2023年05月22日

FC岐阜観戦記2023 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて まるで岐阜戦士の見本市だった水戸×熊本の試合

SOG03_081533先日茨城県に行ってきたのですが、その際水戸駅の改札口で、こんなものを見掛けてしまったのだ。そう、見てはいけないものを見てしまった(苦笑)。


水戸ホーリーホックの試合があるかもしれないということは覚悟していた。しかし、こと相手がロアッソ熊本だとわかった時点で、ワイのカンピューターが大きく反応したのだ!これは行かないといけない!
・・・ええ、FC岐阜のサポーターにとって、Jリーグに同時参入したロアッソ熊本というチームは何かしらの想いがたぎるものです。しかも今の熊本は大木武さんが監督を務めている岐阜で2年半務めた大木さんが、熊本で成功を収めているのは、何とも言えない思いがよぎるのです。



そんな熊本と水戸には岐阜に所属していた選手が7人もいるんです(括弧書きは岐阜の所属年度)。
まず熊本には、大本祐槻選手(2017)・大西遼太郎選手(2020~2022)・三島頌平選手(2018~2021)・島村拓弥選手(2018)・粟飯原尚平選手(2019~2021)・石川大地選手(2018~2019途中・2020)の6人で、この試合では三島選手以外はスタメンないしはベンチ入りしていました。
一方で水戸には、タビナス・ジェファーソン選手(2019)がベンチ入りしていました。


試合の流れもあって、全員の雄姿を見られたことは、とても有意義でしたし、高い金(今回買ったのはメインサイド席)を出してよかったとも。


SOG03_140627J2の試合を見に行くのも、水戸の試合を見に行くのも随分久しくなかったのですが、牧歌的な雰囲気は相変わらず
そして、そんな中にいたよ、ガクモンさん相変わらずカメラを向けると決めポーズを取りやがるところまで変わってない(ギャハ)。



SOG03_140730こちらは水戸にいるパンダさんだよ。以前はいなかったと思うので、初めて見た。
なお、パンダさんは水戸のホームサポーター席(バック側)にいたユニフォームのせいか、すごく目立つ(爆)。



SOG03_141046鹿島臨海鉄道のイベントから直行で来ているので、非常にお腹が空いていた。なので、席を取ったら早速スタメシ。
最初は龍神家の「龍神焼きそば」。いい香りが漂っていたので、買ってしまった。



味は、やや酸味のあるソースにピリッとした味わいがちょっとあったけど、もしかしたらにんにくじゃないのかなと思わせる味わいと辛味麺は中太っぽいしっかりとしたものなので、ソースがよく絡んでいましたね。ただし、具があまり無かった気が・・・。美味かったのに少々残念。


SOG03_141125こちらは、華果の「牛串」。焼いたものをもらって撮ろうかと思ったのですけど、手が空きそうにないので、既に7分か8分焼いたものをパシャリ



こちら、肉は非常に大きく、脂もたっぷりジューシーでした。コイツをご飯に乗っけて食べたいと思わせるほど。たれの味わいも甘辛でコク深い風味が付いていて、やっぱりご飯欲しい(ニヤニヤ)。惜しいのは、若干硬いかなという点だけ。それだけだから贅沢言っちゃあいけねぇ(ギャハ)。


SOG03_141957この日の試合は、ひたちなか市のホームタウンデーであると共に、プリマハムのサンクスマッチでもありました。
そのため、プリマハムの「香薫」を焼いたものが売られていました容器持参なら100円引きだったのですが、丁度空いてなかったので、フルプライスで頂く(苦笑)。
ケチャップとマスタードが用意されていたものの、自分では掛けられなかったので、ケチャドバとはならず。だからあの試合結果なんだ(ニヤニヤ)。



ソーセージは結構ジューシーなのね。私は基本的に日本ハムの「シャウエッセン」なので、他のソーセージをあまり頂かないんですけど、ここまで美味しくなってるとは。ただ、昔の人間なので、皮のパリって音がするのがいい(爆)。


SOG03_155439ハーフタイムになって、トゥインクルフードで「たこ焼き」を買ってきた。どうしても食いたかった(笑)。



今回は塩で頂いたのですが、あっさり味に仕上がっていながら、こしょうのパンチある味もあって、塩も悪くないなと。普段はソースか醤油だもんなぁ。あと、ここのたこはデカい。それでワンコインは安いよ。


SOG03_144427この日の試合は、水戸にとって重要なものになっていました。
現在連敗中で、直近の試合になったザスパクサツ群馬との北関東ダービーには逆転負けを喫するなど試合内容も悪いといった有様だったようで・・・。
そんなこともあり、岐阜のサポーター達がJ3に落ちた年に思ったことを彼らも書いたわけです。「腹は括った。俺達は死んでもついていく」と。
何としても勝ちを得て、一つでも順位を上げて、降格圏に近寄らないように・・・という思いは、通じたのでしょうか。




SOG03_165408はい、無理でした(ギャハ)。


前半から熊本の動きがよく、テンポのいいパス回し(狭い空間に特によく回ってた)と勢いある飛び出し、そして水戸の緩慢な守備を突いて、ことあるごとにインターセプトをかますかます
そして何よりすごかったのが、石川選手の神掛った動き『気が付けば石川がいる』と水戸の選手達は思ったことでしょう。
先制点は、大西選手のポーンと飛ばしたボールに呼吸を合わせたかのようにタイミングを揃えて一閃で決めてしまった。これは昔、やっぱり同じ水戸戦(ホームの長良川競技場)で、中島賢星選手と薮内健人選手とのコンビネーションで決めた得点にそっくりやんけ!
その後も石川選手がキレッキレ。オフサイドになった点とかも入れたら、ハットトリックだったので、アクシデントによる途中交代が何とももったいないと思ったほど。あ、2点目の胸トラップからのシュートも怖いくらい決まってた。何でそれを今までやれなかった・・・。
そして、熊本のダメ押しは、インターセプトを決めた上村周平選手が、そのままペナルティエリアそばに持って行って、ループシュートをズドンと決めた!これは口あんぐり。水戸の守備が見事に崩壊しているなぁと。ミトナチオとまで呼ばれた堅守は、どこに行った・・・。
水戸はタビナス選手が出てからは、よくなるかなと思ってたけど、相変わらずだった。それでもタビナス選手だけは緩慢な守備にくさびを打ってくれていたと思う。彼が守っている部分は、ほぼしっかり締まっていたのですよ。それが最終盤の粘りに繋がっていったんでしょうけど、時既に遅しなのもさることながら、相手が疲れているのと途中交代の選手達がイマイチだったのもあったというネガティブな結果なのよ。水戸の実力が(一時的に)上がったわけじゃないことを選手達は気付いてほしいですね。


ということで、熊本が水戸を蹂躙(0-3で熊本の勝ち)。何と熊本がアウェイで水戸に勝ったのは、2010年以来13年ぶりだったそうな。干支一周どころの騒ぎじゃないじゃん(汗)!



SOG03_164709なお、こちらがPKを獲得した大本選手が失敗したシーンになります(苦笑)。大木監督も激おこだったあのシーンです。だって4点目確実だと思って撮ったんだもの(ニヤニヤ)。
なーんか大本選手ってPKに失敗しやすいイメージがあったんだよねぇ。もう少しシュート練習をしっかりやってほしい。特にミッドフィルダー登録になっているのなら、なおのこと。



実に6人の選手が登場し、まるで元岐阜選手の見本市のようになった試合を見終わったワイ、目から汗が止まらなかったよ(爆)。何でいた時にできんねんと・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2022年07月31日

FC岐阜観戦記2022 DAZN観戦だぞーん 前編

FC岐阜、昨日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました。


昨日は、都合で行けなくなってしまったので、帰って来てからDAZNで観戦することになりました。リアルタイムで見ようかなと思ってたのですが、テレビを見ててすっかり忘れてた(苦笑)。まぁ、DAZNはリアルタイムじゃなくても見逃し配信も(一定期間)やってるし、ハイライトもある(ハイライトはYouTubeでも閲覧可能)。ゆえに、いつでも見られるという安心感があるので、気を抜かなければ大丈夫(爆)。


さて、先日のカマタマーレ讃岐戦を悪い内容ながらも買った岐阜は、連勝を賭けて鳥取と戦います。その鳥取は、4連敗中(直近の試合は終盤に逆転されて負け)と調子を落としており、あまつさえホームでの勝利が無いという状況順位も17位と下から数えた方が早い・・・どころの騒ぎじゃないな(汗)。降格枠があったら、間違いなく落ちる順位にいます。敵の方が心配になる状況ですけど、こちらも本調子じゃないので、なりふり構っていられません。とにかく醜くとも勝つことを心掛けてほしいと思いながら試合を見ていました。


・・・結論から言うと、醜態だけ晒して、いいところがまるで無いこれだったら見に行かなくてよかったとさえ思う、変な安ど感まで持ってしまいましたよ・・・。現地観戦の方々には何とも痛ましい試合になったことでしょう。恐らくアウェイの中では一番悪い内容になるのではないのでしょうか。藤枝MYFCとのアウェイでも4-3だったからね・・・。


最初は一進一退だったかなと思う展開でしたけど、前半14分に元岐阜所属の石川大地選手がクロスに合わせて叩き込まれて、先制点を奪われますこのクロス、ホントは別の選手に合わせるものだったんでしょうけど、見事なフォローですわ・・・。あれが本来の目的の選手にヒットしていたら、失敗で先制点にはならなかったと思うと、運も味方したんでしょうね。
2点目は、ミドルシュートが見事にハマりました。大野哲煥(ちょるふぁん)選手の距離感を見事に計ったものらしいですけど、あのシュートは防げたよね・・・。これによって、鳥取の流れは決定的になり、岐阜にとっては苦しい展開になってしまいます。
後半は、岐阜のもどかしさが何度も出て、いくら球を運んでも上手く回らない。シュートも入らない。そもそも論で岐阜にチャンスがほとんど巡ってこない(泣)。そうこうしていたら、鳥取の高卒ルーキー(しかも初スタメン)の選手にゴールを決められる有様あれは前に出過ぎでしょう。焦燥感がそうさせたのかなと思うと、悲しくてやりきれない最後はアディショナルタイムにねじ込まれ、4-0の惨敗。いやぁ、4点目も大野選手取れてたよね・・・。勢いでやられたのかね・・・。


恩返し弾・高卒ルーキーに初スタメン初ゴール・ホームでの初勝利という、3つの献上してしまった岐阜。ウチの悪いクセ全開の試合になりました。
これはアカンでは済まん。横山雄次監督だけを責められない。もはや選手全員に責任を取ってもらいたいし、フロントは何より反省をしてほしいホントにこのままだと、来年JFLへの降格が始まるようになったら、真っ先に残留争いの1チームに勘定されるわ。そして、何で今日ファン感謝祭にしたの?スタメンに出てる選手達のために、この日に組むなよ。練習はしなくていいから、反省タイムに当てろや・・・。


この日の流れを断ち切る時間をくれたのか、来週はサマーブレイクで休み(一部のチームは新型コロナウイルスの感染で吹き飛んだ試合の代替日)になります。再来週の8/14から試合は再開され、アウェイのFC今治戦となります。お盆休みで皆やって来るのではないかと思います。今回のような無様な試合をしないでほしい・・・と思ってるけど、ホームで無様な試合をやってしまった相手なんだよね(汗)。そして昨年のアウェイも無様な試合だった。ああ、頭が痛い。


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Posted by alexey_calvanov at 21:15Comments(0)

2021年09月12日

FC岐阜観戦記2021 第9節 恩返しならぬしっぺ返し

FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取との一戦になりました。
前回のホームで0-4と屈辱的な敗北を喫した岐阜は、先週行われたアウェイのY.S.C.C.横浜で3-0と全てではないものの取り返すことができました。そこで迎えたホーム、相手は現状最下位に沈んでいるチームです。鳥取はやや上向き気味ではあるものの、サマーブレイク明け以降連敗しており、ここで叩いておけば、岐阜は上位陣にくさびを打ち込むことができると思っています。


さて鳥取には、昨年まで岐阜に在籍していた石川大地選手と永島悠史選手が移籍しています。もしかしたら来るのかなと思っていたら、スタメンで石川選手が控えで永島選手がそれぞれ名を連ねていました。気を付けねば・・・と思っていたら、あんなふうになるなんて。


SHV47_1565先週と同じく緊急事態宣言下で行われた試合、一部イベントは中止ないしはスタジアム内での開催に変更となっていました。
しかしながら、この日の試合ではグッズ販売と飲料の販売が屋台村のあった広場で行われていました。特に飲料の販売は、まだまだ暑い日が続く中で2500人程度の観客が訪れると、自動販売機だけでは全てを賄いきれないでしょうから、いい試みではあったと思います。
グッズ販売は、マーサ21で買いに行くことは無いのかとちょっと安心(苦笑)。



SHV47_1569この日は、10月から第2期の放送が決まった「やくならマグカップも」のコラボ試合ではあったものの、この状況下だからなのかあまり大々的に行っておらず、グッズだけ売ってみた感が強かったなぁ(汗)。これは多治見市とのコラボデーの時にやらなければ盛り上がらんつくづく岐阜はこの手のイベントが下手と思ってしまうのであった。

なお、コラボタオルは買った。「やくならマグカップも」っていうんだから、マグカップを買うんじゃないのかって?残念でした(ギャハ)!



SHV47_1566さて試合ですが、先程も書いたように、石川選手と永島選手が名を連ねたのに対し、先週スタメンから外れた川西翔太選手・吉濱遼平選手に加え、今週は守備の要であるはずのキャプテン甲斐健太郎選手も外れていました。確かに甲斐選手は天皇杯の予選も含めこれまでフル出場だっただけに休ませてあげるべきだと思ってはいたものの、このタイミングでいなくなるとなると、ちょっと何かあったのではないかと邪推したくもなります
そんな中で起こった前半は、意外にも危なげない展開を見せ、鳥取に主導権は渡さない展開になっていました。ただ、決定機はあったものの、そこで決めきれなかったのが、後半大きくのしかかってきたのです。

後半に入り、岐阜も鳥取も先制点を得ようと躍起になっていた中、後半10(55)分、守備の隙を作ってしまった岐阜のイレブンその隙間を塗ってパスを回され、最後は裏に抜けてきた石川選手によって決められてしまったのです。
そしてその後、がら空きの守備に石川選手がお膳立てしたクロスを受け取った杉井颯選手にペナルティエリア少し後からシュートを放たれゴラッソとなり、これは福島戦の再放送かと嘆き悲しんでいると、終盤には途中交代した永島選手がゴールマウス前まで詰め寄って冷静に放ち、もうどうしてこうなったと頭の中が真っ白になりました(泣)。守備がら空きでゴールマウス前も詰めました感が・・・。いや、何より特に1点目と2点目がそうでしたけど、桐畑和繁選手が前に飛び出し過ぎなのかなと。そこを相手に突かれてしまったようにも思えたので、やっぱりゴールマウスに張り付くことは重要なんじゃないのかな・・・と思ってたら、3点目がアレだもの(大泣)。
それでも福島戦の時のように心が折れてしまったかのような怠慢なプレーはほぼ見られず、最後まで1点をという姿勢を見せていたのが救いではあったのですが、0-3で負けは負けとてつもなく厳しい現実を最下位のチームに叩き付けられたのは否めません。そして川西・吉濱・甲斐の3選手がいない結果だと考えると、ますますこの先不安でなりません



SHV47_1567試合後にやって来た石川・永島両選手。
勝った後ということもあってか、いい笑顔してやがる(苦笑)。アウェイの時には両選手が出ていなかったので不安ではあったのですけど、頑張っていたようで何よりでもあります。



しかし、この厳しい現実は何だ。もう昇格云々を語れるチームではないと痛感させられました。そうなると、来年落ちてくるチームの対策、来年やって来るチームの対策、そして近い将来やって来るJFL行きにならないための対策を練るべき段階になってしまったのではないかと思っています。ホントにこのままならJ3の中庸から下位に落ちてもおかしくない状況です。来年あたりJFLへの降格制度が起きるのなら、真っ先に窮地に陥っても過言ではないです。今ある戦力が全員しりに火が付いている現状を再認識し、次に備えてほしいものです。今日の試合はまだそれがあるとはいえ、このままではまずい。


次の試合で挽回したいところですけど、そこでお休みが入ってしまいます。最悪の状況を立て直せるか不安なまま、9/25にアウェイの鹿児島ユナイテッド戦が次の試合になります。前回勝っているとはいえ、この状況下でダブルを狙うのではなく、確実に勝てるために動くようにしてほしいです。

ホームは10月に入った最初の試合、10/2のFC今治戦です。アウェイで惨敗だっただけに、ここでも前回の試合の対策と直近の今治の選手達の分析を行ってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:14Comments(0)

2020年09月02日

FC岐阜観戦記2020 第6節 たった一つのプレーでガラッと変わる

FC岐阜、今日はY.S.C.C.横浜との一戦になりました。
Y.S.C.C.は、神奈川県横浜市にある3つ目のJリーグチームで、元々は横浜市中区にあったクラブが後に全日空の資本参加で日本サッカーリーグ1部に昇格した全日空横浜サッカークラブになりました。その際、全日空横浜のOBやスタッフが、全日空に依存したクラブ運営に疑問を抱き、地域に根差したサッカークラブ作り組織したサッカークラブをと設立したのが、横浜スポーツクラブで、現在のY.S.C.C.になっていきます。つまり、後にJリーグ入りし、消滅(正確には横浜マリノスと合併)した横浜フリューゲルスの遠戚にあたるわけです。

Y.S.C.C.は2011年にJFLに昇格し、そのままアマチュアクラブで行くのかと思われましたが、2013年のJ3創設に際して参加を表明その年のシーズンオフにJ3参入が承認され、現在に至ります。その際、クラブ名に地域名が入っていないということで、略称でのチーム名で登録していた『Y.S.C.C.』を『Y.S.C.C.横浜』としたのです。
なお、Y.S.C.C.とは横浜サッカー&カルチャークラブの略で、イメージ的にはKBS京都(KBSは京都放送の略)と同じ語呂だと思います。


さて、この試合を迎えるまでの間の岐阜はというと、とんでもない事態になりました。
ホームのいわてグルージャ盛岡戦の後はアウェイ2連戦でしたが、SC相模原には完敗といってもいい内容窮地に陥った中で迎えた福島ユナイテッドFC戦は、前半で圧倒的な展開を見せていたものの、ハーフタイム中に轟いた雷がきっかけで雷雨になり、そのまま中止が決まりました。この日取りも今日決まったのですが、それは後程。
そして気持ちを切り替えて臨もうと、ホームに戻って来て首位のブラウブリッツ秋田戦を迎えたものの、試合開始直前にまたもや雷雨。1時間半延ばしたものの、中止になりました。

この間、実に1試合半試合が無かったことになります。一方でY.S.C.C.はきっちり日程をこなしているので、中2日となります。はっきり言ってしまえば、この試合を落とすようなら、今年のJ2復帰は無理でしょう。もっと言えば、普通に勝つのではなく、圧倒的に勝たないといけないと少なくともサポーターからは思われるでしょう。J3に入ってからも順位は下から数えた方が早く、参入年から3年間最下位にもなったほどです。当時寄せ集めと言われたJリーグ選抜U-22やU-23チームよりも弱かったと暴力的に言えばそうなります。ここ最近は、最下位になるようなことは無くなったものの、まだまだというふうでしょうか。


SHV47_0307というわけで、この試合は平日に組まれたナイトマッチになったわけですけど、1505人来ていたのですから、何だかんだでよくやってると思うよ。
その華を添えるかのように、今日は特別メニューが多かった。その中の一つを紹介します。

こちらは、グーテライゼの「どて丼」飛騨牛のすじ肉が入ったものです。
・・・ネギに隠れているのですけれども、コイツには卵(温泉卵のようなもの)が入ってたよ(泣)。



味としては、すじ肉が柔らかく仕上がっていて、一緒に入ってたごぼうもあくがしっかり抜いてあって、かつ味噌がしみ込んでおり、美味い。ただ、少々薄味だったかなというのともっとどての味噌はたっぷり掛けてくれないと、ご飯に絡まない(苦笑)。惜しい、実に惜しい。


SHV47_0309さて、岐阜の秘密兵器とも言える町田ブライト選手が先発に名を連ねたこの試合、序盤は岐阜がY.S.C.C.を圧倒しているともとれるふうでした。前半6分には粟飯原尚平選手のクロスを川西翔太選手がペナルティエリアで受け取り、その後は独壇場。個人技でY.S.C.C.の守備陣を翻弄し、労せず先制点をゲットします。
その後も実に岐阜がいい流れで試合を流します。Y.S.C.C.は何をするにもワンテンポ遅い感じ、つまりは格の違いを思わせるようなプレーに。岐阜もJ2にいた頃、下位に沈んでいたチームなので、上位にいるチームには、今回のように翻弄されるわ攻守のテンポがイマイチ遅いわとなっていたなぁと感じておりました。
しかし、格の違いを見せていたはずの岐阜は、前半36分に与えたファウルをきっかけに一気に流れを失ってしまうのです。しかもその2分後(実際はほぼ同じ時間のはずだが、公式ではそうなっている)に行われたフリーキック、見事に岐阜が築いた壁を越えてゴールマウスに吸い込まれてしまいました。もうお見事過ぎて拍手が沸いたわ(苦笑)。
このワンプレーで流れはY.S.C.C.に傾き、岐阜は浮足立ちます。相変わらずテンポは悪いのに、ことごとくゴール前にボールを運ばれるのよ・・・。

このままではまずいと思ったのか、ゼムノビッチ・ズドラブコ監督は、町田選手から石川大地選手に、三島頌平選手から高崎寛之選手に交代します。今回は、この交代がズバリ的中となったのです。
まずは後半21(66)分、左サイドから上がってきた橋本和選手の強烈なクロスを受け取ったのが、石川選手!まるで飛び込むようなジャンピングヘッドで逆転します。しかし、橋本選手のクロスが強烈過ぎたのか、吹き飛ばされそうになったぞ(爆)。
さらに後半29(74)分には、柳澤亘選手のクロスを受け取った高崎選手がドンピシャで合わせたヘディングで追加点を挙げます。このようなクロスで得点が取れる時というのは、非常に調子のいい証拠ですけど、やはり交代というワンプレーがきっかけになってイケドンになってくれるんですよね。この時の岐阜は再びノリのいい状態になっていたのです。

しかし、再びY.S.C.C.が反転攻勢に。こちらも途中交代だった宮本拓弥選手に決められて、また1点差に。またY.S.C.C.に流れが傾き始めます。
ただ、最後は岐阜が何とか意地を見せて守り切り、3-2で勝利。ホームの無敗記録を6に伸ばしました。



勝ってよかった。確かに勝ってよかった。ただ、先程述べた圧倒的ではなかったのが誠に残念です。本来なら3-0ないしは3-1で収めていればOKだったのですけど、気の緩みで取られたと言っていい2点目が蛇足になっています。これはちょっとJ3を甘く見過ぎていないかと心配になってきました。しかも過密日程ではなかった試合勘というのもあるので一概に言えないですけど、1週間以上試合が無かったので、もっと余裕で戦えたんじゃないのかと。前半(特に序盤)のあの動きを90分できないと、J3は厳しいぞ・・・。


とりあえず勝ち点と得失点差のプラスを1つ増やして、次の試合を迎えます。

次の相手はアスルクラロ沼津です。もし観客が入って、かつコロナ禍でなければ、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチ(アニサカ)だった可能性があっただけに、残念至極です。まぁ、アニサカだと仮定すると、御前試合になったのと同じレベルになるかもしれないので、異常な強さを発揮してくるかもしれません。去年・一昨年見た試合が、その御前試合でしたけど、ホントに怖いぞ・・・。

そして次の試合が、何と9/9に福島と後半部分を再開試合として行うことになりました。場所はさすがに変更となり、郡山市にある郡山西部サッカー場から、福島市にあるとうほう・みんなのスタジアムとなります。芝の状態が悪いと伺っておりますけど、大丈夫なのかしら。それ以前に台風襲来の方が怖い・・・。

さらに次の試合もアウェイ、ヴァンラーレ八戸戦になります。つまり、アウェイ3連戦。Jリーグの規定ではないのですけど、公平性の観点から日程くん(Jリーグの試合をマッチングするシステム)が組まないように設定されている条件なんですよね。ワイらJ3の1年目やぞ。こんな酷を受けなアカンのですか・・・(泣)。

今回のようなケースだと、一旦ホームに戻ってからアウェイに向かう(この場合、沼津→福島→八戸なので、岐阜→沼津→岐阜→名古屋→仙台→福島→仙台→名古屋→岐阜→名古屋→青森→八戸→青森→名古屋→岐阜)のは、非効率かつ経費も掛かるんですよ。そうなると道中で練習できるようにして移動を繰り返すというジプシー的なものになるとも言われています。


この3連戦を経て、やっとホームになります。その相手はAC長野パルセイロ当初の開幕戦の相手だったチームです。そしてトップ・オブ・北アルプスの盟主になるべく大事な一戦になるでしょう。


厳しい日程が続くけど、ここを乗り切れば、J2復帰が見えてきます。気を抜かず乗り越えていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2019年09月16日

FC岐阜観戦記2019 番外編 その2 かつての岐阜戦士を追い掛けて 染矢一樹&石川大地

SHV39_5697先日、愛鷹(あしたか)広域公園多目的競技場にて開催されたアスルクラロ沼津×セレッソ大阪U-23との一戦に行って来ました。
岡山からトンボ返りで名古屋に帰り、そこから電車で沼津まで行って来るという強行軍。そこからバスで運動公園というところまで行くので、案外大変です。


そういえば、沼津にはゴン中山こと中山雅史選手がいますカズこと三浦知良選手(横浜FC)のように常に出場するということは無く、JFL時代も含めて4年出場していないという存在感の薄い選手になっていますけれども、やはり沼津の選手達にとっては、練習のお手本と言われているだけあって、存在感はあるんだろうね。一説には、S級ライセンスを取るためだと言われていますが、はてさて。



SHV39_5714この日の試合は、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチ国木田花丸役の高槻かなこさんが来場するということで掲げられた歓迎弾幕。しかも、この日は9/25に高槻さんが誕生日を迎えるということで、ハッピーバースデーの弾幕まで。どこまで仕込んでやがる(ニヤニヤ)。



SHV39_5721仕込んでいるといえば、こんなものまで。ここのサポーターすげえわ。



SHV39_5723すげえわといえば(爆)、スーパー寝そべりタイムというハーフタイムの風物詩
去年でもすごくなってると思ったら、今年も今年でとんでもないことに。



SHV39_5724収まらないと思って右側からも撮影。西日がキツい中での撮影でしたね。



SHV39_5725こちらは、大旗。「ラブライブ!サンシャイン!!」絡みで3種類あったのですが、右側のは新作らしい。ここまで実質コラボをしているんだから、バンダイビジュアルはスポンサー考えてやれよ(苦笑)。



SHV39_5729さて、コラボマッチとなったこの日の試合、前半から沼津がペースを掴み始めていたものの、セレッソはU-23とはいえ、そこはJ1の選手。おいそれとは点を与えてくれません。

それでも思わぬところで点が入るのがサッカーの面白いところでもあり、怖いところ
前半23分にセレッソの選手が前方に出した球を見逃さず受け取った普光院誠選手がクロスを上げたかと思ったら、それをベテランの尾崎瑛一郎選手がダイレクトでヘディングシュート!見事に左隅に決まって先制点となりました。ジャストタイミングで決まったこともさることながら、坂本修佑選手がそれをスルーしてるんだよね。狙ってもおかしくないのに、狙わずに奥の選手に合わせようとするのは、なかなかできない。相当練習での連携をしっかりとやってきた賜物なんだろうね。ホントに調子が悪くて11位だったの(苦笑)?
その後は若干硬直状態。そんな中で沼津は徳武正之選手が右足を負傷(前半36分)し交代(同39分)したかと思ったら、セレッソも桃李理永選手がつまづいた先にいた普光院選手と接触し、頭部付近を負傷する事態(同45分)に。写真は、その負傷で呼ばれた救急車。後半しばらくしてまで搬送と治療のためにスタジアム内の脇にいました。



SHV39_5733ちょっと嫌な雰囲気ではあったんですけど、後半になってからは落ち着いた・・・というより、沼津が勢い付いてきた

後半14(59)分には短く出された尾崎選手のコーナーキックから、普光院選手が受け取り、そこから彼の裏を抜けて来た尾崎選手が再び受け取ってクロス。右45゚にいた先の坂本選手がダイレクトでヘディングシュート!またヘディングで決めちゃったよ!今度は混戦から頭一個抜けだすような格好のシュートでしたね。フォワードがきちんと仕事をしてくれました。
その坂本選手はもう1点ゲットします。後半19(64)分には、再び尾崎選手が大きなクロスを上げて、またダイレクトでヘディングシュート!もはや空中戦を制したとも言える沼津がじゅうたん爆撃でセレッソゴールを攻撃し続けます。怖いよ(苦笑)。

そしてダメ押しは、元FC岐阜の選手である染矢一樹選手後半29(74)分、相手のパスミスから普光院選手が大きく放ったクリアを染矢選手が必死に追い掛けます。セレッソの選手が受け取ったので、ミスしたかなと思ったら、そこでもセレッソの選手がカットミスを犯す事態に。それをベテランが見逃すはずがない。1vs1になっていたこともあり、冷静にキーパーとのやり取りも制してゴール。最後はシンプルなシュートとはいえ、ベテランらしい味わいのあるものになりました。

セレッソもフリーキックになったシーンとか終盤の揉み合いで点が入ってもおかしくなったんですけど、前者は沼津の選手がよく守り、後者はオフサイドで救われました。つくづく運が無いですねぇ・・・。


結果4-0で完勝。得点力不足で悩んでいるチームとは思えない得点ショーを5,315人の前で見せてくれました。去年よりかは少し減って、バックスタンドを開放していないのですが、最高の試合を見せてくれたのは、去年も今年も変わっていませんでしたよ。



SHV39_5737勝利のヨイヤサー!!にて。
今回コラボマッチの主役になった高槻さん(左)と沼津市のひものマッチということもあって出演した燦々ぬまづ大使の藤木由貴さん(右)がやって来ました。自称『勝利の女神』(笑)。
いやね、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチだと、異常なほど強いので、あながち間違ってないかも(汗)。



SHV39_5735こちらは、石川大地選手。
今回は後半31(76)分からの出場になり、同43(88)分に佐藤尚輝選手のシュートがゴールマウスのサイドバーに弾かれた後を狙ったんですけど、セレッソの選手に阻まれて打ち切れず
元気そうで何よりですが、やはり沼津で1点でも入れられるように頑張ってほしいところ。いいベテランが大勢いるし、若手も多い。吸収できるところはたくさんあると思うので、日々勉強と思って頑張ってほしいです。



SHV39_5739そして、染矢選手。
この日の試合ではキャプテンとしての役割を十分に果たしてくれました。去年以上に足の速さが目立つ選手になり、すごく馴染んています。フォワードの位置付けでしたけど、スタメン発表のミッドフィルダーでもしっくりくるくらい縦横無尽に走っておりました。既にJ3なら屈指の選手になってると思っていいでしょう。沼津躍進の立役者というのは言い過ぎでしょうか。



改めて、ホントに下に沈んでたチーム(苦笑)?こんなチームと来年岐阜は戦わなきゃいけないんだよ。大丈夫か?U-23以上に怖いチームだわ。もうJ2ライセンスが取れたら、J2で台風の目になりかねないチーム。早いこと上がって下さいと言ってしまいそう(苦笑)。
だからこそ岐阜は大いに参考にすべき。ベテランと若手がしっかり融合し、連携もバッチリ。ホントに、遠征してでも練習試合を行うだけの価値はあると思うよ。


今年こそ敵情視察と思って来たけど、来年怖いよ。アニサカやりたいけど、こんな相手怖いよ・・・(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:36Comments(0)

2019年09月15日

2度目の沼津

岡山から夜行バスで帰ってきたというのに、今度は沼津まで行ってきます
そりゃ、だって「ラブライブ!」だもの(ニヤニヤ)。


というわけで、アスルクラロ沼津×セレッソ大阪U-23戦を見に行ってきます。ちなみに、ひものマッチということですが、今年は抽選になる模様。敷居が低くなりそうだからチャレンジできたらしてみるべか・・・。
今回も待機列が長そうなので、長期戦は必至やなぁ。あと、沼津に期限付き移籍した石川大地選手は元気そうかねぇ・・・


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Posted by alexey_calvanov at 07:27Comments(0)

2019年08月07日

残当とも仕方ないとも惜しいとも

ここに来てFC岐阜の選手の移籍の情報が飛び込んできました


まずは完全移籍の選手から。
2018年から在籍していた山岸祐也選手がモンテディオ山形へ移籍することになりました。
山岸選手は2017年末に、この年J3に降格したザスパクサツ群馬から移籍。大木武元監督時代の目玉移籍としても話題になり、同体制下ではフォワードとして活躍していました。
・・・まぁ、そのフォワードとしての活躍というのは、試合数に見合わない成績(2018年は31試合で4得点)なのよね。今年は22試合で4得点とそれなりの活躍を見せているとはいえ、フォワードとして確実性の面から見ると、かなり厳しい評価をしないといけないのかな。外しちゃいけないところでポンポン外していた印象があるのよね。2018年までは古橋亨梧選手や田中パウロ淳一選手がいたので、そこまで大きく目立たなかったんだけど、ストライカーとなる選手がいなくなってしまった今年、この確実性という面で向上しなかったので、北野誠監督に見切られたのかなと厳しい見方をしてしまうわけです。

しかし、ミッドフィルダーとしてなら繋ぎの役どころやシュートを打てる攻撃的ミッドフィルダーとして躍動しているとも言え、必要戦力だったんですけど、馬場賢治選手が期限付き移籍してきたことで、その役割も限定的になってしまったんですよね・・・。それゆえに完全移籍なのでしょう。
もちろん、大木元監督が退任したというのも見逃せません。彼に見出され移籍を決めたのですから。
10月のアウェイでは必ず出てくることでしょう。その時どうなっているのでしょうか。


そして期限付き移籍の選手には、意外な選手が。
2016年途中から在籍していた風間宏矢選手がFC琉球へ期限付き移籍することになりました。
風間選手は2016年途中に出場機会を求めて大分トリニータから期限付き移籍。移籍後はミッドフィルダーやフォワードとして活躍し、2017年に就任した大木元監督の秘蔵っ子の1人としての側面も見せていました。
風間選手の活躍として見逃せないのはジェフユナイテッド市原・千葉戦でのハットトリック(2017年)。あの時の活躍は神懸っていましたし、翌年の途中出場で見せた逆転&決勝弾も素晴らしいミドルシュートでした。他のチームの試合でも活躍はしていたんですけど、なぜか千葉戦で光り輝く(爆)。
で、北野監督に代わってからは出場機会が減ってきたので、恐らく出場機会を求めての移籍なのでしょう。仕方のないこととはいえ、皮肉にも大分時代の出来事を繰り返す格好になったのね。しかもこの年大分はJ3に落ちている。このことが岐阜にも起こらなければいいのですが・・・。
ちなみに、琉球には兄の風間宏希選手が在籍しています。兄弟で襲来と思ったのですけど、今年に限っては対戦不可とのことなので、もしかしたらピッチ外で会えるかどうかになってしまうのね。

状況によっては、残る可能性もあるだろうね。兄がいるのは心強いし。話題性としても含めて完全移籍の交渉をしてくるでしょう。下手をしたら父親も連れて来かねん(苦笑)。琉球はラモス元監督が設立に関わったチームなんだけど、ラモスの入れ知恵なのか(ニヤニヤ)。
片道切符なコメントも気掛かりだけど、沖縄でリフレッシュしながら自分を見つめ直してきてほしい。まだまだ必要な選手だと私は思っています。中島賢生・永島悠史両選手ではまだまだ不安だし、期限付き移籍の選手も多い。だからこそ、百戦錬磨の経験を持つ風間選手には残ってほしいのよねぇ・・・。


先月ですが、もう一人、2018年に入団した石川大地選手もアスルクラロ沼津に期限付き移籍しています。彼も出場機会を失っていたので、残当なのかな。沼津で残り半年ですがステップアップして、成長した姿で帰って来てほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2018年12月02日

2018年もFC岐阜クリスマスフェスタに行って来ました

今年もアクティブGで行われたFC岐阜のイベント、「2018FC岐阜クリスマスフェスタinアクティブG」に行って来ました。
会場のアクティブGのふれあい広場には結構な人が集まってるんですよね。毎度思うんだけど、じゅうろくプラザではいかんのかと思ってしまう(ニヤニヤ)。まぁ、アクティブGも貴重なスポンサーの方ですし、色々便宜を図ってくれているんでしょうから、これ以上何も言えまい。


SHV39_4205オープニングアクトは、ギッフィーダンス。毎度おなじみのアレです。
毎度ながらキレッキレです。なお、今回はクリスマスイベントなのでサンタの格好です。



SHV39_4227ギッフィーは、後に行われた「ギッフィーをさがせ」でアクティブG中を回っていました。去年から行われていたこのイベントも、毎年恒例の行事になるんでしょうね。



SHV39_4209お次は、ミナモの契約更改。こちらも毎年恒例の行事になっています。2013年シーズンから6年間、岐阜を盛り上げてくれています。「思った以上に(挨拶が)短く終わった」(スタジアムDJ久世良輔さん談。正直でよろしい(笑))宮田博之社長に見守られて、契約書にサインをしております。



SHV39_4216途中、宮田社長が読み上げる契約内容に涙する(笑)ものの、最後は満面の笑みで社長と一緒に写っておりました



SHV39_4219午前中最後のイベントは、2019シーズンユニフォームのお披露目今年は共に2年目になる三島頌平(しょうへい)選手(左)と石川大地選手(右)がモデルとして登場しました。ということは、この2人は契約更改が決まったのね。まぁ、1年で契約が切られることは稀ですから・・・。

2019シーズンのユニフォームは緑がコントラストになっていて、上部分が金華山、下部分は長良川競技場のピッチを示しているとのこと。思った以上にカッコいいな。
ソックスは赤で情熱の色だそうな。

なお、スポンサーは2018シーズンのもので、来年も継続なのは、現状日本特殊陶業のみです。



SHV39_42262019シーズンユニフォーム、よく見るとドットストライプになっているのね。



SHV39_4223最後は、難波宏明選手の引退挨拶
・・・とはいうものの、登場の仕方がお笑い芸人のそれ(苦笑)。



SHV39_4224とはいえ、質疑応答の後は、難波選手もかなりシリアスモード。感慨深いものがあったんでしょうね。
伊藤寧々さんから花束をもらった後、難波選手のチャントが歌われ、難波選手にも目から光るものが(泣)。



SHV39_4225最後はサポーターから寄せ書きのゲーフラが渡されました。
サポーターの方が、メッセージを言う時にもうボロボロ泣いていて、こっちもグッときた。



SHV39_4221この寄せ書きは当日来場した皆様から頂いたものです。
最高のエンターテナーだった難波選手、本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。



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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2018年10月13日

FC岐阜観戦記2018 第18節 山城でも風見でも香取でもない!

SHV39_3669ついでに言うと、楽しんごでもない(ゲラゲラゲラ)!
彼の名は、葵真伍だ!



SHV39_4001というわけで、今日はファジアーノ岡山との一戦になりました。
そして、「キャプテン翼」作者の高橋陽一さんが来場される『御前試合』にもなりました。声優の佐藤拓也さん(現在第4期がテレビ愛知・ぎふチャンで放送中で、その中で日向小次郎役を演じている)や元Jリーガーの永島昭浩さんも来場され、豪華とも言える試合にもなりましたね。



SHV39_3993ただ、この試合を迎えるまでの岐阜の雰囲気は最悪でした。
先日下関で行われたレノファ山口戦では一方的にやられただけでなく、地方特有の空気にもやられたとも。大木武監督が「試合を投げてしまった選手が存在した」と言ってしまうほどの完敗劇で、普通のチームならサポーターが激怒して居座ってもおかしくない雰囲気でした。
その悪い雰囲気は翌日行われた練習試合でも。チームの練習場にもなっている岐阜県フットボールセンターで行われた鈴鹿アンリミテッドとの練習試合で1-6のボロ負け。練習試合という部分を差っ引いても最悪。ましてや相手は東海(地域)リーグ1部、セカンドチームのいる東海2部の上にいるチームに、あまつさえ後に発覚した鈴鹿の不祥事があった後でのこの体たらく。こんな試合や練習をしている中で大丈夫かいなと思っておりました。



今日の試合は、これまでスタメンを張っていた福村貴幸選手がベンチにさえもいない状況。累積警告で休んだことはあったとはいえ、ほぼフルで出場していた選手だっただけに、一体何があったんだと思う人が多かったでしょう。最近まで練習に出ていたそうなのでケガじゃないかという説もあるものの、まさか先述の「試合を投げてしまった選手が存在した」に該当して、懲罰的な扱いを受けたんじゃないかという説も・・・。
いつも福村選手を追い掛けている方が、彼のゲーフラを持ってきたのに出ないことを知り嘆いていたんですけど、そういう時ってサイン会に出るんじゃないのと冗談半分で何気なく言ったら、そうだとばかりにいそいそとサイン会会場に向かって行ったんですわ。伝え忘れたことがあったので、後で追い掛けて行ったら、やはり福村選手はサイン会の出席者だったそうな。ゲーフラとユニフォームにサインをもらってご満悦でした。
いやぁ、さすが岐阜。立ったり座ったりができたらケガ人でもこき使う、ブラック企業の鏡だね(ギャハ)!<オマエ、ギッフィーに消されるぞ。
なお、その空いた部分は誰が埋めたのかというと、何と青木翼選手。これまでベンチ入りもほとんど無かった選手がまさかのスタメン。一瞬、今日は「キャプテン翼」だからネタで埋めたんじゃないのかと思った私をどうか許して下さい、青木選手(汗)。


SHV39_3994今日の試合は、瑞穂市と各務原市でお店を展開している「温麺(たんめん)戸塚」が来場店主は岐阜の監督だった戸塚哲也さんです。試合の解説や地元ケーブルテレビ(CCN)で放送している応援番組のコメンテーターもやってますね。
・・・あ、隅っこにいた!戸塚さんちーす!



SHV39_3995今回は醤油ラーメンを引っ下げてやって来た。
実は、この店は名前にもある通り、温麺が主役。そうか、温麺は店に来て食えというメッセージなんですね(ニヤニヤ)。



しかし、醤油ラーメンも侮りがたし
鶏がらと思われるスープにモチモチの麺がよかったですねぇ。チャーシューも柔らかいのに肉の味がしっかりしていて美味かった。できる限り早く店に行きたいですけど、瑞穂の店は駅から遠いんだよね・・・。


SHV39_3998こちらは、異国精肉店ザ・アミーゴスから「牛串」
オージービーフの6種類の部位(上からランプ・リブアイ・ピカーニャ(イチボ)・サーロイン・肩ロース・中落ちカルビ)とリングイッサというブラジルでは一般的な生ソーセージが刺さったものになっています。
ちなみに、この店は岐阜に店舗ができたことから出店したんでしょうけど、本店は名古屋の大高にあるのか。駅からそう遠くないところにあるし、いつか行ってみるか。



赤身肉ということで、脂っこさは無く、肉本来の旨味を味わえるという点ではよかったですね。オージービーフは独特の臭みがあるから敬遠する人も多いんでしょうけど、その点もハーブで消されていたので問題無し
もう少しリーズナブルだといいかなと思ったけど、美味かったからよしとしよう。


SHV39_4003試合は劇的でした。


前半は岡山がペースを握っていたものの、岡山の拙攻に助けられ、何とか無失点で切り抜けました。今思えば、岡山は岐阜と同じような症状に陥ってたんだね。前半で点を決められていたら後半はまたボロッカスにされかねない、お決まりのパターンに陥りそうな雰囲気を醸し出していました。

大丈夫かいなと思っていたら、後半から岡山はギアを上げてきて、遂に失点ほころび方が、これまたお決まりのパターンのようになり、このままズルズルとペースを握られて負けるんだろうな・・・とあきらめムードさえ漂い始めていました。
しかし、事態は後半29(74)分に難波宏明選手が投入されてから一変します。彼のアグレッシブな姿勢をもって皆にこう呼びかけたように思えたのです。まだあきらめるな、試合は終わったわけじゃないと。

その思いは後半33(78)分に現れます。
激しい当たり合いの末、三島頌平選手の上げたクロスが田中パウロ淳一選手に飛び込み、ジャストタイミングで田中選手が振り抜いてゴール。霞の中にあった1点を遂に掴んだ瞬間になりました。
この1点、途中難波選手を通り抜けるように転がって行ったものなんですけど、これが危なかった。岡山のディフェンダーがいたんですけど、これを崩したんですわ。ともすれば、下手な審判ならファウルを取られかねない危険なプレーだったんですけど、執念が通じたんですかねぇ・・・。

その後も岐阜の勢いが止まらなかった。前掛かりになってないかと心配したけど、大木監督でさえ攻撃的なカードを切ってきたので、もう勢いだけで行くと決めてたんでしょう。その勢いで決勝点をもぎ取ることになりました。
後半42(87)分、途中交代した北谷史孝選手のクロスを山岸祐也選手がヘディングシュートで合わせたものの、キーパーが阻止。しかし、その球はこぼれて宮本航汰選手から田中選手のラインで流し、田中選手が再度クロスちょっと飛び過ぎたボールを難波選手が必死で追い掛けていたところに、阿部正紀選手が受け止めクロス宮本選手を経由して、これまた途中交代の石川大地選手の胸元に飛び込む。そして石川選手は冷静にトラップしてシュート!執念に執念を重ねてさらに執念を見せたその当たりは、ゴールに吸い込まれていきました。最悪の状況から時間は掛かっても最高の瞬間にまで昇華させたのです。
この時も宮本選手が2人のディフェンダーを1人で潰してくれていたんですね。このプレーも下手すれば危なかった(汗)。でも難波選手が灯してくれたあきらめない心という小さな灯を皆で大きく灯していったんですよ。暗いという前に進んで灯りを点けてくれた難波選手に本当に感謝してもしきれません。今いる若手は、本当に難波選手から学ぶものが多いと思うよ。そして、難波選手はまだ老け込むような歳じゃない。35歳のベテランと言うのは彼に失礼。彼は35歳の若手だと言っても過言じゃないよ。監督、彼をもう一度スタメンに据えましょう。

逆転した後も危ない展開は続いたものの、必死で守って岡山の勢いを削いでタイムアップまで持ち込みました。
7/15のアウェイで戦ったヴァンフォーレ甲府戦以来の勝利。遂に遂に遂に長い長い長いトンネルを抜けだしたのです!



SHV39_4006今日のMOM(Man Of The Match)は、間違いなく石川選手でしょう。
ヒーローは遅れてやって来る、まさに石川選手に言うならこの一言でしょう。
キャンプ初日で全治8ヶ月の大ケガをし、今季絶望とさえ思ってたのに、8月に復帰して、スタメンにも名を連ねているんだよね。彼の初得点を見て万感の思いを持った人も多数いたことでしょう。よくぞここまでやってくれたと。



結局京都サンガF.C.がアウェイで徳島ヴォルティスに勝利したので、最終的に順位は20位のままなものの、この勝利の評価が下がることはありません。下位を引き離す貴重な勝ち点3。そして次のアウェイで2位に付けている松本山雅FCと戦ううえで上げ潮になってくれたと思います。


今日の試合は、監督を信じてよかった、選手を信じてよかった、皆を信じてよかった!そう言いたい試合になりました。
だからこそ思う。やれるよ、まだやれるよ、皆でやり抜こうよ!一丸となってやれば、まだ上に行けるはず。残り5試合、やるぞ!やり抜くぞ!


SHV39_4007打って変わって、話は試合後。
公式サイトにある「アクティブG施設体験レポート」で中島賢星選手が紹介していたラーメン屋らうめん つけめん 一徹に行って参りました。
前にも紹介されていたのか、岐阜の選手のサインが並んでおりました。もちろん、他の著名な方々のサインもありました。



SHV39_4008今回頂いたのは、その中で紹介された「枡めし」「岐阜味覚祭」の「岐阜めし」というアクティブGのキャンペーン限定商品でもあります。



SHV39_4009中はこんなふう。
岐阜県産のたまり醤油で炊いたご飯(ひとめぼれ)に美濃けんとんという岐阜県産の豚肉を乗せ、大垣市の特産でもある升に詰めております。前の写真にあった薬味は、ネギ・焼き味噌・わさびがあり、それを乗せて頂きます。
昨今、岐阜県内では豚コレラが蔓延していたので、畜産農家を応援するという意味でもいいかなと思って頂いてきました。



この「升めし」は、先程紹介した薬味を乗せて頂くのですが、「ひつまぶし」の要領で、最初はそのまま、2杯目は薬味を添えて、3杯目はお茶漬け(今回の場合はラーメンスープ)にするといいかもしれません

で、味はどうだったのかというと、ご飯の香ばしい風味が美濃けんとんのミディアムレアの軟らかい食感と実にマッチしています美濃けんとんは脂もすごく乗っていて、そのまま食べても美味しいですし、薬味を添えてもいい。焼き味噌はしょっぱかったものの、ご飯や美濃けんとんに合います。わさびは結構キタね(苦笑)。
個人的にはラーメンスープの味わい(魚っぽい風味が濃かったですね)で頂くお茶漬けもよかったけど、薬味添えで頂くのも捨てがたい。それより何より、期間限定なのがもったいない。


SHV39_4011ちなみに、公式サイトのレポートを見たとレジの際に言うと、その時の写真をもらえます。10名のみ(しかも10/14まで)なので、お早めに。
また、アクティブGでは、当日の試合チケットを持参すると特典があります。今日のように勝利した場合は、さらに特典が付いてくるそうなので、今ならデイマッチの後で時間もあることだし、是非ともお立ち寄り下さい。
・・・今度は、ここでラーメンとかつけ麺とか食って行こうかいな(ニヤニヤ)。



J2残り試合あと5。降格圏チーム(21位)との勝ち点差は9。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)