4月・5月のリーグ戦は一切勝てないまま、3連敗(引き分けを挟めば4連敗)中の岐阜。その間に行われた天皇杯1回戦も敗戦になるのではと危ぶまれていましたが、アスルクラロ沼津に何とか勝ちました。藤岡浩介選手のバイシクル(オーバーヘッド)シュートが決まって、それが決勝点になったそうです。ただ、沼津はベストメンバーではなかった様子で、一方で岐阜はほぼベストのメンバーで、この結果ですから、沼津の調子次第ではヤバかったんだな・・・と。
そんな相手の琉球は、現在2位。序盤から一桁順位を維持しているので、状況次第では昇格プレーオフに入ってくる可能性が高いチームでもあります。しかし、岐阜にとっての琉球は、過去に負けたことの無い相手。JFL時代から8戦負け無しで来ています。この試合で底を打って、再び上昇気流に乗りたいところ。それだけゲンを担げるチームに当たるということを考えれば、この試合で負けようものなら、上野優作監督の進退を問うてもいいくらいのレベルだと思っています。

こちらは、かつおだしと豚のだしがメインになっているようですが、かつおを若干感じる程度で、ホントにあっさりしています。スガキヤの魚介とんこつを薄めたような感じなのかしら。

八百津町といえば、岐阜バンジーですよ。「大徳さん」でも紹介されていましたが、ウチからもマスコットのギッフィーや柏木陽介クラブアンバサダーが現役時代に跳んでいます。
ここ、次行く時用に割引券がもらえるそうですし、跳べなかった時も次回チャレンジできるようにタダ券をくれるそうで。



・・・へそにピアス開けてる子が何人もいた。<そこしか見てないのか!

個人的に気になっていた文選手の北朝鮮代表の率直な感想を聞けてよかったです。在日朝鮮人の人達だけでなく、ウチのサポーターも多く応援してくれていたようで、そのことに感謝を述べていました。

前半6分に縦ポンが決まってしまって先制され、前半11分にも失点。ウチが開幕当初に行っていた前半15分以内に点を挙げるというお株を奪われるようなプレーを見せられ、もう意気消沈でした。もうブーイングしか出ない。ガックリして席から立てなくなっていた時もありました。
それでも、2失点後から前に出る攻撃を掛けてきていましたが、正直前半15分以内に2点取られているし、ウチが2点取るのは大変なことだというのを知っているので、残りが75分以上あっても、時間が足りないと思ったほどでした。時間はたっぷりあると言っていた他のサポーターに、時間あるわけねぇだろうと言ってやろうと思ったほどにすさんでいましたよ・・・。
ただ、徐々に狂ったギアが噛み合うようになり、琉球のパフォーマンスも落ちてきたかなと思えるようになってきた後半から、岐阜の猛攻が垣間見えるようになってきました。
そして、後半27(72)分から大きく動きます。
途中交代で登場した北龍磨選手からのロングキックを石田崚真選手が受け取り、再び中央に折り返し。その球に駆け寄ってきたのが、藤岡選手。一旦落ち着かせた後に振り抜いた弾丸のようなボレーシュートがゴールマウス右隅に突き刺さり、1点返す格好になりました。ある意味、ウチのチームが連敗中かつ前半のふがいなさに対してのうっ憤を晴らすかのようでもあり、積年の恨みを晴らすかのような、気持ちのこもったシュートだったように思いましたよ。
その9分後の後半36(81)分、北選手のコーナーキックを頭で合わせたのは、これまた途中出場の松本歩選手。このシュートで岐阜は同点に追い付きました。松本選手は、2022年の沼津戦で大逆転弾を放った救世主(メサイア)。今回も琉球に勝ちを献上しかねない事態を救ってくれました。思わずメサイアと叫んだもの・・・(泣)。
結果は琉球に初の勝ち点を献上した格好になったものの、負けなかっただけホントよかった。そして、負けない戦いを進められてホントによかった。さらに、まだ負け無しという『伝説』は続く。ここで絶望から希望に変わる時だと信じたい。

ウチでは愛媛FCから期限付き移籍でやって来た1年間だけだったけれども、セカンドキーパーとして十分な活躍を見せてくれたことを覚えています。今度の試合は11月の最終節になりますけど、その時はスタメンで活躍してほしいですね。
勝てなかったけど、勝ち点を積み上げることはできた。これで10位に盛り返した。この勝ち点1を反転攻勢の足掛かりにしたいところです。この1点を無駄にしてしまうようだと、今年の昇格は難しいと思います。プレーオフがあるから大丈夫と思ってはいけない。自動昇格を狙う意気込みで挑まなければ、J3の呪縛は解かれないのだ・・・。
そんな次の試合は、再び沼津。5月の天皇杯、6月のホーム、7月のアウェイとかなり短いスパンで戦う相手になります。今度は向こうもベストメンバーで挑んでくることでしょう。手抜かり・気を抜かずに全力でぶつかっていきましょう。

