それに妙な法律というのも世の中にはあって、今回紹介するベラルーシには、モデルが国の宝だという理由で外国に行くことを禁止するなんて法律があるほど。その素っ頓狂な法律を超える勢いのある法律が施行されるのだそうな。
今回ベラルーシが決めた法律は、半年間無職だった人には罰金というもの。その金額は360万ベラルーシルーブル、日本円では3万円ほど。何だたかが3万円でガタガタと・・・とおっしゃるかもしれませんけれども、かの国では結構な高額ですよ。
そして払えなかった場合はどうなるか?払えなかった場合は拘束され、半年間の強制労働(正確には社会奉仕)になるとのこと。なかなかシビアな法律ですなぁ・・・。
なお、対象になるのは未成年・学生・障害者・高齢者(年金生活者。男性60歳以上・女性55歳以上)以外の男女。
こうも厳しいことを平然とやってのけれるのは、ベラルーシというのがルカシェンコ大統領が建国以来ずっと独裁政治を敷いているから。さらにベラルーシが旧ソ連の構成国だった(旧ソ連時代には白ロシア(ベロルシア)と呼ばれていた)からというのもあり、社会主義的な強硬な政策を行ってもそう抵抗感がないというお国柄もあるのかもしれません。
日本でもやったらすごいことになるのかもしれないですけど、対象者は引きこもりかニートだけにしておかないといろんな面で反発が起こるんじゃなかろうかと思ったり思わなかったり・・・。

