2017年05月21日

FC岐阜観戦記2017 第8節 長良川の奇跡

FC岐阜、今日はV・ファーレン長崎との一戦になりました。
いつも試合を観戦している時に、無い知恵を絞って(苦笑)、記事のタイトルを考えるわけです。その時の展開によって、記事のタイトルが変わるそれは、まるでスポーツ新聞の大見出しのそれに近いと思えばいいでしょうか。

で、最初に思ったタイトルは、「皆、高田社長が見たかったんでしょう(ニヤニヤ)?」
これは、今日の対戦相手が長崎だったから、自虐的な意味を込めて思い描いていたんです。普通の試合内容なら、そう思ったわけです。
その次に思ったのが、「秘密兵器クリスチャン」。これは今日の試合で初めてクリスチャン選手が出場する可能性があったからです。実際出場することになったのですけど、そののあたりは、この後に。

しかし、今日はかなり劇的な展開を見せた試合で、もう普段ならスタジアム内の出来事やら面白いスタジアムグルメがあれば、それを紹介するとか、長崎の現状とかを書いていかなきゃと思ったりもしたのですが、繰り返しますけど、とにかく劇的だった。それゆえに、このタイトルに落ち着いたわけです。長崎サイドから見たら、奇跡じゃなくて悲劇だと言いたくなる気持ち、わかります(汗)。


SHV32_0910とりあえず、結末を言えば、4-4の引き分けこの引き分けに至るまでの経緯が、もう何ともはや・・・。あまりに長くなりそうなので、ダイジェストで書いていくと・・・。


前半24分、ペナルティーエリア内での接触がファウルと判定され、PK→1点献上。ここから長崎に勢いが付き始める。
前半42分、福村貴幸選手のクリアミスで敵にボールが回り、ループシュートで2点目。長崎の歯車が噛み合い始めたと思え、岐阜の選手の気持ちが既に切れていることに、私自身「アカン、今日は負ける」と思い始める。
前半44分、混戦の中で阿部正紀選手がペナルティーエリア内で倒され、PK獲得。この事態に、難波宏明選手がキッカーになり、1点取り返す。ここで取れたのはうれしいものの、なおのこと直前の失点が悔やまれる
後半6(51)分、永島悠史選手のシュートが決まらず、キーパーが蹴ったボールが上手いこと味方に繋がり、最後に決められる。ビクトル選手防ぎきれず長崎3点目カウンターじゃないんだけど、ある意味カウンターを食らったようなもの。守備の甘さに絶望。ヘニキ選手の出場停止がここで響くのか・・・。
後半19(64)分、敵のパスミスを福村選手がゲット。そこから難波選手→福村選手のパス回しで敵を引き付け、最後は古橋享梧選手に縦パスが通り、ゴール左端へのシュートが決まる。これで岐阜やっと2点目。そして、このシュートが岐阜のホーム通算200点目になる。
後半41(86)分、不用意に渡ったボールが長崎の選手に取られてしまい、最後はヘディングで決められる。これで長崎4点目となり、絶望のあまり私、矢吹丈(「あしたのジョー」の主人公)のように白くなってうなだれる(苦笑)。ファンマ選手(後半23(68)分から出場)には気を付けろとは思ってたけど、それに気を取られたのか・・・。
後半42(87)分、後半8(53)分から出場した『秘密兵器』クリスチャン選手にチャンス到来→混戦の中で冷静にシュートを決める。自身初のゴールは岐阜に3点目をもたらす。この流れがいいふうになれば・・・。
後半50(90+5)分、小野悠斗選手のフリーキック→阿部選手のクロスから、再び混戦になった長崎のペナルティーエリアで、パワープレーで駆け上がってきた田森大己選手がオーバーヘッドキック!これが決まって遂に同点に!マジかよ、追い付きやがった!
その後、長崎のキックオフが速攻になり、ビクトル選手も防ぎきれず、あわや5点目・・・と思ったら、長崎の選手がプレー開始(主審の笛)を間違えたのか、飛び出してしまい、最終的にやり直しとなる。そのまま試合終了。何とか引き分けたのか。まるで勝ったかのように岐阜のファン・サポーターは歓喜。



・・・書いているだけで、この試合の凄まじさがにじみ出てくるんですけど、色々思うところがありました。


まず長崎のプレーや選手達を見て。
  • こざかしい!時間稼ぎのように思えたわ。あと最後、理由はどうあれ、これはひどい。

  • 1点目のPKはプレーの流れでなったやつで、PKじゃないだろう家本政明主審よ。



そして、岐阜のプレーや選手達を見て。
  • 不用意にミスし過ぎ。4点のうち、最初の1点は、プレーの流れとはいえ、ヤバいなと思ったら案の定2点目のも福村選手のミス。きちんとクリアはしてほしい。そのうち、まーた福村かと言われかねんぞ。

  • ヘニキ選手がいない中でよくはやったけど、点取られ過ぎ。大木武監督が「簡単に点取られすぎです」と激怒する気持ちがわかるわ。



まぁ、課題も問題もいくつかあったけど、終わり良ければ総て良しになわけで。負けなかったことを収穫として、次のアウェイ、京都サンガFC戦に挑んでいきましょう。ここで踏ん張れないと岐阜は再び転落街道に落ちるんだ、そういう気持ちで頑張ってほしいです。
ただ、期限付き移籍選手の永島選手と岩瀬剛選手が出られないので、苦しい展開になると思います。それでもヘニキ選手は戻ってくるし、リザーバーや若手が出てくるチャンスだと思って挑んでほしいです。なお、クリスチャン選手は再び永い眠りに就くのであった(爆)。
次のホームは6/3のモンテディオ山形戦。ここでの戦いを気持ちよく迎えるためにも、京都戦はいい結果で終えたいですね。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)TrackBack(0)

2016年06月04日

FC岐阜観戦記2016 第7節 チームも梅雨入り?

FC岐阜、今日はV・ファーレン長崎との一戦を迎えました。
先々節のジェフユナイテッド市原・千葉戦以降連敗の岐阜、ホームの勝利も3/26の水戸ホーリーホック戦以来ないという、どうしてこうなった的な展開になっております(ただし、アウェイでは4勝しているので、ある意味頑張ってはいるんだろうけど、私が見に行った試合(カマタマーレ讃岐・町田ゼルビア)はどっちも勝ち試合じゃないんだよね(ギャハ))。
しかも、この先は大型連休以来の過密日程が控えているので、ここで勝っておかないとズルズルとフォースの暗黒面(汗)に引き込まれるのではないかと思ってならないので、何とかしておきたいわね。


SHV32_2516さて、今日は岐南町のホームタウンデーということもあって、特産の徳田ねぎ(飛騨・美濃伝統野菜の一つ)を使った「ねぎナン」を作っている岐南町の商工会青年部が出店しておりました。
こちらの商品、ナンの上に肉味噌と刻んだ徳田ねぎがたっぷりと乗っております
ちなみに、私はねぎの白い部分が大好きです(ニヤニヤ)。



いやぁ、ねぎのシャキシャキ感がたまらないのですけど、風味もあって美味しいですわ。あと肉味噌は甘めの味付けになっているので、ねぎの辛みも引き立ってますます美味しく感じられました
SHV32_2519しかし、試合は今回食べた「ねぎナン」のようなハーモニーを奏でられなかったですね。今日、東海地方は梅雨入りに入ったとみられるのですが、それに呼応するかのような実に湿った試合でした。試合開始当時、岐阜は10位、長崎は19位でしたけど、どっちが上位かわからなかったですよ(爆)。

その試合、前半から大荒れ。
最初は3分ごとに得点が入るというふうでした。点を取られても追い付く展開であれば、まだ溜飲が下げられるものの、点を入れたかと思ったら突き放されるという有様
しかも選手の動きが硬い試合が始まったばかりの時でさえも既に試合が終盤になっているかと思わせるほど足の運びが悪い。そのため守備がザル(苦笑)。久しぶりにザルな守備を見ましたよ。開幕戦・2戦目の岐阜以上に酷い。熱中症の注意喚起も起こっていましたが、正直今日は湿度が高かったそうですけど、日もそれほど射さず風が心地よく吹いていて、熱中症になるような環境じゃないわ。熱中症だというのなら、それは言い訳でしかないよ。
と思ったら、後半は双方が硬直した展開になり、全然点が入らない。そのままタイムアップとなり2-4で敗戦となりました。



もう試合後はブーイングの嵐。仕方ないわ・・・。あまつさえ、この試合で田森大己選手と高地系治選手が足のケガで途中退場。ダブルボランチでチームの要と司令官が抜けてしまいかねない超の付く緊急事態に陥ってしまったのです。
試合は負けるわ、ケガ人が連発になるわ、今シーズン初のチーム3連敗になるわでいいところまるでなしの状態の岐阜。正念場という言葉では収まらない事態に、過密日程になるこの先大丈夫なんでしょうか。


次回は6/7にアウェイ(味の素フィールド西が丘)で東京ヴェルディと戦います。次のホーム戦は6/12にセレッソ大阪を迎えての一戦になります。おいおい、この状態で前半戦最大のヤマを迎えるのかよ・・・。
ここで負けが込めば、これまでの岐阜に逆戻りになってしまいます。せっかくいい調子で来ていたのですから、ここで踏ん張ってほしい。あとは田森・高地両選手がいない中、誰を軸にして戦うのかこれを何とかしないとチームワーストの6連敗も簡単に視野に入っちゃいそうで怖いわ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)