートは風光明媚なところを走るので、また乗ってみたいと思いました。何せ地に足が付いているからいい(ギャハ)。<北の将軍様かよ!