2016年10月19日

滋賀県民「琵琶湖の水止めたろか!」→京都府民「止めてみなはれ!」

滋賀県民が関西圏(特に大阪や京都の人達)との会話の際、彼らの発言に窮した時に返す文言の一つに、「琵琶湖の水止めたろか!」というのがあると思います。


じゃあ実際にやってみたらどうなるんだと、とある方が検証した結果をツイッター上で発表したそうです。
この検証はGoogle Earthを利用し、任意の標高に画像を貼り付ける「イメージオーバレイ」という標準機能を応用して、水にあたる青色の半透明の平面を上下させて推移を表現したとのこと。専門的な知識がなくとも簡易的に表現できるので、わかりやすいと言えばわかりやすいですね(もちろん専門的なものを使えば、より正確に出るのでしょうけど、あくまでネタの検証ですから(笑))。


まず瀬田川洗堰全閉・琵琶湖疏水取水口封鎖・宇治発電所取水口封鎖を敢行したところ、琵琶湖沿岸域とその周辺の水田地帯がものの見事に沈んだそうな(笑)。アカン、既に詰んでる(苦笑)。
これにより、滋賀県最大の都市である大津市・南東部の主要都市である草津市や近江八幡市・北東部の主要都市である彦根市や米原市も沈むことに。あまつさえ、瀬田川洗堰からあふれた水が瀬田川を通じて京都方面に流れてしまうという情けない結末に。

じゃあ、瀬田川への流出を完璧に封鎖しようと考え、湖南地方にある山麓(湖南アルプス)を爆破したらどうなるかというふうでシミュレーションを掛けたところ、水位が30mほど上がったところで、東海道本線(琵琶湖線)のトンネル(新逢坂山トンネル)から流れ出てしまって意味なし(ギャハ)。もちろん、滋賀県の被害区域はますます広がってしまうばかりで、大津市はほぼ沈み、長浜市は完全に水没してします。アカン、このままでは自滅まっしぐらや(ニヤニヤ)!

もうこうなりゃと、トンネルの穴という穴を全て塞いでやると鼻息荒くやってしまったら、水位は80mに上昇し、滋賀県平野部のほとんどが沈んでしまいましたとさ(泣)。あまつさえ、逢坂山の山あいから水が漏れ、どうあがいても京都方面へ水の流出は止められなかったとさ(苦笑)。もう何やってもアカンかったんや・・・。


結論として、軽はずみで「琵琶湖の水止めたろか!」と言ってはいかんのです(ニヤニヤ)。滋賀県民は豊富な水により、自らの首を絞めてしまうわけなのです。
ゆえに、ギリギリまで溜めて流す方が効果的<不謹慎だからやめんか!


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)