2019年03月29日

会社にゲーセン作っちゃいました

スマホゲーム「Fate/Grand Order」などを開発しているディライトワークス。先日、自社内に11種の筐体を置く小さなゲームセンターを開設しました。実は、ディライトワークスはボードゲームカフェを社内に設置しており、その時のノウハウを生かしたものとも言えます。

新たに設置したゲームセンターは、東京(高田馬場・池袋)にあるミカドとのコラボレーション。自社のゲームである「Fate/Grand Order Arcade」をはじめ、稼働自体がレアモノとされる「スペースハリアー(DX筐体)」やストリートファイターⅡ、餓狼伝説スペシャル、ファイナルファイト、雷電Ⅱなど1970年代から2000年代までの渋いながらもよくわかってらっしゃるラインナップがずらり。しかも、「Fate/Grand Order Arcade」以外はフリープレイ可能というのだから、もうわけがわからないよ(苦笑)。


しかし、何でそこまで・・・。そこまでしたのは、「Fate/Grand Order Arcade」を開発していたから。
スマホゲームの展開はあったものの、アーケードゲームの展開は無かったディライトワークス。自社作品を社内に置くことで、いかに100円で長く遊んでもらうことを学んでもらうため、かつお客さんと同じ環境の下で遊んでみて、お客さんと同じ気持ちで遊ぶことで、ゲームをよりよくしていければとも考えたわけです。また、先述のボードゲームカフェ設置も追い風になりました。ボードゲームカフェは社内外の交流の場となり、好影響を与えていたことから、自社作品をかねてから置きたかったディライトワークスは、だったらゲームセンターにしてしまおうという発想になったわけです。ゆえに、コラボの相手になったミカドも、わけがわからないよ状態だったとか(笑)。


社内の福利厚生として考えても結構大規模。しかし、福利厚生の枠を超え、コミュニケーションツールとしての役割やゲームセンターの現状やいかに長く楽しんでもらえるかを考えるという点では、いい勉強の場にもなることでしょう。これが、お金で買えない価値ってものなのでしょうな。


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Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)