2020年11月16日

ソユースタジアムでのスタメシ紹介

今回は、先日行われたブラウブリッツ秋田×FC岐阜の試合で頂いたスタメシを紹介していきます。


SHV47_0599最初は、屋台加賀の「加賀サンド」
山形豚を使ったカツを焼き立てのパンで挟んだだけのシンプルな一品。モンテディオ山形から加入してきた秋田県出身の加賀健一選手プロデュースの一品だそうです。



このカツが、非常にジューシーで肉厚でした。そこに掛かっているたれも、うなぎのたれのような甘くてコク深い味わいのものなので、肉のジューシーさを一層引き立ててくれました。さらにカリッとしたカツと焼き立てのパンのカリカリとした食感、ダブルでサクサクないい感じの味わいになっておりました。
これだけ美味しい物が食べられるのなら、ワンコイン(500円)でも惜しくないですね。是非ともソユースタジアムに行った際には、こちらをお試し下さい。


SHV47_0600同じく屋台加賀から「加賀串」
恐らく豚肉の串焼きです。



塩気の強い味わいですが、豚の脂がよく絡んで美味しかったです。しょっぱめの味付けなので、お酒のお供にいいでしょう。


SHV47_0602こちらは、由利屋の「秋田由利牛牛串」
秋田県って牛肉は、そう有名だったかなと思っていたので、頂いてみました。



さすがに豚肉と比べるとジューシーさはあまりないけど、肉そのものは柔らかくて肉質もいいので、噛み切りやすいですね。


SHV47_0608試合前最後に、児玉冷菓の「ババヘラアイス」を頂いてきました。やっぱり秋田といったら、これでしょうの一つです。


「ババヘラアイス」は、中年以上のおばちゃん(ババ)が金属製のへらを使って(バラのような形の)アイスを盛ったことから名付けられました。いやはや手際が良かったですよ。
戦後、児玉冷菓が魚屋に委託して売ったのが始まりとされ、当初は「秋田名物・元祖アイスクリーム」という名称で販売していたそうな。後に「交通安全アイス」(警察に無許可での路上販売に苦言を呈され、交通安全でも掲げてれば・・・と言われて付けられたらしい)とか「ババさんアイス」とも呼ばれていたのですが、1979年頃から現在の名称で呼ばれるようになりました。この名称の由来は諸説あり、とっさに出たとか高校生の間の呼び方などがあります。

本来は夏の風物詩で、農閑期の副業的なものだったのですが、今は冬以外はやっているようです。
今回チョイスしたのは、定番のピンク(イチゴ味)と黄色(バナナ味)のミックスで、会場では、秋田のイメージカラーである青(ブラウソーダ味)と黄色(ブリッツレモン味)のミックスも頼めます。



味は至ってシンプルで、懐かしい味。イチゴ・バナナのほのかな味わいのする甘いアイスです。ちょっときれいすぎて食べるのがもったいなかった(苦笑)。


SHV47_0612ハーフタイムには身体を温めようと、仙秋屋の「なべっこうどん」を頂きました。
「なべっこうどん」の『~っこ』というのは、かわいらしいものに付ける接尾語のようなものとも、子供が作る鍋料理という意味で『~っこ』と付いたとも。
というのも、秋田県では小学校の時に「なべっこ遠足」を行うことがあるそうで、自分達で作る料理から材料から機材とかを全て執り行う(リヤカーで引いて持って行くのだそうな)のだとか。その時に作られるのが、「なべっこ」という里芋鍋(山形県の「芋煮」によく似たもの)なんだって(ただあくまでの話で、子供達が作れば、鍋で無くとも全て「なべっこ」とも)。

今回頂いた「なべっこうどん」は、きのこや野菜のたっぷり入ったものでした。
ちなみに、この後しいたけの唐辛子と一緒に煮た佃煮のようなものとねぎを入れていたら、余りそうだからと揚げもおまけしてくれた。ありがとうございます。



味に関しては、すごく美味しかった。
甘めのコクある醤油ベースのつゆ(もしかしたら、醤油じゃなくてしょっつるだったかも)が野菜ときのこの味と絡んで、さらに引き立ちましたね。うどんは稲庭うどんのような細めの麺ながらも、長く持って歩いても伸びてしまうことのない、芯のしっかりしたものでした。それでいてコシが強いわけではなく、やや柔らかい、それでいてのどごしのいい食べやすいものでもありました。


次回は秋田でのあれこれをば。


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Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)