PS Vitaは2011年12月に発売され、現在展開されているのは、2013年から生産されている2代目(PCH-2000シリーズ)。数多く本体カラーが展開されていますが、現在残っているのは、黒(ブラック)と青(アクア・ブルー)のみになっています。
実は、PS Vitaの生産終了は昨年の東京ゲームショウで明らかになっており、その際は2019年で生産が終了し、以降出荷完了になるというふうにだけ述べられていました。今回の近日出荷完了のお知らせが出たことにより、今後数ヶ月以内に生産・出荷が終了することになるのではないかと思われます。というのも、PS3が同様の措置になった時も数ヶ月で近日出荷完了→生産終了だったからです。
なお、海外では既(2018年12月)に生産が完了となっております。
今後後継機の方針は無いとのことなので、このPS Vitaの終了をもってSIEの携帯ゲーム機の歴史は終わることにもなりそうです。
一時代を築けたかというと、なかなか難しい評価になるのですが、革新的なハードであったことは間違いありません。プレイステーション・ポータブルができ過ぎたハードだっただけに、その陰に隠れてしまったことやニンテンドー3DSのような手軽さが無かったのも原因でしょう。ただ、PS3ないしはPS4とのクロスプレイなどライバル機であるNintendo Switchのコンセプト(いつでも手軽に遊べるゲーム機)に繋がるといった影響を与えた機種でもあると思います。本当にお疲れ様でした。
PlayStation Vita Wi-Fiモデル ブラック(PCH-2000ZA11)
PlayStation Vita Wi-Fiモデル アクア・ブルー(PCH-2000ZA23)

