もうすぐオールスターゲームですが、なかなか決まらなかったのがパリーグの監督。
慣例で行けば、昨年優勝した楽天の星野仙一監督が指揮を採るはずでした。
しかし、5月に腰椎の椎間板ヘルニアと胸椎の黄色じん帯骨化症であると公表されて以降、休養に入ることとなり、代行監督を務めていた佐藤義則投手コーチが兼任で監督を受け持つ過程で引き受けることとなりました。
ただ、佐藤監督代行になっても楽天の成績が芳しくないため、7月に佐藤監督代行は監督の任を解かれ、2軍監督だった大久保博元さんを1軍の監督代行に据えることとなりました。その際、大久保監督代行がオールスター監督就任を固辞(「俺がしゃしゃり出るのはおかしい」という理由)したため、再び星野監督が引き受けることなったのです。
ところが、まだリハビリ中で立ったり歩いたりするとしびれが取れないということで、オールスター・パリーグ監督の数人をサイド取りやめる事態になりました。さぁ大変。楽天サイドから引き受け手がいなくなりました。
そこで、今年の監督は、ロッテの伊東勤監督を据えるという極めて異例の事態になりました(監督代行が指揮を採るというケースも過去2回しかない異例の事態だったのだが)。伊東監督率いるロッテは昨年3位だったのですが、西武時代も含め監督経験が豊富ということで星野監督の推薦があったとのことだそうです。コーチに関しては、西武の田辺徳雄監督代行と大久保監督代行。おいデーブ、コーチはやるんかい(爆)!
正直ゴタゴタがここまでこじれるとは思っていませんでしたが、元々自力のある選手達が多いので、上手く使ってくれるのではないかと思います。
ちなみに、今年のオールスターゲームは7/18(西武ドーム)・7/19(甲子園)に行われます。