2021年04月18日

FC岐阜観戦記2021 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 田代雅也

今日、豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に行きました丁度FC岐阜の試合がなかった(J3はJFLと共に天皇杯予選の影響で、この週に試合が組まれていない)というのもある。ただ、一番に見に行きたかったのは、田代雅也選手が鳥栖に今シーズンから在籍しているからです。


田代選手は2016年に岐阜に入団。初年度から大きなけがに遭ったものの、スタメンを張る活躍を見せていました。
ところが、2017年に飲酒運転で事故を起こし、契約解除処分を受けます。2018年に栃木SCに入団しますが、その間は社会人の試合に飛び入り参加しながら工事現場でアルバイトをしていたそうです。タイに行って入団テストを受けてもいたんですね。日本での復帰は厳しいだろうと当時思ってましたから。

その栃木で田代選手はチャンスを掴み、2019年、岐阜がJ3に落ちることになったその年、V・ファーレン長崎戦で値千金のゴールを決め、栃木のJ2残留に貢献しました。

そして今年、J1の鳥栖に移籍し、ステップアップを図ったのです。これまでにシーズンで5試合・ルヴァンカップで2試合に出場し、ルヴァンカップで1得点を挙げています。まだメインと控えをさまよう中ではありますが、着実に頑張っているのは感じられます。


SHV47_1067そんな豊田スタジアムのアウェイ席入り口には、豊田北高校の書道部が書いた歓迎ボードが飾られていました。



SHV47_1070アウェイの席は、かなり狭かった。横断幕もちょっとしか飾れないわ。
なお、チケットはそれなりに売れていて、アウェイ席の2/3程は、ひいき目に見ても埋まっていたかなと。



SHV47_1075アウェイ席にやって来たグランパスファミリー。律儀にご挨拶。



SHV47_1066ここからは試合前に頂いたスタメシでも。


最初は、ハイヤーワークスの「アウェイピザフリッター」今回は「とりこどん」というものに。
鳥栖市の町おこしグルメ「とりこどん」を鶏つくねにして卵黄ソースで絡めたのだそうな。



味としては、鶏肉はナゲットのような食感で、モチモチ。同じくモチモチな生地にもマッチしておりました。そこにチーズの濃いコクが合わさると、絶妙な味わいに。卵黄ソース、何それ美味しいの(ギャハ)?


SHV47_10742番目は、ハッピーからあげ178(イナバ)の「178だれ」
甘辛のたれで、一番オーソドックスな商品らしい。



うむ、甘辛のたれがジューシーな唐揚げに実にマッチしている。冷めても美味いんだろうけど、やはりアツアツにベストマッチだろう。実は、この時レッドアイというビールを買っており、そいつのアテにしていたのだ(爆)。明日休み取ったし(ニヤニヤ)。


SHV47_1071最後は、松浦商店の「おにぎり餅弁当」
2種類の「おにぎり餅」(明太マヨとツナマヨ)がメインのお弁当で、色々なおかずが入っております。



おかずは結構色々入っているけど、どれもメインを張れるほど美味かったです。エビフライが入っているあたり、名古屋らしいなぁ。
で、メインの「おにぎり餅」は、まんじゅうに使っている餅のように伸びのいいものでしたけど、もっと中身は詰めてもよかったかな。少々ケチり過ぎだったかも。あと餅そのものは甘く仕上がっている感があり、そこは普通の味わいのものでよかったのかなとも。ただ、中身は美味しいです。普通の餅(できれば、つきたてのヤツ)で作ってみたいとは思わせてくれます。


SHV47_1068そして、この松浦商店ではアイツが売っていた。何かと話題になった「チョコバナナ」ですよ。
この試合でもキモかわいい姿で並べられておりました。一応グランパスファミリーをかたどったものらしい(笑)。この子とか言って店の人が愛おしんでるのが何ともシュール(爆)。



SHV47_1069ねんがんの「チョコバナナ」をてにいれたぞ!<食べてほしくなさそうに、瞳を潤ませながらこちらを見ている(ギャハ)!



味は普通のチョコバナナですけど、チョコはそんなに甘くないので、バナナの味が生きていました。


SHV47_1078試合は、9戦無敗で失点はオウンゴールのみの名古屋と名古屋同様堅守で勝ちを拾っている鳥栖との硬い争いになると思われていました。
しかし、前半6分にスローインからダイレクトクロスが上がったと思ったら、それをダイレクトにシュートを放ち、そいつがゴールの右隅にきれいに決まって、鳥栖が棚ぼたの先制点をゲット。意外な形で名古屋の守備が破られた!動けなかった半分、守備の隙を突かれた半分といったところでしょうか。
その後は名古屋が攻撃の態勢を作り出そうとするものの、鳥栖のハードワークで最終防衛ラインを破れない状況が続きました。一方鳥栖も名古屋の守備を一度破ったとはいえ、その後は名古屋が主導権を握っていたため、なかなかチャンスを得られませんでした
それでも、前半終了間際に鳥栖はフリーキックを得て攻め込みます。その際、名古屋の守備ミスからシュートを決めて2点目をゲット。鳥栖は少ないチャンスをモノにして、0-2で折り返しました。

後半は終盤に名古屋がやっと1点は返したものの、時既に遅し。鳥栖の組織的な守備を最後まで打ち破れず、1-2で鳥栖の勝ちとなりました。


で、田代選手は、この日控えで登録され、最終盤に出場しました。1失点した後という難しい展開の中での出場でしたけど、冷静にプレーしていたと思います。見せ場はあまりなかったけど、よく動いていたと思います。


まぁ、後半早々にゴールラインを割らんとするボールを名古屋の選手が割れると思って追い掛けなかったのに対して、鳥栖の酒井宣福(のりよし)選手が必死になって追い付いて、クロスを上げていました。最終的には得点にはならなかったけど、このプレーを見て、鳥栖は勝てるなと思いましたよ。名古屋は無敗と無失点の驕りみたいなものが無かったか、反省すべきだと思いますよ。



SHV47_1081試合後の田代選手。
酒井選手との熱い抱擁を交わし、エドゥアルド選手とも何かしらのコミュニケーションを交わしておりました。鳥栖というチームに上手く溶け込んでいるようです。



これで鳥栖は3位に浮上まだ1/3程とはいえ、大健闘ですね。去年はコロナ禍での収入減に加え、元社長の件で揉めたし、企業としても大赤字で選手を切り売りしないといけないほどだったんですよね。それでも健気に育てたユースが今の鳥栖を支えているのかなとも。もちろんいい選手を少ない資金で集めて来れたというのも大きいのですが。
上手くいけば、鳥栖は今年台風の目になれるでしょう。ただ、この先のJ1は過密日程になり、暑さもあるので疲労も大きくなるはず。そこのリカバリーとターンオーバーで間違いがないことを願うのみです。田代選手は監督の信頼を早く掴んで、スタメンを張れるように頑張ってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2018年08月05日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その14 核無きセカイ

2009年、当時アメリカの大統領だったバラク・オバマさんは、チェコのプラハである演説を行った。核兵器の廃絶およびその具体的なビジョンを唯一の核使用国の立場から訴えたプラハ演説は、『核なき世界』という実現に向けて評価され、オバマ元大統領は、その年ノーベル平和賞を受賞するに至る
そして、FC岐阜は先日古橋亨梧選手がヴィッセル神戸に移籍した。田中パウロ淳一選手も負傷離脱し、今まさに『核無き世界(チーム)』になってしまっている・・・

そんな下で迎えた栃木SCとの一戦、会場のある栃木県に向かうため、朝イチの電車に乗って、関東圏の快速電車の乗り継ぎを経て約8時間半という長丁場ながら、ずーっと考えてたのは、このチーム大丈夫かいなということだけゲームで気を紛らわせても、やっぱり頭の片隅にチーム状況がもたげてくるんだよね・・・。
毎試合ワーストじゃないかという試合を叩き出している今、本当に栃木に勝てるのか。不安にさいなまれっぱなしでした。よくちゃんと関東圏の複雑な乗り換えができたと自分で自分を誉めたい(ギャハ)。


SHV39_3570長い時間を掛けてやって来た宇都宮駅東口には、サッカーの栃木SCとバスケットボールB1のリンク栃木ブレックスの応援ボードが掲げられました。そうか、栃木ブレックスは初代B1チャンピオンだったなぁ・・・。田臥勇太選手がいる強豪チームだよね。そういえば、栃木銀行だったかの広告に田臥選手が使われてたわ。
そんな『強豪』と戦っている栃木、今年のキャッチフレーズは「全員戦力」だそうですけど、ツイッターで間違えて「全員戦力外」と誤って入力し大騒ぎなったそうで・・・。あの頃の栃木はおかしかったからねぇ。



SHV39_3568ちなみに、宇都宮駅の西口に、かの有名な餃子像がございます。現在は西口のペストリアンデッキに置かれております。
この餃子像、その昔テレビ東京系で放送されていた「おまかせ!山田商会」の企画の一つとして同駅の東口に建立されたものです。
しかし、その後この餃子像は数奇な運命をたどっており、2008年に東口再開発の煽りで移転することになった際、ワイヤーのつり上げに失敗し、上下真っ二つになった(とちテレ(とちぎテレビ)が折れるまでのいきさつを撮影したニュース映像が全国ネットの番組の中で紹介されて見たことがある)り、その後修復され西口1階に置かれたものの、どこにあるかわからず問い合わせが相次いだなどを経て、現在の位置に置かれているそうです。
個人的には、餃子店舗が並んでいてイベント広場になっている東口に再度戻してもいいんじゃないのかなと思いましたけど、またポッキリ折れたら嫌だもんね(苦笑)。



しかし、その東口からバスに乗って栃木県グリーンスタジアムに向かうんですけど、そのボランティアの対応がお粗末
最初バスが停まっているから乗れるのかと思ったら、ボランティア用とかいうふうで暑い中待たされることになるわ、いよいよ乗車できるバスが来たと思ったら、ボランティア用の旨が書かれたラミ張りの紙をはがさないわ、シャトルバスの運行スケジュールが14時キックオフ(この日の試合は19時キックオフ)のものだわ、やる気あんのか、えとみほ(江藤美帆)!<そこはえとみほを責めてはいけない。


SHV39_3574宇都宮駅からバスで30分、栃木県グリーンスタジアムに着きました。
このスタジアムは、栃木の試合以外にも様々なサッカーイベントで使われ、昨年は全国地域サッカーチャンピオンズリーグ1次ラウンドAブロックの会場になりました。ラグビーも開催できるのだとか(ただし、国際大会は不可)。
御覧の通り、サッカー専用スタジアムでありながら、屋根があまり無い。そしてサイドは立ち席。さらに芝生は開場以来張り替えを行っていないとのことなので、かなりボロボロに傷んでおります



SHV39_3571この日は、マロニエ交通のスポンサード試合ということで、選手達が乗る新しいバスがお披露目になっていました。中に乗車できたようですけど、乗らんかったなぁ・・・。



SHV39_3573正面からはこんなふう。



SHV39_3575現在の栃木は、元岐阜の選手が3人在籍しています。
最初は、ヘニキ選手僕らのアイドルだったヘニキ選手も、栃木で大暴れしているようようで。実際試合を観た時も、ラモス時代のあのヘニキ、縦横無尽に動き回ってピッチが狭いと感じさせるあのヘニキだった。



SHV39_35762人目は、菅和範(かずなり)選手
2008年から4年間岐阜でプレーしたミッドフィルダーの選手で、栃木でも副キャプテンとして活躍しているのだそうな。
また、RADIO BERRY(エフエム栃木)の番組でパーソナリティをしている異色の存在でもあります。ウチもナンちゃん(難波宏明選手)に番組やらせよう(ギャハ)。



SHV39_3578そして田代雅也選手
この日の試合は菅選手と共にベンチ外でした。パウロン選手が加入したことでディフェンダーの争いは激化していると思うので、頑張って1年戦い抜いてほしいですね。



SHV39_3580それでは、栃木のスタグルを紹介していこうかと思うのですが・・・。

栃木の名物である「一枚岩チキン」(一枚岩は栃木のキーワード的なスローガンにもなっているらしい)が材料不足で販売停止中。しかもホーム側にあるお店は行けないというJ1未昇格組の中では珍しい隔離型(ドリンクはコップ型でペットボトルは持ち込めるものの、販売はされていない)なので、面白そうな店にも行けない。
まさに、「一枚岩チキン」という核なき世界(スタグル)になっていました(泣)。やる気あんのか、えとみほ!<だから、そこはえとみほを責めてはいけない。



SHV39_3579それでもまだ栃木にはもう一つの核になりうる餃子があった(大泣)!ウチにも飛騨牛串が無くなったら、飛騨牛コロッケがあったわ(爆)!
せっかくなので、餃子を買ってきた。宇都宮餃子会の「焼餃子」(左)と一緒にアジアン屋台の「野菜チヂミ」(右)を頂くことに。



どちらもオーソドックスな味でございました。安定の美味さです。
餃子は皮もっちり中ジューシー羽と焦げ目部分はパリッとしていて、『シンプル300 THE 餃子』(確か300円だったはず(笑))でした。
野菜チヂミは、もう少し焼いて水気を飛ばしてもいいかなと思ったけど、これはこれで美味しかったです。たれはあまり辛くなく、酸味がややある程度で、餃子のたれに変えてもよかったんじゃなかったかと。


SHV39_3581こちらは、スポーツカフェ92の「なすとモッツァレラのトマトソースパスタ」。この日限定のパスタ。なお、人気商品はミートソースだそうです。



バジルの風味とチーズの伸びがすごくよかった。パスタは細麺なので、食べやすい印象。ソースがもう少し酸味なり肉の風味なりがあるとよかったのですけど、なすがよかったので、よしとしましょう。今度来たら「一枚岩チキン」とミートソースだな(ニヤニヤ)。


SHV39_3585えー、試合のこと書かなきゃいけない(泣)?


全般的に栃木の動きがよかった。さしずめ岐阜がレノファ山口と戦った2017年の開幕戦を見ている感じです。的確に相手のパスの出る先に襲来し、いとも簡単にボールを奪われ、カウンターチックな攻撃を受ける。あれではビクトル選手がかわいそうだわ。またビクトル頼みの守備陣に逆戻りしてしまいました。
そんなふうだから、栃木は攻撃を緩めない作戦に切り替えたかのような展開になりましたね。元々引いて守る印象のある栃木攻撃もいい印象があったけど、どちらかというと守備なのよね、今は。
春先の試合ではまだまだJ3にいた頃の試合だなと思ったんですけど、劇的に成長しています。特に積極的に振り抜く姿は、よく見ておけゴール前でちょこまかボール回ししていたって1点にもならないって何度も言ってるだろう。早いうちに勝負を仕掛けながら、相手に心理的動揺を与えなければ。恐らくスタミナ配分とかを気に掛けてたんだろうけど、今の岐阜ならそんな余裕はないはず。
その結果起こったのが、1点目のパウロン選手のスピードあるヘディングと2点目の大黒将志選手の何回も振り抜いたことで招いた失点ですね。特にパウロン選手のそれはスーパーシュートですよ。そして上背のある選手が必要なことを再認識。これが呼び水になってしまった・・・。まさに「利いたよね、早めのパウロン」(苦笑)。

岐阜は、中島賢星選手が1点挙げたけど、あのシュートもこぼれ球というのか、来た球に反応しただけとりあえず打ってみましたで打った球がたまたまキーパーがこぼして入っただけで、振り抜いていない。ゆえに、この試合は4-0と同じですよ、実質。ミシャエル選手も期待は持てたけど、途中出場のままなら使わない方がいい。イチバチで90分フルタイムでやらせた方がいい選手ですよ。あとはナンちゃんと竹田忠嗣選手出せ。それくらい替えないとアカンわ。山岸祐也選手と北谷史孝選手は反省の意味も込めて引っ込めた方がいい。



動けない・繋げれない・すぐへたばるこの状況で、次の京都サンガF.C.戦わないといけないの?言っちゃいけないけど、敗戦濃厚だわ・・・。京都が壊滅的にダメという話は聞いているものの、それでも同じ日に行われた試合に勝っている。次が前に勝ってる岐阜というふうなら、絶対連勝を狙ってくるはず。ウチに勝てる要素はどこにあるんだろうねぇ・・・。ホント、田中パウロ選手の離脱は痛いわ。いや、パウロが帰って来てもアカンかもしれんが・・・。


この状況を危機として捉えないといけない。だから、全ての岐阜サポにJ3降格危機の現実味を促すために、あの文言を書いて、今回は〆ます


J2残り試合あと15。降格圏チーム(21位)との勝ち点差は9(8/4現在)。


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Posted by alexey_calvanov at 14:40Comments(0)

2018年03月21日

FC岐阜観戦記2018 第2節 1/3の複雑な感情

残りの2/3は何だって?不満と不安だわい(泣)!
・・・そう言いたくなったのは、後からゆっくりとお話できれば。ちなみに、この記事名の元ネタは、SIAM SHADE(シャムシェイド)の♪1/3の純情な感情です。1990年代のヒットソングの一つですね。アニメ「るろうに剣心」のエンディングと言えば、思い出す人もいるでしょう。そんな感情が込み上げてきたのにも訳があります。


SHV39_2849今日の試合は栃木SCとの一戦でした。
2015年にJ3に落ち、以降2年間苦しい時を過ごしました。同じ年に落ちた大分トリニータは1年で復帰したものの、栃木自身は新参クラブや既にJ3にいるクラブに苦しめられ、復帰を決めた2017年も一時は優勝も狙えたものの、ブラウブリッツ秋田の粘りに負け、最終的には2位に終わっています。それも薄氷の差で。

ともあれ、おかえりなさーい。久しぶりの長良川、岐阜を楽しんでってね。



SHV39_2850複雑な感情を持った理由は、このスタメン表から。
まぁ、ヘニキ選手が移籍したのは、ウチのチームカラーに合わなかったからという理由があるので仕方ないヘニキ選手の場合は、ミッドフィルダーに添えた方が、その縦横無尽さを発揮できるのよね。
本題は、もう一人の元岐阜の選手。そう、田代雅也選手
昨年、飲酒運転で起こした事故で契約解除(懲戒解雇処分)になったのですが、今年栃木のディフェンダー陣のケガが相次いだことで、急遽獲得されたのです。
正直、彼がどう迎えられるのか不安でした。怒号やブーイングじゃないのかとも思っていたら・・・。その心配は杞憂に終わりました。温かい拍手が飛び交ったのです。



SHV39_2854今日は世界自閉症啓発デーということで、クリアファイルがもらえました。イベントがあったようですけど、雨で中止になったようで、配布に切り替えていました。



SHV39_2843今日はスタメシが豊富でした。


最初は名前を失念(苦笑)。「神戸牛のプレミアムハンバーグ」です。
名前にある通り、神戸牛を使ったハンバーグで、飲み物のようだと形容されておりました。



確かに味はいい。とろけるような味わいでしたが、飲み物のようにはいかんかったかな(ニヤニヤ)。


SHV39_2844もう一つは、ばぁ場の「牛ホルモン」(左)と「味噌ホルモン」(右)
「味噌ホルモン」は豚のホルモンになります。この他「塩ホルモン」もありました。



「牛ホルモン」は牛肉の脂の部分が甘い。そのため、一緒に入っていたもやしに染み込んで美味しいですわ。
「味噌ホルモン」は、味噌の風味が強めなので、ホルモンの味はそこそこ。脂部分も少ないので、味噌の味で食べやすくなったというふうかな。


SHV39_2851さて試合、正直栃木を押し切るまでは無かったけど、押していたなと感じられただけに、最終防衛ラインを割れなかったのは痛かった
うーん、まだまだ栃木はJ3仕様なのよね。まだ攻撃守備のリズムが緩慢なところがあり、攻め切ろうと思っても攻めきれず岐阜に阻まれるシーンが多かったように思えます。
ゆえに、岐阜はサイドをあれだけ仕掛けられたのに、点が獲れなかったのは痛い。それだけ栃木の守備陣が最後だけは割らせないと引いていたからなんでしょうね。相手のリズムが整う前に1点決めたかった。しかも田サッカー経験値でいけば、岐阜の方が多かったはず。栃木で主に経験していたのは、ヘニキ・田代両選手だけでしょうから。

徐々に栃木のリズムが整い始めた前半41分、栃木のゴール際の猛攻が決まってしまいました。・・・というより、あれは正直アウトやろ。ゴールライン前にカメラが欲しいわ。あれをインにされたらかなわん。
恐らく古橋享梧選手がゴールラインの内側にいたのがインにした理由なんでしょうけど、これはきちんと見てほしい。
それでも、その古橋選手が51(後半6)分に取り返してくれたからよかったものの、そこからもう1点が獲れない。決定力不足というよりも運が悪いとも言えるのか・・・。あるいはどちらもあるんだろうなぁ。

正直、この栃木戦は勝ちたかった。ゆえに今回の引き分けは負けに等しい、栃木には勝ちに等しい引き分けだったかと。共に順位は上げたものの、得失点差が無かったら、明らかに栃木が上の試合です。


ただ、今回は立体的な試合をやれたことは収穫だったと。これまでは横中心の展開だったのが、縦のパス(縦ポンまでは至ってないが)を展開できたのはよかった。こうやってパスのバリエーションや長短を絡め、一気にゴール前まで詰めてサイド頼みの展開に終止符を打つべきだと思うんです。もう去年のようなスタイルは難しい。だから、去年より進化したあるいは変化したスタイルを構築していくべきなんです。練習台というのは相手に失礼ですが、今回も含めた3月の残り試合では、そのスタイルを磨く機会に充ててほしいです。



SHV39_2852試合後、一人やって来た田代選手。
しばらくホームのサポーター席を見つめ、「この度は申し訳ありませんでした」的な一言を述べた後、深々と数分間頭を下げていました。もちろん、皆拍手と激励で応えていました
頑張れ。1年間栃木でじっくり頑張れ。特に守備陣がケガでいない今が売り込みのチャンス1年スタメンで戦い抜けば、恐らく必要な選手として認められるでしょう。
起こしたことは許されるべきではない。しかし、必要としているチームがあって、呼んでくれる限り、プレーで償い、相手を歓喜でいっぱいにしてあげて下さい
それ以外、全体の残り1/3は、♪1/3の純情な感情の歌詞の通りにも思っていましたけどね・・・。今日の試合見ててもいい動きしていましたね。



これで春の連戦は1敗1分次の愛媛FCで絶対に勝たなければならないプレッシャーの下で挑まなければならなくなりました。しかもアウェイ鬼門の一つ、ニンジニアスタジアムで。あまつさえ、愛媛はアルビレックス新潟とのアウェイで勝ち、勢いが付いたと思います。地元でプレイできるアドバンテージはとても大きいです。それを生かせないのが岐阜だということを、その試合を観てつくづく感じています。
今年は相当覚悟しないとヤバいぞ。今はまだ降格圏の順位ではないけど、今後の展開次第で降格圏にへばりつくことになりかねん。


SHV39_2853おまけ。
やっと撮れた選手移動バス名阪近鉄バスがスポンサーになってくれた関係で、ラッピングバスを提供してくれました。
近距離の移動には、このバスが使われるようです。先日の京都サンガF.C.戦で使われていましたね。恐らく、松本山雅FCやツエーゲン金沢で使われることでしょう。



SHV39_2855もう一つおまけ。
今回セールで売られていた「FC岐阜2008 ~男たちがJの扉を開ける~」メ~テレの協力で作成されたDVDです。
岐阜がJ2昇格にまで至ったドキュメントや森山泰行さんのインタビューなどが収録された、今となっては貴重な映像集です。
いずれ紹介できればと。



1/3の純情な感情
♪1/3の純情な感情



Posted by alexey_calvanov at 22:45Comments(0)

2017年03月31日

こんな形でチームを去るなんて・・・

サッカーJ2のFC岐阜に所属する田代雅也選手が、飲酒運転という不祥事で解雇されることになりました。明日(4/1)には試合があるというのに、何で・・・という気持ちでいっぱいです。


田代選手は昨年法政大学から入団。大学時代は主将を務め、入団後もディフェンダーとして活躍しました。ルーキーイヤーだった去年は、序盤にケガがあったものの、28試合に出場する活躍だったので、今年はどうかなと期待していたんですよ。今年はディフェンダー争いが激しく、スタメンだった阿部正紀選手でさえもなかなか出られないふうだったから、田代選手もチャンスがつかめないのはわかっていましたよ。でもね、こんな形で手放すのは、自分自身でも情けないと思わないか?

今回の経緯ですが、田代選手は、3/25に試合を終えて岐阜に帰った後、翌日に練習をこなしているものと思われます。その日の夜に石川県小松市に向かい、友人と飲酒していたようです。翌日がオフ(休み)だったにもかかわらず、酒の抜けていない状態で運転をし、街路樹に激突。その後警察の取り調べを受けることとなりました。


今回の処置は当然だと思います。少量だったのかなとか、自分で酒が抜けていると感じて運転していたのかなとか、同情したい部分はあるけども、飲酒運転が昨今厳しいことは本人も知っているはず毅然とした対応を採った岐阜のフロントには敬意を表したいです。


できれば、彼にチャンスを与えて再起をさせてあげたい。でも、事が事だけに、もうJリーグや日本のアマチュアリーグではプレーできないでしょう。仮にできたとしても、かなり先の話になると思います。海外に行って自分を見つめ直し、研鑽してほしいと思います。


本当に残念です。もったいない。まだこれからなのに。


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Posted by alexey_calvanov at 22:24Comments(0)TrackBack(0)