2023年12月12日

まだまだやれると思ってたのに・・・

テゲバジャーロ宮崎に所属している石津大介選手が現役引退を発表しました。シーズン終了時に引退発表だなんて、送り出しもできずに寂しいだけじゃないのよ・・・。


石津選手は2010年と2011年に特別指定選手でアビスパ福岡に入団し、そのまま福岡で活躍することとなりました。当時の福岡は(2010年を除いて)J2に所属していましたが、その中で活躍しており、2013年には11ゴールを挙げています

2014年の夏にはJ1のヴィッセル神戸に期限付き移籍を果たし、以降2年半活躍します。

2017年には福岡に復帰し、2020年には福岡をJ1に導きます。しかし翌年の2021年で長年所属していた福岡から契約満了を突き付けられました(契約満了の発表は2022年1月6日)

その後、2022年のFC岐阜のキャンプに参加していたことが明らかになり、そのまま岐阜に入団することになりました。しかしながら一定の活躍は見せていたものの、1年で満了となってしまいました。

それでも2023年には、トライアウトを経て宮崎への入団が決まり、33試合出場し5ゴールを挙げていました
ある意味要となって活躍していた最中での引退発表だったので、まだやれるんじゃないかと思えてなりませんまだウチに放たれた恩返し弾(5ゴールのうちの1ゴール)に対してのリベンジが果たせてないのに。勝ち逃げは許さないぞ(泣)。


ホントに惜しいです。ウチを1年で去らないといけない時でももう1年残してほしかったし、まだやれると思っていました。天皇杯の予選でしたが、鋭いシュートを放って点を入れた時、すごい選手だなというのと彼みたいな気持ちのこもった選手がもっと出てほしいなと思っていましたね。


1年間岐阜に在籍してくれたことに感謝するのと同時に、まだやれると思ってたので寂しく残念でなりません。第2の人生は長いでしょうけど、また何かしらで岐阜に来ることがあったら、是非ともお待ちしております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)

2023年09月10日

FC岐阜観戦記2023 第11節 続く緊急事態

FC岐阜、昨日はテゲバジャーロ宮崎と戦いました。
前節は鹿児島ユナイテッドFCに負け、9月のスタートダッシュをしくじった中でのホームになります。ただ、前節は庄司悦大選手がいなかったから負けたとポジティブに捉えられなくはないのですけど、今度は鹿児島戦でカード4枚の累積で宇賀神友弥選手が出場停止に。前節同様に緊急事態の中での戦いを強いられることになりました。しかし、宮崎の方もディフェンダーが累積で出場停止とのことなので、そこを突けば・・・というふうになりました。双方主力を欠く中で、普段通りの戦いができるかどうかで決まってくることになりそうです。


SOG03_160015今回は珍しいスタメシの紹介から。まずはBeringei Cafe。JR岐阜駅から北西に歩いて5分のところにあるのを今回知った(爆)。
この試合限定になる「麻婆丼」を買った。ラップを取ればよかったなと今になって後悔(汗)。



見た感じは、とろみが無いので、ホントに麻婆なのか疑いたくなりますけど、味はしっかり麻婆だった。
挽き肉の旨味の利いた辛みの少ない味になっており、誰もが美味しく頂ける味に仕上がっていました。それなら、カレーをぶっ掛けても問題無いんじゃないかとかと思ったけど、ワンコインなのだから、それ以上贅沢を言ってはいけない(ニヤニヤ)。


SOG03_160434だからなのか、岐阜車体工業の車(後ろに引っ張ってるカーゴのようなもの)で展開しているかとれあくらぶから「辛口キーマカレーパン」を買った。
カレーそのものだけじゃなく、衣も辛いようなことを書いていたけど・・・。



おお、これはいい辛さ。
挽き肉に辛みがかなり練り込んでいたようで、一口目からピリッとしたものを感じ取れました。衣に関しても、小麦の旨味や甘味はあまり感じられず、やはり衣にも辛い物が練り込まれていたようです。


SOG03_164521そして、かさなるステージ。
先述の通り、累積警告で出場停止になった宇賀神選手(右)と夏場の間コンディションが整わなかったことを明かした田中順也選手(左)が登壇しました。
そういえば、いつもの人がいない(苦笑)。宇賀神選手は、いつもの人の後輩にあたる人なので、言いたい放題(爆)。近々いつもの人と対談するそうなので、楽しみですね。2人共まだ昇格をあきらめていないと述べていたので、今後の活躍にも期待です。






SOG03_195450共に主力を欠く中での試合、岐阜に関しては、ルーキーの萩野滉大選手を右に据えて、右にいた生地慶充選手を左に据えたようです。
前半は、岐阜に関して言うと、ちょっとちぐはぐしたものになっていて、宮崎が押せるかな・・・と思っていたのですけど、宮崎も煮え切らないプレーが多く、総じて一進一退の攻防戦になっておりました。とはいえ、岐阜もヤバいプレーが横行していたので、宮崎が三歩進んで二歩下がる感じというだったでしょうか。

膠着状態になったかと思われた後半、岐阜はギアを上げてきたのか非常にアクティブになった、まるで別人なチームに(苦笑)。幾度かチャンスを築いたんですけど、終始運に見放された格好にもなり、結果的にスコアレスドローの引き分けに落ち着きました。
しかし、入ってもおかしくないチャンスもあって、後半4(49)分の庄司選手のシュートがふかしてなければなぁ・・・。もう庄司選手のアレ(爆)は毎度のことなので、知ってた(苦笑)。でも、そろそろシュート練習は真面目にやりなさいと言いたい(ニヤニヤ)。
そして、一番惜しかったのが後半終了間際(後半44(89)分)に出た松本歩夢選手のシュートがオフサイドの判定になっていなかったらなぁ・・・横から見ると、明確なオフサイドだろうなとわかるので、宮崎の守備の運び方のよさ(運レベルだけどね)が光った宮崎側から見たらファインプレーで阻止した格好になりました。その前の遠藤元一→川上竜→松本歩夢の3選手という流れが素晴らしかったので、決まっていたら、本当の意味でスーパープレーとなって、今シーズンのナンバーワンゴール&ナンバーワンプレーになっていただろうし、松本歩夢選手は再びメサイヤの地位を得ていただろうと思うと、誠に残念でなりませんでした。



SOG03_195840試合終了後、ホーム側に挨拶する宮崎のイレブン。天皇杯ではよく見られる光景ですけど、リーグ戦ではやるチームとやらないチームがあるので、ある意味新鮮だし、いい行為だと思う。チームのサポーターも相手チームのコールで対応してくれることもあるので、ウチもやってもいいと思う。ただ、TPO(Time Place Occation。時と場所と場合)なんだよね、この対応。



SOG03_200455終了後にやって来た石津大介選手。
すっかり宮崎に溶け込んでいるようで何より。しかも今季4得点が全て勝利に絡んでいるという恐ろしい確率なので、打たれなくてよかったとも(苦笑)。



負けなくてよかったけれども、勝たないといけなかった試合を逸し、改めてお客がたくさん入る試合でなかなか勝てないジンクスは何とかしないといけないなと思わされました。しかも今月唯一のホームだったんだよね・・・。5000人以上が入って勝ちを届けられなかったのは、今後の反省材料だと思います。

この引き分けに伴い、上位に就けている中で、奈良クラブがFC今治と引き分け、FC大阪がいわてグルージャ盛岡に勝ち、鹿児島がSC相模原に勝ち、愛媛FCがアスルクラロ沼津に勝った中、カターレ富山がカマタマーレ讃岐に負けました。これに伴い、FC大阪が2位、鹿児島が3位に浮上し、富山が4位、沼津が6位に下落しました。岐阜に関しては7位と同じではあるものの、2位との勝ち点差が4に広がりました今季のダークホースとも言えるFC大阪の存在感がかなり恐怖に感じますね。花園ラグビー場を本拠地にしているわけじゃないですけど、大柄な選手がタックルして相手チームを蹴散らしているかのような雰囲気を醸し出していますわ・・・。


しかし、このまま7位にいるのはマズい。何とかして浮上を掴まないとジリ貧になりかねないので、アウェイ2連戦を勝ちで乗り切らないといけない。
その初戦は、相模原実は、先述の鹿児島戦では戸田和幸監督が体調不良で欠場し、高橋健二ヘッドコーチが采配を振るっていましたまさかこのまま休養に入って下手したら退任とかいう流れも無くはないのですが、3連勝中だったことと今までの流れを考えると、単純に休養だと思って見ております。なので、次の試合は何の問題も無く登場するでしょうから、対策は練りやすいと思うんですよ。

むしろ問題なのは、2戦目の松本山雅FC。今季調子が悪いとはいえ、腐っても松本山雅彼らのホームであるアルウィンでは、ほとんど勝てない(過去2013年に唯一勝っただけ)。圧倒的なサポーターの熱量に浴びせられ、本来の実力を出せていないのではないかと思えるほど。今までとは違う若手主体のチーム、AC長野パルセイロのホームだった長野Uスタジアムを攻略できたのだから、アルウィンも・・・といければいいのですけど、全ては相模原戦に掛かっているのだろうなぁ・・・。


ともあれ、引き分けたことを悔やんでいてもいけない必ず相模原線を落とさないといけないと思って、選手全員が同じ方向にベクトルを向けて挑んでいかないと、足をすくわれまっせ・・・。


残り試合12。J2昇格への勝ち点差は4。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2023年05月02日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その4 やっぱり兄弟だな

世の中には、兄弟というのがいます。私が一番印象に残っている兄弟は、現在劇場公開中の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に出てくるマリオとルイージですね。野球だと仁村兄弟とか松沼兄弟とかレロン・リーとレオン・リーのリー兄弟・・・って、世代がわかりますな(苦笑)。
かくいうサッカーでも兄弟はいますが、出てくるのは、風間宏希選手と風間宏矢選手の風間兄弟くらいで・・・。でも、チームの兄弟というのはあるんですよね。ウチのチームは特に有名なのかもしれません。そう、FC岐阜とFC岐阜SECONDです。兄弟とは言ってるけど、あまり繋がりが無い・・・とか思っている人もいらっしゃるけど、4/30に行われたテゲバジャーロ宮崎戦で、ああ兄弟なんだとまざまざと思い知らされました。まるで天皇杯岐阜県予選準決勝の試合を高いカネ払って見直しているかのようだった(苦笑)。
SOG03_1132243度目の来訪となったユニリーバスタジアム新富。スタジアム周りも含め、結構変わってきました。
スタジアムでいうと、照明が付きました。これはライセンス対策から来ているのでしょうけど、これによってライセンス規定違反でのJリーグ退会は無くなったと言えるでしょう。あとは大型ビジョンですけど、この時点で察して下さい。試合の時にお見せします(ニヤニヤ)。
スタジアム周りでは、写真には収めて無いですけど、町営のスポーツ施設が完成したようで、サッカー場が整備されていました。自衛隊関係だと思ってたら、スポーツ施設だったのね。



SOG03_113735こちらは照明設備のための資金を寄付した方々の一覧。こうやって未来永劫名前が残るんでしょうね。



SOG03_115144今回かなりギリギリ(列車だったらもっとギリギリになりかねないので、タクシーという奥の手を使ったのは内緒(汗))だったのと、大型連休物入りなのと、実質大型連休中にゆうちょ銀行のATMがお陀仏(メンテナンス)になるので、これだけにした。つまり精鋭部隊だ(ニヤニヤ)。

左側は、鶏専家一本気の「種鶏もも炭火焼」(左側上)と「せせり炭火焼」(左側下)。対して右側は、キムラ漬物工業の「キムたくチャーハン」
鶏専家一本気は、宮崎らしく餃子も取り扱っているのですが、鶏肉の餃子らしい。キムラ漬物工業のチャーハンやおにぎりはスタジアムだけで販売しているとのこと。
つまり普段は漬物の類しか売っていないので、飲食店みたいなことはやってないのでしょうね。要は、こんなアレンジメニューができますよ的な紹介をしているのだろうと。
そして、ここで問題。普段は無いものがあります。何でしょうか?<大型連休は、酒が飲める、酒が飲めるぞ!酒が酒が飲めるぞ、酒が飲めるぞ!



ということで、全てビールのアテに消えてしまったこれらの商品、一言で言ってしまえば、美味いしかない(ニヤニヤ)。

「種鶏もも炭火焼」と「せせり炭火焼」は、どちらも炭火でしっかり焼いているので、香ばしい炭の香りが移って、食欲をそそるそそる
「種鶏もも炭火焼」は、弾力があるとはよく言ったもので、硬いと称される親鶏が、ここまで歯応えがありながらも噛み切れる作りに仕上がっているのは、奇跡的です。それでいてちゃんと美味しさは損なわれていない滴るほどの脂がたまりませんでした。

対して、「せせり炭火焼」は、柔らかいながらも弾力があり、親鶏ほどではないものの、じんわりと脂が出てきてこれまた美味しい宮崎の地鶏で作る炭火焼はサイコーですな。
そして、「キムたくチャーハン」は、キムチのピリッとしながらも、ほんのり酸味のある風味豊かな味わいとたくあんのちょっとした塩気と甘さのバランスのいい漬かり具合とマッチして実に美味しい。冷めかけていたのですが、十分に美味いし、脂っぽくも無かったです。



SOG03_145503試合は、前半早々に動き出します。少し浮ついた岐阜の守備の中で起こったコーナーキック、大きく蹴り出された先にいたのが、昨年まで岐阜に在籍していた石津大介選手で、彼が蹴り込むと防ごうとしていた生地慶充選手のクリアミスを招き、近くに詰め寄られていた北村知也選手に押し込まれて先制されます。うーん、急襲されているところは、セカンドの1点目の失点シーンに似てなくはない
そこから試合は進んで前半の半ばには、守備がまだ浮ついている岐阜に真っ正面から向かってきたのが、また石津選手だ。彼の放った一閃は、見事にゴールマウス左隅にハマってしまいましたとさ。ああ、これもセカンドの2点目の失点シーンに似てなくはない
そんなこともあったのか、前半は全くいい面が無く、アグレッシブさもイニシアチブも全くもって宮崎にあったという情けない試合になっていました。

後半もこんなふうになるのかなと思って見ておりましたが、上野優作監督の檄でも飛んだんでしょうか、前半に比べればマシな動き、少なくともアグレッシブさはあったかなと思えるものになっていました。そのあたりもセカンドの必死さを見せたあの日の試合に見えるのですが、最終盤に田口裕也選手の挙げた移籍後初得点を見るにつけ、やっぱりここもセカンド同じだわと喜びながらもふと思っておりました

結果は、2-1の逃げ切り・・・というよりもほぼ圧巻な試合になっていました。最終盤に点を入れられたのが奇跡的です。



SOG03_150200試合後に宮崎の選手の後にやって来た石津選手。1アシスト(と思われる)と1得点で、もうMOMでいいんじゃないのと思わされるほどの活躍。個人的には、彼を残すべきだったんじゃないのかと思っていたのですが、チーム事情にフィットしないということで自由契約になったのでしょう。誠に惜しい。そしてチャンスを掴んだのね。
なお、長良川でも活躍すると述べた模様(笑)。いいえ、もう結構でございます(ニヤニヤ)。



さぁ、ここまで来て3連敗になり、2勝2分4敗の16位になりました。去年は、この次の試合で三浦俊也元監督が解任される事態となりました。解任理由にはピッタリな成績ですが、まだ監督を始めて10試合で解任するのは、いかがなものかとも言われそうで、フロントとしても切り時を悩んでいるんじゃないかとか邪推してしまいそう。
そんな中で行われるのが、5/3に開催のホームでの試合になるY.S.C.C.横浜戦。これまで未勝利だったのですが、FC今治戦で初勝利を挙げ、意気揚々とやって来ます。と言ってはいますが、相手チームの自爆(ハンデ)とも言えるプレーで勝っているので、実力なのかと言われると何とも。ただ、運も実力のうちとは言いますから、怖いことには変わりないです。何せ、一つのプレーでガラリと展開を変えられ、攻撃がノッてくると大量得点になることだってあります

で、この試合が何で重要なのかといえば、Y.S.C.C.のメンツが、もしかすると上野監督の介錯を務めるんじゃないかという不安です。この試合を落とせば、監督交代論が噴き出してもおかしくない。いやいや、すぐに天皇杯岐阜県予選の決勝が控えているから、そこまで待とうということも考えられますけど、ここで岐阜聖徳学園大学に負けようものなら、一気にクビでしょうな。
つまり、リーグ戦で負けたら、監督は崖っぷちの状況に追い込まれ、天皇杯岐阜県予選を勝てば、首の皮一枚繋がることになるでしょう。逆の状態でも同じだと思います。
ただ、両方共負けとなれば、大型連休明けに解任のニュースがすっぱ抜かれるんじゃないかとか思っております。そうなると天野賢一ヘッドコーチが指揮を執ることになるのでしょうけど、シーズン途中の監督交代は悪手とも言われているので、踏み切るのかどうか・・・。ましてやJ3に再度降格した昨年のギラヴァンツ北九州を13位に沈ませ、1年でのJ2復帰を叶えさせなかったことを考えると、なおのことヤバイのですけど、なり手がいないということも考えられ、うーむ・・・となっております。


果たして、監督の明日はどっちだ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2022年05月21日

FC岐阜観戦記2022 番外編 久しぶりに天皇杯を見に行ってきた

SOG03_105202FC岐阜、今日は天皇杯1回戦の試合を迎え、その試合を見に行くことにしました。
その相手は、愛知県代表の中京大学正確には中京大学体育会サッカー部になります。
中京大学は、3つの体制になっており、中京大学FCとChukyo univ.FCは共に東海社会人リーグ1部に所属しています。今回は社会人リーグに出ている2クラブからの出場は無いものの、実力だけは折り紙付き。何せJFLトップを走るFCマルヤス岡崎を破っているだけあって、意気揚々かつ虎視眈々と上を狙ってくると思われます。
なお、写真はJRの岐阜駅にて。普段は横断幕掲げることは無いのにね。天皇杯だからかしら。



SOG03_113149今回はバスで向かったのは一緒ですが、場所は長良川競技場ではなく、長良川球技メドウ岐阜メモリアルセンター北の停留所でもいいのですけど、その左隣になる北消防署前で下車しました。そこからでもほぼ同じくらいの距離なので、差し障りが無いのですよ。
その道すがらにあった道三塚
長良川の戦いという斎藤道三とその息子である斎藤義龍が争う、THE戦国時代とも言える戦(戦国時代は親子・兄弟で争うこともざらにあった)の一つが行われ、その戦に敗れた道三の墓です。元々は長良川河畔、今の岐阜メモリアルセンターのあるあたりにあったそうですが、度重なる氾濫(洪水)で流されてしまったため、1837年に常在寺の住職によって今の地に移されたそうです。



SOG03_114732さてやって来た長良川球技メドウ。昔来た時はアナログのボードだったのに、電光掲示板に変わったのね。相変わらずスタメン表が出せるようなものにはなっていないものの、アマチュアの試合をやる分には十分な設備とも言えます。なお、観客の上限は3500人ほどなので、魔改造を施せばJ3レベルの競技場にはなる(はず(ニヤニヤ))
ちなみに、今日の試合は902人来場でしたけど、チケット完売という話を聞いた。天皇杯1回戦ってレベルじゃねーぞ(ギャハ)!



SOG03_125904今日来た理由は、ただ一つ。中京大学の川地功起選手を見に行きたかったから。先述の岡崎戦で逆転のゴールを挙げています。
さらに彼は岐阜県多治見市出身、つまり地元出身の選手なのです。ディフェンダーでもあるので、岐阜の補強ポイントに見事に合致する(苦笑)。ここで頑張りを見せれば、来年新入団選手としてやって来る、上手くいけば今年のうちに特別指定で囲い込みもできる・・・と思って見ていたのですわ(笑)。地元入団にも前向き(のよう)ですし。



ちなみに、この日はいつも来ている人達にも会ったのですけど、まさか山口から吉濱遼平選手の個サポの方(この先『個』と表現)が見えてるとは思わなんだ(笑)。


私 : 「何でおんの?」
個 : 「おっちゃ悪いけ!」


何てやり取りを行っておりましたとさ(ニヤニヤ)。まぁ名古屋から来ている私もある意味五十歩百歩なのかもしれないが(ギャハ)。

そして天皇杯で注意すべき点が一つ。スタグルは無いぞ(泣)。2回戦とか設備の整ったスタジアムとかならあったかもしれないですけど、普段Jリーグの試合を行わないような会場の場合、屋台も出ていないので、あらかじめ買い込んでおくことをオススメします。
あと、長良川球技メドウは近隣が住宅地になるため、鳴り物応援は禁止です。ハリセンの類もNGなので十分に気を付けましょう。このあたりは名古屋市港サッカー場(今はCSアセット港サッカー場と呼ばれているらしい)と同じですね。


SOG03_120744ここからは天皇杯らしい一コマを。
ウォームアップの前に(右から時計回りに)山内寛史選手・石津大介選手・村田透馬選手・舩津徹也選手が蹴鞠的なアップをやってました。テニスボールくらいの大きさの球を器用に蹴るなんて、さすがプロですな。



SOG03_121130ウォームアップ前の円陣。
この日のキャプテンになった本田拓也選手は、いい試合はいいアップから始まると述べていたらしい。ピッチの息遣いが聞こえるのは、専スタならではの部分もあるねぇ。



SOG03_145345ただ試合は、終盤までお世辞にもプロと言えるレベルとは言い難いものになっていました。終盤までプロだと感じたのは、石津選手だけだと思って見てましたよ。八面六臂とはこのことを言うんだなと思うほど動いていました。中京大学に先制され、焦りの見える中で見事に同点に追い付くフリーキックを決めてたし、再び離されながらもまた追い付くためのヘディングシュートを決めてたり、攻守にわたって貢献してたかと思えば、コーナーキックもやっていた
逆に言えば、それだけ中京大学の動きがよく、特にフィジカルの面では強かったように思えました。当たりも激しいし倒れることも少ない。そして何より終盤になってもスタミナが落ちてる感じを見せなかった点も怖いところ。伊達に岡崎を倒しただけのことはある。
このあたりは、今後Jリーグでも苦しめられるでしょう。そうです、アマチュア上がりのあのチーム、いわきFCの特徴に非常に似ているんですね。この試合は是非とも対策に使えよ・・・。

そして、大きく潮目が変わったのは、終盤に起こった幻のゴール相手の選手がゴールマウスの中にいて、そこから弾いたように見えたんですけど、審判団は最終的にノーゴールの判定を下しました。それにサポーターが激高するのはわからんでもないのですけど、まさかチーム側で激高するばかりか入ってるだろうと威圧するかのような言動が出たのは頂けない
気持ちはわかるし、お怒りもごもっとも。しかしあくまでアマチュアの大会で、アマチュア相手にプロチームがVAR的な要求をしたり、観客席を煽ったりするのは、ちょっと情けないなぁ・・・。J3で無慈悲なジャッジをされていることを考えれば、天皇杯でも当然起こり得る事象なわけで。後から意見書なり苦言なりを岐阜県サッカー協会に出せばいいのよ。プロなら毅然として対応すべきだったと思いますね。ホント、J3のジャッジから何も学んでいない・・・

ただ、この後メンバー全員が本当の意味でプロになったと思いました。プレーの質が全く変わり、圧倒していましたね。だったら最初から(以下略(苦笑))。
結果は藤岡浩介選手のゴールが決勝点となり、3-2の逆転勝ち。実はこのゴール、当初はンドカ・チャールス選手と見られていました。なので、チャールス選手がゴールパフォーマンスで十字を切って神よと祈った後に、本田拓也選手が何で(オマエ)やねんと言うがごとくに(文字通り)ツッコみ倒していた(笑)ので、もしかしたら本田選手はわかっていた・・・のか(爆)。



SOG03_145513敗れた中京大学の選手達が、岐阜側の席に挨拶に来ました。これまた天皇杯らしい光景です。
注目してた川地選手はというと、ディフェンダーなのであまりパッとしたふうじゃないなとは思ったものの、要所で素晴らしい守備を見せていたのは実際感じました。何度岐阜のゴールシーンを阻まれたことか・・・。



この結果により、岐阜は6/1にパナソニックスタジアム吹田で開催されるガンバ大阪との2回戦に進出します。たぶんベストメンバーで挑まないと勝てるのかも怪しい試合になるかと思います。一方でG大阪は若手主体のメンバーで挑んでくると思います。2020年に戦ったガンバ大阪U-23のような試合になると思われるので、中京大学戦の戦い方を反省と課題探しの材料にして挑んでほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2022年05月15日

FC岐阜観戦記2022 第3節 緑の勇者の成り上がり

FC岐阜、今日はSC相模原との一戦になりました。


岐阜は5/6に三浦俊也元監督の退任を発表横山雄次ヘッドコーチを監督に据え、新たな一歩で挑んだ先日の天皇杯岐阜県代表決定戦は岐阜協立大学に5-0で圧勝となりました。まぁ、相手は大学生なので、勝たないと困る試合。ただ、ここで今まで出られなかったメンバーが躍動していたともいうので、今後彼らがリーグ戦で活躍することを願いたいものです。

一方の相模原は新型コロナウイルス感染者が発生クラスター化して直近2試合(Y.S.C.C.横浜・ヴァンラーレ八戸)が中止に。天皇杯神奈川県代表決定戦は出場したものの、ベストメンバーを組めず破れています。ゆえに、ベストコンディションではない中で迎える久しぶりのリーグ戦になる相模原がどう戦ってくるかという点と岐阜が新監督の(リーグ戦としての)初陣になるこの試合を勝てるのかという点が気になるところでした。


SOG03_132423さて、この試合はナイトマッチになりました。その理由が、これ。
見にくいと思うので、ここで解説。岐阜スポーツフェアの一環(日程そのものは5/8で終了)で中部実業団対抗陸上競技大会が前日と今日開催していたためです。陸スタの性(さが)ですな・・・。いかんせん大型連休に組んでくれれば・・・とも思うのですけど。5/4にナイトマッチが組めなかったのかいなぁ。



SOG03_145605この日は、Jリーグ参入15周年記念ユニフォーム(左・中央)がお披露目されていました。販売会も兼ねていたんですよね。柏木陽介選手のサインがもらえるという点だけで釣られるクマーになる人は、いったい何人いるのだろう・・・。
なお、右は練習着のレプリカこれを売るほどウチは苦しいのか(苦笑)。



SOG03_145617田中順也選手と柏木選手の広告看板ですね。どちらも大垣共立銀行で、岐阜県だけでなく愛知県でも有名な銀行になりました。
大垣共立銀行というとOKBソングという曲に合わせてダンサーがダンスするCMが有名で、現在歌っているのは、鬼頭明里さんなんですよ(ニヤニヤ)。<なぜにニヤつく。



SOG03_150156今回は、こどもの日ということで、働く車が登場。
こちらはレッカー車ですね。有限会社イブカという会社のもので、岐阜のスポンサーでもあります。



SOG03_153522こちらは、オカザえもんのレーシングカー。何でここにいるんだろう。



SOG03_152231今日は、からあげまつりとのことなので、唐揚げを頂きましょうか。
最初は、ホテル グランヴェール岐山の「豚バラ肉の唐揚げ ドラゴンスパイス 2ヶ入」ドラゴンスパイスというのが気になって調べると、こしょう・にんにく・唐辛子・オニオン粉末・コリアンダーなどの11種のスパイスに藻塩(塩に昆布粉末や酵母エキスなどうま味成分が含まれている)を混ぜたものだそうな。



唐揚げは鶏肉が一番美味しいというけれど、豚肉で作った唐揚げも悪くないドラゴンスパイスのおかげで肉の旨味が引き立っているし、唐揚げになっているので、表面がカリカリ・中ジューシーに仕上がっています。2個だけど300円(税込)なら安い。


SOG03_150613こちらは、中華料理しょうりゅうの「ゲソのから揚げ」
・・・見てわかりますが、今回はオーソドックスな鶏肉の唐揚げは紹介しません(ギャハ)!



中華料理屋の唐揚げなので、高温カラッとな作りになっておりました。それでいて噛むとイカの味わいと衣の味わい(ちょっと甘め?)がいい意味でコラボしてよかったですね。


SOG03_150908中華料理しょうりゅうからは、「海老チリ」も。
「海老チリ玉丼」という丼物もあったんですけど、今回は単品で。ケチったわけじゃないぞ、糖質制限だ(ニヤニヤ)!<オメェ、この後五平餅食ってるだろ!



うむ、酸味と辛みが丁度いい塩梅で、海老はプリップリで美味いな。コイツはご飯欲しいや。糖質制限なんて辞めときゃよかった(ニヤニヤ)。<五平餅食ってるから我慢しろ!
SOG03_205347試合は、どちらかというと相模原に押されているんじゃないかと思うシーンが散見されました。まぁ、パスの精度とかシュートの精度は、かなり課題ですね。これは以前からずーっと言ってますけど。パスの精度に関しては、柏木選手並のクオリティが全選手に波及すれば、かなり違ったチームになるんだろうなぁと思わずにはいられない。
まだ変わったばかりという部分もあるからなのか、チグハグな部分もありました相手がコロナ禍から抜け出したばかりのチームだからよかったのかもしれません。もし実力のあるチームなら苦しかったでしょうね・・・。
さて得点は、前半8分に久しぶりのスタメンになる本田拓也選手が上げた球を山内寛史選手が右足でようやっと受け止め、こぼれた球を石津大介選手が振り抜いたら、ワンバウンドでゴールマウスに突き刺さったバウンド(足に当たったらしい)した球が結構高く跳ねて、キーパーの上に行っちゃったなぁ。あのあたりは円盤投げとかの投てき種目をやってたなぁ(苦笑)。
後半に入ると相模原の攻勢が強まってくるものの、終盤の後半38(83)分で岐阜が守備の隙を突き、途中出場の庄司悦大選手が上げた球を藤岡浩介選手がトラップしてから打ったのを相手が受け止め、さらにかき出そうとした球を藤岡選手が強引に奪い取り、キーパーとのデュエル(1vs1)にも打ち勝ち、2点目が入りました。藤枝MYFC戦で覚醒した獅子が、また決めてくれましたよ。
そして、試合は2-0で勝利。危ないシーンが多かったし、課題も多いけど、勝てばよかろうと言っておこう。



SOG03_210535MOMは石津選手ですね。
『困った時の石津大介』になりつつあるようです。もしかするとシュートの精度は彼が一番いいんじゃないかと思えるくらいシュートが上手い。そして鋭い球も打てるし、隅を狙おうという意識も高いかもしれない。藤岡選手と共に引っ張っていってほしい。



SOG03_205810そして、中島賢星選手がやって来てくれました。選手達が回っている時に先んじてやって来たから上手く撮れなかったわい。
中島選手は後半すぐからの登場でしたけど、ポジションのせいなのかあまり目立ってなかったなぁ・・・。得点に絡めるとまた違ってくるのでしょうけど、そんなことは岐阜の試合ではさせたくないね。



これで連敗は3でストップし、横山監督も胸をなでおろしたことでしょう。しかしながら、連勝できるか否かで監督の真価が発揮されると思っております。是非とも次のガイナーレ鳥取戦を・・・と思っていたら、ちょっと都合で行けないんですよね(泣)。仕方ないので、DAZN観戦になります。後日見た感想を挙げさせていただきます。
その代わり、天皇杯の1回戦が見られそうなら見に行こうかなと思います。相手は愛知県代表になった中京大学。何とJFL首位を走っているFCマルヤス岡崎を破っての出場なだけに、どんな戦いをするのか気になるんですよ。
会場は長良川メドウ球技場とのこと。岐阜県代表決定戦は長良川競技場でやってたのに、本線になったらメドウって何かチグハグだなぁ・・・。
天皇杯を含めると3連戦。初戦を取ったということは大きいので、ここで反転攻勢を掛けていきたいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2022年02月19日

なんかすごい人がまた来たけど・・・

2021~2022オフシーズンの話題をかっさらい過ぎたFC岐阜。これまで庄司悦大選手・藤岡浩介選手・田中順也選手・宇賀神友弥選手など実績ある選手や元日本代表選手を獲得してきました。もちろん、これら4選手以外にも素晴らしい選手が移籍してきたため、銀河系集団とか言われたりもしているんですよ。そんな集団にまた一人やって来た。
昨シーズンまでアビスパ福岡に在籍していた石津大介選手が入団を決めました。福岡県出身で城後寿選手と並んでミスターアビスパとも言われる存在感ある方で、2年半(2014年途中~2016年)ヴィッセル神戸に期限付き移籍していた以外は、ずっと福岡に在籍していたフォワードです(ミッドフィルダーの経験もあるのかな)。J1で74試合(6得点)、J2で207試合(42得点)と過去スタメンで十二分に活躍していた選手が、なぜ昨シーズン契約満了になり、これまで決まっていなかったのか不思議なほど。もっと言うと、今年の岐阜でスタメン確保できる保証もないんだぞ(汗)。今年はフォワードが異常に多いし。これはミッドフィルダーで使うんだな(そんなことわかんないが)。
そんな石津選手は、今年の宮崎キャンプで練習生として参加していたことがわかっています。そこまでもつれた理由が本当によくわからんのよね。ケガしていたという情報は無いですし。まぁ、活躍してくれれば、それでいいですわ(ニヤニヤ)。
そして今回、石津選手に用意された背番号が51。何だよイチローさんにでもなりたいのか(爆)。いや、それ以前にJリーグの背番号は50までで、枠が無くなったら51以降が使えると思っていたので、15の間違いじゃないのか・・・とか思ってたんですけど、規則が改定されて51も(連番なら)OKとのこと。この番号に決まった経緯も知りたいものです。いつか明らかになるのでしょうか。


3/12の開幕まで約半月。既にJ1・J2(一部除く)は開幕しました。今のところ新たな新型コロナウイルスの感染者が出ていないのが救いですね。一部チームでは感染者が多く出て、大分トリニータに至っては水戸ホーリーホックとの開幕戦が中止に追い込まれましたからねぇ・・・。無事にキャンプを終え、ベストのコンディションで開幕を迎えてほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)