2013年07月05日

一気にAクラス入り!・・・かと思いきや(泣)

「天国から地獄」・「ジェットコースターに乗っているような感」・・・という言葉がぴったりなように感じる日本ハムの昨日と今日の試合運び
今日の試合に関してはテレビ中継(全国放送の意味)がないのでCSで見ておりまして、その解説をやっていたガンちゃんこと岩本勉さんの言葉ではないのですけれども、『移動疲れ』(注:昨日の試合、日本ハムは福岡でナイターをやり、移動日なしで札幌に戻っている。対してオリックスは大阪でナイターをやり、同じく札幌に乗り込んでいる)があるのではないかと思えてならなかったですね。


で、昨日の試合は実によく頑張ったと思う先発が大谷選手だったからという意味ではなく、総じてチームが頑張ったという意味で。
実際の試合を見ていない(ニコニコ生放送見ておけばよかった(泣))ので何とも言えない部分があるのですけれども、本人いわく「悪い」というふうですが、2回に点を取られず、逆に三者凡退に抑えたのはよかったのではないかなと思いますし、不安定な状況下でもバッテリー間で投球をいい球を選び出し、組み立てているのは新人投手ではなかなかできない所業ですよ。しかも相手はソフトバンク強力打線がウリのチームで1勝をもぎ取れたのは大きいことです。大きな自信になったのではないかと思いますよ。5回2/3はまぁまぁかと思いますけど、立派です。

しかしそれ以上に立派だったのが継投陣、特に石井選手はよく頑張ったと思っています。
今シーズン正直調子が上がっていない中、大谷選手が背負ったランナーを返さなかった、つまりは大谷選手の勝利投手の権限を持たせたまま投げ切ったことによくやったと言いたいです。このまま胸突き八丁にになる夏のシーズンを乗り切ってほしいなと思っています。


しかし、今日の試合はどうなんだと。せっかく3位に上がって、さあこれから・・・という時に出鼻をくじかれてしまっては何の意味もないです。しかも、今日は西武もソフトバンクも勝ってしまったので5位に逆戻りです。さらに、オリックスとは直接対決のような感じになっていまっているので、3タテを食らおうものなら、再び最下位に逆戻り(正確には最下位との差は0.5ゲーム差ある状態で3連戦を終える)ですよ。

今日の試合は、吉川選手に尽きるのかなぁ。鍵谷選手が不用意に投げてしまっている点も否めないですけど、吉川選手の投球がピリッとしていなかったのが一番の敗因だと思います。
ストライクを取った後で不用意に球を置きにいったり(注:「置きにいく」とは、要はストライクを狙っていくような投球をすること)、球が浮きがちになっているのは今シーズン何回も見ていますね。何とかならんのかと。
もしかすると、昨シーズン末から痛めている左肩の調子がまだ悪いんじゃないのと邪推しています。正直『エースの地位』でなければ再調整(というか経過観察)だと思うんですけどねぇ・・・。2軍に落とすまでは悩みどころですけれども、少し登板間隔を開けるかしないといかんですわねぇ・・・。


とにかく、明日以降勝ち越しを狙う感じで試合運びをしないと、せっかくAクラスに滑り込めるまでになっているのですし、上手くいけば首位も伺える状況になっているので、ここが踏ん張りどころですよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)TrackBack(0)

2011年08月08日

苦労人が掴んだ1球勝利

今日の楽天×日本ハム戦、今日唯一のプロ野球の試合だったことと、ルーキーの斎藤佑樹選手が投げたという点、相手も同じくルーキーの塩見貴洋(しおみたかひろ)選手が投げたという点、そして共にドラフト1位ということで、いつも以上に注目を浴びたのではないかと思います。
しかし、試合は斎藤選手があまりピリッとしないために、5回途中で走者満塁の状態で降板(4回1/3)、代わった石井裕也選手がその後をピシャリと抑え、その後、榊原・増井・武田久3選手の継投リレーで勝利(2-4)を収めました。
その斎藤選手の後を引き継いだ石井選手、実はたった1球で勝利が決まるという、いわゆる1球勝利投手になりました。この1球勝利は相当難しいことで、時には大ピンチを抑えないと達成できないものです。
なお、これより上もあり、0球勝利と言われるものもあります。これは牽制球でアウトにした時のみ達成できるもので、これは1球勝利よりさらに難しいです。また1球敗戦というのもあり、これは基本的に走者を出していない時にホームランで逆転されてしまった場合に起こるものです(これ以外でも色々あるのだろうけど、一番多そうなのはこのケースかと)。
さて、石井選手、うれしい1球勝利ではありますが、実は相当な苦労人です。
石井選手は先天性難聴で、左耳は全く聞こえず、右耳は補聴器でわずかに聞き取れるというふう。そのため、常に選手とは指差し確認をしているだけでなく、一瞬の映像から判断するという能力が極めて高いため、選手の一瞬のサインを見逃さないという集中力で、聞こえない聴力をカバーしていました。
そんな石井選手は、プロ入りを反対されながらも、自身の熱意で中日にドラフト6巡目で入団。貴重な左の中継ぎとして活躍したものの、要所でもろいという欠点と中日の投手層の厚さで、4年目のシーズン途中に(2008年)に横浜へトレードされました。
横浜時代は、移籍1年目はセットアッパーとして活躍。2年目は当初抑えとしてデビューしたものの、すぐに炎上するクセが響いてほどなくして抑えの役を下ろされることになりました。その後目立った活躍ができずに、3年目のシーズン途中(2010年)に日本ハムへ移籍になりました。
日本ハムへ移籍後も、やはり左の中継ぎとして活躍。現在も勝ち負け関係なく登板する隠れた大黒柱になっています。
実は、中日時代から、「コイツは化ける」と期待していた選手の一人で、実際中継ぎでの活躍を見るにつけ、すごい投手を中日は獲ったなぁ、何でこんないい投手が中日ではあぶれるんだ、何で横浜は長い目で見てあげないんだ・・・とほぞをかむような思い(愛憎半ばというやつ)で見ておりました。だからこそ、今日本ハムで活躍している姿を見て、時々涙腺が止まらないこともありますよ・・・。
あとどのくらい活躍できるかは正直わかりませんが、1年1年を常に勝負の年として1イニングを投げてほしいものです。


サイレントK 沈黙のマウンド―野球に生きる横浜商工難聴の左腕エースサイレントK 沈黙のマウンド―野球に生きる横浜商工難聴の左腕エース



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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月26日

昨日と逆

点数違えど昨日と逆。中日のチェン選手に抑えられ8回完封。終盤岩瀬選手から打って何とか打線を繋げたものの、万事休す。
チェン選手は序盤少々球が荒れ気味だったので、正直打ち崩せたんじゃないかと思うと悔しいですね。野本選手のスーパーキャッチが出てなければ・・・。


10645412.jpgそんな思いがもたげ始めた頃に買ってきたのがナゴヤドームにある売店の一つAmigo(アミーゴ)の交流戦セット
パリーグの本拠地のある球団の産地のものを使ったおつまみセットです。若干こじつけのもありますけど(苦笑)。

左上から埼玉西武のサツマイモスティック、福岡ソフトバンクの明太子風ソーセージ、千葉ロッテのエビカツ、北海道日本ハムのポテトフライ、東北楽天の牛タン、オリックスの牛ホルモン(こてっちゃん)。
個人的には、明太子風ソーセージが目茶苦茶美味かった



まぁね、今日は石井・多田野両選手の元気な姿が見られただけよしとしましょう。うん、そうしよう(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 21:39Comments(0)TrackBack(0)