2023年10月10日

秋の新アニメ2023 その14 盾の勇者の成り上がり Season 3

秋の新アニメ2023、14回目は投稿サイト「小説家になろう」の作品が原作で、後にKADOKAWAのレーベルであるMFブックス(メディアファクトリーの一レーベルであるMF文庫Jの姉妹関係)で連載している「盾の勇者の成り上がり」の第3期になる「盾の勇者の成り上がり Season 3」です。
2期はある程度の期待と不安が入り混じる中での放送になりましたけど、結果的に後者の方が勝ってしまい、やや中だるみ・・・いや緩い感じの内容になってしまいました。第1期の放送内容が、あまりにも完成度が高いというのもあったのかもしれませんが、そんな中でも第3期の放送を獲得したということは、根強いファンのいることを証明してもいます。そんな根強いファンを失望させないためにも、第3期は絶対に上手くいってほしいものです。


あらすじは続きモノなので無し。四霊の一つを倒し、異世界でその元凶も倒して帰還した主人公達が、戦力の立て直しと自分の治める村人達を取り戻すため、闇の闘技場に赴くところから始まります。


主人公達が異世界から戻ってきたら、残りの勇者達が行方不明になり、村人達が奴隷として売り買いされている(しかも、奴隷制度の廃止が尾を引いて値が上がっている)。女王も頼りないどころか、王族を追放された女が行方をくらまして何か企んでいるのではないかという、とにもかくにも主人公達にとっては頭の痛い出来事ばかりまだ次の波(いわゆる異変)が、すぐに来ないことが救いという状況だったことが幸いし、現状の立て直しを優先することになったんですね。
そんな中でやって来た闇の闘技場。オープニング前のアバンで、いきなりそこでの戦闘シーンだったので、何事ぞと思ったんですけど、話を進めていくにつれて、なるほど納得。先述の状況が、そこに帰結する理由だったんですね。


制作会社も変わったからなのか、ヌルヌルしたオープニングアニメを見られ、作品の内容も前期に比べれば、盛り上がる展開だったと思います。今期は大丈夫じゃないのかな。動くべき人達が動いているので。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:40Comments(0)

2020年01月20日

冬の新アニメ2020 その16 異世界かるてっと2

冬の新アニメ2020、16回目はKADOKAWAが制作に関わっているアニメ「オーバーロード」、「この素晴らしい世界に祝福を!」、「幼女戦記」、「Re:ゼロから始める異世界生活」がクロスオーバーした「異世界かるてっと」の続編になる「異世界かるてっと2」です。
今期は「盾の勇者の成り上がり」の3人がゲスト出演という形で登場するとのこと。どんな形で参加するのか気になりますね。


あらすじは続きものなので無し。クラスになじんできた2組の面々に、突如転校生がやって来るところから始まります。


いきなり「盾の勇者の成り上がり」の主人公である尚文がガラッと戸を開けて参上するかと思ったら、彼は隣のクラス(1組)の生徒という驚愕の事実が発覚(ちなみに、2組の転校生は「この素晴らしい世界に祝福を!」に出てくるちょむすけというネコ)。そして飼育小屋にフィーロが突如現れ、ラフタリアは尚文を探し出す15分の作品の割に急展開すぎるなぁと思うものの、このノリが、この作品には丁度いいのかも。
基本的には前期と同じテンポ。前期見ていて面白いと思った人なら、今期も十分付いていけるでしょう。なお、まだ見たことないという人は、動画配信がなされている(dアニメストア・ビデオパス・ビデオ放題・ネットフリックスなど)ので、見てから・・・というふうでもいいでしょう。幸い続きで見られるようになっていますし。


もっと「盾の勇者の成り上がり」のキャラが絡んでくれればいいのですが、彼らは1組なので本当に『ゲスト』になるのかなぁ・・・。でも面白いので、今後に期待です。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2019年01月28日

冬の新アニメ2019 ベスト

冬の新アニメのベストを見ていこうかなと思います。
今年は、去年がよすぎたというべきでしょう。はっきり言って不作です。近年まれに見る不作で、冬はいつも悪いけど、今年の悪さは群を抜いています。


そんな中での今期トップは、「盾の勇者の成り上がり」です。
これは初回の1時間スペシャルがすごくよくできていたからですね。主人公の異世界での立ち位置とそこに住む世界の住人、仲間だったはずの他の勇者への不信感、そしてその中でも勇者の1人として住民を救わなければならないという葛藤も描かれていますし、奴隷として付いていくことになったヒロインの立ち位置もよくわかりますね。2回目以降も30分という短い中でもちゃんと描かれていたことにも評価したいです。

2位は、「私に天使が舞い降りた!」
この作品は、主人公が光っていますね。そこに主人公にべったりな妹、主人公に対して気持ち悪さを覚える妹のクラスメイト、主人公の秘密を見てしまった隣に住む妹のクラスメイトと三者三様もよく出ていますね。主人公がどちらかというとニート寄りな生活を送っているので、ダメさがにじみ出ているのに、妹は健気なんだよねぇ・・・。

3位は、「ドメスティックな彼女」
今季一番の期待作だったんですけど、まぁこの位置。もう少し攻めてほしかったなぁ・・・。
主人公とヒロイン2人の三角関係に近いものは出ているんだけど、もっと主人公やヒロインの闇の深さ(苦笑)が出てほしかったなぁ・・・。

次点は、「上野さんは不器用」
消極的な選択で、この作品になったというのが、これまでの時点の違い。本当なら次点無しでもよかったくらいですが・・・。
上野さんのエキセントリックさと同じ部員達の冷静というのか無頓着というのか上野さんに対して深く何も思っていない点のコントラストがなかなか。時におかしなことをやる上野さんに手を焼いているとも言えますが、何げに楽しんでるように見えるのは気のせい(ニヤニヤ)?


次回はワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2019年01月10日

冬の新アニメ2019 その5 盾の勇者の成り上がり

冬の新アニメ2019、5回目は投稿サイト「小説家になろう」の作品が原作の「盾の勇者の成り上がり」です。この作品は、後にKADOKAWAのレーベルであるMFブックス(メディアファクトリーの一レーベルであるMF文庫Jの姉妹関係)で連載しています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公はごく平凡な大学生。ある時図書館で見つけた書物をきっかけに異世界に召喚され、盾の勇者として迎えられる
しかし、盾の勇者は、剣・槍・弓の勇者に比べ一段低く扱われ、仲間も槍の勇者から移った女性1人のみだった。
王から軍資金を多めにもらい、彼女と共に冒険を進めていったものの、その仲間に裏切られ、冤罪を掛けられたばかりか、国民からも賤民扱いされてしまう

誰も信じることができず、武器を持って戦うこともできずに八方塞りになった主人公の下に、奴隷商が姿を現し・・・。



というふう。


初回は1時間スペシャルということで、主人公の異世界での奮闘が丁寧に描かれておりますが、エグイシーンはないものの、精神的に結構参ってしまうシーンが多かったですね。やっと仲間になってくれた女性が、美人局みたいな立ち位置、仲間の勇者は信じてくれない、あまつさえ異世界でもハブられ、主人公の閉塞感だけはひしひしと伝わってきましたわ。これはやさぐれても仕方がない。役としても難しかったんじゃないかなと思いますわ。
しかし1時間スペシャルでも、まだまだ序盤っぽそうな展開次回でやっとヒロイン登場・・・というふうですか。2クールで追い掛ける作品なので、これだけゆったりとしているんですね。


今後20巻まである原作のどの段階まで作品として展開するのかも気になるところですが、ゼロどころかマイナスのスタートになった主人公は挽回できるのか気になるところです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)