2022年01月12日

冬の新アニメ2022 その9 現実主義勇者の王国再建記(第2期)

冬の新アニメ2022、9回目は小説家になろうが原作で、後にpixivを経て、オーバーラップのレーベルであるオーバーラップ文庫から刊行されている「現実主義勇者の王国再建記」の第2期です。
地味な作品なので、これが何で2期なんだろうと思った人もいたことでしょう2期決定には2パターンあり、視聴者の人気に後押しされて決まるパターンと元々2クールで制作するものだったというパターンがあり、恐らく今作は後者になると思われます(前者の場合は、制作期間がかなり開くことが多い)後者の場合は評価もあまりよろしくない傾向があるのですけど、この作品は、どうなんでしょうか。


あらすじは続きモノなので無し。公国との戦争に勝った主人公が、帝国に助けを求めた公太子と帝国皇帝の妹との戦後交渉を行うところから始まります。


・・・やっぱり地味だねぇ(苦笑)。派手さは無いのだけど、一つ一つ基礎から作り上げていく感じの作品なのかな。ただ、2期になるので、1期を見ていないとわからないのは、正直辛いところ。しかも初回は戦後交渉のところなので、さらに派手さはない次回もその交渉事なので、物事が動くさまは見られるけど、アクション的な要素はほぼないと思われるので、単調になってしまわないか心配です。


個人的には、悪くない作品なんだけど、見る人を選び、下手をすれば単調に陥りかねない展開な作品だと思っています。1期の終盤は戦闘シーンとかの見どころはあったんだけど、元々そのような展開になりにくい作品なんだよなぁ・・・。興味があったら第1期から見てほしいです(アニマックスで正月に一挙放送があったようなのね)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2021年07月07日

夏の新アニメ2021 その5 現実主義勇者の王国再建記

夏の新アニメ2021、5回目は小説家になろうが原作で、後にpixivを経て、オーバーラップのレーベルであるオーバーラップ文庫から刊行されている「現実主義勇者の王国再建記」です。
小説家になろうでの刊行が行き詰ったのは、作者のコメントのレスポンスに問題があった(替え歌で答えたのが、著作権法違反に問われたため)ことでバン(削除)されてしまったかららしい。そのためpixivで続きを刊行し、商業化されたという異色の経緯をたどっています。発言に問題があったと言うには、少々かわいそうな部分はあるなぁと思いますね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、たった1人の肉親である祖父を亡くした学生。ある時、図書室にいると、異世界の勇者召喚の儀によって呼び出されてしまう

始めはどうしてこうなったのかわからないまま振り回されるものの、自分自身が勇者として西方にある帝国に身売りされるというのを知って、召喚をした王国の現状を調べ、改善に取り組むことを決意する。すると、彼の非凡な才能を見抜いた王は、彼を新しい王様に据え、自らの娘を婚約者にすることを決めてしまう・・・



というふう。


この作品は、総じて地味だなぁ(苦笑)。正直淡々とし過ぎて、面白くないと思った人もいるんじゃないかと思われても納得してしまいそう(汗)。ただ、彼自身がマキャヴェリの「君主論」など歴史書を愛読していることから、人の仕切り方・モノの動かし方・カネの使い方を上手く活用している点は、地味なこの作品の中で光る部分だと思いました。


今後は、婚約者になる国王の娘と主人公、前国王の宰相とのトロイカ体制をメインに動くことになると思います。仲間も増えるようですから、そのあたりとの絡みも彩りになってくれれば、もっと面白いと評価されるんだろうけどなぁ・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)